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プチ・ケチの研究


●即席カレーうどんの格差解消策

 久しぶりに「プチ・ケチの研究」アイテム登場です。この類いの商品では「得正」の冷凍カレーうどんが一番美味しいとおもうけど、値段が350~400円ととても高い。これじゃハレの食べ物になってしまう。安くておいしいのはないのか。


見つけたのは「トップヴァリュ」の商品で2食ぶんパックで178円。一食ぶん89円と安く、しかも常温保存というのもエコノミーであります。(ルーは粉末)冷凍品に比べたら、当然ガス代も少なくて済む。

 肝心の味は?・・むろん「得正」より劣る。ルーの味も粗末なうえ、肉が全く入っていない。値段が四分の一なのだから仕方ない。そこで格差解消のために細切れ肉を入れてみる。粉末ルーを入れると同時に入れて3分くらい煮込む。これで味は2階級特進であります。ルーの味の不味さを肉の味、匂いが補ってくれて、カレーうどんを食べたと納得できます。腹持ちをよくしたいときは切り餅を一つ加えるとよい。


カレーうどんのルー単品も売っていますが、値段は150~200円するので、うどん玉を加えると200円以上になります。トップヴァリュの粉末ルーにもう少し「とろみ」が加わればベストだけど、そこまで求めるのは厚かましいでせう。


かれーうどん 


肉を加えても150円までで出来そう
かれーうどん 

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読書と音楽の愉しみ


●フラメンコ クラシコを舞う

 ・・って、なんのこっちゃねん? でありますが、フラメンコとクラシックギター演奏のコラボ企画のことでおます。ギターの大御所、荘村清と小松原庸子舞踊団の出演。
 どちらも本家はスペインの音楽だから珍しい組み合わせではないと思いがちですが、ジャンルは違っていて、荘村さんのギターでフラメンコを踊るってことはナシです。今回のプログラムで荘村さんが「愛のアランフェス」を奏で、フラメンコを舞ったなんて、おそらく希有のことででせう。


曲は「アンダルーサ」「粉屋の踊り」「アルハンブラの思い出」など、おなじみの曲が中心。ダンスのレベルも高くて、さすが小松原おばさんの弟子だなあと感心。男性のソロ、奥濱春彦もカッコイイ。隣席の80歳代と思われるおじいさんはすっかりコーフンして曲がおわると「ワオッ」と叫んでおりました。
 無茶暑い午後のコンサートでしたが、老若男女のみなさん全員元気をもらったのか、ハネたあとの雰囲気がとても明るかった。退屈ロージン諸君、TVを捨てよ、街へ出よう!(7月21日 兵庫県立芸文センター中ホール)


若き日の小松原庸子
フラメンコ


日比谷野音でのステージ
フラメンコ

フラメンコ

たまには外メシ


●人生最後の「鰻丼」

 なんと侘びしいことをいふのか。たかが鰻丼ごときに「人生最後の」なんて冠をつけるな、みっともない。などと申さるる御仁はきっとリッチマンであらせられませう。しかし、○ビ人間にとってはリアルに人生最後の鰻丼なのであります。
 本当は人生の最後から三番目くらいにしたいのでありますが、これから高くなる一方の鰻と、貧しくなる一方の暮らしを案ずれば、ここは潔く最後にして今生の別れをしたのでありました。(7月12日)
 

■ぐるなび「菱富」のHP
http://r.gnavi.co.jp/k033500/


ミナミ 宗右衛門町「菱富」
鰻丼 


「うざく御膳」
鰻丼 

読書と音楽の愉しみ

●「週刊文春」拾い読み (7月18日号)

激安ニセモノ食品が危ない・・・牛肉の巻

 高級食材だった牛肉がじわじわ安くなってきたのはデフレのせいかと思ったら、それだけではないらしい。成形肉とか、インチキ加工肉が大量生産されて原価がさがったのも大きな理由だ。クズ肉にあれこれ手を加えてステーキ肉にするくらい技術が進歩して消費者はやすやすと騙される。インチキ肉のほうが美味しいと錯覚させるくらいだから油断できない。


ハムやソーセージといった加工肉が怪しいと思うのは常識でありますが、最近では安いステーキ肉と焼き肉のごまかし方が上手になって、見た目では全くインチキがわからず、安いのに柔らかくて美味しかったと思わせるインチキ肉が普通に出回っている。実は、柔らかさも美味しさも添加物のせい(おかげ?)なのでありますが。


22頁引用
「千円そこそこでステーキを出してる店の肉は、米国やオーストラリア産の肉に国産の牛脂を打ち込んで「霜降り肉」をつくる。脂はどうしても国産のほうが上質だから、どんな肉でも美味しく化けてしまう。でも、牛脂が固まらないように注入するには乳化剤を添加する必要があるし、乳化剤の味をごまかすために化学調味料を加えたりします」。


このように添加物や薬剤が加わった肉はその過程で細菌がつきやすい。だから、レアで食べるのは危険で、中までしっかり熱を通す必要がある。業者もそれは分かっているから「中まで熱を通して食べて下さい」と注意書きする店もある。これはハラミやタン、カルビなど焼き肉でも同じ。安いステーキなのに粋がって「私はレアで」なんて生焼けで食べると命取りになることもある。


編集部ではこのような「成形肉」を使ってるかどうか有名焼き肉店にアンケート調査した。しかし、ほとんどの店は回答を拒否した。ということは使ってるということでせう。逆に言えば、こんな肉を使わないと競争に負けてしまうということ。もうすっかり普及してしまったといえます。しかし、安かろう悪かろうを納得してしまえば、別に臆することは無い。従来通り食べ続けてもええじゃないか。いくら週刊誌がたたいても焼き肉人気は衰えないと思いますよ。


ニセモノにご用心(イメージ)
霜降り肉




週刊文春

たまには外メシ


●カレー専門店「旧ヤム邸」

 前回の記事「ダイビル本館」に出店した店で、本店は中央区の空堀商店街にある。HPを見ると、本店は大衆食堂ふうで、このダイビルへの出店は大冒険(大きな資金が必要)ではと察します。

 当店のウリはキーマカレー。普通のとろみのあるカレールウとは大違いで、まん中にライスがもっこりと盛りつけてあり、周りはスープがひたひた。ライス山を崩しながらスープと混ぜて食べます。
  メニューはいろいろありますが、説明されてもよく分からないので「上から二番目に辛いヤツ」とええかげんな注文をしました。お米は玄米とジャスミンライスから選べるのでジャスミンに。(長粒種という国産にはない種類)


相当な辛さで、ふつうのカレーなら5~10分で食べられますが、ヒーハヒーハしながら15分くらいかかりました。しかし、なかなか美味しい。カレーファンにお勧めです。値段は一律で、サラダとヨーグルトがついて900円ナリ。高くはないと思います。(ランチタイムは混雑して待たされそうです)


店は2階にあります。
カレー 



カレー




サラダとヨーグルト
キーマカレー 



どうしたことか、手書きのレシート。印刷が間に合わなかった? それとも・・
カレー

読書と音楽の愉しみ


●司馬遼太郎著「この国のかたち」(四)を読む

 軽重いろいろなテーマがあるが、一番チカラを入れて書いたと思われるのが「統帥権」というテーマ。これの乱用が軍国主義を生み、日本の開戦~敗戦に至ったのでありますが、著者は、いつ頃から、なぜ、どうして暴走してしまったかをエッセイとして書いている。くそ暑いときに、くそ堅苦しい話であります。


統帥権(とうすいけん)とは軍隊を指揮、管轄する最高権力のこと。日本では大日本帝国憲法下における、という前提がつく。表向きの統治者は天皇でありますが、実際は軍のトップが指揮する。この解釈と運用を巡っていろいろな考え方があり、日露戦争以降においては軍の意見が強力になって軍事政権化し、最後は太平洋戦争開戦に至ってしまう。駄目男の考えでは、日本は日露戦争にカッコ良く勝ちすぎた。これが軍人、軍部をのさばらせる端緒になり、三権と同等、またはそれ以上の権力をもってしまったと思います。


本書111頁引用
「以後、昭和史は滅亡にむかって転がり落ちてゆく。このころ(昭和5年頃)から、統帥権は無限・無謬・神聖という神韻を帯びはじめる。他の三権(立法・行政・司法)から独立するばかりか、超越すると考えられはじめた。さらには三権からの容喙(ようかい)もゆるさなかった。もう一つ言えば、国際紛争や戦争を起こすことについても他の国際機関に対し帷幄上奏権(いあくじょうそうけん)があるために秘密にそれを起こすことが出来た。となれば、日本国の胎内にべつの国家・・統帥権日本・・ができたともいえる。

 しかも統帥機能の長(たとえば参謀総長)は首相ならびに国務大臣と同様、天皇に対して輔弼(ほひつ)の責任を持つ。天皇は憲法上無答責である。
 である以上、統帥機関は何をやろうと自由になった。満州事変、日中事変、ノモンハン事変など、すべて統帥権の発動であり、首相以下はあとで知って驚くだけの滑稽な存在になった」
(以下略)


いま、こんな軍部独裁政治を批判するのはたやすいが、当時の国民は強力に反対したのだろうか。マスコミが積極的に批判し、警鐘を鳴らしたのか。そうではなかった。マスコミも世論も支持した。いわゆる「翼賛体制」という御輿担ぎです。戦争が始まるとマスコミは軍部批判どころか、軍の下請けみたいに戦争を煽った。国民の大多数も煽られっぱなしになった。そして破滅へ・・。文民統制というタガを外すといかに危険か。一億総懺悔したのであります。(1994年7月 文藝春秋発行)


読書 読書

読書と音楽の愉しみ


●半藤一利著「幕末史」を読む

 著者が東京の某所の生涯学習講座みたいな講座でしゃべったことをまとめた本。話し言葉で書かれているので親しみやすいが、内容がラフというものではない。膨大な資料を渉猟して得たマジメな情報を「講釈師 見てきたようなウソを言い」ふうに語っています。500頁とヴォリュームたっぷりの本です。


歴史マニアは別として、フツーの人で幕末から維新、日露戦争までの近代史の一端をきちんと語れる人は極めて少ないのではと思ってます。駄目男なんか、この手の本を相当読んだはずなのに、未だにチンプンカンプンです。

 なぜ、このわずか数十年の歴史がわかりにくい(覚えにくい)のか。自分なりに考えたところでは、この時代、圧倒的なヒーローがいなかったからではないか。織田信長とかナポレオンみたいな傑出した人物がいたら、まず、本人の業績や人脈が明らかになるし、誰がライバルなのかも分かりやすい。木でいえば、太い幹と枝がはっきりしている。ところが、幕末~維新に現れる人物は、時代の、国家のヒーロー、リーダーという観点からはみんなB級なんですね。幹がなくて枝ばかりという感じ。あるいは、B級からA級にアップする前に殺されたりして志を遂げられない。


坂本龍馬、吉田松陰、髙杉晋作、勝海舟、徳川慶喜、家茂、井伊直弼、松平春嶽、島津斉彬、久光、孝明天皇、三条実美、岩倉具視、木戸孝允、大久保利通、西郷隆盛、岩倉具視・・・ほかにもいっぱいいて、その出入りのややこしいことったら。とても覚えられない。
 これにチームとして薩摩藩と長州藩、さらに会津藩などがややこしく絡み、彼らがそれぞれ尊皇だ攘夷だ佐幕だ、なんたらかんたらするものだから、読者はつい軽~く読み飛ばしてしまいます。で、何が何してなんとやら、頭のメモリーがぐちゃぐちゃになるのであります。


それはさておき、著者、半藤氏はこれらの人物群の中で誰を高く評価しているか。一番ほめられているのは勝海舟です。いよいよ徳川幕府崩壊が目前になったとき、最後の将軍、徳川慶喜は勝を呼び出し、サシで「ここで頼れるのはお前しかいない。最善の策を考えてくれ」と懇願した、といいます。このあたり、なんだか講釈師ふうの語りになるのですが、勝サンはハッシと受けてかくかくしかじかと進言する。ドラマチックなシーンです。


勝海舟の優れたところは、ものすごい勉強家であるとともに、混乱のさなかにもバランス感覚を失わず、クールな判断ができたことでせう。まわり皆がカッカしてるときに、何がベターかベストか考えることができた。かつ、身分の違いを越えて、本来はとんでもない目上の人にも臆せずにモノが言えた。


著者は、当時に強力なまとめ役がいなかったために、戊辰戦争や西南の役などで多くの命が失われた。馬鹿馬鹿しい、と批判します。その通りでありますが、B級人物群がてんでばらばら、自分勝手な「正義」を振り回して混乱させたのは良くないにしても、私利私欲だけでポジションを争うような輩はいなかった。(外国と通じて利権を漁るとか)そういう面は評価して良いと思います。


徳川時代の藩を解体して「廃藩置県」を実施したのはいいが、これが 機能を発揮するまで、日本には軍隊も警察もない、いわば国防の真空状態に陥った期間があります。現在でいえば、ある日から自衛隊も警察もない状態になった。想像するだにオソロシイ場面であります。もし、このとき外国の艦隊がわんさと押し寄せて「ホールドアップ!」なんてやられたら日本はオシマイです。国体を変えるときはこんなスリリングなシーンを経験しなければならない。日本が極東の島国であることは天恵であったと言えるでせう。


前記したような幕末に活躍した男たちはおおむね25才~45才、しかも血筋でいえば下層階級の者が多く、いわば革命家の役割を担い、それゆえ仇敵に殺されたり、自刃したりと、平穏な人生を送った者は稀でした。天皇でさえ、孝明天皇は暗殺の疑いが未だに晴れない。(2013年4月 新潮社発行)


著者が暗殺説を支持している孝明天皇(明治天皇の父)
本 


本

ウオーキング・観光


●創業100年以上の歴史を持つ日本の老舗宿 トップ20軒 
        
~クチコミ ランキング ~

 豪華とか高級ではなく「老舗」に価値をおいて利用者の支持が高い宿のランキング。中でも人気第三位の山梨県「慶雲館」は創業が西暦705年というスーパー老舗。ギネスレコードで、世界で最も古い宿として認定されました。705年といえば、聖武天皇の時代、遣唐使が往来し、奈良に正倉院が建てられた時代です。


山奥だから自然災害も多々あったはずですが、よくぞ続いたもんだと感心します。武田信玄や徳川家康も宿泊したそうです。老舗に関しては、これを凌ぐブランドはもう作れないのでは、と思います。
 もっとも、ただいまの「慶雲館」はべつに高級をうたって商売してるのではなさそうで、なんだか野暮ったいホームページに「早得情報」なんか宣伝していて、まあ普通の温泉旅館みたいです。


ところで、人気トップは城崎温泉の「西村屋本館」。人気だけなら黒川温泉など出てくるはずですが「老舗」の条件でアウトになってるのでせう。京都市街地の高級旅館御三家で「柊屋」のみランクインしているのも「俵屋」が創業100年未満だからか。(調べてません)

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「創業100年以上の歴史を持つ日本の老舗宿 トップ20」ランキング
      引用元・・http://bg-mania.jp/2012/10/24080245.html


1 城崎温泉 西村屋本館(兵庫県/豊岡市)
 2 十八楼(岐阜県/岐阜市)
 3 慶雲館(山梨県/早川町)
 4 帝国ホテル東京(東京都/千代田区)
 5 母畑温泉八幡屋(福島県/石川町)

 6 北海道ホテル(北海道/帯広市)
 7 奈良ホテル(奈良県/奈良市)
 8 柊家(京都府/京都市)
 9 万平ホテル(長野県/軽井沢町)
 10 宮島グランドホテル有もと(広島県/廿日市市)

 11 城西館(高知県/高知市)
 12 法師温泉 長寿館(群馬県/みなかみ町)
 13 道後山の手ホテル(愛媛県/松山市)
 14 西村屋 ホテル 招月庭(兵庫県/豊岡市)
 15 四万 やまぐち館(群馬県/中之条町)

 16 時音の宿 湯主一條(宮城県/白石市)
 17 玉造グランドホテル長生閣(島根県/松江市)
 18 ホテル海望(石川県/七尾市)
 19 延対寺荘(富山県/黒部市)
 20 あわらの宿 八木(福井県/あわら市)

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トップ3のホームページを紹介

■西村屋 本館
http://www.nishimuraya.ne.jp/honkan/#

■十八楼(岐阜市)
http://www.18rou.com/nagaragawa-onsen/

■慶雲館
http://www.keiunkan.co.jp/


十八楼のホームページから
十八楼