ウオーキング・観光


■第64回 正倉院展 見学

 秋晴れの午後、Mさんに頂いたチケットで見学。満員、行列並びが普通だと思ってる人が多いけど、夕方に入館というタイミングで行けば、難なく入れます。当日は4時過ぎに入り、一時間で見学。真っ暗になるまえに駅へもどりました。

今回の一番人気は「瑠璃杯」(るりのつき)この展示だけ10分ほどならびました。瑠璃色のワイングラスのようなデザインで、側面に2センチほどのリングが貼り付けてある、一度見たら忘れないデザインです。このグラスの受け金具がめちゃ細かい細工もので、これがあるためにグラスに気品を与えています。食器=木製品の時代、初めて見た人にはカルチャーショック大だったと思います。


もう一つの目玉展示は聖武天皇が愛用したという琵琶。二度目の拝見です。厚みがとても薄いので、えらく貧弱な音しか出ないはず、と想像しますが、それはさておき、装飾模様のハイテクぶりには感心します。今回はこれを見るために遠眼鏡を持参して、数メートル離れたところから細部を見ました。
 制作後1200年以上経ってるのに「賞味期限」の来ない超絶技術と完璧なフォルムを見ると、生身の職人がコツコツ作ったというより、完成品が天上から舞い降りたのではと、しょーもない想像をしてしまいます。
 これを弾く「撥」が何故か朱色の象牙でできており、色、形とも洗練の極みといったデザインです。(同展は11月12日まで)


■正倉院展の案内
http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2012toku/shosoin/2012shosoin_index.html



瑠璃杯
正倉院2 



昼間は行列で埋まる廊下も、4時を過ぎるとこんな状態に・・
正倉院 

スポンサーサイト

読書と音楽の愉しみ


●室谷克美著「日韓がタブーにする半島の歴史」を読む

 「貴国は我が国に最も近い隣国であり、人々の交流は、史書に明らかにされる以前のはるかな昔から行われておりました。そして、貴国の人々から様々な文物が我が国に伝えられ、私共の祖先は貴国の人々から多くのことを学びました」(本書11頁)

1994年3月、韓国の金泳三大統領が来日したさい、天皇が宮中晩餐会で述べられた「お言葉」である。覚えておられる方も多いでせう。


著者は「お言葉ではございますが・・」と異論を唱える。それが本書の内容であります。天皇陛下のこの言葉に違和感を覚える日本人は少ない。常識だと思っている。なので「これって、ホンマか?」と疑ったことがないが、常識=事実にあらず、間違ったことを教えられ、信じているかもしれない。


1世紀頃から中世に至るまでの膨大な資料を渉猟して「日本人の常識」は間違っていると解説するのでありますが、あまりに情報が多くて、年寄りの頭の錆びたメモリーにはとても入りきらない。人名や書名の文字、読み方が難解で男女の区別さえつかない・・ので、二回読んだけど、何回読んでも難解でおます。結果、これは著者の作文がヘタだからわかりにくいのだ、と勝手に決める始末であります。


著者が言いたいことの要点はこういうことです。
■天皇のお言葉のように、朝鮮半島から日本へ一方的に文化(文物)が流入したのではない。むしろ、日本(倭国)が半島へ進出し、現地を統治したり、新しい文化、技術を伝えた。
■韓国人は、自国の古代史の詳細な検証すらせずに、都合の悪いことは無視、歪曲、ねつ造によって「立派な歴史を有する国」に書き換えている。歴史教科書も事実を伝えていない。


神功皇后による朝鮮征伐のような勇ましい話とは別に、朝鮮最古の史書「三国史記」(「三国志とは無関係)によると、1世紀ごろに倭国の人物=脱海が新羅へ来て宮廷に取り入り、有能さを認められて出世、最後には王になるという記述がある。こんな成功物語ではなくても、倭人は半島の南東部、南西部の一部を支配していたようで、融和と対立を繰り返しながら交流を続けた。ただ、これを象徴するような「任那日本府」の存在については、あった、無かったの両説があり、今でも論争中らしい。


近年になって半島の南西部では前方後円墳がたくさん発掘され、日本のそれの手本と思われたが、築造年代を調べると5~6世紀だった。日本では3~4世紀にはもう出来ていたので、逆に日本から朝鮮に伝わった文化であることがわかった。また、発掘物の一つであるヒスイの勾玉など装飾品は化学分析から日本産であることが分かっている。当地を支配していた倭人が日本の古墳設計を朝鮮に持ち込んだのであって、朝鮮経由で日本へ、という常識を覆す一例である。


歴史のサイドストーリーとして面白いのは、古代から朝鮮国は宗主国シナに媚びるための一方法として「献女」という外交手段をとっていたこと。新羅の宮廷はとびきりの美女(高官の娘)二人を玄宗皇帝に献上した。玄宗皇帝大ヨロコビ・・と思いきゃ、なんと、返送すると言ったのだから、嗚呼、もったいない。しかし、当時の皇帝には、かの絶世の美女、楊貴妃をはじめ26人の后がいた。いまさら・・であったのか。


送り返された美女はどうなったのか。史書には書かれなかった。朝鮮へ戻らず、唐へ帰化したかもしれない。美人をウリに異国で暮らすとなれば・・。韓国で最も伝統的、かつ安定したビジネスは「売春」という常識の原点はこんなところにあるのかもしれない。宮廷自らシナの皇帝に慰安婦を差し出すような国である。(2010年4月発行 新潮新書)

本・日韓がタブーに・・

*****************************

参考■売春は韓国の国際ビジネス、の最新情報

悪質ダマシ文句“日本人とやれる”
2012年10月27日 14時06分

 ニューヨークで韓国人女性に売春させていたグループが摘発された。米メディアが23日までに報じた内容によると、ホームページ(HP)で「日本人女性のキメ細やかなサービス」を売りに客を集めながら、いざ客が日本人女性を“注文”すると「今日はいないし、日本人は本番をしないよ」と韓国人女性を勧めていたというから悪質だ。それでも一流企業の重役やセレブたちが常連で「顧客名簿が流出したら、全米を揺るがす大スキャンダルになる」という。

 韓国人女性の売春が日本同様に米国でも社会問題になっている

 韓国人ジャーナリストは「韓国では2004年に、性売買特別法が施行され、風俗への取り締まりが厳しくなった。風俗街は壊滅的ダメージを受けて、売春女性は海外に大量流出した。韓国の国会議員が調査して発表したところによると、国外で売春をしている韓国人女性は10万人以上いて、そのうち5万人が日本、3万人が米国といわれている」と説明する。

 米紙「ニューヨーク・ポスト」によると、ニューヨーク警察が数か月の内偵を経て先日、マンハッタンに4か所ある売春店の代表ウイリアム・トマス容疑者(42)と、売春店「E4Aコリア・プライベート・メンズ・クラブ」従業員の韓国人女性イ・ジョン容疑者(28)を逮捕した。
 ほかに国籍が分からない受付の男レイ・スペイン容疑者(38)も逮捕された。潜入捜査官が店に入ると、オリビアと名乗るイ容疑者が接客してきたため、逮捕に至ったという。

 トマス容疑者らは店のホームページ「E4AKOREA」「E4ANY」を開設し、集客していた。「E4A」とは「エンジョイ・フォー・エニバディー」の略で、誰でも楽しめるという意味。サイトによると本番ありのサービス料は30分200ドル(約1万6000円)、1時間260ドル(約2万円)で、メイドや学生服のコスプレでサービスしてくれるという。

 サイトでは「GFE」なるキーワードが強調されていたが、これは「ガールフレンド・エクスペリエンス」の略。直訳すると「恋人体験」という意味で、要するにコンドームなしのセックスができるとうたっているわけだ。

 同紙などでは「顧客はニューヨークの有名企業の重役やセレブたちで、万が一そのリストが流出したら、米国中が大騒ぎする大規模なセックススキャンダルになる」と報じている。

 また、驚くことにこのグループは米国で人気の高い“日本人女性”をエサにしていた。トマス容疑者は風俗情報紹介サイトで「E4Aグループは本物の日本人女性のセラピストを揃えました。セラピストはお客様のニーズにお応えします」と宣伝。自店のHP「E4A」に誘導していた。

 しかし、22日付のニューヨーク・ポスト紙は「警察によると、潜入捜査官が店に行って日本人女性を指名しようとすると、スペイン容疑者は『日本人女性は本番なしで、マッサージをするだけだ。抜きたいなら100ドルとチップ40ドルをよこせ』と言ってきた」と報じた。同店にマッサージ嬢として、日本人女性が在籍していたという情報は一切ない。


■引用元
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/50973/


閑人帳


●あわて紅葉

  27 日に「半畳雑木林にも秋色」と写真をのせましたが、ナンキンハゼは三日後に紅葉盛りの華やかな色になりました。そんなに急がなくてもええのに・・ 地味な雑木林に紅一点の風情です。この秋は、気温の推移が順調なので、きれいな紅葉風景が楽しめそうです。 

ナンキンハゼ 


タネを拾ったのはこの木の下です。(奈良市高畑町)
ナンキンハゼ  

閑人帳


●とことん日本が嫌いな「フジテレビ」の仕業

 昨日の天皇賞レースで、イタリア人騎手、ミルコ・デムーロがエイシンフラッシュを駆って優勝、そのウイニングランの途中、貴賓席の天皇皇后両陛下に向かって、跪いて一礼した・・という、誰が見てもさわやかなシーン。しかし、フジテレビの中継では、両陛下の観覧シーンも、レース前の国歌斉唱の場面もCMを入れて消した・・とは、当日、ネットにあふれた情報。(自分は中継を見ず)

 社長からヒラ社員まで韓流に汚染されたフジテレビは、あらゆるシーンで「日本は嫌い、カスの国」を表現しないと気が済まないらしい。そんなに露骨に「反日」を標榜したら、視聴者にソッポ向かれて、結局は自分の首を絞めることになる。わかっちゃいるけど止められない・・。今や、ネット界では「ウジ(蛆)テレビ」が普通名称になっているのも仕方ないか。


■ 動画・ウイニングランのシーン
http://blog.goo.ne.jp/fukudaikichi/e/f55f449e354c3e20eff1fa57b917f6c6?fm=rss

天皇賞

アジア ウオッチング


●温家宝首相の一族が2200億円を蓄財

 中国の政権トップや大金持ちは、ひたすら蓄財に励んで、イザというときには海外へ逃亡すると、このブログで何度も書きましたが、そのお手本のような銭ゲバぶりを温家宝首相の一族がやっていたというニュースです。

 日本人は、温家宝首相に「悪辣な政治家」のイメージをもっていないように思えるけど、実際は「カネカネキンコ」、金こそ命の政治家だったと言われても仕方ない。一片の正義感があれば、こんなえげつない銭ゲバにはならないはずです。2200億円という金額は、日本の物価水準に換算すれば1兆円になります。そんなに貯めて何をしたいのか。共産主義思想の真逆の行いを平然とする人物が、共産党政府のトップを占めている不条理があと何十年も続くとは思えませんけど。


別の「大紀元報」の記事によると、このような形で蓄財し、不正に海外へ持ち出される金が一年間に17兆円、実にGDPの3%に達するという。トヨタ自動車の年間売り上げに匹敵する金額です。これらの金は、海外での投資や不動産購入に使われ、運がよければ資産はさらに増える。中国人による北海道のリゾート地での土地買い占めなどにも、こんなアブク銭が使われています。温家宝首相、2200億円蓄財の記事は削除されそうなのでコピーしておきます。(茶色文字が引用文)

   ***************************


■温家宝首相の一族、資産2千億円 
        副首相就任以降、巨額の財築く 米紙報道  
             2012.10.26 14:33 [中国] 【サンフランシスコ=黒沢潤】


米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は25日、中国の温家宝首相の一族の資産が少なくとも約27億ドル(約2200億円)に上ると報じた。一族は温氏が1998年に副首相に就任して以降、巨額の財を築いていったといい、友人やビジネス・パートナー名義で投資するケースが目立つと指摘している。


 同紙は温首相の母や妻、息子、弟、義弟などの資産を企業や当局の報告書をもとに集計。27億ドルのうち80%は、中国共産党の規則では公開対象外という。


 温首相が新型肺炎(SARS)の流行に伴い2003年、医療廃棄物処理の規制を強化した後、弟の企業が水質保持や医療廃棄物処理に関わる事業(約3千万ドル)を政府から受注。弟は、この企業を含め2億ドルの資産を保有している。


 また、母親は世界的に著名な保険・金融企業「平安保険」の株式を07時点で1億2千万ドル分保有していたが、株式の名義人は、温首相の郷里の企業だった。


 記事は、妻が宝石の品質管理担当の政府職員から中国の宝石市場で「女王」と称されるまでの軌跡や、一人息子が中国有数の投資ファンドを運営していることなども報じている。


 温首相が一族の資産形成に直接関与したかどうかは不明だが、記事は「戦略分野の投資案件で強い影響力を持っていた」と指摘。一族の巨額蓄財が明らかになり、11月8日からの党大会以降、引退する温首相の影響力低下は避けられないとの見方も伝えている。


 中国政府は今回の報道を受けて、国内での同紙(電子版)の閲覧を阻止した。 中国の指導者一族の資産形成をめぐっては、米ブルームバーグが6月、習近平国家副主席の親族が数億ドルの資産を保有していると報じた際も、中国からの記事閲覧が阻止された。


■記事引用元
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121026/chn12102614340005-n1.htm

■大紀元報記事 引用元
http://www.epochtimes.jp/jp/2012/10/html/d96148.html


温家宝首相 

閑人帳


●半畳雑木林にも秋色

 10月20日頃からナンキンハゼとキリが色づきはじめました。ラクウショウも葉が茶色になって落ち始めています。常緑樹は成長が止まって、このサイズのままで冬を越しそう。
半畳雑木林秋色2  
 

芽が出るかな?
 今年、発芽しなかったイチョウやセンダン、サンシュユの実(種)を拾って、もう一度試します。新顔はミツバマツやエンジュなど。芽がでるかな? 自称「捨て魔」の駄目男、秋の今頃は木の実の「拾い魔」です。

カップ入り 木の種  

たまには外メシ


●ワイン一杯、旅気分・・・マディラワイン<バーベイト10>

 昨年6月、この項目で、めちゃ美味しいと紹介した「グラハム ヴィンテージポート1980」 これほどでもないけど、美味しいワインに遭遇。タイトルのマディラワインで、10年熟成モノです。普通のワインと違って賞味期限がやたらと長く、開栓後も常温で保存できるそう。
 マディラとはポルトガルの島の名前で、リスボンから南西へ1000キロほどの温暖な気候の島だそうです。ネットで見つけた写真がとてもきれいで風光明媚そのもの。同じ酒でも、スコッチの産地の荒涼とした風景とはえらい違いです。


ワインの好きな人は、アドレスを詳しく調べて現地の風景写真を見ながら一献というのも粋な飲み方ではないでせうか。安物でもちょっぴり美味しく飲めるかもしれません。イタリアやチリやアルゼンチンにも、かっこいいワインヤードがありそう。「ほなら、河内ワインはどやねん?」てか。んぐぐ・・。

天王寺「ゴールウエイ」にて
ワイン 


マディラ島の風景 標高差を利用して、いろんなブドウを栽培する。
ワイン 


マディラワイン

アジア ウオッチング


●「農心」ラーメンのスープから発がん物質

 お湯を注ぐと、ニョロリ、虫がお出ましになる画像で有名になった韓国の「辛」ラーメン。今回は同社の複数製品から発がん物質が検出された。

ここから引用
 
辛ラーメンで知られる韓国の食品会社・農心が販売するラーメンやうどんなど6種類のスープから、発ガン性物質のベンゾピレンが検出されたことが明らかになった。韓国のテレビ局MBCによる報道をもとに、複数の韓国メディアが24日、相次いで報じた。


ベンゾピレンは約350~400度の高温で、食品を調理または製造する過程において、炭水化物やタンパク質、脂肪などが不完全燃焼された場合に生成される物質。世界保健機関(WHO)傘下の国際がん研究所は、1級発がん物質に分類しており、人体に蓄積された場合はガンを誘発し、突然変異を起こす環境ホルモンとされている。


韓国メディアは、「農心、発ガン物質ベンゾピレン検出」「農心“たぬき”で1級発がん物質検出、製品を回収するかどうか検討中」などと題し、農心のラーメンやうどんの6製品から発がん性物質であるベンゾピレンが検出したことが確認され、衝撃を与えていると伝えた。


韓国の食品医薬品安全庁が6月、農心をはじめ、国内に流通するラーメン・うどん製品のスープ30種を調査した結果、農心では「ノグリ(たぬき)」袋ラーメンやカップ麺の「セウタン・クンサバルミョン(エビスープの大きなどんぶり麺)」など、人気の高い商品からベンゾピレンが検出された。しかし、この結果に対し、食品医薬品安全庁と農心側は回収措置を取らなかったと報道された。


これに対し、食品医薬品安全庁は「食用油の場合はベンゾピレン検出量の基準が決まっているが、ラーメンのスープにはこのような基準がなかった」とし、「世界的に加工食品にベンゾピレンの基準を設定している国はないのが実情。人体に危害が生じない程度に安全である」と説明。


一方、農心側は、「スープから微量のベンゾピレンが検出されたことを問題にすることはできない」としながらも、「6月に食品医薬品安全庁の通報を受けて生産工程を2カ月間停止し、調味料の納入業社を変更した」と説明した。


また、農心の関係者は、今後、問題の製品を回収するかどうかについて「製品が安全だと判断して販売を続けていた。人気の商品だけに、会社の経営陣は回収するかどうかを議論しており、まだ決定していない」と述べたという。(編集担当:李信恵・山口幸治)

■引用元記事
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1024&f=national_1024_014.shtml


危険かどうかより「人気がある商品だから、回収するかしないか議論中」というところが韓国らしい。虫やネズミの死骸が入ってるくらいで回収なんてしません! 発がん物質なんか屁のカッパ、であります。こんなヤバイ会社と業務提携した新潟の「亀田製菓」は消費者の反感を買い、業績向上どころか、利益を大巾に減らしてしまった。

■亀田製菓 4-6月期 業績
https://socialnews.rakuten.co.jp/link/104222

読書と音楽の愉しみ


●井形慶子著
「古くて豊かなイギリスの家・便利で貧しい日本の家」を読む

 全編にわたって、イギリスは素晴らしい、日本はカス、という評論で埋め尽くされているので辟易します。え~かげんにしーや、と言いたくなるけど、しかし、日本はカスの論はおおむね納得できる。要するに、著者の言いたいことは、日本人は、イギリスの家や街造りというハード面だけでなく、イギリス人のライフスタイル、人生観も見習いたい、見習うべきということであります。そんなこと言われても、わてら日本人やしなあ・・。


著者は嘆く。現代日本人は、家づくり、街づくりにおいて、個人も行政も企業もまともな哲学もポリシーももっておらず、行き当たりばったりの繰り返しで、どうにか言える街づくりの思想は「スクラップ・アンド・ビルド」。これじゃ美しい街なんて永久にできっこない。
 ほんま、おっしゃる通りであります。セキスイとかダイワとか、大手のハウスメーカーの住宅設計は家電製品のデザインと同じような感覚で、高機能、便利さ、コストダウン、といった面での努力はするが、一生住むに値するマイホームというコンポン的な価値、理念などは埒外になっている。築わずか10年、20年でデザイン的な劣化が起き、最新型に比べるとえらく古びて見えるのは、家電製品や自動車と同じコンセプトで設計されるからである。


それに比べてイギリスでは・・となります。イヤハヤ、お説ごもっともと同調するふりして、しかし、そんなこと言われてもなあ・・を繰り返すしかない。ま、イギリスに学ぶところ多いことは承知して、日本流の家づくり、街づくりの哲学が必要です。
 敗戦後、70年近くたつのに、このあいだに、国民の誰もが認める「美しい街」が一つもできなかったのは先進国としてみっともない。著者が褒め称えるイギリスの街並みに匹敵する日本の街並みは・・と考えてみれば、文化財として保存されてる江戸時代~明治時代の街並みしかない。


ならば、いっそうのこと、国家プロジェクトとして、京都市中京区に100ヘクタール規模で昔の京の街並みを再現してはどうか。「生活者、事業者がいるディズニーランド」って構想の街づくりです。実はこのアイデア、20年くらい前に京都市が公募した都市計画コンペに、駄目男がいちびりで応募したプラン「京都市夢京区プラン」のことです。もちろん、予選で落選しましたけど。(2000年12月 大和書房発行)


本・イギリスの家  

閑人帳


●動画の編集、初体験

 自分の使ってるパソコン(FUJITSU)に動画の編集ができるソフトが入ってることが分かり、試してみました。ネタは20年前にアナログのビデオカメラで撮影したハイキング風景です。それを昨年、業者に頼んでDVDにコピーしてもらったもの。約80分の記録です。


説明を読むと、マニアックな高度な編集が出来るのではなく、初心者向きの「簡単編集」機能と書いてあったので安心して作業にかかりました。しかし、たちまち「なにが簡単やねん!」と文句言いたくなるほど操作ミスを繰り返してしまい、一向にはかどらない。もう、やめようかと思ったころにようやくコツが分かり、なんとかまとめることが出来ました。


慣れてしまえば、よく出来ているソフトだと納得できるのですが、トラブルの原因は、パソコン操作のあらゆる場面で悩まされる「説明の下手くそさ」です。家電の「使用説明書」に相当する初心者向きの説明が至っておざなりで、ミスをしやすい大事なポイントの説明がない。だから、ユーザーは「あ、こういうことか」と気づくまで何回も失敗を繰り返さなければならない。もし、テレビや洗濯機などの家電でこんないい加減な「使用説明書」をつくったらクレームが殺到すること間違いなしです。しかし、パソコンにおいては未だに、メーカーの無能、不親切がまかり通るのですね。


今回の例では、80分の動画をDVDからパソコンのフォルダーに取り込み、自分の好みで約60分に再編集したら32のファイルに分割されました。それに番号をつけて順に並べ、一気にDVDにコピーします。約1時間かかります。「簡単編集」だから、字幕を加えたり、音楽をいれたり、というのはできません。そんなカッコイイ編集は、初心者には無理でせう。動画の作品を作るのではなく、整理するための編集です。(最新型なら、これらが簡単にできるかもしれない)


Windows 7の機種なら、どこの製品でも入ってるのではと思います。近頃は動画を撮る人も多いので、残しておきたいものを整理するのに役立つでせう。もし、読者が試されてカンタンに編集作業ができてしまえば、駄目男の苦労は「単に頭が悪いせい」になります。ぐぬぬ・・・。


■富士通製品の場合は「すべてのプログラム」を開け、Corel Digital Studio for FUJITSU  をクリックするとガイドが出ます。



ビデオテープは20年を経て劣化がおきてるのか、黄色や赤色の発色がわるくなっている。画素数は30万画素くらいの感じ。
風に吹かれて 


能勢の田園風景
風に  


■野楽路会の皆様にはメールで貸し出しを案内しています。

閑人帳


●「週刊朝日」御乱心の不思議

 タイトルの「ハシシタ 奴の本性」からして朝日ではなく「アサヒ芸能」誌の感じなので驚きます。なんでこんな下品なタイトルになってしまったのか、不思議です。内容とともに企画段階で賛否の議論がなかったのか、なんとも怪しい記事です。さらに、橋下サンに朝日は取材拒否、と高飛車に出られると「悪うございました、お詫びします」やて。このヘナヘナぶりもよう分かりません。そんなにあっさり謝るのなら企画するなよ、と思います。


ところで、ネットで記事全文を読んでみたら、その内容は昨年の「週間新潮」11月3日号とほとんど同じでした。つまり、週刊朝日の記事は衝撃的でも新鮮でもない、二番煎じの情報です。同月の大阪市長選挙前でしたから、新潮の記事は橋下候補には大きなダメージだったものの、とりあえずは書かれた内容を認めたというのが当時の状況です。人権侵害云々と声高に言わなかった。


しかし、一年後、同じ事を週刊朝日に書かれて「取材拒否」と噛みついた。内容より、橋下氏が根本的に朝日新聞が嫌いという心情があるにせよ、やはり、基本は自身の世間でのポジションが大きく変わったからだと思います。
 すなわち、昨年の市長選挙前は「飛ぶ鳥を落とす勢い」だった。市民も出自の問題をマイナス点にしなかった。それが一年後の今、はやばやと人気凋落して、出自の悪さがさらに人気に悪影響を及ぼす状況にある。無視できない。昨年は言わなかった「人権」を持ち出して攻撃する。移ろいやすい人の心を引きつけるためには最新の情勢に応じた作戦が要ります。


それにしても、週刊朝日のみっともない対応は親方の朝日新聞でも問題視してるのではないでせうか。ちなみに、週刊朝日の発行部数は週間新潮の半分以下で推定約25万部。ジリ貧を続けてきたのが、今回の不始末でガタリと売り上げを減らすかもしれない。編集長さんはクビを洗ってお仕置きを待つという場面です。責任ライター、佐野真一氏の弁解も聞きたいところです。


もしや、これは朝日と橋下氏の出来レースではないかといううがった見方もある。
敵対してるように見せかけて、実は裏でつるんでると。そうなら、週刊朝日の記事は橋下氏を応援するために書いたことになる。う~ん、そこまで考えるか。もし、編集長がクビとか降格にならなかったら、出来レースの可能性、アリかもしれない。


問題の週刊朝日 10月26日号記事(削除されてるかも)
(200%くらいに拡大しないと読めない)
http://sappukei.livedoor.biz/archives/6012356.html



******************************************



■参考・・・昨年の11月3日号「週間新潮」をもとにした当ブログの記事
(茶色文字・10月29日掲載)


●「週刊新潮」拾い読み(11月3日号)

血の雨が降る「大阪決戦」! 
同和・暴力団の渦に呑まれた、独裁者、橋下知事出生の秘密

 「週刊新潮」の記事にされ、葬られた政治家や官僚は数多いが、ここに来て、時の人、橋下知事も標的にされた。橋下ファン、支持者にはショッキングなネガティブキャンペーンである。この記事は、本来、月刊「新潮45」誌の記事だったものが、同誌が大阪で売り切れという事態になったため、急遽、週刊誌に転載された。


記事によれば、出生をめぐる情報は主に橋下徹氏の叔父から仕入れた。それによると、父親が八尾市の同和地区出身で、叔父、父親とも博徒系のヤクザ組織「土井組」の組員だった。母親は後妻で、先妻の女性も同和出身で刺青を入れた女ヤクザだった。父親は後妻と東京へ出奔、渋谷区で徹氏を生む。その後、父親だけが大阪へ戻るが、博打の借金がもとでガス自殺した。


母子は大阪へ舞い戻り、やはり同和地区で暮らす。父親のいた八尾にも短期間住んだらしい。中学生時代から周りへの反感もあって猛勉強し、北野高校から早稲田大学へ進み、弁護士の道を歩むことになる。妹も大学で学び、米国留学もしているが、これらは叔父の援助のたまものと言われている。叔父は恩人である。


しかし、その叔父の息子、つまり橋下氏の従兄弟が1999年、東大阪市でささいなもめ事から、相手の男性を金属バットで殴り殺すという事件を起こす。12年前のことである。父親がヤクザで従兄弟が殺人犯・・人気知事のこんな血脈を、殆どの人は知らないのではないか。ライターはこの殺人事件のことを直接知事に尋ねたが、従兄弟とは付き合いがないので知らないと答えるのみだった。
 なお、橋下は「ハシモト」と読んでいるが、もとは「ハシシタ」だった。父親が唐突に「俺はこれからハシモトでいく。おまえはハシシタでいけ」と叔父に言ったときから、橋下=ハシモトに変わった。これは法律上、問題はないらしい。


橋下知事は、無駄な施策の廃止、縮小、人件費の節減など、あらゆる面でコストカットを進めているが、なぜか「同和予算」だけは手を付けない。怪しい団体や個人への怪しい貸し付け金がたくさんあるが、見て見ぬふりをしている。「解同」などに対しては甘い、癒着しているとみられても仕方ない。あるいは、文句一つ言えない立場に立たされているのか。


無事、司法試験にも合格して、最初に勤務した神戸の法律事務所のオーナーの印象は「元気のいい青年、人当たりの良さそうな人物という感じだった。しかし、その後は異常なほど金にこだわる人間だとわかったきた。飲みに連れて行っても、話題はカネ、カネ、カネ、どこの弁護士はこれだけ稼いだとかの話しかしない。仕事ぶりは、強きに弱く、弱きに強いタイプで、金持ちの依頼人への媚びへつらいは酷いものだった。弁護士としての品性がない。それで、こいつは早く辞めさせたほうがいいなと思った」


この大事な時期に、彼の秘書がミナミのラブホテルでいかがわしいパーティをやってることも判明。事情を知らずに来た若い女性が危ない目にあった。その秘書の母親は橋下知事後援会の会長というから、後援会自体、いかがわしい。


以上、順序は前後しているが、記事を要約した。それにしても、今、なぜこんな暴露記事がでるのか。ウラで世論操作を目論むワルがいるのか。不可解。この記事がウソ、でっち上げなら、知事は名誉毀損で直ちに告訴するべき。逆に、リアクションなしだったら、記事の中身は事実だと認めることになる。


なお、月刊の「文芸春秋」11月号にも、平松市長が「大阪は独裁・橋下知事に屈しない」という手記をのせていて、こちらは政策や政治手法に関する批判記事。

犬町・猫町情報


●愛しのマウンテンゴリラにご挨拶・・の旅 ~気まぐれムンクさん~

 そこらへんのサファリパークと違う、アフリカ・ルワンダの国立公園まで出かけて、マウンテンゴリラの家族に会ってきましたと、ムンクさんから便りが届きました。(茶色文字がお便りの文章)


 ちょっと些細なビッグなニュースです。
マウンテンゴリラに会ってきました。先月16日より18日間アフリカへ行きました。マウンテンゴリラは、現在世界で600頭程の希少動物です。

ルワンダとコンゴの境の山のふもとにあるウ”オルカン国立公園、ここに7家族生息しています。野生のマウンテンゴリラを7メートルという間近に見ることのできるトレッキングに参加しました。
 
観光客 1グループ8人、ガイド2人(正、副)、レンジャー2人、ポーター3人で入山します。1日に56人限定です。パーミット(入域許可証)$750、日本からはパーミットが取れす現地で購入しキガリ(ルワンダの首都)から1泊2日で$1,200払いました。


私たちはタトウーグループ(家族10人いや9頭と6カ月の赤ちゃん)に会いました。ボス 24歳、身長200cm、体重200kgが 私の左太ももをかすめて行きすぎた時には、びっくりして大尻もちをつき固まってしまい、しばし動けませんでした。(声は禁止)


ガイドの方はゴリラ語らしき声を発して、ゴリラの動きを見守ります。そんな時、彼の頭をいきなり大きなゴリラの手がタッチするハプニングがありました。ゴリラはとても慣れています。シャイで私たちが顔を見ようとすると背を向けます。かわいい~。


■現地の観光に関する情報です。

ルワンダ大使館のHP
http://www.rwandaembassy-japan.org/jp/modules/tinyd/index.php?id=29

ツーリストの現地観光ガイド
http://www.saiyu.co.jp/newspaper/tc_report/africa/200405ZW02/index.html


手を伸ばせば触れる距離まで近づくことが出来ました。
写真を送ります。ボスゴリラは背中だけです。

ゴリラ 



ゴリラ 

 

ゴリラ 



ゴリラ 




ゴリラ 

大阪日暮綴


●「ザ・大阪ベストアート展」鑑賞

 大阪市と大阪府が所蔵する作品を、あれこれ手を変えて展示する企画展、今回は、市民、府民のリクエスト(人気投票)で選ばれた作品が見られます。
 人気ナンバーワンは?・・佐伯祐三の「郵便配達夫」でした。まあ、納得できます。2位はモディリアニの「髪をほどいた横たわる裸婦」これも当然というべきか。3位も佐伯祐三の作品です。

 狭い展示室で何気に鑑賞するこれらの作品、ふとゼニ勘定してみれば、全部で時価20億円くらいのネウチものなのであります。監視のおねえさんがたくさんいるのも当然でありませう。会期は11月25日まで。作品の入れ替えがあって、後期は10月25日から。入場料500円。

■市立近代美術館 心斎橋分室の企画展案内
http://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu120/artrip/index.html


●御堂筋KAPPO

 当日は御堂筋が歩行者天国になっていて、えらい人出でした。ふだんとはまったく違うシーンです。以前の御堂筋パレードより、これのほうが準備が安上がりな上、来場者の消費金額が多いので、良い企画なのではと思いました。 (10月14日)



 かっぽ


ルイ・ヴィトンのディスプレイ。草間彌生のデザイン?
かっぽ



沿道あちこちでライブをやってます。持ち時間は20分。この写真はアカペラのグループ。A(C)=えーかっこしーと読みます。本町セントレジスホテル前。

えーかっこしーのHPはこちら・・
http://sound.jp/a_c/

かっぽ 


淀屋橋と本町の中間のビル一階に「さっぽろ・かごしま」ナントカという常設物産展会場があり、そこで見つけたのがこのラーメン。けったいな名前で売ろうという魂胆なのか。かなりオイル濃厚なダシでカロリー高そう。旭川のメーカー製造で180円。
かっぽ 

閑人帳


●嗚呼、ややこしい・・尼崎死体遺棄事件

 新聞にこの事件の加害者、被害者の相関図が出ているのを見ました。いやもう・・誰がナニしてなんとやら、さっぱり分からない。シロウトが電気の回路図を見る感じです。警察も文章での説明では記者が理解できないので、こんな相関図を配ったのではと想像します。捜査員は情報を整理しつつ、頭こんがらがったのではないでせうか。


昔、フランス映画で「悪魔のような女」という、コワーイ映画がありましたが(ふる~~)主犯と覚しき角田美代子はまさに悪魔のような女、自分が被害者すべてを直接殺したのではなくても、人数の多さ、残酷さから死刑は免れないでせう。被害を受けた親戚だって死刑を望んでるのではと思います。生きてシャバに戻って来られたのでは悪夢の再来です。


この事件が裁判員裁判に選ばれた場合、原告、被告の人間関係のややこしさに裁判員がいかほど困惑するか、想像するだけで頭がクラクラする。相関図は必須資料になりそうです。というか、皆さん、なんとか辞退したいと必死に知恵を絞るのではないでせうか。


事件相関図

世の中には、不幸なことに「存在することが悪」といえる人間がいる。あらゆるコミュニティを見渡してみれば、10人に一人は、できたら付き合いたくない人であり、100人に一人は、今夜ポックリ亡くなっても全く哀悼の気持ちを催さない人であり、1000人に一人は、べつに人殺しではなくても、存在することが悪と言いたい人であります・・と、他人事のように言ってはならない。自分がその10人に一人、100人に一人のダメの人かもしれないから。


警察という権力機構は、100分の1~1000分の1の人と関わるためにつくられているのかもしれない。あの人、好かんタコ、くらいでは介入しませんからね。平穏で幸せな暮らしを続けられる人は、まわりの人物の評価において、好かんタコさえ20分の1とか30分の1とか少ない人ではありませんか。逆に、まわりのヤツ、どいつもこいつもカスばっかしや、という境遇で平和な暮らしなどできるはずがない。おまけに、自分もカスの一人である可能性大であります。


真に頭の良い人、すぐれた仕事をする人は、回りから好かんタコやワルを巧妙に排除していく。そうして平和で安定した人的環境を築く。地味ながら、これも「世渡りの上手い人」と言えます。なんか、脱線してしまいました。

犬町・猫町情報


private

            11月号表紙 by ぽんさん


11月号表紙  

                 
              森のちいさなサロン


  *************************************

●11月例会 案内   ~担当 うぐいすさん からたちさん~

JR志都美駅から「馬見丘陵公園」を訪ねて

駄目男さんのブログで紹介されたコースです。
 志都美駅は王寺から2つ目の駅ですが、駅前にお店はな~にもありません。駅からのんびり歩いて約1時間半位で馬見丘陵公園に到着です。午後は広い公園を散策しながら、近鉄池部駅まで歩きます。(雨天中止)


■11月4日(日)午前10時 JR和歌山線志都美駅西口(1F)集合
■参考ダイヤ・・大和路線高田行快速 JR難波発9:18~新今宮9:22~天王寺9:25~王寺9:44~志都美着9:50
■コース・・志都美駅~馬見丘陵公園(昼食)~近鉄田原本線池部駅 約7、2キロ ほぼ平坦な道です。


  *******************************


●10月例会 レポート  ~担当 Tマサさん~

 絶好のハイキング日和に恵まれて、三田の田舎道と県立有馬富士公園を歩きました。山上にある花山院からの眺望がすばらしく、遠くは明石海峡や小豆島も見えます。ここは「西国三十三札所巡り」の番外寺院となっていますが、三十三札所巡りの創始者は花山天皇と言われています。
 午後は元気人が有馬富士登山し、広い公園の中を歩いてJR新三田駅に向かいました。


花山法皇殿
10月



山上からの素晴らしい眺めを堪能
10月 



福島大池のほとりで。背景の山は有馬富士
10月 



サウダージさんのスケッチ 栗とあけび
10月例会

読書と音楽の愉しみ


●小川榮太郎著「約束の日 ~安倍晋三試論~」を読む

 次期政権を担うこと、ほぼ間違いなしの安倍晋三自民党総裁をヨイショする本であります。わずか1年で総理を辞めたので、悪評が蔓延したのですが、実は、短期間でしっかり業績を残したと、その内容を説明しつつ、安倍政権の真の敵は野党ではなくマスコミ、中でも朝日新聞が最大の敵だったというところが本書の重要ポイントです。


「安倍の葬式はうちで出す」と朝日新聞の幹部が言った。
このフレーズはたちまちネット世界に広まって常用語になっていますが、本書の巻頭にはもう一つのエピソードが紹介されています。(以下引用)


3頁 
「私(著者)は先頃引退した政治評論家の三宅久之から次のような話を聞いたことがある。

朝日新聞論説主幹の若宮啓文と会ったときにね、朝日は安倍というといたずらに叩くけど、いいところはきちんと認めるような報道はできないものなのか。と聞いたら、若宮は言下に「できません」と言うんですよ。で「何故だ」と聞いたら「社是だからです」と。安倍叩きはうちの社是だと言うんだからねえ。社是って言われちゃあ・・・。(引用ここまで)


朝日新聞しか読んでいない人の多くは、この「安倍の葬式」や「安倍叩きは社是」のことなんか知らないと思うのですが、いかがでせうか。朝日が紙面にこんなえぐい言葉を書くわけがないので、知らなくて当然でせう。

 なにゆえに朝日はここまで露骨に安倍を憎悪するのか。それは安倍政権が「戦後レジームからの脱却」を看板にした政策を企画したからであります。戦後レジーム(体制)とは、すなわち朝日新聞や左翼が、憲法擁護や教育問題や対中、対韓外交姿勢で、日本はこうあるべき、こんな国にしたいと意図した体制です。それを安倍政権は「脱却」するべきと唱えた。そりゃムカついて当然です。朝日新聞の思想を否定するのですからね。このがきゃ、ボコボコにしたるで!と、全力を投じて叩きまくり、そのあげくに「安倍の葬式はうちで出す」となった。


実際、安倍政権が倒れたときは、週刊朝日で全40頁もの大特集「安倍逃亡」を掲げ、二度と政権に復帰できないように「葬式」を出したつもりだった。
 ところが・・であります。死んだはずだよ晋三さん、なのに次の政権でリターンやて。再度、戦闘開始しなければならない。安倍叩きを「社是」にしてでも「反安倍」キャンペーンをするぞ、と必死のパッチであります。


朝日新聞を長年「無批判に読んでる人」は、当然、朝日に洗脳されているので、朝日の記事に反感や違和感はもっていない。よって、批判的に読むのはなかなか難しい。 
 ただ、朝日は「戦後レジームへの執着」が強い=変化を好まない、という点で、自民党より保守的な思想に凝り固まってる。時代が変われば体制も変わるべきという考えに同調したくないのであります。(その象徴が憲法問題)ともあれ、これから二度目の「安倍叩き」がはじまるので、よーく観察しませう。


ちなみに、安倍叩きは、何も朝日の専売ではありません。駄目男の考えるところ、安倍憎しの度合いはこんな順になります。
①朝日新聞 ②毎日新聞 ③読売新聞 ④産経新聞
(2012年8月 幻冬舎発行)


安倍本

安倍総理を叩きのめす「週刊朝日」大特集号(07年9月)
安倍本


反朝日新聞デモで掲げられたイヤミ・プラカード(12年10月)新聞社にデモ隊が押しかけるのは珍しい。
安倍本   
 

大阪日暮綴


●恒例「猫とJAZZ」展  ~山賀清春さん~

 新世界はジャンジャン横町の北寄りにある小さな店で、猫好き山賀さんが自作の絵や絵はがきを展示する個展を開催中。この店はスイングMASAというサックス奏者のものらしいけど、本人はニューヨーク暮らしで、めったに帰ってこないらしい。今回は奥さんの描いたネコ画の絵はがきもあり、こちらは細密な絵で山賀さんとは対照的。
 貧乏でもええ、イヤなことはせえへんねん。メシの種である絵も、気が向かないと描かないマイペース人生。たいていの人はうらやましいと思うでせう。個展は10月28日までですが、休日不定。午後1時?から5時まで。



ジャンジャン横町らしくない店構え。看板に「スイング マサ」とあるけど、当人はニューヨーク暮らしで、めったに帰ってこないらしい。年に10ヶ月はシャッターが降りている。
山賀



どちら向いても猫の絵ばかり・・。
山賀 


客がいないときは、せっせと制作に励みます。
山賀 


山賀さんの作品(絵はがき)
山賀さん 


山賀さんの奥さん、フミコさんの作品。(絵はがき)
山賀

大阪日暮綴


●新世界 NOW

 半分は用事で二十年ぶりくらいに通天閣へ。今年は初代が完成してから100周年にあたり、展望台などはきれいに改装されてスッキリした空間になりました。平日の午後3時というのに入場者は引きも切らず、下りのエレベーターは行列が出来ていました。なかなか商売上手です。もっとも、混雑の理由は、エレベーターのスピードが十分に遅いせいもあります。


■串カツの店「横綱」がサイズでトップに
 最近の新世界は一年で風景が変わります。十年一昔というけれど、新世界は五年一昔です。入り込み客が増え、商売繁盛で儲けた業者が店を拡張し、さらに近所の店をも買収、改築したりして、ガンガン大きくなる。その筆頭が「横綱」です。新世界の串カツ「御三家」は、八重勝、てんぐ、だるま、だと思っていたら、横綱が急成長して界隈で一番目立つ店になりました。


■「づぼらや」がピンチ?
  昔、といっても何十年も前は、飲食店で新世界のトップブランドは「づぼらや」でした。正月に家族で「づぼらや」行って「てっちり」食べるなんて、ちょっとしたステータスだった。それでしっかり儲けて、木造の古い本店の向かいに、ドカ~ンとでっかい新館を建てた。これが見事にハズレました。年中ガラ空き状態。環境と店づくりのコンセプトがミスマッチで、客が寄りつかなくなった。ほんま、商売は難しい。 そうこうしているうちに「串カツ」人気が高まり、ふぐ料理の「づぼらや」は相対的に影が薄くなって・・・。


でかい新館は、一年以上閉鎖されたあげく「横綱」の新店に生まれかわりました。づぼらやさんの存在感、今やせいぜい小結か前頭筆頭くらいでありませう。弱肉強食の世界を目の当たりにする感じです。
  では、づぼらやの新館に入った横綱は「満員御礼」的繁盛をしているかというと・・ガラ空きなのでございます。ま、オープン間無しだから、知名度低くて客を呼び込めてないのかも知れませんけど。(土日は繁盛してるかも)
 横綱は、ミナミの法善寺横丁そば、同業「だるま」のとなりにも新店をオープン、殴り込みをかけた感じで、敵愾心丸出しであります。恐らく、借金まみれ、だいじょうぶかい?とはた目ながら心配する駄目男です。


■串カツ店にもヌーベルバーグ
 界隈に60軒以上ある串カツ店の競争は激烈です。行列のできる店あれば、夕食時に客がゼロという店もある。行列のできる店が閑古鳥鳴く店より美味しくて安いのかどうか分からないのに、満員状態を見て行列に並ぶ心理、不思議でおます。まあ、しんと静まりかえった店で串カツ・・てのも侘びしいものでありますが。

 えぐい過当競争のなかで、いつまでも横並びではイカン、と気が付いた業者が、ジャンジャン横町で新感覚の店をつくりました。下の写真にある「串カツ 小町」です。赤と黒という、串カツ店にはなかった色の内装で、オジンは引いてしまいそうな雰囲気、立ち呑みオンリーです。しかし、串カツ屋がなんで小町やねんとツッコミたくなる。で、入って見れば、スタッフが20歳代の女のコだけでやってました。ほんで「小町」かい? ま、好きにしてんか。


10年前に行ったきりなのに「あのな、新世界ちゅうとこはな」なんて知ったかぶりは禁物です。新世界情報の賞味期限は3ヶ月です。その一方で、喫茶店の「タマイチ」やそばの「更科」のような、化石みたいな老舗も生き延びている。店頭に下駄を並べているのに、店内にはヨーロピアンジャズのレーベルを創作、発信している「澤野工房」のような妙な店もある。

 先週、ジャンジャン横町通ったら、修学旅行の女子中学生が制服姿で店内で串カツをほおばっていた。ベビーカーを横に置いてビール飲んでる若夫婦もいる。一方で「わてら、一人でよう歩かんわ、あんなとこ」と20年前のイメージで新世界を語る石頭おばちゃんもいる。いや、大阪人の9割は、未だに石頭族かもしれない。


通天閣展望台から見た「ハルカス」 これが完成したら、通天閣の客入りはどうなるのか。社長さん、今から心配でせう。
新世界ナウ 


右手「づぼらや」の向かいにオープンした「横綱」の新店。
IMG_2065.jpg 


横綱新店の一角に「ビリケン神社」ができました。アメリカ生まれ、日本育ちの神様です。
新世界 


串カツ御三家の一つ、「八重勝」の店。右隣が「てんぐ」で、丁々発止の人気争いをしている。行列の人数は、八重勝のほうがやや多い。
新世界 


八重勝の並びにオープンした「串カツ小町」 新発想のデザインで集客をもくろむ。
新世界 


「串カツ 小町」は赤と黒のインテリア。スタッフは若い女のコ。ただし「ソースの二度漬けお断り」のシステムは旧来のまま。おでんもあります。
新世界 


裏通りに「銀河・詩の家」という住宅があり、玄関前の小さな詩碑には、新世界の街を讃えた詩が刻んである。
新世界 


ヨーロピアンジャズのレーベル発信元、澤野工房の本業は下駄屋さん。
新世界 澤野工房 



昼もコテコテ、夜もコテコテの街並み。低俗一途をウリにしております。
新世界

プチ・ケチの研究


●6,881円・・ニコンのデジカメ

 愛用していたキャノンのデジカメが、わずか5000ショットくらいの撮影で壊れてしまいました。これじゃ、モト取れんなあ、といささか不満です。仕方ないから、安さ最優先でニコンのS-3300というのを購入。いまどき、こんな安物でも機能は多彩で「笑顔自動撮影」とかいう機能があって、カメラが被写体人物の笑顔を認識すると自動でシャッターが切れるというもの。「泣き笑い」の顔だったらどうなのよ、とイチャモンつけたくなります。


経験からいえば、大体一万ショットくらいで故障する。メカでなく、回路の不具合が起きます。もしや、一万で壊れるように設計しているのか? いえ、そこまでは疑いませんけど。
 結局、いちばん長持ちしたのは、もう生産撤退した「ユニデン」のデジカメで、約3年、一万ショット越えても無故障です。B級製品なのにエライ。

 ちなみに「カシオ」の新しい機種の中にはGPSを内蔵したものがあり、どこで撮影したかが記録される。便利と言うよりお節介という気がします。なんでも自動化が進むと、「ヘタな写真は自動的に削除します」なんちゃって、旅行から帰ったら 一枚も写ってなかったりして・・。 


ニコン COOLPIX S-3300
ニコン デジカメ

読書と音楽の愉しみ

●掘り出し物CD 2枚

 7日に訪ねた天満音楽祭 OAP会場にフリーマーケットがあり、CDがよりどり200円のワゴンを見かけたので、つい足が止まってしまった。買ったのは、ムジカ・アンティクワ・ケルンのバロック音楽とオスカー・ピーターソンのピアノ。いずれも大衆受け狙いのポピュラーな選曲ですが、ムジカ・・のほうは演奏も録音も良くて、秋の夜長に聴くにはぴったりのスグレモノ。バッハの「管弦楽組曲第2番」なんか、古楽器ならではの味わいが十分楽しめます。O・ピーターソンのほうも「枯葉」や「いそしぎ」のテーマなど、しんみり聴くにふさわしいプログラム。
 1980年代に売り出されたときは、3000円くらいしたディスクなので、貧乏性には有り難さひとしお。


かなり、くたびれています。
CDジャケット

読書と音楽の愉しみ


●宇田川敬介著「2014年 中国は崩壊する」を読む

 中国は崩壊するという本や雑誌記事を何編読んだことか。しかし、中国はまだホーカイしないのであります。♪もういくつ寝たら御崩壊、するのでせうか。今や中国崩壊待望本はマンネリになってしまい、売れなくなりました。そこで、イチかバチか「2014年崩壊」と期限特定したらどないや、と編集者が考えたのかも知れません。当たるかなあ・・。

 著者は、流通業のプロジェクト企画、海外進出での実務を担ってきた人で、いわゆる評論家とは少し経歴が違い、現場経験が多い人といえます。中国に関してはマイカルの進出時に交渉役も経験した。


内容にさほど斬新な情報はないけれど、本書の後半で述べている「中国崩壊のプロセス」から興味ある部分を紹介します。中国社会の歴然とした階級差が国家崩壊の大きなファクターになるという説です。

中国の人口が13億人として、現在はおおむね次のような三層に分かれている。えらくシンプルですが、わかりやすさを優先しての分類です。

■上層階級・・共産党政府の幹部、役人、地方政府の幹部、役人、人民軍の幹部、武装警察の幹部、共産党員になった資本家など、体制側の人間が約1億人。(いざというときに、海外へ逃亡できるのはこの階級の一部)

■中層階級・・一般のサラリーマン、工員、中小企業経営者、自営業者、など、ごく普通の生活者が約4億人

■下層階級・・農民、地方出身の出稼ぎ労働者、日雇い、アウトロー(やくざ)など、低学歴、無学歴の人、黒子(無戸籍者)などが約8億人。 


大発展した中国とはいえ、人口の過半は下層階級、どうにかメシが食えるというレベルの人たちです。日本へ買い物旅行にくる人は大方中層階級の人で、彼らを見て平均的中国人と思ってはいけない。

 著者は、中国が崩壊するか、しないかは、下層階級8億人を政府がコントロールできるか、否かにかかっていると言います。その基本要素は、8億人にメシを食わせることができるかどうかであり、メシを食わせるために必要な施策が「毎年8%成長」であると。日本人から見ると、8%成長なんてスゴイ高い成長率に思えるが、中国にとっては必須条件であります。


これを維持できないと下層階級はその日のメシ代にも事欠く貧困に陥り、不満や怒りを政府に向け始める。なんか「国家挙げて、自転車操業」の感がありますが、思想や人権問題以前の「メシが食えるかどうか」という根源的な問題に政府が腐心している。とても分かりやすい話です。


ところが、その8%成長が怪しくなってきた。大きな原因は、EUの不況、混乱による輸出の大幅な低下。加えて、人件費の高騰等が原因での外国資本の引き上げ、他国への移転・・すなわち、失業者の増加であります。そのため、国内需要を喚起させるべく資金の投下をおこなっているが、簡単に景気上昇はしない。まず、下層階級の仕事が無くなり、次いで都市労働者の失業が増える。一方で、大学卒の就職率が5割という状況があり、中層階級でも食い詰める若者が増えてきた。要するに「不満の蓄積」が進みつつある。


このような社会状況を考えると、尖閣諸島問題における反日暴動の「企画・実行・収束」の何たるかがとても分かりやすい。企画において中国人ならではの「面子(メンツ)」問題があり、これと、中層、下層階級に蓄積されてる不満の矛先をかわすために「反日暴動」プランをつくって、しかし、あたかも一般市民の自発的行動のように見せかけた。いわゆる、ガス抜きです。企画から終息まで、逐一政府が関わっている、ヤラセもいいとこの官製暴動。


では、尖閣奪取は本気ではないのか、というと、本気です。著者によれば、中国の経済力を含めた国力には、尖閣諸島周辺の地下資源は中国のもの、という前提があり、分かりやすくいえば、もう中国の「資産台帳」に計上済みだと言うのです。よって、これを放棄したり、諦めたりはしない。そんな弱気になれば、即政権の転覆に至る。中国人に「欲シガリマセン、勝ツマデハ」なんて日本人的発想はあり得ない。これは南シナ海での資源ゴネ得問題でも言えることです。


中国は2014年に崩壊する、と著者が断定的に言ってるのは、来年(2013年)に政権トップの交代があるからです。選挙ではなく、あくまで個人、グループ間でのパワーゲームによって政権トップが決まる。国民の意思など一片だに反映されないシステム。こんな前近代的な政権交代がいつまで許されるのだろう。もし、習近平をトップとする新政権が下層階級8億人のコントロールをしくじり、不満を募らせるようなことになれば、とても安定など望めず、また、人民解放軍の掌握に失敗すれば、内側からの反政府行動もあり得る。


さらに難題は、アラブの春(ジャスミン革命)の例があるように、インターネットによる情報発信、拡散が大きな脅威になる。下層階級のリーダーが反政府をあおり、政府が尖閣問題での反日暴動でやったような、煽動ー暴動ー収束が上手くコントロール出来なくなるかもしれない。政府の演出の通り反日を叫んでいたデモ隊が突然、反政府暴動に豹変する可能性大であります。なにしろ、政府トップが、いざとなれば海外逃亡を企てているくらいだから、中層、下層国民にまっとうな愛国心など、あるはずがない。


万一、政権崩壊が現実になったら・・中国はどうなるのか。仮にそういう事態が起きても、国内が混乱するだけなら、しょせんは内政問題で有り、外国はどうすることもできない。中国に進出した日本企業が大損害を被っても、日本政府は看過するしかない。
 
 もし、現地の日本人の生命が脅かされる最悪の事態になったら・・普通は自国の軍隊が武器を携え、救出に向かうのですが、自衛隊はスムースに救出活動はできない。過去に、カンボジアやイラク、リビアで内戦状態になり、救出活動が迫られたが、自衛隊機が騒乱の現地から日本人を救出した実績はない。(近くの空港まで行ったことはある)きつい言い方をすれば、日本政府は「憲法」をタテに、現地にいる何万人もの日本人を見殺しにするかもしれない。
 能天気サヨクや護憲派のみなさんは、自分の家族や友人が現地で恐怖に震えていても、憲法違反の自衛隊出動ハンタ~イ、と叫ばなければならない。また、自分が不運にも旅先で内戦に巻き込まれ、自衛隊の輸送機が護憲派の反対を押し切って、救出にきた場合、断固、搭乗を拒否しなければならない。当然ですね。難儀な人たちです。(2012年6月発行 扶桑社新書)


本・中国は崩壊する 

大阪日暮綴


●「大阪あそ歩」の秋企画がスタート

 なんどかここで紹介した大阪の町歩き企画が10月6日から始まっています。蓄積したプランは合計150、今秋は80コースが実施される予定です。ごく狭いエリアをゆっくり、かつ隅々まで探見して歩く、ガイド付きのツアーです(通常参加費1000円)見慣れた、歩き慣れた我が町なのに、知らないところや歴史がいっぱいあるのが魅力です。内容は下のHPから引き出せますので、探してみて下さい。
 また、町歩きリーダー(ガイド)の養成講座もあります。講習を受けてガイドさんとしてデビューできます。好奇心の強い人、話し好きの人に向いています。(講座は有料です)


■「大阪あそ歩」が観光庁長官表彰を受賞!!
 独自の発想と継続、発展的な活動が認められて、このたび観光庁長官表彰を受賞しました。将来は大阪以外の諸都市でも同じコンセプトの町歩き企画が実施されるのではと期待できます。


■石田俊雄さんは、一気に150コースを完歩!
 駄目男の知る、スーパーウオーカー三人衆の一人、東住吉区在住の石田俊雄さんは、この「あそ歩」コース完歩を目指して今年一月から猛ダッシュ、なんと8月末までに全コースを踏破されました。大雨でもない限り、ほとんど毎日の出動です。普通の人の10年分のプランを8ヶ月で達成するのだから「たまらん人」最右翼でせう。
 
 自分で地図を見ながらの歩行なので、ガイドさんの解説云々はナシですが、ただ歩くだけでなく、すべてのコースをA4紙に写真付きで記録しているのもスゴイ。人は年を取ると忘れっぽくなるけど、石田さんは年を取ることを忘れてる。ある日突然「わっ、わし90歳やんか、えらいこっちゃ」なんて場面がありそう。普通は諸兄に「健脚石田翁を見習え」と言わねばならないところ、「あんなんマネしたら死ぬで」と老婆心を以てご忠告させていただきます。


■「大阪あそ歩」のHPはこちら・・・
http://www.osaka-asobo.jp/



大阪あそ歩 パンフ

閑人帳


●はやばや、ノーベル賞受賞・・山中教授

 9月27日の「閑人帳」記事で山中教授の講演会を聴講したと書き、教授を「将来、ノーベル賞受賞の可能性が高い」と紹介しました。それが、講演会からわずかひと月たらずで本当に受賞の目出度いニュースです。記事中の「かけだし時代は「じゃま中」と言われた」・・なんてエピソード、これからは書きにくいですね。なにはともあれ、お目出度うございます。(講演会は9月12日)

(注)NHKのニュース番組のなかでも「じゃま中」フレーズが出てました。

 今後は多忙のために一般向きの講演会など企画できないでしょうから、聴いておいてよかったと、得した気分です。


■9月27日の記事
http://oskjk.blog107.fc2.com/blog-entry-1772.html        

大阪日暮綴


●秋晴れの下、天満音楽祭を楽しみました

 今年13回目になる天満音楽祭なのに一度も行ったことなしでした。今回はNさんが経営するカフェが会場として初参加するのでお呼びがかかり、訪ねてみました。あちこち他の会場を巡ってから、最後に店へ、という段取りです。


ジャンルはクラシック以外はおおむね揃ってる感じで、一番多いのは一人又はペアによるポップス、フォーク。おおかたがオリジナル曲をうたいます。ふだんはストリートミュージシャンとして、街に埋没するような感じで活動している若者が、堂々とエントリーして会場も確保してもらえるのだから、ずいぶんやりがいがあるはずです。
 次に多いのがゴスペル。これって、目下の流行なのか、グループ乱立で腕を競ってる感じです。みなさん良く練習してるとみえて、声量豊かでハーモニーもきれい。なんか元気がもらえそうな気になります。でも、自分みたいなオジンは、華やかなビッグバンドの演奏が最高。タダで聴くのはもったいないと思うくらいです。


高槻の「ジャズストリート」に比べて聴衆の動員数が少ないように見えるのは、宣伝不足のせいか、ダシモノに問題があるのか分かりませんが、OAPでの会場環境などは、高槻よりずっと優れていて快適です。全ての会場が無料だから、気楽に出かけてほしいですね。ボランティアとして裏方で参加することもできます。


OAP会場でビッグバンドの演奏を楽しむ
天満音楽史 


OAPの2階ではゴスペルの演奏。西区で活動してるとか。
天満 


扇町総合高校体育館でのロックバンドの演奏 。
天満 


珍しい親子の共演。手前がお父さん、ドラムスが17歳の息子さん。
天満 


天満宮を通り抜けたら、古本市をやっていて30分のタイムロス。
天満 


「トゥリーピピッド」さんへたどり着き、アイスハーブティを注文
天満 


ここでは、阿部大地さんがソロ活動。 尼崎市在住のシンガー。
天満 


音楽会ではないけど、別の会場では、小さい女の子が童謡に合わせて帯を結ぶワザを披露します。小さいときから着物文化に親しんでもらおうというのが主催者の意図。
天満 

帯がしっかりつかめなくて四苦八苦、先生が助っ人に登場。
天満 

ようやく結べました。良かったね。
天満

閑人帳

●ええ味出てます、福團治の「藪入り」

 桂福團治の噺をナマで聴いたことないので、図書館でDVDを借用。
「住吉籠」と「藪入り」の二話が入っている。住吉籠はマクラが秀逸で、ずっと続けてんか、と言いたいほど。
 「藪入り」は普通に面白いけど、本来、人情話で、後半はしんみりさせる部分も多い 。そこんところが上手いですねえ。年の功というか・・若手にはマネのできない味わいがあります。しかし、うんと若い吉朝で聴いたら、どんな感じやろか、とも想像します。 福團治は三代目春団治の筆頭弟子。


■福團治の高座「くっしゃみ講釈」のマクラを紹介
http://www.youtube.com/watch?v=Iwx27xZrlZM



福團治 

閑人帳


●再生可能エネルギーの「不都合な真実」

 8月6日の「閑人帳」で「原発をゼロにせよ!は単細胞思考」という記事を書きました。また、駄目男の考えは、原発は漸次廃止で2030年時点で15%というものでした。原発を急速にゼロにするのは、化石燃料の安定供給が担保されない世界情勢のなかではリスクが大き過ぎると書きました。

 それなら、火力発電に頼らず、太陽光や風力発電などの「再生可能エネルギー」に転換すれば良いという意見が出て当然です。これなら筋が通っている。まっとうな意見に思えますが、実はこれも単細胞的思考であります。それを裏付ける情報はゴロゴロ転がっていて、誰でも簡単に収集できます。ここでは、太陽光発電事業の先輩、お手本になるべきだったドイツの挫折と、風力発電の危なさ、非効率について書きます。(茶色文字は引用文)

    *************************


脱原発のドイツ、太陽光発電事業が早くも挫折 
 

 J-CASTニュースより引用、編集
 
http://www.j-cast.com/2012/09/08145501.html


  いち早く「脱原発」に舵を切ったドイツで、太陽光発電が急速に萎んでいる。ドイツはCO2削減を目的に2000年に再生可能エネルギー法を施行し、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーの「全量固定価格買い取り制度」(FIT)を導入。いわば、日本が「お手本」としている国だ。そのドイツがいま、電気料金の高騰に苦しんでいる。


★買い取り価格引下げ、数年後には買い取り中止に
  太陽光発電の先進国ドイツが、電気料金の高騰で電力政策の見直しを余儀なくされた。2000年に導入した再生可能エネルギー法を12年6月末に改定し、太陽光発電の買い取り価格の20~30%の引き下げと、太陽光発電の累計設備容量が5200万キロワットに達した後は太陽光発電の買い取りを中止することを決めた。 ドイツの太陽光発電はすでに設備容量が累計で2700万キロワットに到達しており、2016年にも5200万キロワットに達するとみられている。
 
   これまでは全量を20年間、固定した価格で買い取ってきた。太陽光発電の設備投資には補助金も出され、それを追い風に太陽光発電の設備容量は2005年以降、世界第1位だ。
 ところが、発電電力量に占める割合は電力全体の3.3%に過ぎない。さらには電気料金が高騰し、国民負担が大きくなってきた。 ドイツではFITを導入した2000年以降、電気料金は上昇傾向にあり、家庭用は2000年時点に比べて1.8倍以上も上昇した。

 
  ドイツの電力事情に詳しいNPO法人国際環境経済研究所の竹内純子・主席研究員は、「ドイツのFITでは、大規模需要家は国際競争の観点から費用負担が大きく減免されているのですが、それ以外は電力消費量に応じた負担ですのでやはり不満が大きく、実際に繊維業界が先日、再生可能エネルギー法が憲法違反であるとして訴訟を起こしました。さらに脱原発に伴い、電気料金が上昇すること、また供給に対する不安が出ています。ある大手銅メーカーは10分の1の停電でも生産ラインが停止してしまうとし、停電の少ないドイツに生産拠点を置くメリットが失われつつあることに懸念を表明しています」と説明する。
 
  また、供給が不安定な太陽光発電をバックアップする発電所として火力発電所を維持する「二重の設備投資」を強いられ、そのコストも電気料金にのしかかる。さらにドイツでは石炭や褐炭が採掘でき、安く手に入ることもあって、石炭・褐炭による発電所がいま続々と建設されていて、その費用も上乗せされる。
 
  石油や石炭・褐炭への依存度が上がれば、CO2排出量も上がるのだから、何のために再生可能エネルギー法を施行し、FITを導入したのかもわからなくなっている。


★産業育成にも結びつかず、補助金もバラマキに終わる
  まだある。ドイツの太陽光発電メーカーは、中国メーカーによるダンピング競争に巻き込まれ、一時は世界のトップメーカーだったQセルズまでも破たん。産業育成にも結びつかず、補助金もバラマキに終わった。
  なぜ、ドイツの太陽光発電はこれほどまでに後退しているのだろう。前出の竹内氏は「ドイツでは太陽光発電の稼働率が10%程度であることなどはわかっていたはずですが、再生可能エネルギーの導入による負担上昇や、産業政策上では中国との価格競争について見誤ったといえます。また、太陽光発電事業者の政治的ロビーイングが激しかったことは大きく影響しているでしょう」とみている。
 
  竹内氏は、「ただ、こうした状況はいまの日本にそのまま当てはまります」とも指摘する。 ちなみに、政府の試算では2030年の「原発ゼロ」を目標にすると、家庭の電気料金を含む光熱費が月額で最大3万2243円となり、2010年実績(1万6900円)の約2倍に上昇するという。(引用ここまで)


 このレポートを読んで思い出した。何年か前「NHKスペシャル」か「クローズアップ現代」か、どちらかの番組で、ドイツのCO2削減に取り組む真摯な政策と、原発依存を止めるための太陽光発電や風力発電の積極的取り組みを報じた番組だった。レポートにある太陽光パネルメーカー「Qセルズ」の大躍進ぶりも紹介し、それに比べて日本の現状は・・と政府や産業界のモタモタぶりを批判していた。
 そのときは「ほんま、ドイツのエネルギー政策は素晴らしい。日本はお手本にするべき」と思ったのですが、結果はレポートの通り。世の中、うまいこと行きませんです。しかも、腹立たしいことに、ドイツのミジメな挫折ぶりを報道するメディアはほとんどない。ネット情報がなければ、今でも「ドイツは再生可能エネルギー開発の良い手本」と信じていたかもしれない。


次は、毎度おなじみ「週刊新潮」9月27日号に掲載された記事「風力発電は百害あって一利なし!」を駄目男が短く編集したものです。ライターは、三重県伊賀上野市在住の日本鳥学会会員 歯科医の武田恵世氏。


   ***************************


■風力発電 百害あって一利なし!

★深刻な健康被害
 低周波音による被害はすでに常識で、風車から1~3キロ離れていても健康障害が起きる。症状は、睡眠障害、頭痛、耳鳴り、めまい、吐き気、イライラ、記憶力の異常、などが起きる。
 低周波音によって内耳や内臓器官が共鳴、振動して平衡感覚器官がバランスを乱し、症状が現れる。また、風車の回転による「ストロボ効果」があり、ブレードの回転でできる、チラチラした影が気分をイライラさせ、家畜が暴れることもある。


★野鳥の敵になっている
 人間の味方であるべき自然エネルギーが、野鳥を滅ぼしかねないという皮肉な現象を招いてしまった。一番多いのはバードストライク、鳥がブレードにぶつかって即死というケース。立地が古いアメリカの例では、一箇所で23年間に2万羽が死亡した。日本でもオオワシなど貴重な鳥が犠牲になっている。衝突死だけではなく、風車のある地域では鳥の生息数そのものが激減してしまい、年数を経ても回復しない。風力発電が鳥を追っ払ってることになる。


★風力発電を増やしたらCO2が増加するという皮肉
 なぜ、こんなトンチンカンが起きるのか。上記の太陽光発電レポートにも書いてあるが、太陽光と同じく、風力発電も出力が非常に不安定だ。だから、バックアップ用に火力発電も必要になる。風力発電の出力が低下したときは火力発電で不足分を補い、安定させる必要がある。風力発電と火力発電はワンセットで電力を供給している。

 だから、風力発電の規模(出力)が大きくなるほど火力発電の能力も大きくしなければならない。当然、CO2は増えてしまう。また、風力発電が順調な場合でも、火力発電はゼロにはできない。火力発電の装置は簡単にONーOFFができないから、車のアイドリングのように、一定の出力で稼働を継続しなければならない。風力発電が100%のフル稼働しているときでも、火力発電所は石油やガスを消費し、CO2を排出している。(注)日本では再生可能エネルギーの出力がまだ小さいので、バックアップ用火力発電所の新設や、既存火力発電所での出力調整の実績はない。


★再生可能エネルギーは品質が粗悪
 太陽光や風力による発電は出力が不安定なだけではない。現在のように小規模な場合は無視できるとしても、比率が高まると電気の品質が大きな問題になる。一般家庭では電圧のわずかなブレは障害にならないが、精密工業といわれる物作りの現場では、わずかな変動が商品の品質や作業に悪影響を与えてしまう。それを防ぐために大金を投じて設備投資なんかしては、なんのための太陽光、風力発電なのかと問われることになる。
 風力発電の出力が増えたドイツ北部では、この問題が外国へも波及している。EUでは、送電網においても国境を無くす自由化が完成しているため、粗悪な電気が隣国に流れ、抗議が起きている。


■武田恵世氏の著書の紹介
http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2011/04/07/5782443

三重県 青山高原に林立する風車。発電実績としては皆目役立っていないが、補助金目当てに建設されたと武田氏の記事に説明がある。 
風力発電 


週刊新潮 9月27日号
風力発電問題 


   **************************


★単細胞思考では何も解決しない
 原発即時停止を叫ぶのは個人の勝手でありますが、何ほどの知識の裏付けがあって即時停止を訴えているのか。いささかマユツバものであります。 

 たとえば、こんな勘違いをしているかも知れない。
風力発電(又は太陽光発電)の設備容量が100万kwに達した。だから、100万kwの原発を停止してもよい」。これが単細胞思考です。風力発電の設備容量(定格出力)100万kwというのは、その装置の最大能力であって、いわばカタログに記された性能表示みたいなものです。風速12~20mという気象条件が一年中続いたら、この性能を発揮できますと。太陽光発電では、年中晴天が条件になる。


実際にはそんな好条件がないから、実質能力は3~20%くらいしか見込めない。風速3mといったそよ風では発電出来ず、風速25mの強風なら安全装置が働いてストップする。これを考えると、日本では北海道や東北の一部しか立地条件を満たす土地がない。そんな僻地に建設すれば送電ロスが大きくなり、保守も大変だ。要するに、100万kwの原発を廃止するのなら、500万kw分の風力発電設備が必要になる。おまけに、バックアップ用の火力発電所も作らなければならない。風力発電を維持するために、高価な石油や天然ガスを輸入せねばならず、当然、CO2の排出も増える。それでも、風力や太陽光での発電は安全でクリーンでローコストだと言えますか。


ドイツが原発依存の政策を改め、福島原発の事故を受けて原発廃止に踏み切ったことは賞賛に値する、とかなりの日本人は判断した。私たちは、ドイツ人に対しては、クールで合理的判断のできる賢明な国民というイメージをもっている。その通りかもしれないが、前記のレポートのように、国家的ドジをやらかしてしまうこともあるのですよ。


駄目男が一番シラけた情報は(ソース忘れた)自然災害や大事故などで、ドイツの電力事情がピンチになったときは、隣国フランスから支給を受けると。そのフランス製電力はまちがいなく原発でつくったものであります。 
 ドイツの「原発全廃」ってなんなの?と言いたくなります。単なるご都合主義ではないのか。全廃を謳うなら、少なくともEU全体での原発削減、廃止を唱えるべきだと思います。(注)フランスの原発依存度は80%。EU内では電力のやりとりは普通に行われている)


立派な国策と眼前の現実。これをもって、ドイツ人は賢明だとか、原発だらけのフランスは時代遅れとか、いや、ドイツ人はずるい、フランス人はがめつい・・とか、なんたらかんたら言えるでせうか。
 ものごとの一面だけを見て白黒の判断をすることの愚かさ、身にシミます。原発即時停止とか全廃とか叫んでる単細胞思考の人は、世の中の仕組みは魑魅魍魎、十分にややこしいということを学びたくないのでせう。そりゃ、細胞が一個ではムリですけど。

読書と音楽の愉しみ


●最近の演奏会から

リーナル クラシックバンク

 なんのこっちゃねん?なタイトルでありまして、知名度ゼロですが、りそな銀行が主宰する、新人音楽家の活動支援音楽会のことです。
 ABC音楽振興会で行う新人発掘オーディションで上位の成績をおさめた人に発表の機会をつくってあげるのが趣旨。毎年、有望な若手が続々生まれてくるのに、発表の場がない。そこへ、りそな銀行が援助しませうと申し入れた。


よって、会場はりそな銀行本店(堺筋本町駅北側)のホール、聴衆はりそなの口座を持ってる人にメールで募集というローコストな音楽会です。入場料は無料。幸い、回を重ねるほどに入場希望者が増えて、今では半日くらいで定員満タン(500名)になるそうです。
 今回は、ソプラノの宝木かおりさんが、メンデルスゾーンの「歌の翼に」や、モーツアルトのオペラ「フィガロの結婚」のアリアを披露。ピアノの寺島千紘さんが、シューマンとモーツアルトのソナタを演奏しました。


モーツアルトのピアノソナタ第11番 K311は有名な「トルコ行進曲」付きのポピュラーな作品です。案の定、楽章の間で拍手する人が50人くらいいて、こういうのはプレイヤーの集中力をプッツンしてしまうのですが、まあ仕方ない。こんな機会がきっかけで、音楽ファンが増えてくれたら、と思います。(9月26日)


りそな銀行本店 地下ホール
りそなホール

たまには外メシ


●立呑処「ぶんちゃっ♪」

 難波界隈でこんな場所のわかりにくい店あるんかい? とボヤキつつ、ようやくたどり着いた立ち呑み屋さんです。千日前の南、道具屋筋の東側になるのですが、堺筋側から入ったほうが見つけやすいと思います。


バー「ゴールウエイ」へ行ったとき、隣に座ったおばちゃんが教えてくれて、えらく時間かけて地図まで書いてくれたので、これは行かねばならないと・・。えらく時間かかったワケ、分かりましたよ。
 店は、鉄骨むき出しの倉庫のようなつくりで、建具や什器は店主が日曜大工でつくった感じ。奥にロフトがあるので「あれで何するん?」と聞いたら「ライブの時の二階客席やねん」「ここでライブ? どひゃ~」壁の張り紙には「10月13日土曜日 あずみけいこ ライブ」ってあるから、ホンマにライブハウスなのであります。


バーでとなりのおばちゃんと話が弾んだのは、なんでか「きずし」食べたいなあの話になったとき。「ほな、ここ行き」と、この店を教えてくれたのでした。大将に、一番にこれを頼むと「まだちょっと浅いんやけど」といって出してくれたのが写真のキズシ。少々酢味が足りないけど美味しかった。

何より、安さに感謝感激です。酒は黒霧島のロックとスペインワイン(ワイングラスではなく、コップで飲む)アテは先記のキズシと、どて焼きと、とり肝の生姜煮の三品で合計1350円ナリ。ふところ淋しいときは足が向きそうやなあ・・。

 なお、オーナー(大将)の山本隆志さんもミュージシャンだそうで、店名の由来、納得です。一見客なんか絶体来ない環境ゆえ、コアな常連さんの支持で成り立ってるのでせう。


陽気なママさん
ぶんちゃ 


目が回りそうなメニュー看板
ぶんや 


きずし
ぶんちゃ 


どてやき
ぶんちゃ 


鶏肝の生姜煮 
手前のはやとうりのピクルスは隣のおっちゃんからの差し入れ
ぶんちゃ


閑人帳


●たくさん売れますように

 「新潟産、2800円、福島産なら1980円」と、米の配達屋さんが言うので迷わず福島産コシヒカリを注文。(5㎏入り) 国産ならどの銘柄を食べても美味しいと思うのは、味覚が鈍感なのか?と密かに思うほどであります。あるいは、1990年製の超シンプル炊飯器で炊くから、味の差がでないのか。だったら安いほうが良いに決まってる。


美味しさにさほど差が無いとして、「原発ハンタ~イ」とデモってる人や「ガレキの受け入れは許さん」と役所に押しかける人に上記のお米を提示したら、皆さん、どちらを買うでせうね。なんだか「踏み絵」みたいな意地悪な発想です。福島産がたくさん売れるよう願うものであります。


コシヒカリ


たまには外メシ


●シングルモルト転々・・ただ今「竹鶴17年」
                 
 ~Bar GALWAYにて~

 マッカラン、ボウモア、アードベック・・etcと、8年間、転々としてたどり着いたのが「竹鶴17年(ピュアモルト)」。シングルモルトウイスキーの旅、ただいまココです。まだ先があるかどうか不明。

以前から、ときどき飲んではいたのですが、他と比較して特に美味しいとは思わなかった。それがだんだん香りや濃さ(コク)の魅力にハマるようになって、今はこれかカリラ。 ・・なんて書けば、まるで酒飲みの談義みたいですが、何度も書くように下戸であります。これで経済的ハタンを免れているのであります(笑)。美味しい酒をちょびっと飲んで満足する。貧乏人のための「天の配剤」というべきか。


■バー ゴールウエイさんのHP
http://r.goope.jp/galway2010

竹鶴17年