閑人帳


●誰が買うのか?・・黒い歯ブラシ、黒いハミガキ

 誰が買うのか、って駄目男が買ってるので「?」は不要であります。商品陳列棚で目立つためには、敢えて常識外の特色をつくってアピールする。歯ブラシはともかく、ハミガキも黒とはなあ・・。


両方とも、とりあえずは清潔感を表すカラーにするのが常識で、白色が基本になります。歯ブラシの柄は昔からカラフルになってるけど、ブラシが黒というのは、企画段階でかなりもめたのではないでせうか。なぜ黒なのか、と問われて、目立ちたいから、という以外に説得力のある答えが見つからない。


黒いハミガキというのも、社内でもめたでせうね。誰もが想像するのがイカスミを食べたときの場面。歯磨きの場面であんな感じになるのか? そんなもん、売れへんで! 10人中9人が反対しそうな気がします。しかし、最後はえらいさん、企画部長とか社長さんがヤケクソで、いいえ、慎重に考えてGOのハンコを押したのでせう。


黒いハミガキは研磨剤に木炭を使ってるから黒い。それで名前も「スミガキ」と、やや苦しいシャレで名付けた。これで、ちょびっとは納得してもらえませんか、な感じ。このネーミングでももめたかも知れません。
 実際に使ってみると、泡がまざるので口の中ではナチュラルグレーくらいになります。真っ黒ではない。これでイカスミのイメージからかなり救われます。芳香剤の香りがきつすぎるかなと思うけど、個人の好みの範疇かも。


黒い歯ブラシは、同価格の極細ブラシ商品と比べて、耐久性でやや勝るかな、と思って使っている。黒いハミガキは単に好奇心で買っただけ。いずれも他社製品との差違化がとても難しい商品で、電動歯ブラシというライバルもあり、メーカーの皆さん、一歩抜け出すためのアイデアに苦労していると察します。黒い歯ブラシと黒いハミガキがコラボしてなんかアイデアを・・駄目男の空脳では、な~んも浮かびませんです。


余談ながら、歯ブラシの生産量は大阪府八尾市が日本一で、40%のシェアを占めています。黒い歯ブラシも八尾産です。


■歯ブラシは(株)ジャックスの商品
■歯磨きは(株)日本ゼトック 製造 小林製薬(株)販売
http://www.kobayashi.co.jp/seihin/smg/


黒いハミガキ399円  黒い歯ブラシ178円(スギ薬局)
 黒いハミガキ 
  

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閑人帳


●三橋貴明著「コレキヨの恋文」を読む


コレキヨ本 

 表紙を見ると、なんだか少女小説かコミックかと思ってしまいそうな本。これが実は経済解説本でありまして、マクロ経済やデフレ対策について三橋センセイが、これ以上やさしく書けない、というくらいソフトな語り口で説明しています。しかし、三橋センセイは情緒纏綿たる文章を書く才能がないと自ら認めているゆえ、小説調の文はさかき漣という作家が書いています。


表紙のイラストの主人公、霧島さくら子、なんと日本の総理大臣であらせられるので笑ってしまいます。そして、もう一人の主役がコレキヨこと高橋是清、戦前に何度も大蔵大臣を務めて国家財政の運営に取り組んだ苦労人です。フツーの経済解説書として発行すれば、一部の人しか関心を持たないので、小説仕立てにして、より多くの人の興味を引こうという作戦です。筋書きは、三十代のさくら子総理がタイムスリップしてコレキヨさんに国家経済の運営を学ぶという話になっています。


いま、野田政権は消費税増税を実現するべく必死のパッチで推し進めていますが、本書はこれに真っ向から反対する立場で書かれた本といってもいい。長期のデフレが続く時点で増税すれば、税収が増えるどころか、逆に減って国家財政はますます苦しくなると、反対しています。その理屈を専門用語を使わず、平易に語るところが特色です。また、国家の経済を家庭の経済(家計)と同じ概念で判断してはいけないというのも重要なテーマです。


・・と、三橋センセイも苦労して持論を啓蒙しているのでありますが、今日明日の暮らしにしか関心のない大多数の人は見向きもしないでせう。しかし、こんな地味な努力の積み重ねが功を奏していることも事実で、政府が消費税増税を打ち出したとき、マスコミはすべてが賛意を表し、朝日新聞なんか今でも増税推進一辺倒の姿勢のままです。(その一方で、新聞は非課税にするよう財務省に陳情している。オイオイ)また、当時は、世論の7割くらいは増税やむなしと、賛成の意を表したものです。


ところが、今や増税に賛成の人は5割くらいまで減少した。マスコミが増税賛成を唱え、民主党、自民党双方が増税論を推進しているのに、この変わりようです。この変化は、ネットを主にした反対論者の主張がジワジワ効果を挙げているためだと思われます。これはTPP問題についても言えます。 いまや歴史上の人物になった高橋是清まで引っ張りだしての啓蒙本、三橋センセイも苦労が好きなんですねえ。(2012年4月 小学館発行)


■三橋貴明氏のブログ「新世界のビッグブラザーへ」
政治、経済問題では人気ナンバーワンのブログで、一日数万人のアクセスがあります。これを読んで経済問題に開眼した人が多い。
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11233722192.html

閑人帳


●半畳雑木林・・発芽二番手は「モッコク」でした

 住之江公園で拾ったツバキ科の木。容れ物がなくて、80g入りヨーグルトの容器に埋めておいたら芽がでました。誕生早々、ウサギ小屋暮らし。もうすぐ植木鉢に引っ越しますからね。

モッコク2 
 
続いて、三番手はこれ。何の木か、これじゃ通でも分からないでせう。
ネムノキ
 

閑人帳


●尖閣諸島 買い上げ問題
 
朝日新聞の石原発言に対する批判記事(社説)

 4月22日の「閑人帳」で、駄目男は石原知事の発言を支持すると述べましたが、むろん、反対論も多い。新聞社説で石原発言を明快に批判したのは朝日と毎日と共同通信。ここでは朝日の論を引用します。社説を読む人は少ないと思うので、おさらいのつもりで。

ここから引用・・・


■尖閣買い上げ―石原発言は無責任だ・・・朝日新聞・社説 [04/18]
 
 石原慎太郎・東京都知事がきのう、米・ワシントンで、沖縄県の尖閣諸島を都が購入する計画だと明らかにした。日本の領土なのに、中国が領有権を主張している島々だ。知事は「東京が尖閣諸島を守る」と語った。中国に四の五の文句など言わせるものか、という態度である。こんな知事発言に、インターネット上では拍手を送る書き込みがあふれている。

 確かに、知事の発言には本人をはじめ、中国の対応を不快に思ってきた人々の留飲を下げる効果はあるだろう。だが本来、政治家の仕事は複雑に絡み合った懸案を、一つひとつ丁寧に解決していくことだ。それに、そもそもこれは東京都の仕事ではないはずだ。知事は「島々を舞台にしてさまざまな施策を展開する」という。けれど、日本人が上陸しただけで反発してくる中国 のことだ。問題はいっそうこじれるだろう。

 そうなった時、首都とはいえ自治体の長の石原氏に、領土が絡む問題を解決する手だてはない。政府の外交に悪影響を与えることを承知で大風呂敷を広げるのは、無責任としかいいようがない。

 尖閣諸島といえば、一昨年9月、中国の漁船が日本の巡視船に衝突してきた事件があった。この3月に、双方の政府が周辺海域の無人島に新たな名前をつけてからは、中国の監視船などが領海侵入といった挑発的な活動を続けている。
 さらに、石原発言を受けて、中国国内では、政府に強硬な対応を求めるネット世論が噴出している。私たちは、こうした中国側の対応にも自制を求める。日中両国民がお互いに批判しあって、何か得るものがあるのか。

 体制が変わったばかりの北朝鮮への対応でも、日本と中国との連携は欠かせない。国交正常化40年を迎える隣国同士でもある。こうした両国の関係を、石原氏はどう考えているのか。そもそも、都民の税金を使って島を買うことの説明がつくかも疑問だ。都議会に予算案を提出するというが、そう簡単に理解が得られるとは思えない。

 石原氏には、新党構想が取りざたされている。その折から、税金を使って選挙向けのパフォーマンスをしているようにも見える。藤村官房長官はきのうの記者会見で、国が購入する可能性を否定しなかった。東京都よりも外交を担当する政府が所有する方が、まだ理にかなっている。
 

ソース : 朝日 2012年4月18日(水)付
http://www.asahi.com/paper/editorial20120418.html


ヨレヨレの政府に難儀な宿題がまた一つ増えました。長年、朝日新聞を購読し、朝日の思想に洗脳されてる 人は、おおむねこの社説に賛同するのでは、と察しますが、いかがでせうか。

ア・ラ・カルト



●山並みくっきり・・・若草山の眺望

 おつきあいで若草山へ。桜が散って、一気に緑へ衣替えの季節。花見とGWのはざまの土曜日だったせいか、奈良は観光客が少なくて拍子抜けするくらいの閑散ぶりでした。 山頂からの眺めがこんなにクリアなのは初体験。写真の山は、金剛、葛城山系ですが、その後ろに紀泉山脈もくっきり見えています。南は高野山からさらに遠く大峰のスカイライン、北は北摂山系から比叡山、比良の稜線まできれいに見えました。標高340mを侮ってはイケマセン。春は黄砂で視界が悪い日が多い中、ラッキーでした。


おすすめのコースは、近鉄・JR奈良駅~猿沢池~大乗院庭園~高畑・志賀直哉旧邸~ささやきの小径~春日大社~若草山~同山頂~春日山原生林遊歩道~春日大社~奈良駅。距離8~9キロ。標高差は約220mあります。若草山は入山料150円が必要です。


若草山

たまには外メシ


●姐さんたちのふらめんこ

 昨年の5月、帝塚山音楽祭を見物したさいに見たのが地元のフラメンコ教室の生徒さんのダンス。そのオーナーがミナミでレストランも経営、フラメンコのライブをやってると分かったので出かけました。


世界中のゲージツ、ゲイノウ、なんでもコピーして、それなりのレベルに達すること、日本人の得意技でありますが、いや、ほんまに器用やなあと感心するばかりです。クラシック・バレー、社交ダンスからハワイのフラダンス、スペインのフラメンコまで、ちゃんとプロがいて、中には国際的に評価されるダンサーまでいる。こんなの日本だけでせう。さらにエスカレートして「タカラヅカ」なんて、世界中オンリーワンのショーまで創造してしまった。


ドイツ人のフラダンスチームとか、中国人のフラメンコダンサーなんて聞いたことないです。イギリス人が歌舞伎を演じたという話も聞いたことないけど、日本人の劇団がイギリスでシェイクスピア劇を演じることってありますよね。(ないか?)少なくとも、日本ではフツーに公演されている。
 賛否はともかく、ゲージツ、ゲイノウ分野のグローバル化では、日本が断トツでトップでせう。国境や民族の壁なんか、あって無きがごとし。


・・と、前置きが長くなりましたが、大阪で一軒しかないというライブハウスでのフラメンコ、ここまで出来るのかと、見応え、聴き応え十分でした。ジイサン、バアサンは元気もらえますよ。もっと人気が出て良さそうに思うけど、本業が教室の経営で、ライブはあまりチカラを入れてないのか、単に宣伝がヘタなのか。とにかく楽しいことは請け合いです。予算は、酒・料理・チャージ合わせて5000円~くらい。(4月22日)


■ぐるなび「タブラオ・ミ・ヴィダ
http://r.gnavi.co.jp/k400800/


オードブルセット
フラメンコ 


フラメンコ

■昨年の帝塚山音楽祭のステージ写真
フラメンコ  

閑人帳


●この解決案に賛成・・尖閣諸島問題

 石原都知事が、尖閣諸島を東京都が買い取るという話を持ち出して、なにやら悶着が起きそうな気配があります。いや、政府が買い取るという反応も当然あり、見通しは不明です。持ち主である民間人がなぜ政府ではなく、石原知事と売却交渉を進めたのかといえば、持ち主は今の民主党政権を信用していないから。もし、民主党政府に売ったら、このバカ政府は中国に転売しかねない。それくらい信用がない。


東京都が買い取ることに、当然、反対する人は多い。そこで、こんな案はどない?と勝谷誠彦氏が唱えているのが「国民ファンド」での買い取り。国民個人から寄金を募り、それで買い取るという案です。政府や東京都が買い取れば、それは当然「税金」を使っての買い取り資金になりますが、個人が自由意思で出した金なら反対のしようがない。


300億とか500億円の金ならすぐ集まります。相手が民間人ならマネージメントも官を通さずにできるのではないでせうか。もし、実現すれば政府は歴史に残る「赤っ恥」をかくことになる。国民の政府に対する最大の侮辱です。領土に関する問題は、いうまでもなく政府が主体になって解決するべきなのに、自民党政権も民主党政権も、見て見ぬふりして、なんの措置もとらなかった。業を煮やした石原知事が、都で解決すると言い出して、ようやく政府が問題を認識した。結果はどうあれ、国益の根幹に関わる問題を提起した石原知事を批判する気になれない。


■勝谷氏の意見が載っているNifty ニュース
http://news.nifty.com/cs/world/worldalldetail/postseven-20120420-103700/1.htm


■尖閣諸島の概説 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%96%E9%96%A3%E8%AB%B8%E5%B3%B6#.E6.97.A5.E6.9C.AC.E3.81.AB.E3.81.8A.E3.81.91.E3.82.8B.E6.89.80.E6.9C.89.E8.80.85

閑人帳


●半畳雑木林・・発芽一番乗りは「モミジハフウ」

 公園や道ばたで拾った樹木のタネを土に埋めて芽だしを待つ・・。園芸趣味未満の貧乏趣味。うさぎ小屋のネコの額並の狭いベランダに古いテーブルの天板、すなわち畳半分のスペースで雑木林をつくろうという、木にはえらい迷惑な趣味です。時間はかかるがゼニはかからないのが閑人むき。


去年の秋から冬、10種類くらいのタネを埋めて、何が最初にデビューするのか、楽しみにしてましたが、トップバッターはモミジハフウでした。街路樹でおなじみの木です。タネはごま粒より小さいくらい。10種類のうち、3割~5割くらい発芽すれば上出来かなと思ってます。一昨年の秋に植えた、ザ・シンフォニーホール前の並木道で拾ったラクウショウ、今年は2年目ですが、先日、新しい芽が出ました。80センチに伸びたのを20センチにちょん切っての再スタートです。


モミジハフウ 

ア・ラ・カルト


●さくらの向こうに雪の山・・日帰り花見に勝山へ

 京阪神近郊では見られない、この風景を求めて昨年は福井県大野の町へ出かけました。今年は大野の北に隣接する、九頭竜川沿いに開けた勝山市を訪ね、今期最後の花見を楽しみました。町じゅう「のどか~~」感に満ちていて、都会の喧噪を忘れさせてくれる町です。


■一人で楽しむのはもったいない
 旅行やハイキングの好きな人が下の写真をご覧になれば、この風景って十分観光価値があるのでは、と思うかも知れない。雪山と桜の取り合わせは魅力的です。大阪から3時間のところなのに、なんかもっと遠くへ来たような気になります。しかし、観光地として人気がなく、お花見をしているのは地元の人だけ。嗚呼もったいない、宝の持ち腐れ。誰か「桜と雪山風景」で売り出さないかな・・と風景を語るにも貧乏性が出てしまうのでありました。


■借景の主役は「大日岳(越前兜)」
 九頭竜川の土手に咲く桜の背後の山は越前兜(1320m)です。伊吹山(1377m)とほぼ同じ高さですが、残雪が多くて絵になります。ほかに、日本百名山の荒島岳(1523m)や経ケ岳(1625m)、法恩寺山(1357m)などが町を囲んでいます。これらの山の雪解け水を集めて流れるのが九頭竜川。今の季節は水量豊富で大河の趣があります。

九頭竜川の右岸に桜並木がある
勝山 

雪山を背景にした桜並木
勝山 

経ヶ岳
勝山 

荒島岳
勝山 

勝山城からの眺め。右手が越前大仏殿
勝山 

勝山城。高さ57,8mで日本一高い。
勝山 

勝山より三つ手前の保田駅からは、白山の主峰が見える。
勝山 


■遅い・高い・懐かしい・・えちぜん鉄道
 JR福井駅前から勝山まで1時間弱、後半は九頭竜川に沿ったのどかな田舎風景のなかを走ります。片道750円ナリ。1両の運転で、往復とも乗客は数人。これじゃ高くつくのはしゃーないか、と妙に納得してしまいました。
 きっぷは全て手売り、はさみでチョキする昔のまんまのスタイル。但し、紙厚は薄い。ワンマン運転で、別に車掌さんの役目をする「アテンダント」と称する若い女性が乗っていて、車内できっぷを売ります。老人が多いので、乗下車のときは介助役になります。車内できっぷを買うと、おお、料金は手書きです。こ、こんな電車があったのかと、ミニ感激です。

勝山駅待合室 まだストーブが置いてある。
勝山


■郷土の偉人、今やお荷物の難儀
 多田清という名前を憶えている人は、もう少ないでせう。大阪で「相互タクシー」を起業し、一世風靡、稼ぎまくって大金満家になった。その多田氏の故郷が勝山市で・・ほら、だんだん記憶が戻ってきた? そう、あの「越前大仏」をつくった人です。大仏像も大仏殿も奈良のそれより大きくして日本一を名乗った。1987年、賑々しくオープン、参拝客殺到・・のはずが、大伽藍はガラ~ン。シャレ言うてる場合やおまへんで。さっぱり人気がなかったのは、拝観料が3000円というトンデモ料金だったせいもあるけど、露骨な功名心やがめつさに、みんなそっぽを向いたからではないか。


予想外の不人気に、拝観料を3000円から2500円、1000円、500円とバナナのたたき売りみたいに値下げしたが効果はなく、しかし維持費はかさむで、とうとう税金も払えなくなり、市の管理物件になった。売りに出したが、買い手現れず、いまや難儀なお荷物であります。営業はしているが、いずれ閉鎖、ヘタすれば巨大な廃墟になりかねない。
 財力の肥大に教養が追いつかなかった? 典型例かも知れないが、経営者としては社員の厚生福利に力を注ぐなど、まっとうな努力をし、成果も挙げた人だけに、この暗転は惜しまれる。(今回、大仏殿見物は時間不足でパス、近くの、やはり多田氏が建てた勝山城のみ見物しました)
 
 コース・・福井駅~勝山駅~九頭竜川河岸桜並木(弁天桜)~勝山城~白山神社(平泉寺)~勝山駅~保田駅~福井駅

越前大仏についての情報はこちらから・・
http://b-spot.iza.ne.jp/blog/entry/427749/

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%8A%E5%89%8D%E5%A4%A7%E4%BB%8F

閑人帳


●映画「鬼に訊け ~宮大工 西岡常一の遺言~」鑑賞

 法隆寺の大修理や薬師寺の伽藍再建に偉大な功績を残した宮大工のドキュメント。しょせん大工さんとはいえ、西岡常一の名前を知らない人は日本人失格であります。この人のどこがエライのか、膨大なテープやフイルムを編集してエラさに迫った労作で、興味ある人には90分があっという間に過ぎてしまいます。興味がなければ・・あくび30回を覚悟しなければなりません。 

 西岡氏の語る大工の金言集みたいな言葉は、すでに知られているものが多いけれど、絶えざる学習と経験から生まれた言葉は説得力に富み、反論のしようがない。大企業の社長さんが社員に垂れる訓示なんかより100倍は効果があります。しかも、頭ごなしに押しつけず、いっぺん、やってみなはれと弟子自らが答えを確かめられるように教える。カンと経験が大事といいながら、合理的な裏付けがあるので、弟子にしたら、棟梁の言うことはゼッタイでありませう。


自論に自信があれば、妥協はしない。あくまで自分流を通す。斑鳩の法輪寺三重の塔を再建するとき、名古屋大学の教授が設計図をひいたが、教授が部材の一部に鉄を使うような設計をしたのに対し、西岡氏は木材だけで建てることを主張し、論争がエスカレート、険悪になった。 結局、鉄は最小限にして使うことで折り合ったが、この映画で、西岡氏自ら「鉄を使ったフリして、実は使わなかった。鉄材を使っても、まわりは木材で化粧するので、外見では分からず、設計通り使いましたよと言うときましたけど」と証言している。


そうだったのか。念のためにネット情報をみると、一部に鉄材を使用という情報がメインでダマシタことは書いてありません。しかし、こんなこと、自分からバラして委員会と思いますが、ま、ご本人も亡くなってるから、いいことにしておきませう。


美しく再建された薬師寺を訪ねた方は多いと思いますが、この映画を見ると、あの堂塔や回廊に、いかに多くの知恵、ワザが注ぎ込まれているか、あらためて興味が湧きます。その技術を継承していくことの大事さも納得できます。千年先を見据えて建物をつくる・・こんな発想は日本にしかないでせう。
(4月17日 十三・第七芸術劇場)


映画 西岡常一

★京快道

●歩きませんか、京都まで・・「京快道」てくてくガイド発行

 久しぶりに快道メーカーの出番です。京快道は1998年に発行した「さざなみ快道」(廃版)をベースにしたショート版です。大阪中之島ロイヤルホテル前から京都出町柳まで66キロを案内します。なが~い散歩道なので、スーパープロムナードとカッコつけてます。
 さざなみ快道との主な違いは、旧東海道の宿場であった、守口、枚方、淀、伏見のうち、守口と淀の町歩きコースを加えたことで、四宿場すべてを通過します。東海道が五十七次だったことを知らない人には、ちょっぴり新鮮な情報かもしれません。あと、伏見稲荷のお山巡りコースなど、細部でちょこちょこ変更しています。歴史街道とちがい、筆者の好みでカンタンにチェンジできるのが自家製「快道」のいいところ、いや、ええ加減なところです。


標準日程は6日間。一日の行程は7,5~13キロ。のんびり歩けます。終点の出町柳は「鯖街道」の起点です。元気人は若狭小浜を目指して下さい。

今回は、面白半分に「京快道八景」なるものをつくってみました。

●快道メーカーが勝手につくった『京快道八景』
 京快道66キロのコースで出会う風景の中から、これは地域のキャラクターになりそうと思う場面を選んで「八景」を名乗ってみました。コース地図の原稿を描いたあとで思いついたので、ガイド本文には説明がなく、写真のみ添付しています。名前に似合う写真がなくて、古いのを使ったり、間に合わせで撮影したりで、お粗末なものですが、とりあえずアップしておきます。風景写真が趣味の人には興味のもてるテーマではないかと、勝手に思っています。


■第一景 中之島のアーバンシーン
八景


■第二景 淀川の大観
八景  


■第三景 東海道五十六次 枚方宿の町並み
八景


■第四景 三川合流 背割り堤の桜並木
八景


■第五景 伏見の濠川と酒蔵街
八景


■第六景 御陵の森の深緑道
八景


■第七景 稲荷山の千本鳥居道
八景


■第八景 祇園花街と白川の清流
京快道 八景



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●頒布をご希望の方には・・・
B4サイズ・白黒コピー(表紙とも全8枚)でお分けします。原図は2,5万地形図を使っています(国土地理院承認済み) 代金は送料とも500円(後払い・切手代用可)

●お問い合わせ・ご注文は・・・

kai545@violin.ocn.ne.jp

電話・ファクス 06-6692-1340 小西 へお願いします。 
  

第4日目・京阪橋本駅~巨椋橋の地図です。(地図はB4サイズ)
削除不可・京快道地図 
 

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犬町・猫町情報

private

             5月号表紙 by ぽんさん


12年 5月号表紙

                「一歩通行!」


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●5月例会ご案内

  新緑の谷の、吊り橋を渡ろう~♪♪   担当 きなこ

5月13日 日曜日 (雨天中止)
■午前10時 京阪電鉄交野線 私市駅 改札集合
■参考ダイヤ 京阪淀屋橋駅9時20分発『出町柳』行き特急に乗車
 枚方駅9時42分着  枚方駅で京阪交野線に乗り換え
 枚方駅9時45分発『私市』行きに乗車 私市9時58分着

■コース・・私市駅 →星田妙見宮→星のブランコ(全長280m 地上最高高50m 木床式吊り橋)→ピトンの小屋(昼食)→私市駅    
歩行距離約8km  標高差約250m

犬町・猫町情報


private  ●4月例会レポート

  富雄の桜を愛でる   担当 風さん

 快晴微風の絶好のお花見日和。風さんの案内で近鉄学園前駅からバスで西千代が丘へ。そこから、なんだかややこしい道をたどって、追分梅林や榁の木峠、近大農学部のキャンパスを経て、最後に風さん宅へなだれ込み、なぜかエイプリルゼンザイ・・季節外れのぜんざいを賞味しました。かたや、ビールがなければ死にそうな人も数名いたので、あわてて買い出しに行ってもらいました。重いぜんざいを担いで頂いた人とともにご苦労さまでした。素敵なマイホームを提供して下さった風さんに感謝します。(4月12日)


2012 4月例会なら山本 

4月例会 

近大キャンパスの桜も満開でした(サウダージさんのスケッチ)
なら 

4月例会


キャンパスの学生食堂のサンプルケース
空腹のあまり、サンプルにかぶりついた学生がいたの か。
奈良  

読書と音楽の愉しみ


●大フィル4月定期演奏会から

尾高忠明の『ブル7』

 ひと月の間にブルックナーを2度も聴けるのは僥倖であります。先月31日の大植英次の『ブル8』に続いて定期演奏会でのブル7です。考えてみれば、曲をよく知っていると言う点では、ブル8より、この7番や4番のほうが上かも知れない。『運命』や『新世界』と同じように全楽章の主旋律をほぼ憶えているので とても親しみやすい。


何と言っても、第二楽章が惚れ惚れします。自分の知っている全交響曲の中で、最も魅力的な第二楽章はこれ。崇高にして荘重、そして、哀感に満ちた旋律は弦のユニゾンで何度も繰り返されるが、永遠に繰り返し聴きたいくらいであります。ブル8の展開部のような、ハラハラする危うさもなく、イメージをばっちり、自信満々で書き込んだ、という感じ。


しかし、作曲当時はイチャモンをつける輩がたくさんいた。細部にわたって、ああせい、こうせいと言い、それをキッパリ拒否できずにオタマジャクシをいじってしまった。この、ゲージツ家にあるまじき自信と信念の欠如は、悪口言われても仕方ない。プログラムには表記がなかったけど、今回は「ハース版」で演奏されたはずで、ほかに「ノヴァーク版」もあり、アカの他人が手を加えて微妙に異なる楽譜があること自体、ファンをいらだたせる。(両版とも改訂した人の名前で呼ぶ)


楽想の壮大さと圧倒的ボリュウムのド迫力サウンドで聴衆を魅了する、素晴らしい曲のつくり手が、どうしょうもない小心でいじけた精神の持ち主だった。その乖離の大きさを「どないなってまんねん」といぶかってこそブルックナーファンでありませう。

 若いころは「ええしのぼんぼん」という雰囲気を持っていた尾高忠明サンも還暦を過ぎて風格が増し、重鎮といわれるポジションを獲得した感じ。安易に名曲コンサートなんか引き受けない、セレブなイメージも変わらない。指揮台に楽譜はあったけど、開かずじまい。見たか、聴いたか、苔の生えた朝比奈オタクども・・大フィルを見事に鳴らした満足の笑みの裏を読めば、こんなところでせうか。これが「人生最後のブル7」になりませんやうに。


もう一つのプログラム、モーツアルトのピアノ協奏曲23番も大好きな曲なのでご機嫌でした。萩原麻未の柔らかいタッチがとても魅力的。アンコールのドビュッシー「月の光」もしんみり度100点の好演でした。(4月13日 ザ・シンフォニーホール)

大阪日暮綴


●桜宮・源八橋の花見風景

 大川の天神橋から毛馬閘門まで約4キロも続く桜並木の中で、ベストワンの眺望を選ぶとしたら「源八橋」界隈を推薦します。JR環状線、桜宮駅すぐ近くの橋です。この橋の上からの眺めは桜のボリュウム感があり、また、桜の木が生長して橋上で手にふれることができます。
 記念写真のスポットとしても人気抜群で、、通行の邪魔になるくらいです。ただ、目で見たかっこいい風景をイメージ通りカメラに収めるのは難しくて、皆さん、苦労しておられます。(4月10日)


桜宮花見


桜宮 


桜宮 


桜宮 

閑人帳


●珍客万来・・(その2)

■「断捨離」の提唱者も・・
 この方、近頃では有名人らしい。身辺整理のプロというのでせうか。本を出し、講演会もして忙しそう。で、その山下秀子さんが快道ウオーキングを見に来たとしたら「プチ・ケチの研究」ページしかないでせう。自称「捨て魔」という言葉が検索されたのかもしれない。それとも「捨てよ、さらば救われん」か。悔しいのは、駄目男がポイポイ物を捨ててもゼニにならないけど、山下さんは、他人に物を捨てさせながらビジネスになること。才能の有無ってこういうことなんですなあ。・・・そうか、駄目男はお金を「断捨離」してるのだ。

山下さんの断捨離ブログ 
http://ameblo.jp/danshariblog


■これも若い人の訪問「近畿大学都市計画研究室」
 ときどき、町並みや公園、建物の話題も書くので、こういうところからポチされるらしい。このような組織は、ただいま東北の街の復興計画で大変忙しいのではと思います。アイデアの出し甲斐があるし、実績をつくれば、後年まで高く評価してもらえる。数年後には見違えるような斬新な町並みが生まれるかもしれない。

近畿大学都市計画研究室のブログ 
http://390831.blog107.fc2.com/blog-date-201204.html


■「旅して 恋して 仕事して」
 パリで見る「快道ウオーキング」って、どんなん?

 その1で、韓国で快道ウオーキングを見た人を紹介しましたが、こちら、エオマイヤさんはパリで見たらしい。文章もイラストもとてもお洒落で、毎日が楽しくてしようがないって雰囲気が伝わるブログです。そのパリ発おしゃれブログと野暮な「快道ウオーキング」がどうしても結びつかない・・と管理人が言うのもナンですが、ホンネです(笑)。ほかには、ロンドンやインドネシア・バリ島にお住まいの方も立ち寄って行かれました。


エオマイヤさんの、このブログにのっている動画をぜひご覧あれ。
「全員ワリカン足こぎ自動車」が街を快走しております。これをクロスバイクと呼ぶのでせうか。
http://theflyingtigers.blog58.fc2.com/blog-date-20120405.html


グルメや音楽、映画、読書などのジャンルでご活躍の方々にも訪問して頂いてます。この機会に、厚く御礼申し上げます。  (完)

閑人帳


●珍客万来・・(その1)

 ブログの楽屋には、管理人しか見ることのできない欄があって、その一つが「訪問者リスト」です。 この「快道ウオーキング」を見た人で、かつ自らもFC2ブログの管理人である人は、訪問先に「見ましたよ」と足跡を残すことができます。(自分のURLやHNが記録される)ゆえに、数はごく少なく、一日に一人か二人ですが、その訪問者のキャラクターがえらく幅広いのです。 なぜなら、快道ウオーキングの内容が、何を伝えたいのかワカランくらい支離滅裂だからであります。(ハンセーしつつ、治らない)


したがって、お客さまも、管理人(駄目男)から見ると支離滅裂であります。なんで、こんな人が? といぶかることもままあるけど「これを見に来た」と察しがつく場合もけっこうあります。今回は、そんな中から、印象深いというか、気になる訪問者様をご紹介。紹介しているブログ、HPもぜひご覧下さい。

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■あんた、民主党の悪口、ぎょうさん書いてるやろ・・
 いったい、どんなオッサンやねん、と気になったのかどうかは知らないけど、のぞきに来たのは、三重県選出の民主党衆議院議員、田村のりひささん。タイミングからすると、民主党の悪口ではなく、TPP批判の記事が検索に引っかかったのではと思います。田村氏がTPP賛否のどちらの意見の持ち主か知りませんが、広く「民の声」を知るための検索と好意に解釈しておきませう。

田村のりひささんのブログ「田村のりひさ直球勝負」
http://tamuranorihisa.blog59.fc2.com/


■あんた、大津市の悪口書いたやろ・・・
 ハイ、書きましたよ。3月27日に「閑散都市 関西NO,1 大津市」と。これが引っかかったとしか思えない。4月8日にポチリしたのは、むとう貴也さん。次の衆議院選挙に向けて、自民党滋賀選挙区でただいま準備中の方です。ブログで大津市の悪口書く人って少ないから、目立ったのかも知れませんね。

むとう貴也さんのブログ
http://mutoutakaya.blog65.fc2.com/


■わ、おんなじやおまへんか~
 あけてビックリ、快道ウオーキングと同じテンプレート(タイトルデザイン)でした。確率的には千分の一くらいの珍しい出会い。管理人の五味亭さんは、韓国の江原道(カンウオンドウ)で食堂を経営されてる日本人。この人も、最初に「快道ウオーキング」をあけたとき「わ、おんなじやがな~」と驚いたかもしれません。下のブログを開けてみて下さい。

「江原道田舎食堂」さんのブログ 
http://0623pj.blog83.fc2.com/



■街で拾った木のタネ・・の話から?
 mare  んは、元農業高校生、現在、グラフィックデザインを勉強中のハタチくらいの若者らしい。以前、街中の公園などで拾った木のタネを植木鉢にまいて・・という話を書いたことが検索に出会ったのかも知れません。ただいま就活中とか。よい結果が出るようお祈りします。

micro  tuber さんのブログ
http://kinan2.blog16.fc2.com/



(つづく)

ア・ラ・カルト


●平日なのに大混雑・・八幡市「背割堤桜並木」のモテぶり

 桜は満開だけど、あいにくの曇天。平日なら人出も少ないはずと思って出かけたら、なんと、京阪八幡市駅から現地まで行列が続いてるではありませんか。これじゃ休日と変わらない混雑風景です。
 いろいろワケありで、たいそうな宣伝を控えてきたのに、くちコミやリピーターの増加で増えたと思われます。幸い、敷地が広大で収容人数が大きいので「満員札止め」はありませんが、地元の市民しか来なかった十数年前にくらべたら、驚きの変身ぶりです。


大人気のほかに気づいたことが二つ。一つは、バーベキューやってる人が激減したこと。その理由は、駐車場がえらく遠くに変更されたことで、道具や材料の運搬が難儀になったためです。以前は桜並木の下の広場に駐車できたのに、それが桂川堤防のほうに変えられ、しかも1000円必要。手押し車がなければ運べないので、あきらめた人が多いと思われます。ただし、休日は客層が変わるので、こんなハンディを気にせず、盛大に煙をあげるグループもたくさんいるでしょう。


もう一つは、すごい人出なのに、かいもくゴミが見当たらないことです。ゴミ箱を廃止しただけなのに、紙くずやレジ袋が散乱、というおなじみの風景がなくなり、とても快適。一人一人がちょっと気を遣うだけで、こんなにクリーンな花見風景になる。「休日明けは、軽トラック10台分以上のゴミを運ばなければならず、市にとっては全く余計な出費」とボヤイていた市役所もホッとしているでせう。


石清水八幡宮は閑古鳥鳴く。
 背割堤大人気でワリを食ったのが男山山上の石清水八幡宮。以前、八幡市での行楽といえば石清水八幡宮参りが定番でしたが、いまや背割堤に客を奪われ、花見頃というのにケーブルカーはがら空きというありさまです。高齢化時代とあって、長い石段をてくてく登ろうという人もいなくなりました。
 うまいこと、いかんなあ・・観光協会も、思案すれど名案浮かばずの状態かもしれません。ケーブルカーで山上へ、八幡宮から竹藪道を歩いて松花堂へ、というコースとか、宣伝価値があると思うけど・・余計なお節介ですね。


平日とは思えない大混雑
背割り停

こんなにゴミのない花見風景、花見らしくない?
背割り停 


背割り堤 

閑人帳


●信じられない、この大ミス

 民放のニュース番組はかいもく見ないので、下の画像のような衝撃的シーンに出会えるチャンスはないけれど、しかし、これをリアルタイムで見た視聴者はアゼン、ボーゼン、目が点になったでせう。


ニュースソース
http://news.livedoor.com/article/detail/6449971/


 
7日、テレビ朝日が放送するニュース番組「ANNスーパーJチャンネル」で、花見の映像を流すべきところで津波の映像が流れてしまい、「放送事故だ」とネット掲示板が一時騒然となった。

   番組では、「桜満開の週末 上野公園に過去最高の21万5千人」とテロップを打っており、上野公園で満開となった桜を楽しむ人々を紹介する映像が流れるはずだったのだろうが、実際に流れたのは津波によって車が流されている“地獄絵図”で、ネット掲示板には「不謹慎すぎる」「絶対に許さない」といった声が寄せられている。(ここまで引用 以下略)


 東京上野公園の大賑わいのお花見シーンの映像が、酷い津波のシーンにすり替わっていた。単純ミス? 故意? 日本が大嫌いなフジテレビに次いで朝日もここまでやるのか、とつい疑いたくなります。
 故意では無く、作業上のミスだとしたら、どうしたらこんなミスが起きるのか、いくら考えても見当がつかない。ハナミとツナミを間違えました、では誰も納得しませんね。仮に、ミスだったとしても、気づいたら2,3秒で消せるはず(画面が砂嵐になってもかまわないではないか)しかし、本来のお花見の映像に差し替えるまで、津波の映像を流したのなら、スタッフのふざけとか、悪意と取られても仕方ない。


NHKの場合、ヘンな映像になったら、すぐ「ただいま画面が乱れました」みたいなコメントをする。ということは、アナウンサーもモニターを見てるわけで、即刻対応できる。朝日では誰もモニターを見てなかった?そんなアホな・・・。


昨年、東海テレビで「セシウム入り おいしいお米」みたいな、テロップを流して、番組が打ち切りになった事件があったけど、今年も低級事故は続くのか。ディレクターが始末書一枚の処分で済まされるのなら、視聴者をバカにした、こんな事故はまだまだ起きそうです。


これが上野公園のお花見の光景だそうで・・。
花見・津波映像に 

画像のソースはこちら。削除されるかも。
http://blog.livedoor.jp/apple_komati/archives/51749479.html

大阪日暮綴


●伸びゆくビルあれば、縮みゆくビルもあり・・・・


■あべの「ハルカス」200m越え
 完成すれば、日本一のノッポビルになるそうであります。問題は中が埋まるかどうか。「壮大な空き室」にならないよう、今、営業マンはテナント開発に必死のパッチでありませう。


さて、北側から見上げると(写真参照)新館の東側(左側)で新館の一部が旧館の上に乗っかるように見えます。いうところの「屋上屋を重ねる」かたちになっている。こんなのありか? あり得ません。
 一体どうなってるのか。ビルに展示されてる模型をみて納得しました。旧館の外壁の裏側を一部えぐってるのと、乗っかってるように見える部分が、新館の本体からバルコニーのような形で張り出してることがわかりました。決して、旧館の上に乗っかってるのではありません。しかし、外観だけ見ると「屋上屋」に見えてしまいます。


施工は大手ゼネコンのJVですが、HPを見ると、竹中工務店がリーダーみたいな感じです。なんにせよ、大阪駅や阪急梅田駅界隈の工事と同様、難儀な仕事です。一方、このハルカス前の周回型の歩道橋もえらく大層な工事になっていて、できあがったら、風景が様変わりしそうです。

竹中工務店のハルカス関連HP
http://www.takenaka.co.jp/recruit/fresh/project/phase2.html


旧館の上に新館が乗っているように見える風景
ハルカス


天王寺区谷町筋のバー「ゴールウエイ」前から見たハルカス
ハルカス

ゴールウエイさんのHPはこちら・・・
ただいま、箕面ビールが飲めるそうな。
http://r.goope.jp/galway2010

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■旧ホテルプラザが縮んでゆく・・・
 ハットダウン工法とやらで、竹中工務店が開発した技術。高層ビルを上から順にかじり取っていくような方法で解体します。アメリカなら、ダイナマイトでドッカン!という荒っぽい方法も使うのでしょうが、ご近所への迷惑を気にする日本では、なるべくおとなしく、ホコリも出さないように工夫する必要があります。この方法は、最上階に屋根付きの作業スペースを作り、部材を小さく刻んで下ろしていく。ワンフロアごとにこれを繰り返して縮めて行きます。最後は通常の、重機を使う方法で解体します。


40年くらい前、日本ではじめて超高層のビルが建設されたときは、設計者は超高層ビルを「解体・撤去」するなんてこと、考え及ばなかったそうです。
 しかし、今や、建てる技術もさることながら、壊して片付ける技術も同じくらい重要になってきました。先日はどこかの新聞に、大阪駅前の第1~第4ビルを全部ぶっ壊して公園にするとかの記事がありました。開発中の北ヤードにも森林公園をつくろうという案もあり、実現したら「♪ 森と泉に囲まれて 静かに眠る大阪駅♪」・・・てか。ふる~~。
  
ハットダウン工法の説明・PR
http://www.takenaka.co.jp/news/2012/02/10/index.html


ホテル閉鎖後は大塚家具が入っていたこともある、ホテルプラザ。
ハルカス 


●「新高野快道」がJRふれあいハイキングのプランに登場

 大阪・オレンジクラブ・一歩会という団体が主催して、今年一月から例会に使われています。会員と当日参加の一般ウオーカーがいっしょに歩くみたいで、50人とか100人の参加者があると、世話役の方は苦労が多いのではと察しますが、もう慣れっこかもしれません。


奇数月の最終土曜日という設定で、2年がかりで歩きます。本来の(本物の)高野街道ではなく、大巾にアレンジした快道メーカー版の「快道」ですから、歴史街道に詳しい方が参加されたら「なんか・・けったいなコースでんなあ」の異議が出るかも知れませんが、本物の街道よりずっと安全・快適なニセ街道=快道の良さも知って頂けたらと思います。


オレンジクラブがつくった案内チラシ
オレンジクラブ


JRふれあいハイキングのパンフのガイド欄
次回は5月26日 JR長尾駅集合
オレンジクラブ 

閑人帳


●自殺者が多いのは不景気のせいか

 山一証券などの大会社が潰れ、デフレ経済が明瞭になった1998年から、年間の自殺者数が3万人を越え、未だに続いている。その原因は生活苦や企業の倒産といった経済的事情が多い。学生の就職難も自殺に追いやる原因になっている。


・・と、ここまでは世間の常識。しかし、ものは考えようで、下のグラフを見ると、不景気だから自殺が多いという判断が少しぐらつく。このグラフはユーロと日米英の失業率を表している。文字が小さいので見にくいけれど、日本は一番右端に位置している。失業率は低い。
 不景気が自殺の大きな要因ならば、これほど失業率が低いのに自殺する人が多いのは解せない。失業率が20%以上のスペインやギリシャも何万人もの自殺者が出てもおかしくないはずなのに、そういう話は聞かない。


ユーロ諸国と日米英の失業率比較
失業率グラフ



4月6日の新聞に、ギリシャの国会議事堂前で77歳の老人が前途を悲観して拳銃自殺したという記事がのっていた。現場には多くの人が花やろうそくをたむけて彼の死を悼んだという。・・というくらい、自殺が珍しい。ニュースヴァリューがある。日本の新聞にも載るくらいなのだ。


自殺者の多少は、経済的問題もあるが、国民的気質や信仰の問題も絡んでいる。イスラム教の国では自殺は教義で禁じられてるので少ないというが、自爆テロは自殺のうちに入らないのだろうか。下のサイトを見ると、自殺者が多いのは、東欧諸国、昔のソ連圏の国々が多い。反対に、ラテン系の国は少ない。やはり民族によってかなり異なり、経済問題だけが理由でないこと明白だ。


■人口10万人当たりの国別自殺者数比較(日本は5位・韓国が1位)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E3%81%AE%E8%87%AA%E6%AE%BA%E7%8E%87%E9%A0%86%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88



韓国も深刻な自殺大国
日本も多いが、隣の韓国はもっと深刻で、先進国ではトップであります。なんでも一番が好きな韓国人も、さすがにこれは自慢しない。悲惨なのは、若者の死亡原因の最多が自殺であること。自分の人生、国家の未来に絶望して命を絶つ。家計に占める教育費の割合が5割になるという競争の熾烈さは、裏返せば、青年期での敗者、落伍者はまともに生きていけないことを意味している。結果的に、格差社会の総仕上げ役を果たしてしまった李明博大統領も、早晩「無能」のレッテルを貼られる可能性大である。


 「週間文春」4月12日号には、そんな韓国の「格差大国」ぶりが書かれているが、その発端は1997年の経済破綻~IMF管理である。十数年を経て是正されるどころか、ますますひどい格差社会になってしまった。日韓両国とも自殺対策は講じているけれど、相談所を増やしたくらいで効果が上がらないところが難儀。信仰が救済にならないことも弱みかもしれない。


週間文春 4月12日号
週刊文春韓国 

読書と音楽の愉しみ


●人生最後の?「ブル8」 
       ~
大植英次ファイナルコンサート~

 人生最後の・・という言い方をすると、なんだか気ぜわしい。ちょっと早すぎるかも知れません。しかし、演奏のクオリティを考えれば、これで聴き納めかな、という気にもなりました。九年間、大阪フィルの音楽監督を務めた大植英次の最後の演奏会。曲は、ブルックナーの交響曲第八番、一曲のみ。何しろ90分もかかるシロモノだから、これだけで十分であります。


1970年代に、FM放送で初めてブルックナーの曲に出会い、こんな大層な曲、どんな作曲家がつくったんやろと、これまたご大層な本「ブルックナー 人と作品」を買った。本も恐ろしく堅苦しい内容であります。モーツアルトの伝記を読むより100倍は退屈する。なぜかと言えば、ブルックナーの人生そのものが退屈だからであります。偉大なアーティストで、彼くらい凡庸で退屈な(この場合、人生において大事件や波瀾万丈が皆無、という意味であります)人生を送った人物は珍しい。伝記作家がため息つくような、B級人生で生涯を終えた作曲家だった。


いや、ここでブルックナーの悪口書いてどないすんねん、であります。悪口は次の機会に書きませう。満を持して・・という感じで第一楽章スタート。席は2階の最前列。滅多に見られないハープ3台とワーグナーチューバ4本も揃ったフルサイズの編成で、低音部のまあるい響き、ハーモニーがまこと心地よい。心地よいけど、しかし、なんと危ういオーケストレーションであるか。オタマジャクシ一個の置き所を間違えたら、音楽がガラガラと崩れてしまいそうな、きわどい音づくり。この難儀な曲を大植英次はいつも通り暗譜で振ってるのだから、彼の頭のメモリーは何GBくらいあるのでせうね。駄目男なんか、三行の文章、1KBさえ覚えられないのに。


そして、改めて認める、休止符のかっこよさ。ナニ?休止符で感動するのか、と疑惑のマナコで見られても仕方ないが、本当であります。しかもブルさんの曲の休止符は、しばしばfff 最強音で止まる。そのときの余韻を演出できるホールが、1982年、この「ザ・シンフォニーホール」が出来るまで日本になかった。つまり、ブルックナーの曲をちゃんと演奏できるホールがなかったということであります。ナントカ市民会館みたいなホールでは、休止符の鑑賞なんか絶体できない。


昔、朝比奈隆の棒で、はじめてこの曲を聴いたときは大感動したのでありますが、幾星霜を経てオケのメンバーの大半が変わり、今回の大植英次の指揮では、ずいぶん音が洗練されたように聞こえました。切磋琢磨の成果でありませうが、なかには、あの泥臭いのも良かったなあと回想したファンもいたかもしれない。


満員の聴衆の拍手鳴り止まず、スタンディングオベーションが当然のように起こり、楽員がステージを去っても客は帰ろうとしない。やむなく指揮者だけが舞台へ・・。そう、朝比奈隆の晩年の演奏会のシーンが再現されたのでした。まあ、朝比奈長老と違うのは、客席まで下りてきて握手しまくったことですね。お客さんに若い人が多かったのも嬉しい。オジンには「人生最後の」でよかったのか。よかったのだ。これでいいのダ。
(3月31日 ザ・シンフォニーホール)
 


ロビーには、ファンなどから贈られた花束がたくさん
シンフォニーホール花束 

大阪日暮綴


●満開を待ちかねて・・・
 
 大嵐が去った4日、一ヶ月ぶりくらいに長居植物園を散歩。風は強いけど陽はさんさん、首をすくめるような寒さからは解放されました。五分咲きの桜の下ではお母さんと幼児のグループがお花見。桜満開のまえに話の花がさいてるようで、賑やかなことでした。
 それにしても、もし昨日の嵐がもう一週間あとだったら、関東以西のお花見レジャーは全滅していたかも・・。不幸中の幸いといってはナンですけど、観光関係の業者さんたちは、ホッと胸をなでおろしたでせうね。(4月4日)


長居公園サクラ


陽光をあびてスケッチにいそしむ人
長居公園サクラ 

たなかよしゆきさんの古道紀行


 西国三十三観音巡礼といっても、マイカーやバスツアーでイージーに済ませる人が多いなか、歩きを基本にして、寒風に耐え、大汗かいて巡拝した、たなかよしゆきさんのユニークな巡礼記を掲載します。


収納場所はこちらです。
 
http://oskjk.blog107.fc2.com/blog-category-17.html


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●西国三十三箇所 デコボコある記
                    
 たなかよしゆき


 西国三十三箇所のすべてをようやく打ち終わりました。第一番を参拝したのが一九九六年でしたから、何と十六年間もかかってしまったことになります。なんでそんなにかかってしまったの、とおもわれるでしょうが、九九年六月に火災にあい、家財を焼失、水損(当然、集印帳も)意欲がそがれてしまい、放ったらかしにしてしまったからです。
 この二、三年、また気をとりなおして打ちはじめました。九九年六月までに三分の二は打ち終わってましたので、ぼちぼち残りを打ち続けていたら、ようやく結願となった次第です。日記なども焼失してしまったので、明確な全体の記録は残りませんが、印象に強く焼き付いている札所をほんの少し列記して結願の記録とします。


■第一番 那智山西岸渡寺
 さいわい、第一番の参拝記はわたしの『人生途中下車』のなかに記録が残っています。わたしの三十三箇所巡礼は古道を歩き、探索することを目的の一つとしています。参考図書は『山越えの古道(上)(中)(下)』(中庄谷直著・ナカニシヤ出版)など。那智山は一九九六年八月の夏の旅で訪ねています。小雲取大雲取越えで三泊四日の旅。この折り、集印帳を購入し、西国巡礼の発願をおもい立ちました。西岸渡寺宿坊尊勝院に泊めていただいたのですが、客はわたし一人。夕食は厨房にて賄い人の高木さんといっしょに熊野三山のはなしで盛り上がりながらいただきました。大盛りのカツ丼と沢庵。おいしかったなあ。


■第四番 槇尾山施福寺
 紀州から桧原越えの参拝。JR和歌山線笠田(かせだ)駅で下車。四郷川を遡行し、三国峠へ。参拝した日が十一月二十三日で、四郷の里ではにぎやかに串柿祭がおこなわれていました。はるばる山を越え、槇尾山へ。途中、農家の軒先の青空市にて、オバアチャン手作りの沢庵を一本買いました。この沢庵がぬかと塩だけで漬けたシンプルな沢庵。美味。こういう本物の沢庵がなかなか食べられません。


第三十三番 谷汲山華厳寺
 岐阜県の地図を眺めると、谷汲山は近鉄養老線の揖斐駅から割合と近い。ローカル線に乗ることはけっこう好きなので(自分では鉄ちゃんなどとはおもっていないのだが、あるひとに云わせると「十分、ノリ鉄やんか」とのこと。そうなんや。)
 揖斐駅からピストンすれば一日旅可能。それに近鉄のフリーパス乗車券を使えば安く上げられます。金を使わず(できるだけ)手と足と頭を使え、がわたしの人生のスローガン。よっしゃ、一丁やりまひょ。という訳で出かけました。弁当持参。一月の二日か三日でしたが、とても寒い一日。ふるえながら弁当を食べました。


■第三十二番 繖山観音正寺
 桑の実寺から観音寺城、観音正寺、石寺、石馬寺と自分なりのコースをつくり、決行。この繖山行も『人生途中下車』に記録が残っています。一九九六年十二月。観音寺城跡は杉の植林帯の山。その林床につめたい冬いちごの実がなっていて、たくさん食べた。


第二十九番 青葉山松尾寺
 JR敦賀から小浜線に乗りかえ、松尾寺下車。ここから松尾寺までピストンすることにしました。夏だったか、大汗をかいた記憶があります。松尾寺のご本尊は忿怒相の馬頭観音。恐ろしい仏さまでした。(次回へ続く)


■第二十八番 成相山成相寺
 北近畿タンゴ鉄道というローカル線に乗れるということで、いそいそと出かけました。天橋立駅で下車し、天橋立を観光し、砂嘴と呼ばれる松林を渡り対岸へ。この日は夜のあいだに積雪があり、成相寺の三重の塔が青空のなかにくっきりと屹立していました。美しかったなあ。風で雪煙がおこりました。松林で冬ぐみの実を食べました。
 帰り、和知で田舎暮らしをしている友人の家に一泊。”与作は木を伐る、女房は機を織る”の暮らしで、美しい田舎暮らしをしていて感動しました。


■第二番 紀三井寺
 わたしの『涙を一滴』という詩集の中に「涙をひとしずく」という詩が収められていますが、この詩は紀三井寺で書きました。紀三井寺の茶室で冷やしあめを飲みながら、紀の海を眺めていました。海が夏の太陽にきらきらきらと輝いていました。

 日々の暮らしでは行儀よくふるまうくせがついて
 悲しみも凍りついてしまっている
 かくれるように
 どこかの山川に涙をひとしずく
 こぼしたかったのかも知れない


■第三十五番 御嶽山清水寺
 JR福知山線相野駅からピストン。けっこう遠かった上に、御嶽山の頂上近くにあり、骨がおれました。しかし、その展望の素晴らしかったこと。すがすがしい風に吹かれて食べたサンドウイッチ(食パンにゴボ天をはさんだシンプルなもの)のおいしかったこと。境内にはピンクの九輪草が群れて咲いていました。


■第二十六番 法華山一乗寺
 わたしの西国巡礼は乱れ打ちなので、一乗寺が最後となりました。北条鉄道(加西市)の法華口駅からピストン。ガイドブックによると、一乗寺は法道仙人の開基で、山の形が蓮華のようにとりかこんでいるところから、一寺を建立したとあります。
 一乗寺近くまでやってきたとき、小さな手書きの看板が目につきました。法華山登山コース。ここから行ったほうが早いんとちゃうか、とこのコースにとりついたのですが、まさに蓮の花弁のふちを歩くようなアップダウン。おまけにヤブコギ。これには参ってしまいました。何とか古びたテープの目印にくらいつき、法華山頂に到着(二四三メートル)靴に穴はあくし、ズボンは破れ、汗びっしょり。ヨレヨレになって到着。低い山だからとなめたのが悪かったと反省しました。(なめたらアカン、なめたらアカンで、山は)食パンにちくわをはさんでペロリと食べてしまいました。でも、最後を飾るにふさわしい参拝だったかもと納得しています。(二〇一二年三月八日)


 これで終わりますが、終わってみると、わたしの巡礼の記憶は食べ物と深くかかわっていることに気がつきました。寺の佇まいは忘れても、食べ物の印象は強烈。死ぬまで忘れることはないでしょう。それもまた痛快なことではないでしょうか。(痛快ナノハ、ワタシダケカモ)


 四国八十八箇所巡拝は一九九五年~九六年にすませ、『お四国極楽旅日記』という私家版にまとめましたから、残るは秩父板東合わせて六十七箇所。江戸時代の庶民は西国四国秩父板東合わせて百八十八箇所巡拝が人生の一大イベントでしたから、わたしもそれを目指そうかという気が少ししています。秩父板東は遠くて、ちょっとひるむ気がしないでもありませんが、まア、ぼちぼちやりまひょ。           

プチ・ケチの研究


●純綿の毛布

 タイトルに反して「プチ・ゼータク」の話であります。特に過敏というわけではないけど、化繊のシーツや毛布で起きるパチパチパンチ、もとい、パチパチ静電気の不愉快さを味わっている方、自分だけではありますまい。しかし、シーツはともかく、今どき、もう純綿の毛布なんかないはずと諦めていたのに、なにげにネット検索してみると・・ちゃんとあるではありませんか。グヤジイ。


高価なので、逡巡1分。注文。届いた商品は、コットンのイメージからちょっとはみだしたシルキーな感触です。もっと早く探しておればよかったのにと、安さだけで化繊を選んでいたことをハンセーしたのであります。

シングルで5,980円+送料。日本製。洗濯機で洗濯可。


■販売は「クールゾン」 この頁の下のほうにあり。
http://item.rakuten.co.jp/coolzon/072-0022-00/


木綿毛布