大阪日暮綴


●本町駅の「いちびり照明」が復活

 地下鉄御堂筋線本町駅の通路天井が長らく改装工事中でしたが、今日歩いてみると工事が終わっていました。・・で、どうなるか気になっていた照明器具を見上げたところ、元通りHOMMATI形に復元されていました。

  ・・・と書いても何のこっちゃねん、でありますが、照明器具の配置がHOMMATIの文字形にレイアウトされているのです。何十年か前、工事業者が通常型のタテまたはヨコに並べるのではなく、いちびり、遊び心でHOMMATI形に並べたところ、クレームも出ずにOKになったそうです。堅苦しいお役所らしからぬセンスと言えるでせう。


しかし、このいちびりに気づく通行人は1000人に一人もいないはず、天井を見上げながら歩く人なんかいませんからね。 その上、天井が低くて、見通しにくいことも気づかない理由になっています。もし、本町駅を利用される機会があれば確かめてみて下さい。ホーム中央部のデッキ通路の天井です。北から南に、タテ書きでHOMMATIとデザインされてます。


手前から、H O M ・・と並んでいます。
本町駅照明器具 

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大阪日暮綴


●ローエンドワイン いろいろ

 冬の寒い夜にはホットワイン・・とここで紹介しましたが、クセになって、ほぼ毎日愛飲。で、問題はいかに安い、美味しいワインを仕入れるかです。作り方は、ワイン6、天然果汁4の割合でまぜ、レンジで1分(700W)チンするとできあがり。

 ホットワイン向きでは「王様の涙」が一番安くて飲みやすく仕上がります。ラベルに「ライトボディ」とあるけど、これがホットワインにぴったりです。ほとんどジュース感覚で飲めます。458円ースペイン産。
 ほかに「センシイ カント ロッソ」498円ーイタリア産。「アルバリ」598円ースペイン産。 いずれも近所のスーパーで購入。

抜群のハイCP・・「ネブリナ」
 ホットワイン用でなく、食事で飲むワインでおすすめなのが写真右端の「ネブリナ」チリ産で577円ですが、これは通販で買ったので送料込みでは600円以上になります。この安さでこの美味しさは、ほかのブランドではないやろ、とベタほめしておきます。チリはワイン生産に力を入れ、出荷量が増えるとともに品質改善が進んで先輩諸国に負けない、かつ安い商品を輸出してるそうです。値段の安さは人件費の安さのせいかもしれません。もし、店で見つけたらお試し下さい。(2012年産・赤)


安いワイン

ウオーキング・観光


●京都散歩・梅小路蒸気機関車館 
~「いこい」誌で案内~

 梅小路公園の北寄りに「京都水族館」ができて公園全体が賑やかになりました。老舗「蒸気機関車館」もJR西日本が大規模な鉄道博物館へリニューアルする計画を発表し、数年後にはますます人出が増えそうです。

 「いこい」誌では、山陰線の丹波口駅から島原「角屋」を経て梅小路公園へ、帰りは徒歩でJR京都駅へのコースを案内しています。平坦路で約3キロ。蒸気機関車館では10分ほど、SL乗車体験もできます。
 花見客があふれる時節、ここはのんびりできる穴場かもしれません。なお、駄目男の当誌への寄稿は今号でおしまいになります。

■JR西日本の鉄道博物館計画のPR動画(2016年オープン予定)
http://www.westjr.co.jp/company/ir/movie/tetsudohakumovie.html

■梅小路蒸気機関車館のHP
http://www.mtm.or.jp/uslm/


本館(展示館)は昔の山陰線 二条駅駅舎を移築したもの
いこい 


10分間、200円で試乗できる「SLスチーム号」
いこい 


なつかしい蒸気機関車がずらり・・動態保存のものもあるので、リアル感ひとしお
いこい 


館外では、土日のみ、こんなちんちん電車も運転されます。(別会社が運営)
いこい 


2013年 春号
いこい

大阪日暮綴


●天保山 春日和

 海遊館近くの歯科医院へ10日以上通うことになったので、久しぶりに付近を散歩しました。学校が春休みになったので、平日も家族連れで賑わっています。海遊館は大阪市が絡んだハコモノ施設で唯一の成功例。巨大水槽とジンベエザメの飼育が当たって、年間100万人?を集めて話題になりました。あれから、もう20年以上経ちます。


天保山 


天保山

岸壁に海上自衛隊の練習艦隊が停泊中。右が旗艦「かしま」
天保山


こちらは護衛艦「いそゆき」
天保山 


別の日、大型クルーズ船が停泊。「AMADEA」という名ですが、なんだか見覚えのある船体です。調べてみたら、元「飛鳥」でした。「飛鳥Ⅱ」ができたので、ドイツの船会社に売却されて活躍しています。(約28000トン)
天保山 

プチ・ケチの研究


●けちんぼ御愛用サラダ菜「豆苗」(とうみょう)

 豆苗はえんどう豆の若菜で、見た目はカイワレ大根をビッグにしたような感じ。これがけちんぼ向きなのは、葉を食べたあと水に浸しておくとにょきにょき再生し、もう一度食べられること。100円で買って2回食せば50円、半額になります。ケチな話でありますが、パッケージに「再生できます」と説明してあるので、メーカー公認のけちんぼであります。


カイワレ大根は床にウレタンマットを使う場合が多いけど、これは根自体を高密度にしてマットと同じ役目をもたせ、コスト削減と環境保護(ウレタンマットは燃やすと有毒ガスがでる)の一石二鳥の効果を担わせている。このワザ、特許というから、ケチには力をいれている会社です。 サラダでは少し豆のにおいがするけど、これは好みによる。おひたしや煮物(最後に入れる)炒め物にも使える手軽な材料です。
 ビタミン類や食物繊維はほうれん草より多いというのもウリです。

■村上農園のHP
http://www.murakamifarm.com/market/index.shtml


豆苗サラダ 豆苗だけだと、なんか草を食んでる感じなので、タマネギの細切りを加えた。 (スーパーで300gパック 100円)
豆苗  

葉を2センチほど残して水に浸し・・・・
豆苗


8日目にはここまで成長しました。
豆苗

読書と音楽の愉しみ


●「週刊文春」拾い読み ~3月28日号~

あなたが食べている「中国猛毒食品」最新リスト

 2008年の「毒ぎょうざ」事件はまだ記憶に新しいが、これで有毒食品生産が改善されたわけではない。私たちが何気なく買い、食べている中国産食品の大半が多かれ少なかれ有害薬品や菌を含んでいるということを再認識したい。
 この記事は厚生労働省の最新「摘発」リストから60種類を抜粋したもので、読めば誰しもユーウツになります。スーパーで売ってる食材や総菜、寿司にはコスト面から中国産食材を使わざるを得ないケースがあり、安さで評判の酒場なんかも怪しい食材をふんだんに使っている。


検査で大腸菌が見つかった食品・・ちくわ、かまぼこ、ゆでだこ、冷凍のほうれんそう、小松菜、枝豆、ETC。酒場で出される枝豆はほぼ100%が中国製だから、大腸菌もいっしょに食べてると。
  活ウナギ、蒲焼きからマラカイト・グリーンという抗カビ薬品が検出されて騒ぎになったのも覚えているが、未だに輸入品から発見されている。いくら安くてもシナ製の蒲焼きなんか食べる気がしない。
 ピーナッツも、安いのは大方中国産だけど、アフラチキシンというカビ毒が見つかっている。乾燥しいたけも中国産は国産の半額くらいで売ってるが、アセトクロールという除草剤を検出。乾燥きくらげも同じ。


米菓・あられにもポリソルベートという乳化剤が入っている。化粧水の製造で使われる薬品だそうだ。米菓は米自体が農薬で汚染されてるので、「100円均一」とか、安価な米菓は毒入りが普通と思ってまちがいない。ウーロン茶からはフィブロニルという強力な農薬が見つかった。ゴキブリ駆除にも使われる薬剤という。嗚呼、オソロシイ。


昨年10月、ドイツの幼稚園や小学校の給食で中国産冷凍いちごを出したところ、1万人以上がノロウイルスに感染し、大騒動になった。もし、日本製だったら大臣や省庁幹部が平謝り、という場面になるはずだが、中国が反省や謝罪の意を表したという話は聞かなかった。死者が出ても知らん顔したかもしれない。


電子レンジで熱すると緑色に変色したエビ(大紀元報)
http://www.epochtimes.jp/jp/2013/03/html/d49518.html 

中国毒入り エビ



中国毒食品

犬町・猫町情報


Private

●備前・小さな旅  ~伊部の町から閑谷学校へ~  担当 ぽんさん

 2泊3日のプランの後半に参加。備前焼の町、伊部を散歩し、明くる日、国宝指定の「閑谷学校」を見学。前から行きたいと思っていたところなので、願ったり叶ったりの企画でした。
 しかし、伊部の美術館などはあいにく定休日で訪問できず、すこし離れた海辺の「藤原啓記念館」を見学。人間国宝・藤原啓と昔の作品(古備前)を鑑賞しました。


旧閑谷学校は、なんでこんな辺鄙な山中に?と思う環境にあり、禅寺のイメージに近い雰囲気ですが、講堂や閑谷神社の備前焼瓦の赤味が印象深い。新緑の季節には一層きれいに映えるのではと想像されます。
 身分制度が確立し、ガチガチの封建制度に固められたはずの時代に身分を問わず生徒を募った藩主、池田光政の先進性はスゴイと思います。藩主の意思を受けて学校を形にした家老、津田永忠も立派。庶民を対象にした世界最古の教育施設として世界文化遺産登録申請の話が持ち上がってるそうですが、ここを訪ねた人ならおおかた納得、賛成するのではと勝手に想像します。(3月12~13日)


伊部の町を散歩
備前
 



備前 

藤原啓記念館 玄関
備前 


古風な「山本旅館」に宿泊
備前 


夕食メニューでは、シャコやアナゴやカキがご当地の特産物。
器はすべて備前焼きだけど、少々重苦しい。
備前 


明くる日、途中まで宿の車で送ってもらって、閑谷学校へ歩いて行く
備前 


閑谷学校の講堂。国宝に指定されている。
備前おわり 


講堂の内部は百畳敷きの板の間。中国人学生が講義を受けていた。
備前 


サウダージさんのスケッチ 紅梅越しの閑谷学校校門
備前の旅


一日目の行程 頭島の展望台から見た朝の日生諸島
備前

アジア・ウオッチング


●中国「サンテックパワー」倒産・・どーする?ヤマダ電機

 太陽電池パネルのトップメーカー、サンテックが資金繰りに行き詰まり、倒産。2001年に創業し、わずか10年間で並み居る有力メーカーを蹴散らして、生産量では世界一になったメーカー。その意外なコケ方に驚くとともに、意地悪駄目男は「偽装倒産とちゃうか」と疑ったりするのであります。安価大量生産で強敵をバタバタなぎ倒し、しかし、自らも苦しくなったところで倒産。強力ライバルがいない場面で政府と組んで再建、市場を独占・・こんなシナリオであります。アンフェアなんぞ気にしない中国人ならやりかねないアコギな戦術であります。ま、邪推しすぎかもしれませんが。


この巨大で怪しいメーカーとタッグを組んだのがヤマダ電機。さあ、これから本格展開というときに、まさかの倒産です。ヤマダ電機への信頼はガタ落ちになるでありませう。安さに惹かれて契約、施工したユーザーはガガーンのショック。この先のメンテナンス、品質保証はどうなるのか、今頃、問い合わせが殺到してるのでは。
(注)下の情報によれば、製品の保証はすべて継続されるとのことですが「保証の保証」はないでせうね。

 業界最長の「性能25年保証」をうたってのセールスが拡販に功を奏したとしたら何とも皮肉です。メーカーが存続しての保証ですからね。もともと薄利多売で勢力を伸ばしてきた会社だから、そんな余裕があるのかどうか。また、ヤマダ電機がどう対処するのか、注目です。


■サンテック製品の宣伝HP
http://www.goodhomenavi.com/taiyoukou/tokutyou/suntech.html
■同・倒産関連情報
http://www.qool-shop.com/topix/entry85.html

■サンテックパワー倒産のニュース
http://www.asahi.com/business/update/0321/JJT201303200003.html

読書と音楽の愉しみ


●能勢初枝著「ある遺書~北摂能勢の安徳天皇伝承~」を読む

安徳天皇は生きていた!?
 一月ほど前、Sさんから手紙をいただいた。同封されてた史跡案内のチラシに 来見山「安徳天皇 御霊跡地」の題があり、内容を読むと、かの源平合戦の最終戦、壇ノ浦の戦いで幼い安徳天皇は祖母とともに入水(無理心中)され亡くなったとされているが、実は・・・生き延びて摂津能勢の山奥で暮らした。しかし、わずか一年後に病死した。同行した供のものが弔い、御陵をつくったとあります。その同行者、藤原経房が後世に事実を伝えるために遺書として顛末をしたため、厳重に封をして屋根裏に隠した。


600年後、江戸時代に発見され、大騒ぎになった。事実か、偽書か。いろんな人が謎解きを試みたが真偽判定できず、今に至っている。平成の今、改めて詳細に調査して可能な限りの情報を集め、まとめたのが本書であります。著者の能勢初枝氏は1935年生まれ、奈良女子大国文科出身のインテリおばさんで郷土史研究がライフワーク。


各地に伝わる平家落人伝説や義経伝説と同じようなマユツバ物語だろうと思い、しかし、無視するのもSさんに悪いので、念のためにネットで情報を探してみたら、この本が見つかったのであります。初版は500部しか刷らなかったというマイナーな出版物。しかし、興味をもつ人がたくさんいて品切れになり、再発行したという。


読めば実に面白い・・だけでなく、真摯な調査姿勢により、リアリティも十分。歴史の裏側を詮索するのが好きな人にはぜひ読んでほしいスグレモノです。ただし一回さらっと読んだだけでは理解しにくい。人脈相関がとても複雑で、しかも似た名前が多いので誰が誰やら覚えきれない。

 平家一族の主要メンバーフル出場といった感じです。平清盛、経盛、敦盛、重盛、基盛、宗盛、知盛、重衡、清房、維盛、資盛、淸経、有盛・・・さらに藤原一族の俊成、成親、成経、定家・・プラス、それぞれの女御、恋人。歌舞伎ファンなら、知盛や敦盛、成経の名前はおなじみですが、いったい誰が清盛の兄弟なのか、息子なのか、孫なのか、知らないのが普通でせう。しかもなおややこしいのは、主人公、藤原経房と同姓同名の別人が同じ時代に実在したことが分かり、話がいっそうこんがらがってきます。でも、面白い(笑)。


遺書によると、壇ノ浦で入水したのは安徳帝の身代わり、知盛の次男で、安徳帝はどさくさに紛れて上陸し、数人の供と山中に逃れる。(その一人が経房)艱難辛苦、一ヶ月半かけて、石見、伯耆など、山陰まわりで必死の逃避行の末、能勢にたどり着いた。ここに落ち着き、ボロ小屋を建てて仮の御所とし、農民と同じ生活をはじめる。しかし、もともと虚弱な体質だった帝は、一年後、風邪をこじらせて?亡くなってしまう。享年八歳。


経房は悲報を帝の母(清盛の娘、徳子。出家して建礼門院となる)に伝えるべく都へ行こうとするが、年長の供の者に諫められ、出かけなかった。幾星霜を経て、仲間の者が次々に亡くなり、経房50歳になったとき、この遺書をしたためた。日付は健保5年(1217年)。発見されたのが江戸時代の後期、文化14年(1817年)だから、ちょうど600年間、農家の屋根裏に秘匿されていたことになる。


本物か、偽書か。著者、能勢氏は願望も込めて本物説の立場です。その根拠は、当事者しか書けない内容だからで、経房ほか当事者が実在の人物であったかどうかの検証に多くの頁が費やされている。外部の人間なら、壇ノ浦の戦での無名人を含めた「乗船者名簿」など分かるはずがない。これらの人物のアリバイ証明が大きな説得力になっている。


よって、駄目男を含めた読者の多くは「本物とちゃうか」気分にさせられるのであります。残念ながら、遺書の原本は失われているが、発見時に多くの人が写本をつくっており、江戸時代に内容がねつ造された可能性はない。さらに、現地に物証(遺跡・遺品)があり、地元農家の家系や伝承、地名など傍証になる情報も多い。もし経房以外の人物による偽書であれば、創作は13世紀でなければつじつまが合わない。源平時代に貴族や僧侶以外で、そんなヒマジンにしてインテリがいただろうか。


ちなみに、安徳天皇の御陵というのは各地にあり、宮内庁では、山口県下関市にある赤間神宮の安徳天皇阿弥陀寺陵を御陵としている。他に鳥取県、長崎県、熊本県、さらに遠く鹿児島県の硫黄島にも陵墓がある。
(2011年 個人発行 能勢初枝で検索すると情報が出ます)

■安徳天皇の生涯(Wiki)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E5%BE%B3%E5%A4%A9%E7%9A%87#.E5.AE.AE.E5.86.85.E5.BA.81.E7.AE.A1.E7.90.86.E3.81.AE.E5.A4.A9.E7.9A.87.E9.99.B5


安徳天皇画像
安徳天皇 

■著者のプロフィール(動画)
http://www.youtube.com/watch?v=CKDz3nZE-mE

■高槻市での講演会レポート
http://www.library.city.takatsuki.osaka.jp/topics/topics1/topics73.html


有る遺書





ウオーキング・観光


●月ヶ瀬梅渓 初訪問

 有名なのに行ったことが無い名所がけっこうあって、ここもその一つ。初訪問にして人生最後の訪問にもなりそう。
 JR関西本線「月ヶ瀬口駅」から臨時のバスで約20分。茶畑の多い山里の一部に梅林があって、ふだんは至ってのどかな土地と思われます。梅はちょうど満開、20度くらいありそうな陽気で、観光の皆さん、とても楽しそうでした。梅の期間中、一番の好天だったのではと思います。


地元にすれば年に一度のかき入れ時だから、茶店や土産物店は声をからして必死の呼び込みです。陽気のせいもあって売れ行きは上々、ふだん、土産物を買わない駄目男も珍しくあれこれ買ってしまいました。一番お得感のするのは「ひげ茶」で、300gが300円。煎茶の茶葉を摘むときに茎も一緒に摘んでしまうが、その茎の皮を剥いで乾燥させたのが「ひげ茶」。「これ、ウチが最初に開発したんですわ」という店のおばあちゃんにいろいろ尋ねても、イマイチ製造方法がよく分からない。

 ほかに、これも珍しい「干しいちご」も購入。どないして作るん?とおネエさんに訊くと「イチゴを蜂蜜に漬け、天日で乾燥する」とのこと。イチゴ応用のバージョンとして「いちご大福」以来の新商品かもしれません。のどかな山村にみえて、みなさん、新商品開発にがんばっておられます。


梅林といっても生産用の梅だから、大阪城公園梅林の梅を見慣れたものには花弁が小さくて華やかさに欠けます。背丈も作業しやすいように低く剪定されてるからボリュウム感もない。また、吉野山の桜の「一目千本」的パノラマシーンもない。ゆえに、期待しすぎはイケマセン。でも、山里の雰囲気は十分楽しめ、梅と山並みを眺めながら、茶店で一献傾けたい向きには素敵なところです。(3月19日)
 



のどかさ満点 JR月ヶ瀬口駅
梅林おわり 


月ヶ瀬梅林 


梅林 


梅林


梅林 


梅林 

大阪日暮綴


●アンズとコブシが満開に  ~長居公園・植物園~

 一気に春めいて、もうダウンジャケットの出番はなさそう。梅が終わればすぐに桜の出番と、これもなにやら気ぜわしい。
 アンズは遠くから見ると桜に似ているので、ほとんどの人は早咲きの桜と勘違いします。名札を見て「アンズやったんか~」と納得の体。大阪では公園木としてはマイノリティ(少数派)だから仕方ないです。

アンズ
あんず


あんず 


コブシ
こぶし

読書と音楽の愉しみ


●「厳選!西日本 公共の宿ベストガイド」

 図書館の新刊書の棚で見つけた本。いまどき、こんな本出しても売れへんやろ、といぶかりながら奥付を見ると、本年2月10日に発行、同20日に第2刷発行とあり、売れてるんですね。ネット情報万能時代に敢えて逆をいく狙いはアタリです。実際、総花的に情報を求めるにはこんなガイドブックのほうがずっと簡単です。これであらかたの候補を選び、ネットで詳細を調べるのがベストでせう。


ベストガイドが謳い文句だから、紹介されていない公共の宿もあります。たとえば、兵庫県たつの市には「赤とんぼ莊」と「志んぐ莊」という二つの国民宿舎があるけど、紹介されてるのは「志んぐ莊」のほうだけです。知名度や観光の便宜では「赤とんぼ莊」のほうがずっと上だと思うけど、なぜマイナーなほうが紹介されてるのか。

 浮かんだ疑惑は、このガイド、編集者が自ら選んだり調査して「ベスト」としたのではなく、施設から掲載希望を募って料金をとり、編集したのではないか。発行にかかるコストを公共の宿に負担してもらってつくったのではないか。ならば、表題の「ベスト」には何の意味もないことになります。ふつうならあるはずの「まえがき」や「編集後記」といった編集者のメッセージが無いのも怪しい。


それはともかく、古いガイドにない情報はどんなものがあるか。「一人旅料金」という項目があって、これは親切情報です。ほとんどの宿は一人客を嫌う傾向があるなか、一人用料金を明示してあると安心して予約できます。
 他に「禁煙」対応の項目があって、これは宿によりさまざま。フリーのところもあれば「全館禁煙」もある。部屋数が50以上もある大きな施設で「全館禁煙」という宿もあるけど、ちょっと厳しすぎではありませんか。客を逃がしてしまってるような気がします。


公共の宿といっても、昔の国民宿舎のように市や町の直営というのはほとんど無くて、第三セクターが絡んでいたり、指定管理者に委託というケースが多い。そのぶん「無愛想が売り物」みたいなお役所感覚丸出しの宿は淘汰され、サービスは良くなってると思います。
 駄目男が興味をもったのは「はなの家」(京都)、「サンペルラ志摩」(三重)「熊野倶楽部」(三重)など。近年で利用したのは岡山県の「サンロード吉備路」くらいしか思い出せない。

 近鉄の新型特急「しまかぜ」に乗って「サンペルラ志摩」泊まりの「人生最後の伊勢参り」なんてのも楽しいかもしれない。(2013年2月 メイツ出版発行)


■サンロード吉備路
http://www.sunroad-kibiji.com/

■はなの家
http://hananoie.gr.jp/


■サンペルラ志摩
http://www.m-kyosai.jp/sunperla/access/index.html

サンペルラ志摩 


ほん・公共の宿

犬町・猫町情報

private

             4月号表紙 by ぽんさん


表紙 4月号 ぽんさん 


           孫の手に 助けられたり タスケたり


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●4月例会 ご案内  ~担当 YTさん~

平城京の原風景を歩く

■日時・・・4月7日(日) (雨天の場合は14日に延期
■集合・・・10時30分 近鉄京都線 高の原駅改札口

 参考ダイヤ 
 近鉄奈良線 難波駅発9:42分奈良行き快速急行
 10: 13分 西大寺着 京都線に乗り換え
 10:17分 京都行き急行乗車
 10: 22分 高の原駅着

■コース・・高の原駅~平城京跡(昼食・T)~西大寺駅
 約7~8キロ。ほぼ平坦路です。

読書と音楽の愉しみ


●「新潮45」拾い読み (2013年3月号)

山折哲雄著 ~皇太子殿下、ご退位なさいませ~

 こんなストレートな表現のタイトルで、よう書いたもんやなあ、と感心しながら読みました。読者によって、感想はさまざまでありませうが、かなり説得力があり、駄目男なんぞ半ば同意しそうになったくらいでありました。もし、この記事を皇太子殿下自身、また天皇、皇后や秋篠宮殿下が読まれたら・・相当な刺激を受けられるのではと察します。


なぜ、こんな発想に至ったのか。問題は雅子妃であること自明でせう。著者は慎重に言葉を選びつつ、皇室の長い歴史をふまえて象徴天皇の意義を認めながら、こんな考えを述べる。
 天皇家の家族は、明治時代の大転換期を経ても庶民の家族とは一線を画した「象徴家族」であった。さらに、昭和の敗戦を機に人間天皇を宣言し、ずいぶん国民に寄り添った、普通の家族に近づいたが、それでも一般社会と同じ「近代家族」にはならなかった。今上陛下は、この象徴家族と近代家族のどちらにも偏らず、絶妙のバランス感覚と誠実さで象徴家族の伝統も守ってこられた。


著者は、雅子妃の一向に改善しない病状と雅子妃を守ろうとする皇太子殿下の一途さは不変であることから、皇太子ご夫妻には象徴家族であるより、近代家族(一般国民と同じ感覚の家族)としての人生を歩まれることを勧めるのであります。駄目男の想像を加えて言うなら、雅子妃の病状が大幅に改善しない限り、将来、象徴家族としての皇后の重責は耐えがたいのではないか。この重責は対国民へのそれだけでなく、皇室の伝統的なしきたり、セレモニーなどのことで、論理的解釈ではどうにも会得できないものばかりでありませう。血筋と資質において、心を病んでいる民間人出身者にそれを求めるのはいささか酷いことではないか。(美智子皇后にも強いストレスによる心身のピンチがあった)


セオリー優先で無理に皇后に即位されたら病はいっそうひどくなるかもしれない。そのほうがご本人や国民にとっては大きな不幸になってしまう。
 そこで著者は提案する。皇太子殿下は地位を秋篠宮に譲位されて、ご夫妻は東京を離れ、京都でお暮らしになればよいと。象徴家族のクオリティは維持しつつ、一般国民に近い生活環境でお暮らしになればいい。皇居を離れ、自然豊かな京都で暮らすことで、雅子妃は健康を取り戻されると思う。


長い文章なのでまとめるのに苦労しますが、著者の意図はおおむねこのようなものであります。もし実現したら大事件でありませう。しかし、英国のウインザー公のような前例もあり、絶対あってはならない、というほどのことでもない。生前の譲位は過去にもあり、明治以後はたまたま無かっただけと考えれば、国民も納得しそうな気がします。


■ウインザー公(エドワード8世) 波乱の人生
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%898%E4%B8%96_(%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E7%8E%8B)


新潮45表紙 

大阪日暮綴


●さらば「浪華丸」・・・海の時空館閉館(13-03-10日)

 毎年赤字を垂れ流したので閉館。再利用の案もないまま高価な廃墟になりそうです。なんの義理もないけど、大型木造和船「浪華丸」見納めに出かけました。平成12年オープンだから、たった13年の短い命。橋本市長いわく「よくもこんなしょーもないもん作ったもんだ」


時空館だけでなく、1980年以後に開発したハコモノ施設は、海遊館を除いてことごとく失敗したのだから、当時の大阪市の幹部がいかに無能揃いだったか分かります。しかも、誰一人責任をとらなかった。
 ATC、OCAT、オスカードリーム、フェスティバルゲート、弁天町再開発・・みんな枕を並べて討ち死にです。弁天町再開発なんか630億円の債務を銀行団に請求される始末なのに責任者があいまい。
 企画したのは都市計画やコンサルタント会社でせうが、背後に電通や博報堂がうごめいていたかもしれない。たんまり甘い汁を吸って、後は知らん顔してるのではないか。


・・と、貧乏人が愚痴っても仕方ない。時空館でいえば、せめて菱垣廻船だけでも救う方法はないものか。江戸時代の大型木造船を復元するなんて未来永劫に無いことで、平城宮に大極殿を復元したのと同じくらい価値の高い文化事業だと思うのであります。しかも、実際に航海した動態モデルでもある。実物を見たことある人はその値打ちがおわかりだと思うのですが。しかし・・救うためのアイデアが浮かばない。


新世界にフェスティバルゲートをつくるくらいなら、なぜ中之島の美術館計画を具体化しなかったのだろう。当時の役人の無能さは振り込め詐欺に引っかかる愚かなジジババと同じくらいだった、とけなされても仕方ない。オジンの愚痴は止まらないのであります。


海の時空館、最後の日の写真


時空
  


時空館 


時空 


時空 


安治川の浚渫作業を表すジオラマ。 この作業で天保山が生まれた。
時空 


川ざらえの体験ができる。
時空 


読書と音楽の愉しみ


●宮崎市定著「隋の煬帝」を読む

 著者名を見て、堅苦しい中国史の話なのではと想像したけど、読んでみれば平易な内容だったのでホッ、であります。解説によれば、著者が本書を書いたのは京都大学を定年退官したあとで、教授の肩書きがとれたから気楽に書いたのではということでした。


隋の煬帝って、なんのこっちゃねんの向きもありそうですが、推古天皇の時代、あちら(中国)では隋の時代、時の天子が煬帝(ようだい)でした。聖徳太子が「日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す。恙なきや」の有名な親書を届けた相手であります。でも、この話は本書のテーマではなく、煬帝の伝記であります。


波瀾万丈の生涯だから当然関わる人物の数もハンパでなく、かつ、人名にふりがなが無いので、誰が誰やら、ちんぷんかんぷんであります。1500年もまえに、よくぞこんなに詳しい情報があったもんだと感心するくらい、複雑な人事を描いている。
 人事とは何かといえば殺し会いのことであります。日本の歴代天皇で身内に暗殺されたのは一人きりではないかと思うけど、あちらでは権力の座を守るためには、家族、親戚、友人、家来、入り交じって殺し合いをする。邪魔と思えば、無抵抗の幼子でも平気で殺す。煬帝の時世だけでなく、天子たるもの、人命を虫けらのように扱う度量がなければ勤まらなかった。この伝統?は不幸にも現代まで受け継がれ、毛沢東や鄧小平のもとで国民は虫けらのように殺された。


隋の一つ前の時代、北魏での殺伐とした権力者一族のありさまは次のように書かれている。(18頁)

 北魏の実質的な創立者は道武帝であるが、強壮薬を飲みすぎて神経衰弱にかかり、皇太子と仲違いして殺された。次の次の太武帝もまた皇太子と喧嘩し、自分が殺されぬうちにと早まって皇太子を殺したが、あとで後悔し、讒言をした宦官を殺そうとして、かえって殺された。その曽孫の献文帝は母親の太后に殺され、そのまた曽孫の孝明帝というのがやはり母に殺されている。(引用ここまで)


実の親子でも殺し合うのが中国王朝のセオリーなのかもしれない。仲違いしたら先に殺したほうが勝ちというわけであります。
 煬帝も本書のなかで「殺した」と書かれてるだけで数百人はいる。特に謀反を企てた者は本人だけでなく親族も皆殺しにしないと安心できない。中には讒言を信じて罪のない者を殺してしまうこともままあり、宮廷は年中疑心暗鬼ワールドになってしまう。


では、煬帝は無事に寿命をまっとうできたのか、といえばさにあらず、最も信頼していた近習の家来に殺されてしまう。その場面、宮崎センセイには失礼でありますが、まるで「講釈師 見てきたような ウソを言い」そのまんまであります。最愛の息子を目の前で斬殺され、覚悟した煬帝は首巻きをを家来に差し出し、それで絞め殺された。むろん、煬帝の近親者は全部殺された。


内輪もめも大変でありますが、外国との戦争も天子の仕事です。煬帝は在位中に隣の高句麗に三度も戦争を仕掛け、一度も勝てなかった。相手が強いせいでなく、隋の軍隊がドジばかりするからで、その指揮官であった煬帝は無能をさらけだした。高句麗征伐どころか、自国の反乱鎮圧に苦労するようでは勝ち目がない。疑い深いくせに讒言に乗せられやすい性格も災いした。


隋の時代の千年も前にスーパーモラリスト・孔子が出て仁や徳を説いたのに、バカ殿にはなんの役にも立たなかった。のみならず、偉大なるモラリストを生んだ国は、2500年後に、世界でもっともモラルに欠ける国家、国民に落ちぶれてしまった。なのに、孔子の偉大さをもって、中国は偉大なりと勘違いしているアホな日本人がいるのはいささか残念であります。(1987年9月 中央公論社発行)


本・隋の煬帝 

ウオーキング・観光


●京都散歩 七条駅から西本願寺界隈

 当ブログを訪問して下さった方の中に「京阪てくてく町めぐり」さんがおられて、表題の町歩きを紹介されていたのに触発されて出かけました。東本願寺、西本願寺の境内へ入るのは何十年ぶりかで、大きなお堂、御影堂や阿弥陀堂以外はすっかり忘れてしまってました。東本願寺はもっか大修復工事中です。

昔はなかった「龍谷ミュージアム」を見学し、西本願寺境内のティールームで休憩したあと、龍谷大学のキャンパスを見物してJR京都駅から帰りました。

■西本願寺 伝道院
今回、出かけた動機はこの「伝道院」を見たかったから。西本願寺の東向かい、仏壇、仏具販売の店が並ぶ和風の町並みのなかに、ひときわ違和感を放つ奇妙な建物です。これが出来た当時は違和感どころか「なんどす? このけったいな建物は」と町の人を驚かせたでせう。
 実はお堅い生命保険会社のオフイスビルなのですが、和風、洋風、イスラム風・・と東西の建築様式がごっちゃに入り交じって、今ふうにいえば、建築デザインのグローバル化の先取りだったかもしれません。


設計は伊東忠太。帝国大学(東大)出身のエリートにして好奇心満々、外国の旅で得た知識情報を咀嚼して日本流建築様式かくあるべしと粉骨砕身の努力をした。決して西洋かぶれだけではなかったことは、橿原神宮や明治神宮、築地本願寺、平安神宮といった建築の設計にも関わっていることでわかる。平安神宮の設計に携わったときは弱冠26歳という若さ、23歳で琵琶湖疎水プロジェクトのリーダーになった田辺朔郎とともに、今では信じられない若手の抜擢でした。「建築」という言葉も彼が考案した。


たまらん、ミスマッチ風景
西 


西 


道路境界にある怪獣の石像
西



西 


■龍谷ミュージアム
 これも西本願寺の真向かいにある新しい美術館(2011年開館)。すだれをイメージした外観で龍谷大学の運営。当日は「若狭多田寺の名宝」という特別展を催しており、こんな地味なもん、誰が見にくるねんという思いで入館したら、客の多いのにびっくり。ふだんは間近で見られないご本尊の展示が目当てなのかもしれないが、仏像ファンって、こんなにたくさんいるのか。

 ベゼクリク石窟復元展示というのがすばらしい。絵画のクオリティも当然ながら、これを精緻に復元したデジタルのハイテクぶりにも感心します。

西 


ベゼクリク石窟画を再現した廊下(パンフをコピー)
西本願寺


■龍谷大学 大宮キャンパス
 西本願寺の境内にあり、規模は小さいが、ほとんどは重文指定の貴重な建物。今でこそ優雅なクラシック建築に見えますが、明治時代に完成したときは、最新の洋館としてまわりの町並みと一線を画したモダンな風景だったと思われます。建物は現役で授業に使われています。

西本願寺の国宝「唐門」
西 


龍谷大大宮キャンパス
西おわり  

西


西

たまには外メシ


●かきのドリア

 中央図書館へ行ったら、月に2回しかない休館日にガチンコ。シオシオと引き返して、西梅田のジュンク堂へ行く。堂島アバンザビルもテナントの廃業が増え、シャッターが目立つ。ウメキタがオープンしたらもっとひどくなりそう。大阪中が店舗過剰状態。
 久しぶりに「カンパネラ」へ寄って、ワインとかきのドリアを注文。何をつくらせてもマスターは器用でおます。1時間ほど他に客がいなかったので、新地の「隠れ家」気分を楽しみつつ、名曲を聴いておりました。


かきのドリア 

アジア ウオッチング


●WBC 案の定・・負けたら恨む、韓国人の定番反応

 3月9日のWBC日台戦の記事の最後に「負けたら相手を恨みまくるのが韓国」と書きました。さっそく、週刊ポスト誌WEB版に「台湾の料理が塩辛い他ナイス負け惜しみ集」と言う記事が出ています。以下引用。


 WBC一次ラウンド敗退がよほど悔しかったのだろう。韓国メディアが早速、「言い訳」を始めている。台湾での敗退決定直後は、『野球で得失点差で順位を決めることに意味があるのか』とルールに噛みついた。かの国がこのような言い訳をするのは珍しいことではない。過去の大会でも、日本に負けた時は言いたい放題だった。
  
『日本が奇妙な大会規定のため決勝に進出』(2006年)
『日本は試合に勝利したがマナーでは負けた“ダーティーサムライ”』(2009年) 今回はその矛先が台湾に向いた。曰く、『韓国の試合はすべてナイターで、寒かったから力が発揮できなかった』、『球場の練習設備が悪かった』……。挙げ句の果てには、『台湾の料理が塩辛かった』とまでいいだす始末。ここまでくれば単なる悪口である。
  
 「加えて、今回は開催国である台湾がそのアドバンテージを活かしたから勝ち抜いた、という指摘が目立ちます。『戦力的に劣るオーストラリアを初戦の相手にして序盤の展開を楽にした』とか、『ホームの観客が入りやすいよう試合時間を台湾に有利に設定した』などというものですね」(韓国在住のジャーナリスト)

 そこで考えついたのが、次回に向けたこんな秘策。「2017年に行なわれるWBCでは、予選を韓国に招致すべきだという論調が出始めました。今度こそ“実力”を発揮して、雪辱を果たせるように……」(同前)
 勝ちにこだわることは悪いことではない。だがそれ以前に、死力を尽くして戦った相手国に対する、最低限のリスペクト(敬意)だけは持ってほしいものだ。(週刊ポスト2013年3月22日号)


激闘、日台戦での台湾チームの健闘ぶりとマナーの良さが目立ったぶん、韓国に対する嫌悪感がますます大きくなった。半島の北と南の国は、世界中から嫌悪と軽蔑の眼で見られるミジメ国家に落ちぶれた。

■引用元記事
http://www.news-postseven.com/archives/20130311_175890.html


サンシュユが満開 長居植物園
さんしゅゆ 


さんしゅゆ 

犬町・猫町情報


private

●3月例会 レポート

二上山山麓で恒例「ぶた汁」ランチ 
~担当 ぽんさん~

 もう10回目くらいになる「ぶた汁」ランチつきウオーク。今年は近鉄大阪線の二上駅から「道の駅」をへて二上山の登山口にある公園で実施。えらく寒い日だったので、温かいぶた汁の有り難さひとしおでした。帰りは当麻寺を経由して近鉄南大阪線の当麻寺駅へ。甘党は駅前「中将餅」の店へピットイン。お土産に買う人もあって店は大賑わいでした。


サウダージさんのスケッチ ため池から眺めた二上山
3月豚汁 


いつものように具だくさん、旨み満点の豚汁ができあがり
豚汁 


豚汁


当麻寺門前の土産店で買った「塩ふきべに芋」普通の干芋より見栄えがよく、ボリュウム感がある。固いので軽く炙って食べます。500円
豚汁 

アジア ウオッチング


●WBC 日ー台戦、大興奮で失神者続出!
           
    
 ~台湾の話ですけど~

 昨夜の試合は本当に面白かった。7回までの成り行きで、駄目男は八割方、日本が負けると判断していたが、井端サマ、牧田サマ、鳥谷サマ、中田サマの神がかり的なプレーで逆転勝利。台湾も最後は選手を使い果たして「玉砕戦術」みたいな戦いぶりでした。たとえ日本が負けても両者をねぎらいたい試合でした。


試合はもちろん台湾でも中継され、国民のコーフン度は日本以上だったらしい。8回以後のどきどきハラハラの連続で新北市ではテレビ視聴者に失神する人が続出、一気に救急出動が増えて大変だったと報じている。

■「台湾の反応ブログ」
http://blog.livedoor.jp/v_w/archives/24365872.html


このブログに紹介されているが、東京ドームの観客席では、たくさんの日本人が「震災時の支援ありがとう」のプラカードなどを掲げて感謝の気持ちを表した。試合ではライバルだが、感謝の気持ちも伝えたいという素直な表現。台湾の中継スタッフはこの場面もたびたび送った。こんな、勝ち負け以外の感情の交流があったおかげで、すごい試合だった割にはさわやかな後味になったのかもしれない。勝ったから言うのか(笑)

台湾スポーツの画像から(動画もあります)

台湾 

台湾 

台湾

今回のWBCが楽しいのは、あの鬱陶しい韓国が早々に負けて姿を消したから、というのが大きい。できれば永久に参加しないでほしいと願ってるのは日本人ファンだけではない。台湾での台湾ー韓国戦でもさんざん嫌われた。もし、昨日の試合が対韓国戦で日本が勝った場合、韓国は選手からメディアまで総動員して恨みまくる。鳥谷のきわどい二盗なんか「アウトだ、誤審だ」とわめきまくるでせうね。どちらが勝っても後味の悪~い試合になったこと保証してもいい。

たなかよしゆきさんの古道紀行予定一覧


●たなかよしゆきさんの【古道紀行おおばこの会】

 2013年5月~12月の予定表を掲載します


古道紀行おおばこの会はどなたでも参加できます。
お問い合わせは、電話・ファクス・・0745-79-6452
携帯090-3485-6452へどうぞ

古道紀行予定一覧 

閑人帳


●「生活保護」の報道は難しい

 朝日新聞3月6日の家庭面の記事がネットで物議をかもしている。実例として母子家庭の収入、支出を明らかにしたが、保護費が月29万、
年間で350万という金額に違和感を訴える人がたくさんいる。以下は記事の要約。


大阪府内の女性(41)。昨年、中2の長女と小5の長男を連れて離婚した。原因は元夫のギャンブルと多重債務。
 女性名義でも数百万を借り入れていた。支援団体に相談し、裁判所に自己破産を申請した。長女が精神的に 不安定で不登校となり、ケアのためにすぐに働きにも出られない。元夫からの養育費もない。
 司法書士から勧められたのが生活保護だった。

昨年12月の家計簿を見せてくれた。

◎生活保護費(計291580円) 
生活扶助…219580
住宅扶助…54000
教育扶助…18000

◎支出  
家賃…54000、 
食費…43000、 
娯楽費(主に子供の習い事)…40000
日用品代(石油ストーブなど)…37000、
携帯電話代…26000、 
被服費…20000
学校関係費…13000、 
交際費…11000、 
ガス代…8300、 
おやつ代…7000
電気代…5200、 
灯油代…4000、
医療費(風邪薬など)…2700、 
固定電話代…2000
外食費…2000、 
交通費…1000円  ※残り…15380

 消費生活コンサルタントの三浦佳子さんは「食べ盛りの子が2人いて食費を1日1500円以下に抑えるなどかなり無理をしてる」。切り詰めるのは、子どもたちに習い事を続けてほしいからだ。長女は体操、長男は野球。月謝やユニホーム代、遠征の交通費などがかさむ。

 子どもたちには生活保護のことは言ってない。受給者を非難するテレビ番組をみていて、負い目を感じさせたくないと思った。女性は「保護費を超える給料なんて難しいし、『もらいすぎ』という声もわかる」。一方で、子どもを満足に塾にも通わせられず、参考書もたまにしか買ってあげられない現状に「この子たちがちゃんと勉強しほかの子に劣等感を持たずに育つのは難しい」。政府は保護基準の引き下げを決めた。自分が食べる量を減らそうと考えている。(3月6日付朝日新聞) ~引用おわり~


察するに、この記事を読んだ人の9割は「こんなにたくさんもらえるのか」と思うのではないでせうか。「こんなに少ないのか、もっと増やすべき」と言う人は稀なはず。
 だったら、この記事は読者に何を伝えたくて書いたのか。本紙の記事全文を読んでもよく分からない。今年から生活保護費を減額する政府への批判のために書いたとしたらピントはずれ、読者の理解、共感は得られない。もしや、高給取りの記者が生活保護所帯の実情を知らないで書いたのかもしれない。生活保護に関する記事は、ヘタすると誤解や反感を招きやすい。


■記事引用元
http://www.j-cast.com/2013/03/07168668.html
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1362693700/

朝日新聞記事(3月6日)
朝日新聞

閑人帳


●映画「二郎は鮨の夢を見る」鑑賞

 友人のOさんに勧められてテアトル梅田で鑑賞。ミシュランの三つ星を6年連続で獲得している「すきやばし次郎」の店主、小野二郎(87歳)に密着取材してつくったドキュメント作品。企画・監督のデヴィッド・ゲルブ自身が来日したさい、この店と出会い、感激して最高の鮨はいかにつくられるかを三ヶ月かけて撮影した。


さればリッチな店だろうと想像していたのに、実は小汚い雑居ビルの地下、トイレもない10席きりのしょぼい店なのに驚く。もっと驚くのは値段で、お任せコースが3万円から、であります。付だし(お通し)もなく、いきなり握りが次々と供されて、慌て者は15分で食べ終わってしまう。酒を飲んでる人もいない。ゆっくり、おしゃべりしながらという雰囲気もない。とにかく「美味しい鮨」に神経を集中して食せよ、という感じであります。


最高の材料、最高の調理技術で「これ以上旨い鮨はない」とミシュラン調査員を感動させたのですが、別に変わったネタ、レシピがあるわけでもなく、きわめてオーソドックスな握り鮨。10個入り498円のスーパーの鮨に慣れてる身には別世界の話であります。(当店の鮨は一個平均2000円)


見ながら、いつぞや行った、天神橋筋界隈の「開原」を思い出した。こちらは、お任せで3500円ナリ。これでも十分美味しかったけど、値段は10分の1近い。この店も口コミで評判が高まり、現在は電話番号も非公開にして一見客を敬遠している。鮨のピンとキリの格差、すごいのであります。この映画を見た人の感想は「サイコー」「アホクサ」の両極端に分かれるのではないか。回転寿司のクオリティに満足してる人にとっては許しがたい暴利の店と映るでせう。


マイナーな作品なのに、アメリカでも口コミで評判になり、250万ドルの興収を挙げたそうであります。日本の食文化の宣伝に大いに役立ったことでせう。
 欲をいえば、映像があまり美しくない。ライティングなど、小道具を使わず、素のまま撮影しているのでデリカシーに欠けるのが惜しい。音楽にモーツアルトやチャイコフスキーの名曲を使っているけど、クラシック音楽ファンには安直で俗っぽい印象になって逆効果です。上映は3月8日まで。


同映画のチラシ。小野さんは87歳で現役。跡継ぎは長男と決まっているから、後継者の心配はなし。次男も別のところで鮨店を経営しており、こちらは2万円から、という価格設定。
すきやばし次郎 

大阪日暮綴


●区長さん、ヘンシーン! ~区役所の歌舞伎講座で~

 民間人の登用でお役所の行事も少しはソフトになったのかと思っていたら、区民ホールで初心者向けの歌舞伎講座を催すという広報あり。
 はじめに河内厚郎氏の歌舞伎は楽しいですよというガイド講演があって、次は日本舞踊飛鳥流宗家、飛鳥峯王氏の解説で役者のメイクアップと衣装付けの実演がありました。その役者に住吉区長、吉田康人氏が登場、にわか歌舞伎役者に変身というパフォーマンスです。


顔作りは、マユを消し、どうらんを塗って、さらにナントカという粉をまぶし、その上に眉毛や、目、口。ひげを描きます。
 衣装つけは前後二人がかりで、前は自分の一番信頼している役者仲間に頼み、後ろは衣装業者が担当することが多いそう。細かい変更や追加がある場合、その場で注文できるからです。今回は「連獅子」の衣装つけでしたが、なにしろ大層な衣なので、本人は立ってるだけで、大方は二人に任せきりです。最後に獅子を表すカツラをつけますが、これは中国の北部に棲む希少動物、ナントカという熊の毛でつくるそうです。


最後に連獅子の一部の実演があり、日本舞踊の踊り手にはなかなかのハードワークかと思います。飛鳥宗家さんのツボを心得た解説と華やかな実演で、お客さんは拍手喝采の好反応。こんな催事がきっかけで、歌舞伎ファンが増えたら嬉しい。 ちなみに、飛鳥峯王さんの長男は歌舞伎役者の市川右近さん。(3月2日 区民ホールにて)


変身中の区長さん。右が飛鳥流家元
歌舞伎講座


日本舞踊家が「連獅子」の一部を実演
歌舞伎


最後のご挨拶。背広姿が河内厚郎氏。足を怪我して松葉杖姿。
歌舞伎

犬町・猫町情報


●Nostalgia  
~懐かしのカントリーウオーク 98/99~

■■1999■■

2月・・西山ぜんざいウオーク
第一回目のぜんざいウオーク。はぐれて食べ損ねた人がいた。
ノスタルジー99  


5月&10月・・能勢・長谷の棚田で田植えと稲刈りの体験
ノス99 

ノス99 

ノス99 

ノス99

5月・・ぽんさん「塩の道完歩」お迎えウオーク
ゴールは静岡県相良町でした。
ノス99 

10月・・ローカル交流会 加賀海岸ウオーク
ノス99おわり 

閑人帳


●TPP・アメリカとカナダの市民団体も反対運動

 3月3日の記事「あなたは賛成? 反対?・・TPP参加」で、駄目男は参加反対の立場でTPPがはらむ危険性を論じましたが、今回紹介する二つの動画は、海外でもTPPを危険視し、参加反対を訴える市民が多いことを知らせてくれます。前回記事で、共産党新聞「赤旗」記事を引用して伝えたTPPの秘密交渉ぶりも、実態を暴露しています。


動画のナレーションにありますが、TPPとは「企業による世界統治」のことです。政府と結託した一握りの巨大企業(資本家)が、自分たちに最も都合の良いルールをつくって最大の利益を生み出すのが狙いです。そのための作戦をオープンにできるはずがないから秘密交渉にこだわる。SFの異星人による地球制覇のようなことを地球上で完結させたい。これがTPPを仕掛けた連中の本音です。

 既存の経済協定は政府が主役ですが、TPPは政府は誘導役で、締結したら企業が主役になって他国の支配をはじめる。前回書いたように、アチラの巨大資本家が「NHKの経営に参加したい」と言ってきたら、日本政府は「待った」をかけられない。これが「聖域なき完全自由化」の中身です。


ここでくどくど説明するより、動画をごらんになればTPPの本性がよくわかります。これを見てなおTPPに参加するべきとの意見を通したい人は、よほど強力な理論武装が必要になるでせう。


■TPPの裏取引を告発する市民グループの動画 約15分
http://www.youtube.com/watch?v=HLVKAalmD48


■日本で講演する予定だったカナダのグループのTPP反対論(約8分)
http://www.youtube.com/watch?v=6-uZx2HFn5U

大阪日暮綴


●芽が出るかな?・・半畳雑木林 2年目

 昨年発芽しなかった、サンシュユ、ハナミズキ、カンザン、センダンとマツとエンジュという新顔のタネを植えました。写真の名札で住吉神社とあるのは樹種不明の木です。発芽は早いもので四月上旬~中旬と予想しています。

芽が出るかな?

たまには外メシ


●狸々亭(ぽんぽこ亭)のお好み焼き

大阪城梅林見物の帰りに案内していただいたのがこの店。上町筋・上六交差点の東200mくらいのところ、北側にあります。
 当店自慢のメニューが写真の「フレッシュトマトとチーズのお好み焼き」です。トマトは2~3センチ角ぐらいの大きいのがごろりんと入っていて、小麦粉はほとんど見えないくらい。ここまで「構造改革」したら、もう「粉モン」とは言えないです。見た目にも新鮮でヘルシーなお好み焼きです。値段は950円。むろん、通常のメニューもあります。ソースが若干甘いめで(店の特注品だとか)はじめての人は少し気になるかもしれない。


■ぽんぽこ亭 小橋店の案内はこちら・・・
http://www.ponpocotei.com/menu.html


ぽんぽこ亭 


ぽんぽこ 

閑人帳


●あなたは賛成? 反対?・・TPP参加

 ときどきカタイ話が出てきます。最近の世論調査では、TPP参加に賛成する人が増えてきています。マスコミは全部が参加賛成なので、巧妙な世論誘導の成果かもしれない。もし、世論調査の対象になって賛否を問われたら、どう答えますか。さらに、賛成、反対の根拠は?と訊かれたら、大方の人は答えに窮するでせう。駄目男は参加反対です。


自民党のなかでも賛成派、反対派(慎重派)が対立していて、一本にまとまりそうにないのが現状。以下は、自民党外交・経済連携調査会が2月27日に採択した「TPP交渉参加に関する決議」の全文です。

▼政権公約に記された6項目関連
(1)農林水産品における関税=コメ、麦、牛肉、乳製品、砂糖等の農林水産物の重要品目が、引き続き再生産可能となるよう除外または再協議の対象となること

(2)自動車等の安全基準、環境基準、数値目標等=自動車における排ガス規制、安全基準認証、税制、軽自動車優遇等のわが国固有の安全基準、環境基準等を損なわないこと、および自由貿易の理念に反する工業製品の数値目標は受け入れないこと

(3)国民皆保険、公的薬価制度=公的な医療給付範囲を維持すること。医療機関経営への営利企業参入、混合診療の全面解禁を許さないこと。公的薬価算定の仕組みを改悪しないこと

(4)食の安全安心の基準=残留農薬・食品添加物の基準、遺伝子組み換え食品の表示義務、輸入原材料の原産地表示、BSE(牛海綿状脳症)基準等において、食の安全安心が損なわれないこと

(5)ISD(投資者・国家訴訟制度)条項=国の主権を損なうISD条項は合意しないこと

(6)政府調達・金融サービス業=政府調達および、かんぽ、郵貯、共済等の金融サービス等の在り方についてはわが国の特性を踏まえること。

▼医薬品の特許権、著作権等=薬事政策の阻害につながる医薬品の特許権の保護強化や国際収支の悪化につながる著作権の保護強化等については合意しないこと

▼事務所開設規制、資格相互承認等=弁護士の事務所開設規制、医師・看護師・介護福祉士・エンジニア・建築家・公認会計士・税理士等の資格制度についてわが国の特性を踏まえること

▼漁業補助金等=漁業補助金等における国の政策決定権を維持すること

▼メディア=放送事業における外資規制、新聞・雑誌・書籍の再販制度や宅配についてはわが国の特性を踏まえること

▼公営企業等と民間企業との競争条件=公営企業等と民間企業との競争条件については、JT・NTT・NHK・JRをはじめ、わが国の特性を踏まえること(2013/02/27- 時事通信)

■引用元記事
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201302/2013022700399&g=pol


上の文は、TPPについて、これくらい問題点がある。だから安易な参加はするべきではないという意見を要約した文章です。これを読んで、これらの問題点について理解できた、だから賛成する、反対する、と賛否表明できる人はどれくらいいるでせうか。さっぱり分からん、というのがフツーの人の正直な答えだと思います。。


マスコミの報道では当初から現在まで、農業、食料問題に矮小化した情報しか流さない。これが素人に一番わかりやすい問題だからです。だから、食糧問題で日本が致命的な不利益にならなければTPP参加もいいか、という判断になり「世論調査で賛成が増えた」という結果が出ます。他にも重大な問題があるのに、知らないまま参加OKの世論が形成される。


たとえば、(4)の食品安全の問題では、日本の安全基準よりずっとユルい基準で制定されたら、それに従うことが義務づけられる。安いけど危険な米や肉や野菜や果物が大量に出回っても国民は文句を言えず、業者は「ルールに従っている」と突っぱねることができる。良心的な生産者は淘汰されてしまう。むろん、日本が提案する厳しい基準が採用されることはあり得ない。(そんなことしては商売にならないから)


(5)のISD条約。 これも難しい。なにしろ、前の野田総理が国会答弁でISD条約のことを「寡聞にして知らない」と答えたくらいだから。総理ならざるペーペー国民は自分で勉強しませう。

■ISD条約容認論の例(金子洋一氏)
http://blog.guts-kaneko.com/2011/11/post_582.php

■ISD条約反対論の例(中野剛志氏)
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/9effffa421d47243b50735143b028e76

(6)もなんのこっちゃねん、と思ってしまいますが、たとえば外国の巨大資本が「農協」の乗っ取りを企てからどうなるか。(農協の資金搾取が目当て)それを防ぐ法律はない。あってもTPPルールが優先されるので防げない。モノだけでなく、資本の完全自由化を許容すると、こんなことは普通に行われる。繰り返すけど、国内で法律をつくってもムダ。TPPルールが優先される。


▼アチラの巨大資本家が突然「朝日新聞を買収する」と言い出したら、朝日さん、どうします?。そんなアホな、と慌てふためいても後の祭り。ま、朝日さんは明快にTPP賛成論を唱えてきた会社だから、助ける必要なんかありませんけどね。TPPに参加したら、マスコミにも火の粉が降りかかること明白なのに、なぜか揃ってTPP推進を唱えている。


アメリカの大手メディアが「NHKの経営に参加したい」と言ってきたらどうするのか。いや、NHKは日本の受信者から受信料を集めて経営している独自のシステムだから、外国資本の参加はダメだ、なんて言い訳は通らない。日本流の文化や伝統、システムの維持はTPPの「完全自由化」の概念に反する。受け入れないなら訴訟を起こす・・。駄目男の考えるところ、NHKという組織の運営はTPPの基本精神に合わない。どう考えても、資本や経営、人材登用において、世界に向けてオープンになってる団体とは言えない。

 自民党の決議文のこの項目は、マスコミ各社に対して「他人事やおまへんで」という警告文になっている。


グローバル化を進めると、最後はTPPのように国家間の障壁がゼロになり、大が小を、強が弱を呑み込む仕組みは避けられない。それをもって平等、互恵といえるのか。「言える」というのが賛成論者の言い分であります。日本は弱小国ではない。「大」「強」の立場になりうることも多々あるから参加のメリットはデメリットより大きいというわけです。


共産党の新聞「赤旗」によれば、TPPの交渉内容は締結後4年間は秘密にされる。どんな提案や審議があって結果に至ったのか、国民には知らされない。もし、日本が交渉参加を決めても、以後、交渉内容が逐一国民に知らされることはない。むろん、マスコミも詳しい情報を入手できなくなる。そして「結果」だけが発表される。この秘密保持合意が事実なら、こんな陰険きわまりない条約が参加各国の国民になにほどの幸せをもたらすのか、とても賛成する気になれない。

■共産党新聞「赤旗」の記事
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-12-22/2011122201_02_1.html


TPP問題はかくも難しい。「グローバル化は世界の趨勢」だから賛成、「参加したら農家が大変」だから反対、という程度の問題意識しかない人は賛否を言う資格がないでせう。
 TPP推進論者は積極的に推進論を国民向けに発表してほしい。反対論、慎重論を述べる人は、上記の「決議文」の例のように、理念でなく、個々の具体的な事案においてカクカクシカジカだから反対すると発表しているのに対し、推進論者は未だに理念だけで「参加するべき」と言うにとどまっている。TPPに参加したら、日本の国益はこれくらいプラスになる、と論じた本がかいもくないのはどうしたことか。これでは議論にならない。なんぞ下心ありやと勘ぐられても仕方ない。