読書と音楽の愉しみ


●田幸正邦著

「ジャズの起源はベートーベンにある」を読む

 いやまあ・・えらいこといわはりますなあ。当然、読まずにおくまいか。マユにツバしつつ読んだだけでなく、500円を投じて中古のCDまで買ってしまった。世間にはユニークな人がいてはります。


著者は琉球大学農学部の教授。よって、この説は趣味の世界の話なのですが、熱の入れようは大したもんで、本書以外にあちこちで披瀝しておられます。むろん、大のベートーベンファンで、特にピアノソナタ集は人生の糧、精神的支柱になるくらいの入れ込みようであります。


さて、ベートーベンの曲の何がジャズの根元になるのか。それは、ピアノソナタ第32番の第2楽章の一節であります。その部分の楽譜を本書に転載していますが、駄目音にはチンプンカンプンなので、CDを買ったというわけであります。
 32番はピアノソナタ最後の作品で、これを書いたときは、かの「第九」にも取りかかっていたというから、晩年の作品であります。第2楽章は17分くらいもかかる長い曲で、はじめの「アリエッタ」というパートが大変美しい。バッハの無伴奏パルティータの主題に似た、高貴にして哀感の漂うメロディ。それが、突然、ズンチャ、ズンチャとラグタイムふうのアップテンポの曲に変わる。これがジャズのはじまりだ、と著者は言うのであります。(この時点で、ベートーベンは殆ど音が聞こえなかった)


ふ~ん、これがジャズの源泉か。何度も繰り返して聴いたのでありますが、このようなフレーズは他の作品、他の作曲家の作品にもありそうで、際だってジャズっぽいとは思えない。ふ~ん、ふ~ん、ふ~ん・・フガフガ。 著者にとっては強烈なインスピレーションを呼び起こしたパートでしたが、鈍感、駄目男にはイマイチぴんとこないのでありました。田幸センセ、すいませんです。


「大発見やあ~」の著者はこの楽章を「ジャズソナタ」と呼ぶことを提唱しておられます。ジャズの原点ここにあり、みんな聴いておくれやす、とPRに熱を入れています。で、ジャズピアニストに聴いてもらったら、と思うのですが、思うだけで、どーにもなりません。


著者は、このパートがどうしてジャズに変身出来たかも考察しています。それは、1800年代の前期、ヨーロッパにいた「クレオール」という、黒人と白人のあいだに生まれた、当時の被差別民の一部がこの曲をたまたま聴いてインスピレーションを得、アメリカにわたってアレンジしたのではないかと。(この辺の事情は人種差別問題が絡み、簡単に説明しにくい)最初に届いたのがニューオリンズ・・といえば、ハハーン、なるほど、とおわかりでせう。しかし、この話、ホンマかなあ。駄目男はなおも疑うのでありました。


ベートーベンがこの曲をつくって、誰かが持ち出し、アメリカでアレンジして「ジャズ」に生まれ変わるまで約100年。以後、現在に至るまで、また100年。 キース・ジャレットや小曾根 真のように、ジャズピアニストがバッハやモーツアルトの演奏でも名人芸を披露できるのは、ジャズの原点がクラシック音楽だから・・と、ここは、安直にカタをつけておきます。 (2002年7月 東京図書出版会発行)


ジャズ・ベートーベン

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プチ・ケチの研究


●ノンカップ麺「ミニシリーズ」試食

 以前、紹介したことのある、トーエー食品のノンカップ麺、その後、サイズを小さくした「ミニシリーズ」が出ていました。普通サイズはドンブリで食するところ、みそ汁椀で食べられるボリュウムになっています。一食約160キロカロリー。いろいろ考えはりますなあ。


主食にはいささか少なすぎるけど、年寄りには、昼飯なら、これと小さなご飯、または、冬なら小餅の1~2ヶあれば、まかなえます。普通サイズで塩分取りすぎが気になる人にも適量かもしれない。
 値段は、うどん、そば、各20袋、計40食ぶんで3100円ナリ(送料込み)プチ・ケチ研究としては、お得感イマイチですが、重宝さで納得しています。

■トーエー食品のHP
http://www.toe-noncup.com/01noncupmen/


ミニうどん、そば 


ミニ・・

アジア・ウオッチング


●FTA反対デモで衝突・・ソウル

 共同通信記事によると、28日、米韓FTA批准に反対する農業団体や学生、約2500人がソウルの国会議事堂前で集会を開いた。デモ行進した参加者のうち、一部が議事堂敷地に乱入、警官隊と激しく衝突し、約70人が拘束された。警察は放水車も使ってデモ隊を排除した。(ここまで引用)


日本と同様、FTAの内容が交渉締結ぎりぎりまで国民に知らされなかった、という政府のズルさに反発するデモ。フタを開ければ、韓国にはなんのメリットもなく、ひたすら米国の要求を丸呑みするだけ、と分かっての反政府行動。ひどい内容が国民に周知されるにつれ、反感はより高まる。よって、李大統領の暗殺リスクも高まる。


全面的無能のレッテルを貼られた、先代のノムヒョン大統領は傷心癒えず、引退後に飛び降り自殺したことはご承知の通り。韓国再建のヒーローとして選ばれた李大統領が再度、悲劇の主人公になりませんやうに。
 TPP参加の意向を固めたという、民主党三代目の「バカ殿」野田首相も、それなりの「しっぺ返し」は覚悟しているはずで、最悪は「想定外」の政権崩壊。就任後の最初の大決断が命取りになった・・なんてブッサイクなことになりませんやうに。


韓国FTAデモ

閑人帳


●「週刊新潮」拾い読み(11月3日号)

血の雨が降る「大阪決戦」! 
同和・暴力団の渦に呑まれた、独裁者、橋下知事出生の秘密

 「週刊新潮」の記事にされ、葬られた政治家や官僚は数多いが、ここに来て、時の人、橋下知事も標的にされた。橋下ファン、支持者にはショッキングなネガティブキャンペーンである。この記事は、本来、月刊「新潮45」誌の記事だったものが、同誌が大阪で売り切れという事態になったため、急遽、週刊誌に転載された。


記事によれば、出生をめぐる情報は主に橋下徹氏の叔父から仕入れた。それによると、父親が八尾市の同和地区出身で、叔父、父親とも博徒系のヤクザ組織「土井組」の組員だった。母親は後妻で、先妻の女性も同和出身で刺青を入れた女ヤクザだった。父親は後妻と東京へ出奔、渋谷区で徹氏を生む。その後、父親だけが大阪へ戻るが、博打の借金がもとでガス自殺した。


母子は大阪へ舞い戻り、やはり同和地区で暮らす。父親のいた八尾にも短期間住んだらしい。中学生時代から周りへの反感もあって猛勉強し、北野高校から早稲田大学へ進み、弁護士の道を歩むことになる。妹も大学で学び、米国留学もしているが、これらは叔父の援助のたまものと言われている。叔父は恩人である。


しかし、その叔父の息子、つまり橋下氏の従兄弟が1999年、東大阪市でささいなもめ事から、相手の男性を金属バットで殴り殺すという事件を起こす。12年前のことである。父親がヤクザで従兄弟が殺人犯・・人気知事のこんな血脈を、殆どの人は知らないのではないか。ライターはこの殺人事件のことを直接知事に尋ねたが、従兄弟とは付き合いがないので知らないと答えるのみだった。
 なお、橋下は「ハシモト」と読んでいるが、もとは「ハシシタ」だった。父親が唐突に「俺はこれからハシモトでいく。おまえはハシシタでいけ」と叔父に言ったときから、橋下=ハシモトに変わった。これは法律上、問題はないらしい。


橋下知事は、無駄な施策の廃止、縮小、人件費の節減など、あらゆる面でコストカットを進めているが、なぜか「同和予算」だけは手を付けない。怪しい団体や個人への怪しい貸し付け金がたくさんあるが、見て見ぬふりをしている。「解同」などに対しては甘い、癒着しているとみられても仕方ない。あるいは、文句一つ言えない立場に立たされているのか。


無事、司法試験にも合格して、最初に勤務した神戸の法律事務所のオーナーの印象は「元気のいい青年、人当たりの良さそうな人物という感じだった。しかし、その後は異常なほど金にこだわる人間だとわかったきた。飲みに連れて行っても、話題はカネ、カネ、カネ、どこの弁護士はこれだけ稼いだとかの話しかしない。仕事ぶりは、強きに弱く、弱きに強いタイプで、金持ちの依頼人への媚びへつらいは酷いものだった。弁護士としての品性がない。それで、こいつは早く辞めさせたほうがいいなと思った」


この大事な時期に、彼の秘書がミナミのラブホテルでいかがわしいパーティをやってることも判明。事情を知らずに来た若い女性が危ない目にあった。その秘書の母親は橋下知事後援会の会長というから、後援会自体、いかがわしい。


以上、順序は前後しているが、記事を要約した。それにしても、今、なぜこんな暴露記事がでるのか。ウラで世論操作を目論むワルがいるのか。不可解。この記事がウソ、でっち上げなら、知事は名誉毀損で直ちに告訴するべき。逆に、リアクションなしだったら、記事の中身は事実だと認めることになる。


なお、月刊の「文芸春秋」11月号にも、平松市長が「大阪は独裁・橋下知事に屈しない」という手記をのせていて、こちらは政策や政治手法に関する批判記事。


週刊新潮 11月3日号記事
橋下知事スキャンダル記事 

プチ・ケチの研究


●千円で「がっちり買いまショウ」

 30~40日間隔で「スーパー玉出」へ買い物に行きます。コーヒー豆を買うためです。他の店より安いという理由で。ときに、あまり安くない場合もあります。
 そのとき、ほかの商品も含め、1000円とか1500円という予算額を決めて買うクセがあって、いかにピッタリに近い金額で買うか、クイズ感覚で品物を選びます。(こういう買い方は、なぜか、この店だけに適用)暗算に強い人なら、選びながら難なく計算できてしまうけど、計算オンチの駄目男はカンに頼るしかありません。


昔々、白黒テレビの時代「がっちり買いまショウ」という番組がありました。司会が、夢路いとし、喜味こいしの漫才コンビ、一般人をスタジオに招いて「3万円コース、5万円コース、7万円コース」とかに分け、満額に近い買い物を競うという、見ている者にも結構おもしろい番組でした。調べてみると、1963年(昭和38年)から1975年まで、12年間も続いた人気番組でした。


さて、今回はお目当てのコーヒー豆が500gで198円という激安価格だったのでホクホクです。気を良くして以下の商品も買いました。
みかん一袋1,1キロー228円、 食パン-88円、 
一口こんにゃくー98円  大根漬けものー98円
ちくわ4本入りー88円、 ラッキョウ130gー88円
じゃがいも一袋500gー88円


ジャ~ン、合計は?・・・974円! いいセンいきました。
これも「プチ・ケチ研究」の一環であります



スーパー玉出買い物1000円

閑人帳


●反日女優主演のTVドラマ、視聴率最下位に

 韓国人女優、キム・テヒ主演の連続ドラマ「僕とスターの99日」が初回放送において、民放全国ネットの中で最下位になった。フジテレビと花王が躍起になって宣伝したにもかかわらず、であります。トップは無理としても、まさか最下位とは予想してなかったでしょうから、両社とも相当ショックが大きいでせう。以下は放送局名を関西での名称に置き換えての視聴率です。(10月23日 日曜日 午後9時~の民放4番組)


19.0%  MBS 「日曜劇場・南極大陸」
14.1%  読 売  「行列のできる法律相談所」
12,7%  ABC 「日曜洋画劇場・ダイ・ハード3」
10.2%  関  西 「僕とスターの99日」

ちょっとまて!
この時点で合計56.0%だぞ!
これにテレ東とNHKと教育とBS、CS合わせたらこの日どんだけ日本人は家にいてテレビ見てるんだよ!!!
この数字は正しいのか?


上のデータ、コメント(茶色文字)は2ちゃんねる投稿文の引用ですが、民放4社の合計で56%というのは確かにおかしい。京阪神でいえば、これに「NHK総合」「NHK教育」「テレビ大阪」「サンテレビ」「京都テレビ」という各地上波、それにBSやCSもあるわけで、これらを全部合わせて20%とすると合計76%にもなり、4人のうち3人はテレビの前に座っていたことになります。ありえない数字でしょう。

 では、あり得る数字とは? 上記全部の番組から3%ずつ差し引いた、4番組合計で44%(56-12)これくらいなら不自然さを感じないのでは、と駄目男が勝手に判断するのであります。


視聴率数字はねつ造か?
 10月22日に掲載した「電通の正体」記事の中でテレビ視聴率の怪しさにふれています。今回の韓流ドラマの視聴率についても、10,2%という数字が正しいのか、実際は7%とか、一桁なのに、それじゃ韓国に顔向けできないので、ゲタをはかせたのではないか。こんなふうに勘ぐられて、反論できないのが電通の弱みです。


最高の厚遇を受けて来日した韓国ナンバーワン女優のキム・テヒにとっても、いきなり視聴率最下位はかなりショッキングなことで、著しくプライドが傷ついたはず。フジテレビや花王は、これをどう繕うのか、担当者は頭が痛いでせうね。しかも、連続ドラマだから、急に内容を変えたり、安易に打ち切ったりもできず、最後までミジメな数字をさらすしかない。


coffeeさんのブログに興味ある数字が紹介されているので引用すると・・・茶色文字が引用文、文章は一部編集


視聴率ウォッチャーの間では、「ギリギリ10%超えの謎」という言葉が出現している。キムチ臭い番組などの低視聴率が予想(期待)されると、なぜか不思議と視聴率がスレスレ10%を超える謎のことだ。

■「アイリス」初回 10.1%
(イ・ビョンホンとキム・テヒ主演の地上波ゴールデン帯初の韓国ドラマ、TBS)

■「花ざかりの君たちへ ~イケメン☆パラダイス~2011」初回 10.1%
花王が単独提供、フジTV)

■『HEY!HEY!HEY! SP 』 K-POP大特集 10.3%
「史上空前の社会現象『K-POOP』テレビ初超人気グループが奇跡の競演!」フジTV

■「僕とスターの99日」初回 10.2%
(反日韓国人女優キム・テヒ主演、花王単独提供、フジTV)


このように、電通、TBS、フジテレビ、花王など、主な韓国ごり押し軍団によるドラマ初回やスペシャル番組は、何故か不思議とギリギリ10%を超える。視聴率を調査して結果をまとめている会社はビデオリサーチという会社で主要株主が34.2%の電通だ。本当は8%くらいでも、10.1%とか10.2%にしてしまっているのではないかと疑念が払拭できない。(引用ここまで)


確かに、疑われても仕方ない、横並びの数字です。時期も内容も違うのに、たった0,3パーセントの差しかない。本当は一桁のところ、カッコワルイからゲタをはかせた。そう見る方が自然です。もし、ねつ造が事実だとしたら「ビデオリサーチ」社は倒産必至。


韓流ゴリ押し批判に対する両社の姿勢は・・・
フジテレビ・・・・イヤなら見るな
花王・・・・・・・イヤなら買うな
であります。この視聴者、消費者無視の姿勢、せいぜい続けて下さい。


■引用元
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1319462067/-100
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-4426.html

■僕とスターの99日 公式HP
http://www.fujitv.co.jp/99days/index.html

閑人帳


●珍しい動画・・ホワイトハウスのキッチン公開

 毎日のように世界中からVIPが訪れるホワイトハウスには大型のキッチンがあり、専任スタッフが忙しく立ち働いている・・そんな様子を映した動画がこれ。敷地には野菜農園まであるみたいだが、詳細不明。ま、安全面でいえば、ここで栽培するのが一番です。

 スタッフの説明に「ダイコン」や「マサゴ」という日本語がでてくるが、ダイコンは日本の大根そのもの、マサゴはトビウオの卵のことらしい。つまり、この映像では、晩餐会用に日本の食材を使った料理をつくっている場面を紹介している。ところが、実はえらいこっちゃ~~ になったそうでございます。


■動画・ホワイトハウスのキッチン作業画像(まもなく削除?)
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=3R_H8mbPwzg


●韓国大統領の晩餐会に日本料理を出してしまう大チョンボ

 そんなアホな!! と誰しも思いますが、報道では、どうやら本当に間違えたらしい・・と韓国のメディアが伝えています。本当なら、李明博大統領はじめ一行にえらい失礼な接待をしてしまったことになります。以下は産経経由の韓国記事です。(茶色文字は引用文)

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訪米の李大統領晩餐会 日本料理接待「深刻なミス」
産経新聞 10月25日(火)7時55分配信

■韓国誌、ホワイトハウスを批判
 
 【ソウル=黒田勝弘】先ごろ米ホワイトハウスで行われた韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領に対する国賓晩餐(ばんさん)会の際、メニューに日本料理が出されたと韓国で“不満”の声が出ている。とくに韓国のメディアは「ホワイトハウスの深刻なミス」と批判している。

 
韓国では近年、日本料理に対抗して「韓国料理の世界化」が叫ばれ、官民挙げてキャンペーンが展開されているが、韓国大統領歓迎の晩餐に日本料理が登場したことに自尊心を傷つけられたようだ。

 
李大統領を迎えてのオバマ大統領主催の晩餐会は13日夕、ホワイトハウスで開催された。韓国誌「週刊朝鮮」(朝鮮日報社発行)の最新号がワシントン発でそのメニューを詳しく伝えている。

 
それによると、スープの次に出された前菜風の料理が、赤い魚卵をのせたすしで「MASAGO(マサゴ)」と名付けられていた。これに添えられたサラダも「ダイコン」と表記されていた。メーン料理のステーキも「ワギュウ(和牛)」で、添えられた野菜も「カボチャ」となっていたという。

 
同誌は、すしは“カリフォルニア巻き”に近く、高級牛肉の「ワギュウ」や「ダイコン」は米国でも日本語そのままに使われていると紹介する一方で、韓国側はいい気持ちがしなかったはずだという。

 
そして「これはホワイトハウスの深刻なミスで失礼にあたる。とくに韓国料理の世界化に努力中の韓国大統領の金潤玉夫人は不満だったはず」と伝えている。こうした不満や批判は韓国当局者が直接語ったものではないが、同誌は「現実的に米国では日本料理は最高級料理になっている」としながらも、「韓国人出席者は受け入れがたい気持ちではなかったか」と指摘している。(引用ここまで)

■引用元
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111025-00000101-san-int


日本の総理大臣がホワイトハウスに招かれたとき、中華料理や韓国料理が出てきたら大事件になります。ま、あり得ないことですが。普通は、普遍的なフランス料理で無難にまとめるところでせう。そう考えると、今回のミスは韓国人のプライドを大きく傷つけたと思われます。米側のスタッフに韓国料理についての知見が皆目無かったためのミスかもしれないが、だから許されるものでもないでせう。李大統領、どう落とし前をつけるのか、注目ですが、たぶん、泣き寝入りで終わりそう。

 
 米韓FTAを呑まされたあげくに、早速こんな屈辱体験。李大統領は暗澹たる思いに・・しかし、悔やんでも後の祭りです。将来、アメリカの大統領が韓国へ来たときは、大皿にキムチをてんこ盛りにして大統領を気絶させてやりませうぞ。せめてもの憂さ晴らしじゃ。

読書と音楽の愉しみ


●親鸞聖人750回大遠忌記念

アストロリコ タンゴコンサート

 北御堂のオフイスへ前売りのチケットを買いに行くと、墨衣の坊さんが出てきて驚いた。坊さんとタンゴ、何の関係あるの? ・・な気分でしたが、コンサート当日、さらに驚く。演奏が始まるまえに「真宗宗歌」の合唱が・・・。


えらいとこに来てしもたな~~。
 つい10日ほど前に知恩院の「法然上人800回大遠忌」行事に参加したばかりなので、なんか身の置き所がないみたいで・・、つまり、この演奏会は真宗西本願寺派 津村別院仏教壮年会の主催行事なのでありました。なのに、単なる貸しホール事業と思い違いしていたのであります。チケットをよく見れば、ちゃんと書いてあるのに、ぜんぜん気がつきませんでした。カッコワル~。

 で、オール真宗信徒さんに囲まれ、一人浄土宗が混じってしまったのでありました。(演奏会を宣伝しなかった理由がわかった。宗派の身内の行事なのでした。それにしても、なんで西本願寺とアルゼンチンタンゴがコラボせなあかんねん!)


それはさておき、今回の演奏は10人編成、そのうちバンドネオンが4名ということに期待してチケットを買ったのでありますが、さすがにサウンドが分厚くなってカッコイイ。もう高いチケット買って舶来のバンド聞きにいくことないじゃん、と思ったくらいであります。

 リーダーの門奈さん(バンドネオン)、興が乗ると体を右に傾けるクセがあって、あれれ、誰かに似てるぞ、と思い巡らせるに、これや、と気づいたのが、佐伯祐三「郵便配達夫」のおじいさん。このモデルをもう少し上品にしたら、そっくりさんでございます。


佐伯祐三「郵便配達夫」
アストロリコ


常連にして真宗信徒のお客さんが多いせいか、曲はスタンダードナンバーより余りしらない曲の方が多かったけど、日本の戦前の歌謡曲「夜のプラットホーム」や「夢去りぬ」なんか、タンゴにアレンジして弾きこなすと、今でも商品価値十分の素敵な曲に生まれ変わっています。


アンコールの「ラ・クンパルシータ」は、メンバーそれぞれのソロを織り交ぜて、延々10分に及ぶかという熱演。それまでずっとポチポチと義理拍手しかしなかった、隣の60代と覚しきおばちゃん、この曲でにわかに身を乗り出し、演奏が終わると頭の上で拍手する熱狂ぶりにこちらがビックリ。おばちゃんには、百回の説教より有益な名曲の名演奏でした・・なんて、失礼であります。(10月21日 北御堂津村ホール)

■ラ・クンパルシータ 動画  アルフレッド ハウゼ楽団
http://www.youtube.com/watch?v=WayY9BeqxM0&feature=related

大阪日暮綴


●これでひと安心・・家具転倒防止策

  この家具の下敷きになったら圧死するかも・・の不安がありながら、転倒防止のアイデアがないまま過ごしてきましたが、ようやく解決しました。家具は230W×45D×175Hcm 。本をはじめ、いろんなモノが入っています。


家具上面と天井までの空間が中途半端なサイズで、市販の器具が使いにくく、また、ポールが目立ってブサイクなのが難点でした。いろいろ考えたあげく、建築工事に使う「アジャスター」をつっかい棒の代わりに使いました。直径16ミリのボルトで突っ張ります。天井側の小梁がコンクリートなので、思いっきり締め上げても大丈夫です。家具の上面は、寸法調節を兼ねて合板の棚板を補強材にしています。アジャスターは日本橋筋の「ナニワネジ」で購入。一本575円でした。道具は、スパナまたはプライヤーが必要です。


市販の突っ張りポールを使う場合、天井が石膏ボード(9ミリ厚)だと、あまり強く突っ張るとボードが割れる心配があります。地震の衝撃で割れる恐れもある。また、家具の上面はヤワな作りが多いので、必ず芯材のあるところで突っ張るか、別の板材で補強する必要があります。

正面から見たところ
地震対策 アジャスター 

アジャスター ナットを回して締め付ける 
アジャスター 

閑人帳


●気をつけて!・・NODAFIさん

 ロサンゼルス在のyohkanさんのブログから拝借した画像。上手い。
カダフィをもじってノダフィだって。政権発足後、はやばやと人気を落として、先日の「韓国への通貨スワップ 5兆3千億円」は大ブーイング。BKD=売国奴のレッテルを貼られてしまった。どぜうも辛いよ。

 ま、カダフィみたいな哀れな末路にはならないと思うけど、TPPで国民を裏切ったら、ノダフィ粛清の機運、高まるやも・・気を付けませう。


ノダフィーさん (kだふぃー)

閑人帳


●とてもわかりやすい、TPP参加反対論 
~NHK番組~

 以前、このブログで紹介した「TPP開国論のウソ」の著者、中野剛志氏(京都大学准教授)がNHKーTVの解説番組「視点・論点」に出演、TPP反対論を述べています。ゆっくりした話しぶりで、難しい用語も使わないので、問題点がわかりやすい。この解説を聞いてなおTPP参加賛成論を唱えるには、もう精神論しかありません(笑)


とはいえ、こんな強烈な反対論者をよく出演させたものですなあ。もしや、NHK内部でも賛否両論、火花が散っているのか。まさか、中野センセイを選んだディレクターが左遷なんてこと、ないでせうね。


■NHK番組 「視点・論点 」(約10分) 削除の場合あり
http://www.youtube.com/watch?v=8G29qFqId2w

動画の下のコメント欄も参考になります。

読書と音楽の愉しみ


●週刊金曜日編集「電通の正体」を読む

 週刊金曜日がこんな本を書くなんて、目くそ鼻くそを笑うのたぐいで、なんだかなあ、でありますが、それを言ってしまうと何も書けなくなるので、それはひとまず置いといて・・・。


電通・・年間売り上げ1兆3000億円、社員6000人(単独)。世界一の広告代理店である。2位の博報堂の2倍以上の売り上げを誇り、マスコミ業界を支配するくらいの影響力を持つ。しかし、業務上、一般国民との接触する機会がないため、電通がどんな仕事をしているか、知る人は少ない。
 この本は、そんな電通の正体を暴かんと企画されたが、ツッコミ不足というか、とても正体を暴いたなんて言えない中途半端な出来に終わっている。以下、伏魔殿的企業、電通のタチの悪さを本書から引用。


■サラ金広告、解禁のウラ事情
 新聞、テレビではサラ金の広告は扱わないと自主規制してきた。しかし、不景気で広告量全体が減り、電通もマスコミも売り上げが落ちて苦しくなった。その時点で電通がサラ金広告の解禁を持ちかけた。新聞社では、それでも反対する幹部が多かったが、電通の副社長が乗り込んで来て談判、反対する管理職を左遷させた。電通が新聞社の人事に露骨に介入した例である。新聞、テレビとも、一社が解禁すると、売り上げ欲しさで他社も次々サラ金の広告をはじめた。


世間は新聞やテレビでのサラ金広告を批判した。しかし、広告を画策した電通を批判する人は皆目いない。無知な人は、広告はサラ金会社がテレビ局に依頼するものだと勘違いしてる。CMもテレビ局が作ってると思い込んでいる。ひょっとしたら、あなたも?


■サラ金「武富士」スキャンダルでも恫喝
 武富士会長の電話盗聴事件が発覚したあと、電通では秘密にプロジェクトチームをつくり、武富士報道もみ消しに動いた。マスコミ各社の報道ぶりに合わせた対策を取る。武富士の会長は犯罪容疑者であるが、マスコミにとっては大のお得意様でもある。で、どうするか。この事件を継続的に報じてきた新聞社には広告を差し止めた。売り上げ減で圧力をかける「兵糧攻め」である。企業が不祥事を起こして世間で話題になった場合、日頃、広告をたくさん出している上得意様であれば、極力ニュースバリューを小さくするか、できれば、もみ消しをはかる。


新聞、テレビが書かないなら、週刊誌が大々的に電通の正体を暴いたらいいのではないか、と思うが、週刊文春の場合、すべての広告が電通扱いになっているからダメ、週刊新潮は、後述するように、幹部の息子が電通の「社員と言う名の人質」になっていて書けない。


■テレビ視聴率は信頼出来るのか
 「2003年秋、日本テレビの中堅プロデューサーが視聴率買収事件を引き起こした。興信所を使ってビデオリサーチの視聴率調査対象世帯を探し出し、指定した番組を見るよう依頼、視聴率が高くなるよう工作した」(26頁 原文のまま) そういえば、こんな事件があったように思う。実際、テレビ局は1パーセントのアップダウンに一喜一憂する。なぜなら、CMの売り上げに直結するからである。


では、視聴率は正確な数字なのか、といえば怪しいらしい。怪しいワケの理由はサンプル数が関東と関西それぞれ300世帯しかなく、ここで出る数値を全国視聴率として拡大解釈しているからである。この場合、視聴率が10%のときにはプラスマイナス2,4%、20%のときは3,3%の誤差が出る。1%のアップダウンなんて誤差の範囲なのだ。しかし、これ以上対象世帯を増やし、正確を期す計画はないらしい。


加熱する視聴率競争を懸念して、ジャーナリストや有志のタレントでサークルを作り、改善を試みたことはある。そのメンバーの一人に愛川欽也というタレントがいた。彼は国会で参考人として意見を述べる予定だったが、テレビ会社はじめ、妨害工作があって実現せず、その上に、彼はテレビの仕事を干されてしまった。


一番の問題は、視聴率調査が電通の子会社である「ビデオリサーチ社」の独占で行われていることだ。昔は「ニールセン」というアメリカの調査会社もあって競合していたが、電通とテレビ会社が結託してイジメを繰り返し、とうとう撤退させてしまった。独占しているということは視聴率の正しさを立証する者がいないということで、悪意があれば数字の操作など、わけなく出来る。いま問題になっている韓流ドラマは電通がバックでゴリ押ししている。もくろみ通りの数字が出なかった場合、たとえば8%を10%にごまかしても、他者は検証のしようがない。(この項10月23日に追加)


電通社員の給料はいかばかりか。概数だが、40歳で1300万円程度。日本ではトップクラスの高給取りと言える。重役になると4000万~5000万くらいらしい。


■評論家、田原総一朗の大チョンボ
 テレビで解説や評論をする人が、特定の企業と癒着しては話にならない。なのに、田原は電通とつるんでしまった。どうしてか。田原の妻が亡くなったとき、その葬式を電通に頼んでしまった。なお、その上に葬儀委員長を電通の総帥(当時)成田豊に依頼した。なぜか。政界、財界に顔の広い人物だから、という理由である。田原は妻の葬式を見せびらかせたかったのか。以来、田原には「電波芸者」というレッテルが貼られた。少なくとも、電通とマスコミの悪口は言えなくなった。まともなことを言っても電波芸者の言うことね、と白い目で見られるようになった。


■良家の御曹司を人質にする
 功成り名遂げた大企業の社長の息子が優秀な人間とは限らない。一流企業にはとても入れそうにないボンクラ息子に育ってしまったらどうするか。ハイハイ預かりますよと、電通が社員として入社させるのである。仕事の実力なんか不問。それでもバカ親は「息子は電通の社員」であることに安堵する。

彼は人質である。その会社は電通の仕事に不満が起きても他社にチェンジできない。逆に、電通側から無理難題を持ち込まれた場合、断りにくいという弱みが生じる。かくして、有名人のボンクラ息子が続々と入社し、就職活動戦線では「コネ通」と揶揄されている。
 
 会社名だけ挙げると・・トヨタ自動車、キャノン、第一生命保険、日立製作所、セイコー、日本航空、エーザイ、オムロン、資生堂、花王、新潮社、太田胃散、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞・・・わんさとおられます。

朝日新聞の場合、先代の中江社長の時代、電通勤務の息子が飛び降り自殺した。これってニュースバリューがあるけど、電通がしっかりもみ消して報道されることはなかった。ついでに書くと、現社長、秋山氏の息子は電通と関係ないが、麻薬使用で逮捕されている。二代続いて・・朝日の名を汚す情けない話ではある。


中江社長息子の件の引用元
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=153217


■お葬式から万博、政策づくりまで、なんでも受注
 国政選挙でも電通は重要な役割を担っている。各政党のポスターで謳われるキャッチフレーズづくりには優秀なコピーライターが活躍する。あの小泉首相がバーンと打ち出した「自民党をぶっ壊す」と言うフレーズも電通の担当。電通が注文を取りに行くのではなく、政党からプロジェクトとして依頼するのが普通になっている。私たちは電通製のキャッチフレーズで政党や政策を選んでるのかもしれない。


この「電通の正体」は2006年の発行で、少し情報が古い。なので、いまネット世界で話題になっている、電通=フジテレビ=花王 の反日企業トリオに言及することはないが、騒ぎのおかげで電通という会社が徐々に知られるようになってきたことは良い傾向といえる。この先、インターネット利用者が「電通の敵」になること間違いない。(2006年9月 株式会社金曜日発行)


電通の正体 本

たまには外メシ


梅田・天ぷら「天よし」

 大阪駅前第一ビルの3階・・といえば、全くのオフイスフロアでありますが、なぜか、この店一軒だけがポツンとあり、誰しもが、なんでこんなとこに店が?と怪しむでしょう。よって、通りがかりの一見客が入ることなど考えられない、不思議な環境にある店です。


天ぷら専門店なので、カウンター式の席の前に鍋があり、店主が間をはかりながら揚げてくれます。えび、白身魚、野菜類を10品ほど、供されますが、揚げたてだからカラッとして胃にもたれず、いちばん安いコースでほどよい腹加減になります。あと、ご飯と赤だし、漬けものが出ます。


年を取ると、天ぷらを食べたいという欲はだんだん減少し、夫婦だけの所帯では、家で天ぷらを揚げるという発想も起きません。単身者はなおさらのこと。なので、たまに、ちょっと贅沢な食べ方をしたくなったときに重宝な店です。予算 3000円くらいから。


■ぐるなびでのお店紹介はこちら・・
http://r.gnavi.co.jp/k112200/


天ぷら 天よし

閑人帳


●映画「はやぶさ」鑑賞

 昨年6月の「はやぶさ」帰還シーンは、無人にして不細工な格好をした機械が人間を泣かせるという、トンデモな体験をさせてくれました。それだけで十分満足していたら、はやぶさを主人公に映画をつくるのだという。それも、企画がなんと三つも生まれて・・・ほんまでっか?ようやるなあと、これにも感心しました。その第一昨がこの「はやぶさ」です。


興味はあるけど、できばえには全然期待していませんでした。「ゼニ返せ」と言いたくなるような駄作だったらどうしやう、でもしゃーないか、自己責任やし、の気分で出かけたのでありますが、意外に良くできていました。1000円の投資はモト取れた気分です。


巷の情報によると、三本の企画、それぞれにテーマやコンセプトをつくるでしょうが、この「はやぶさ」は「とにかくコピーでいこう」路線をとったそうです。ヘンにフィクションを加えず、なるべく事実に沿って、かつわかりやすい表現にする、が制作方針とか。これが良かったのではないでせうか。もちろん、事実にない主人公の設定とか、つくりごとはありますが、それも話をわかりやすくするための狂言回し的な役目です。


人工衛星をはるか遠くの惑星まで使いにやって帰ってこさせる・・ものすごい高度な技術ですが、映画でくどくど説明するわけにはいかない。イオンエンジンの原理や通信の途絶えた「はやぶさ」を探す技術などもせいぜい10秒か20秒で説明しなければならない。そんな場面もそつなくこなしていました。


故障続きでついに「はやぶさ」との通信が途絶し、しかし、スタッフのアイデアで、わらにもすがる思いで最後の手段を講じたあと、チームリーダーであるマネージャーは何をしたか。こっそりと抜け出して岡山県真庭市の「中和(ちゅうか)神社」へお札をもらいに出かけます。ハイテクを操る科学者なのに、心配で心配でいたたまれなくなって「神頼み」に出かけたのです。この話、てっきり映画のための作り話だと思っていたら、実話でした。へえ~・・でございます。その場面、出てきた神主がハテどこかで見たような顔・・と思ったら、桂ざこば師匠やおまへんか。いちびりもえー加減にしいや。(なぜ中和神社なのか。これはイオンエンジンの構造に関係していて、映画の中でチラと説明があります)


ラスト、私たちがテレビのニュース映像で見た、はやぶさが燃えつきるシーンの実写が映画でも使われています。機械が人間を泣かせた感涙シーン。この瞬間、はやぶさは、鉄腕アトムや鉄人28号を追い抜いて、一番人間に近い「機械」になったのであります。
 当作品の欠点は140分と長すぎること。あれもこれもとエピソードを入れて引き延ばしすぎです。せめて120分にまとめてほしかった。(10月17日 東宝シネマ・難波)


■中和神社
画像引用元 
http://rela-west.com/2011/05/post-65.html

中和神社


■「はやぶさ」予告編
http://movies.foxjapan.com/hayabusa/index.html

読書と音楽の愉しみ


●「文藝春秋」拾い読み(11月号)

「田中角栄の恋文」を読む

 総理大臣は国家運営の最高責任者であるから、年がら年中、朝から晩まで山積する問題の解決、指示に多忙を極める。そんなテンションの高い暮らしのなかで、田中角栄はこまめにラブレターを書いた。う~ん、余裕というか、律儀というか・・。これは「大発見やあ~~」文藝春秋編集部は小躍りしたでせうね。


読んで初めて知るところとなったが、角栄サンには本妻のほかに二人の愛人がいて、それぞれ子供をもうけている。この記事に登場するのは二人目の佐藤昭子さんであるが、すでに亡くなられたので、娘さんのあつ子さんが、記事では語り部のような役を担っている。
 佐藤昭子=越山会の女王・・懐かしい話ですなあ。ヒーローの陰に女あり、を地でいくような、昔ふう政界スキャンダルのヒロインでした。写真を見ると、なかなか美人で曾野綾子の若い時分と少し似ている。しかし、顔に似合わず、ものすごく勝ち気な性格で、ブルドーザーと呼ばれた角栄親分も、えらい剣幕にしばしうろたえたらしい。


角栄の惚れ込みようは一時の浮気なんかではなくて「君のためなら代議士をやめても良い」と告白したくらいだから、当然、惚れた弱みもあるわけですね。今回、公開された手紙の多くは、ご機嫌斜めの「女王」をなんとか懐柔、説得しようという文が多い。ラブレターというには文学的表現が皆無で、不動産物件の紹介とか、いちいち具体的な説明になっている。そこら辺は角サンらしいところだ。


娘のあつ子さんが引き継いだ金庫には、ラブレターとともにえらいもんがしまわれたいた。女王宛てにしたためた2億2千万円の借金の証文である。当時でのこの金額、今なら20億くらいになるやもしれない。一体、何のために? 両人が亡くなったいま、真相の解明は難しい。


国家の最高権力者の地位を得て、金も女も自由になるハズだった角栄サン、しかし、栄光は続かず、かの「ロッキード事件」で躓き、地獄へ転落した。そのきっかけを作ったのが、立花隆氏の渾身のレポート「田中角栄研究 その金脈と人脈」だった。同時に、児玉隆也氏の「淋しき越山会の女王」が発表されて田中金脈王国は崩壊。昭和49年(1974)のことであります。


今回、この「ラブレター」記事の作成について、あつ子さんが全幅の信頼を寄せ、相談相手にしたのが立花隆氏だった。父親を倒した張本人である。なんという皮肉な巡り合わせであるか。
 また、もう遠い昔のこととはいえ、本妻の子である田中真紀子議員は、このラブレターにどんな感慨をもったのだろうか。名誉の問題というより、自分の母が愛されてなかったことを改めて知る「物証」の出現。恨むべきは父でも愛人でもなく、二度も煮え湯を飲ませた文藝春秋社かもしれない



田中角栄

閑人帳


●米韓FTAと日本のTPP問題のまとめ

 堅苦しい話の連続なので、せっかくアクセスして下さっても、読まずにパスしている人も多いかと思いますが、むろん、読者の自由ですから、お好きなように。今日(10月16日)現在のTPP問題のまとめを、中野剛志氏(「TPP開国論のウソ」の著者)の文を借りて掲載します。


賛否両論が相まみえるなかで明快にわかってきたことは・・、
TPP賛成論には、具体的な内容の説明がなく、あいまいな概念や根拠のない「時流に乗り遅れるな」式の煽りの言論が多い。これでは、国民は賛否の判断のしようがない。頭の悪い人は信じて裏切られる。


対して、TPP反対論は、参加したら、経済のどの分野でどんな不利益(または利益)が生まれるのか、具体的に説明している。米韓FTAについても、問題多々ありと説明しているが、賛成論はこの問題をほぼ無視している。内容を紹介したら不利になるからである。


 もし、新聞で米韓FTAの内容を詳細に紹介したら、TPP反対意見が一挙に増えること必定だ。新聞記者、テレビの解説者の大半が米韓FTAの詳細な内容を知らないまま、TPP賛成論を書いたり、話したりしている懸念が消えない。


以下は、三橋氏のブログに転載された中野氏のTPP反対論。前回掲載の朝日新聞のTPP賛成論社説と、どちらが説得力があるか、読み比べてほしい。

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■TPP参加自体が目的なのか
(中野剛志 京都大学大学院工学研究科准教授) 

政府は十分な議論もせずに、TPP交渉への参加を急いでいる。 対象分野は多岐にわたるのに、得られるメリットも明らかになっていない。 日本がTPPに参加するとどうなるのかは、米韓FTAが参考になるだろう。韓国政府が喜んでいるのは、FTAを締結したという事実だけだ。


環大平洋経済連携協定(TPP)を巡る議論が再び活発化している。政府内の推進論者は「まずは交渉に参加し、どうしても譲れないものがあるなら途中で離脱すればよい」との論理に立っている。
 しかし、途中離脱はほぼ不可能だ。交渉参加とは、参加を前提とする一定のコミットメントというのが国際社会の常識である。実際、多国間交渉から途中離脱した国の例はほとんどない。


特に米国は日本のTPP参加に期待している。それなのに、日本が交渉参加を表明しておきながら交渉の途中で離脱したら、日米関係は者しく悪化するだろう。TPP交渉全体も混乱し、日本はすべての交渉参加国から国際的な信頼を失う。日本はいったん交渉に参加したら、こうした事態を恐れるがゆえに離脱できなくなる。勝算がなければ交渉には参加すべきではない。


しかし政府は、勝算どころか「どうしても譲れないもの」とは何かすら明らかにせず、交渉参加を急いでいる。TPPの対象分野は、農業や工業だけではない。金融サービス、投資、政府調達、労働、環境、衛生など多岐にわたる。「どうしても譲れないもの」は数多いのに、十分な議論もせずに交渉に参加するのは無謀だ。


日本が得られるメリットも明らかでない。TPPの交渉参加国に日本を加えて経済規模のシェアを見ると、米国が約7割、日本は約2割になる。経団連の米倉弘昌会長は外需獲得のためにTPP参加が必要だと言うが、TPPによって日本が獲得できそうな市場は米国にしかない。しかも米国の工業関税はすでに十分に低い。日本企業は米国での現地生産を進めているので、米国が関税を撤廃しても日本企業の受ける恩恵は限られよう。


米国は5年間で輸出を倍増する方針だが、これは1ドル=70円程度でないと達成できないといわれる。現に円高・ドル安が進んでおり、また企業のグローバル化で、関税の有無はもはや企業の国際競争力を左右する決定的な要因ではなくなっている。


輸出倍増を掲げる米国が日本から得たいものは、通商代表部の報告書を見れば一目瞭然だ。そこに挙げられている項目は農業はもちろん、通信、IT C技術)、医療機器・医薬品、金融サービス、法律、政府調達、知的財産権、保険、投資、その他の障壁(自動車、自動車部品)と多岐にわたる。特に米国に強みのある金融・保険には関心が高く「日本の民間保険市場は米国についで巨大」だと狙いを定めている。


リーマン・ショック後、米最大手の保険会社AIGが破綻し、国有化された。だから米国は、これまで以上に日本の保険市場に関心を抱いているのだろう。「共済に関する規制の基準・監督を競争相手である民間企業と同じ条件にすべきだ」としており、共済の解体を狙っているようにも見える。


日本がTPPに参加するとどうなるかは、米韓自由貿易協定(FTA)という先行事例を見るとよいだろう。米韓FTAもTPPと同様に、急進的な貿易自由化を目指し、かつ対象範囲が広い。また米国の対韓要求は、対日要求と酷似している。


その米韓FTAの結果はこうだ。農産品はコメを除き実質的にすべて自由化することになった。自動車は、米国メーカーが参入しやすいように安全基準や排ガス規制を緩和することになった。協同組合や郵便局、信用金庫の保険サービスは米国の要求通り、一般の民間保険と同じ扱いになることが決まった。法務。会計・税務サービスや知的財産権の条項も、米国の要求に従っている。投資家は不利益を被ったら政府を訴えることができるという条項もある。


ちなみに、同条項は北米自由貿易協定(NAFTA)にもあり、これに基づき米国のある燃料企業はカナダ政府を訴え、敗訴したカナダ政府は燃料規制の一部を撤廃させられた。米国の進めるFTAとは、ある面で、各国が自国の安全や健康、環境を自分たちの基準で決められなくするものだ。


米韓FTAで、米国の要求をのんだ見返りに韓国が得たのは、米国のたった2.5%の自動車関税や5%のテレビ関税の撤廃とコメの非自由化だけだった。オバマ大統領は一般教書演説で「米韓FTAで米国の雇用は7万人増える」と凱歌(がいか)をあげたが、これは韓国の雇用を同数奪ったことではないのか。


韓国の前大統領政策企画秘書官のチョン・テイン氏によれば「主要な争点において、我々が得たものは何もない。米国が要求することは、ほとんど一つ残らずすべて譲歩した」。では、なぜ韓国政府は喜んでいるのか。それは、FTA締結自体が目的化していたからだ。チョン氏は言う。「官僚たちは決して責任を負わない。残る責任は大統領がかぶらざるを得ない」


米韓FTAは、TPP参加が自己目的化している現実を私たちに教えていないか。官僚たちは責任を負わない。責任は国民が負うのだ。(引用ここまで)

■引用元
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11049519345.html


結果が不幸なことになった場合、最終的に責任を負わされるのは国民。
役人もマスコミも責任は負わない。

閑人帳


●韓国は米国の植民地になるのか?

                        ~米韓FTAの恐ろしい内容~

 以下の米韓FTAの内容(1~10)は、まだ原案であった昨年に翻訳されたもので、今回こぎつけた条約締結でどれほど実現するのか、わからない。しかし、一読すれば、いかに韓国側に厳しい、不利なことになっているか、愕然とするくらいである。これじゃ、韓国はアメリカの植民地に落ちぶれてしまう。李明博大統領を国賓待遇で招待してちやほや持ち上げているオバマや議会。裏で「してやったり」とニンマリしているさまが目に浮かぶ。


一方、李大統領は破格のVIP待遇に満足しつつ、暗澹たる思いにとらわれているのではないか。国家を破局に導いた張本人として「暗殺」されるリスクが高まる。この場に及んでも、日本のTPPと同じように、FTAの内容が韓国民に詳しく説明されていない懸念もある。そして、一般国民が、こんなひどい内容だったのか、と気づいても、もはや手遅れである。


全文はかなり長いけど、コピーを読んでもらいませう。いま、もめているTPPも日本が参加すれば、これに近い、悲惨な状況を招きかねないから。政府、役人もバカそろいだが、我々有権者だって、8割、9割は「TPPってナニ?」のレベルだからヤバイ。TPPに関する知識を新聞とテレビでしか仕入れていない人は無知同然である。無知は罪悪だということを肝に銘ずるべき。(茶色文字が引用文)

■米韓FTA=米韓二国間の自由貿易協定
■TPP=環太平洋連携協定


『FTA政策に見る日韓の温度差 「同盟」強化のために毒素条項を飲むのか?
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20101213/217516/?P=3


(前略)韓国のネットで討論が繰り広げられている「毒素条項」に関してまとめると、以下のようになる。(毒素条項=韓国に不利な条項)

 
(1)サービス市場開放のNegative list:サービス市場を全面的に開放する。例外的に禁止する品目だけを明記する。

 
(2)Ratchet条項:一度規制を緩和するとどんなことがあっても元に戻せない、狂牛病が発生しても牛肉の輸入を中断できない。


(3)Future most-favored-nation treatment:未来最恵国待遇:今後、韓国が他の国とFTAを締結した場合、その条件が米国に対する条件よりも有利な場合は、米にも同じ条件を適用する。

 
(4)Snap-back:自動車分野で韓国が協定に違反した場合、または米国製自動車の販売・流通に深刻な影響を及ぼすと米企業が判断した場合、米の自動車輸入関税2.5%撤廃を無効にする。

 
(5)ISD:Investor-State Dispute Settlement。韓国に投資した企業が、韓国の政策によって損害を被った場合、世界銀行傘下の国際投資紛争仲裁センターに提訴できる。韓国で裁判は行わない。韓国にだけ適用。

 
(6)Non-Violation Complaint:米国企業が期待した利益を得られなかった場合、韓国がFTAに違反していなくても、米国政府が米国企業の代わりに、国際機関に対して韓国を提訴できる。例えば米の民間医療保険会社が「韓国の公共制度である国民医療保険のせいで営業がうまくいかない」として、米国政府に対し韓国を提訴するよう求める可能性がある。韓米FTAに反対する人たちはこれが乱用されるのではないかと恐れている。

 
(7)韓国政府が規制の必要性を立証できない場合は、市場開放のための追加措置を取る必要が生じる。

 
(8)米企業・米国人に対しては、韓国の法律より韓米FTAを優先適用
 例えば牛肉の場合、韓国では食用にできない部位を、米国法は加工用食肉として認めている。FTAが優先されると、そういった部位も輸入しなければならなくなる。また韓国法は、公共企業や放送局といった基幹となる企業において、外国人の持分を制限している。FTAが優先されると、韓国の全企業が外国人持分制限を撤廃する必要がある。外国人または外国企業の持分制限率は事業分野ごとに異なる。

 
(9)知的財産権を米が直接規制
 例えば米国企業が、韓国のWEBサイトを閉鎖することができるようになる。韓国では現在、非営利目的で映画のレビューを書くためであれば、映画シーンのキャプチャー画像を1~2枚載せても、誰も文句を言わない。しかし、米国から見るとこれは著作権違反。このため、その掲示物い対して訴訟が始まれば、サイト閉鎖に追い込まれることが十分ありえる。非営利目的のBlogやSNSであっても、転載などで訴訟が多発する可能性あり。

 
(10)公企業の民営化
 ほかにも、いろいろな毒素条項がある。 (後略)』


~ここからは、三橋貴明氏の説明文~

 趙 章恩氏が昨年12月に日経BOで披露した上記の「毒素条項」のうち、どこまでが今回の米韓FTAに残っているのかは、今後、調査を進めていきたいと思いますが、恐らくかなり残っているのではないかと。理由は、報道機関が全く上記の「サービス」「投資」関連の条項について報道しないためです。アメリカ側からしてみれば、「いつの間にか入っていた」がベストなわけです。


 上記の各種の条項がなぜ「毒素条項」と韓国のネットで呼ばれているかといえば、最大の理由は「片務的」であるためだと思います。すなわち、
「韓国は義務を負うが、アメリカは負わない」
「韓国は米韓FTA優先だが、アメリカは国内法優先」
 など、ある種の不平等条約になっているのです(ある種と言うか、そのまんまですが)。


 特に凄いと思ったのは、投資関連ですね。(5)(6)は本ブログでも何回か取り上げたISD問題です。すなわち、韓国政府が「自国国民のために規制変更」をした結果、韓国に投資したアメリカ企業が損害を被ったとき、アメリカ側は国際投資紛争仲裁センターに訴えることができるわけです。


 国際投資紛争仲裁センターは「韓国国民の福祉」などに基づいて判断するわけではなく、単に韓国政府の規制変更が「米韓FTAの規約」に違反していないかどうかチェックするだけです。結果、自国民の福祉を考えて政策を変更した韓国政府は、敗北を重ねることになるでしょう。(実際、NAFTAでカナダ政府がこれをやられているわけです)


 このISD条項は、率直に言って主権侵害だと思います。
また、(8)も凄いですね。韓国は今後、国内法より米韓FTAを優先適用しなければならなくなるのです。(アメリカはアメリカ法優先)
 これは一種の治外法権と考えて良いと思います。

 そして、きました。
「また韓国法は、公共企業や放送局といった基幹となる企業において、外国人の持分を制限している。FTAが優先されると、韓国の全企業が外国人持分制限を撤廃する必要がある。」(以下略)


■引用元
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11047464542.html


政府や財界、マスコミがズルイのは、想定されるTPPの中身を一切説明しないことだ。どんな内容があり、どのような方針で交渉に臨むのかについて具体的な説明をしたことがない。せいぜい「農業問題以外に、金融や雇用、サービスなどの分野も交渉対象になる」といった説明しかない。マスコミはいまだに「農業・食料問題」に矮小化して「農家が苦しくなります」みたいなことしか伝えない。


だから、上記のような、えげつない前例を読むとショックを受けて当たり前。アメリカが目指すTPPは、米韓FTAのマイナーチェンジ、要するに、日米同盟を恩に着せて、あこぎな要求を突きつけてくること明白であります。日本が農業問題のみを吹聴するのは、より深刻な問題をカムフラージュするための方便だと疑われても仕方ない。


話を戻して、実際の締結内容が、上記の案より三割方甘くなったとしても、韓国民が現在より豊かで安定した暮らしを営めるというイメージは全く湧かない。外国資本と結託した一握りの大企業だけが繁栄し、99%の国民は塗炭の苦しみを一生味わい続ける。百年前の植民地に逆戻りである。


日本人でも「とりあえず参加して、日本に不利な条項が多ければ、修正や、最悪、脱退という手もある」なんて意見を言う人がいるが、間抜けもいいところだ。有利な立場の相手が簡単に要求を呑むと思っているのか。昔なら戦争の引き金になるような事態である。「とりあえず民主党に政権を取らせてみたら」の安直な発想は、外国には通じない。


追加情報・・

 
オバマ大統領、「韓国、米国に売った分だけ買うのが均衡貿易」
2011/10/15(Sat) 12:21
http://contents.innolife.net/news/list.php?ac_id=1&ai_id=139411

バラク・オバマ米国大統領は14日(現地時間)、米国を国賓訪問中の李明博(イ・ミョンバク)大統領と米国自動車産業の心臓部、ミシガン州デトロイトのGM工場を訪問し、韓米自由貿易協定(FTA)を言及して、「韓国は米国に売った分だけ買う。これが均衡貿易」と強調した。オバマ大統領はGMオリオン工場の米国勤労者に、「米国人が現代・起亜の自動車を買うなら、韓国人も米国で製造されたシボレー、フォードを買うべきだ」と強調した。(引用ここまで)

早くも牙をむいたオバマ。どーする? 韓国の皆さん。


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参考情報
●マスコミの代表的な「TPP」参加賛成論
大手マスコミ5社はすべてTPP参加賛成を唱えています。
  

TPP論議―大局的視点を忘れるな ~朝日新聞社説 10月16日掲載~

環太平洋経済連携協定(TPP)の参加問題について、民主党のプロジェクトチームが議論を始めた。政府が参加の是非を判断する予定の11月上旬に向けて、党内で様々な会合が開かれる見込みだ。

 反対・慎重派の12日の会合では医療・製薬分野が取り上げられた。日本医師会の幹部らが、TPP参加に伴う規制緩和で国内の制度が崩壊すると訴えたのに対し、外務省の担当者は「公的な医療保険制度はTPPでは議論の対象外」と説明したが、参加議員は納得しなかった。
 

 TPPでは最大の懸案である農業のほか、労働、環境、食品安全など幅広い分野が対象になる。政府は交渉状況を丁寧に説明してほしい。反対派が唱える「国民の生活を守る」という大義名分の陰に、関連業界の既得権益を守る狙いがないか、見極めることが重要だろう。

 同時に、国際経済の中で日本が置かれた状況という大局的な視点を忘れてはなるまい。 少子化で国内市場が縮小するなか、成長著しいアジア太平洋地域を中心に経済連携を深めることは欠かせない。この点で異論は少ないはずだ。



 日本も東南アジア諸国などと2国間の経済連携協定(EPA)を積み重ねているが、農業への配慮から、相手国との間で自由化の例外品目を数多く設けてきたため、効果に乏しい。 日本がもたつく間も、世界は動いている。自動車や電機といった日本の主力産業でライバルとなった韓国が典型だ。

 欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)が7月に発効したのに続き、米国とのFTAも米議会が法案を可決し、来年早々の発効に近づいた。米国は乗用車に2.5%、トラックに25%など関税をかけているが、韓国製品には順次撤廃される。



 EUでも乗用車の10%、薄型テレビの14%といった関税が、対韓国では削減・撤廃されていく。日本の産業界は危機感を強めており、欧米や欧米とFTAを結ぶ地域への工場移転に拍車がかかりかねない。

 韓国は90年代末、「外需が国の生き残りのカギ」と見定め、農業の保護策をまとめつつFTA推進へかじを切った。日本と比べて経済規模が小さく、貿易への依存度が極めて高いなど、事情に違いはある。ただ、明確な戦略と実行力に学ぶべき点は少なくない。

 TPPへの参加は、経済連携戦略での遅れを取り戻す、またとない機会だ。野田首相に問われるのも、大きな戦略とリーダーシップである。(引用ここまで)
 

犬町・猫町情報


private

            11月号表紙 by ぽんさん


十一月号表紙 


                 困浴の旅


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11月例会 ご案内      担当 うぐいすさん からたちさん

河内長野「花の文化園」を訪ねて  

11月6日(日) 雨天中止
■集合・・ 午前10時南海高野線河内長野駅改札口集合
参考ダイヤ・・難波駅9時12分発三日市町行急行乗車42分着、
難波駅24分発極楽橋行急行乗車52分着
■コース・・河内長野駅~烏帽子形公園(神社)~「花の文化園」(昼食)~三日市町駅 距離約8キロ ほぼ平坦路。時間、体力に余裕がありましたら三日市町駅から河内長野駅まで高野街道をたどって歩きます。
■その他・・花の文化園 入場料500円

アジア ウオッチング


●豪華遊覧船、進水式で沈没・・・
IN CHINA

 中国の鉄道はアブナイ、は国際的評価になりましたが、船だって負けてませんよ。めでたい進水式で、するすると船を進水させたら、あちゃ、そのまま沈んでしまった。進水式のはずが「浸水式」になって一同爆笑・・な、わけありませんよね。 動画だったらもっと楽しい場面になったのに。以下引用。


豪華遊覧船がお披露目の日に沈没=甘粛省蘭州市
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【大紀元日本10月13日】中国西北部の鉄鋼最大手が建造した豪華遊覧船は先月末、蘭州市で開かれた進水式当日で、浮かぶことなく沈没するという珍事が起きた。同省の官製メディアは進水式については報道したが、「沈没」については言及していなかった。

今月10日、1人のブロガーがこの事態を写真とともに自身のブログに掲載したことで、ネット上で大変話題となった。事故が広く知られたことで対応せざるを得なくなった蘭州市交通局は11日、事故後初めて事実を公表し、これを認めた。(略)

 
11日付けの『南方日報』によると、蘭州市当局が重要な建設企画に定める「酒鋼号」遊覧船は、酒鋼グループ(酒泉鋼鉄集団)より蘭州市に寄付されたもの。同市交通運輸局によると、酒鋼号は全長32.4メートル、最大時速22キロ、乗客定員80人で総投資額は約1700万元(約2億円)に上る。市は「蘭州市最大級で最も豪華な遊覧船」とうたっていただけに、お披露目の日に沈没という珍事を晒したくなかったようだ。(略)

 
最近の相次ぐ鉄道事故などにより、中国の交通システムの安全管理に対して懸念の声が高まっている。今回の遊覧船の進水式での沈没事故も、システム管理不足や整備不良など、同様の問題点を通過する延長線にあり、中国交通機関の信用を更に落とす結果になりそうだ。


■引用元 大紀元時報
http://www.epochtimes.jp/jp/2011/10/html/d76007.html


浸水式で沈没 シナ 

閑人帳


●牛丼「すき家」の正体 
~人命よりカネが大事~

 牛丼の店を襲う強盗の9割が「すき家」へ・・のニュースがありました。これには第一報と第二報があって、読売新聞のネット版が伝えた第一報にはこんな刺激的な会社のコメントがありました。


 警視庁から防犯対策の強化を指示されて、本社広報課が語った言葉が「経営を度外視してまで防犯に取り組む必要があるのか考えたい」すごいこと言うなあと驚きました。つまり、防犯のためにカネを使いたくないと。
 会社のホンネは「防犯のための多額の投資、経費と、強盗による被害額を天秤にかけたら、被害額のほうがはるかに小さい。なので、対策にカネを使いたくない」であります。もし、従業員や客が殺されるような事案が起きれば、そのとき改めて考えよう。こういうコンタンが透けて見えます。


強盗に入られないための一番簡単な方法は「松屋」のように券売機を設置することです。レジみたいに簡単に開けられないから、強盗はあきらめます。すき家が券売機を置かないのは、一台100万円とか、多額の費用がかかるからで、安全よりコストを優先しています。そして深夜は店員が一人きり。レジは入り口の近くと入りやすい条件がそろっています。


この点を警視庁が指摘したら、上記のようなコメントになった。ところが、この第一報から数時間後に各社が報じたのは「店員を順次二人にする」と言う対策でした。上の「経営を度外視してまで・・云々」のコメントがヤバイぞ、社内で問題になったのでしょう。「すき家」は人命よりカネが大事の会社、の情報があっという間に広がることを懸念して、あわてて改善策を発表したと思われます。もちろん、本当はそんなゼニのかかる対策はしたくない。急場しのぎの対処でしょう。実際、二人制を実行するかどうかわからない。


すき家を運営する「ゼンショー」は今年、マクドナルドを抜いて売り上げ日本一の外食産業になった。むろん、東証一部上場企業です。しかし、社員やアルバイト従業員を大事にする社風など全くない会社のようで、労働争議でゴタゴタが続いている。ウィキによると、こんなトラブルが掲載されている。(茶色文字が引用文)

2009年4月、残業代不払いで当社に支払いを求めると共に労働基準法違反として告訴した女性店員を、ご飯5杯分を勝手に食べた・残業代をだまし取ったとして窃盗・詐欺で仙台地検に告訴したことが明らかとなった。女性店員は「ご飯に洗浄用ブラシの毛が入ったため商品に使わず、まかない用のおにぎりにした」などと反論し嫌疑不十分として不起訴。


年商3000億近いトップ企業が「ご飯5杯を勝手に食べた」と従業員を告訴だって・・社長の顔が見たいよ、と思う人は小川賢太郎で検索あれ。


■ゼンショーの紹介
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC

大阪日日新聞 10月13日
新聞記事すき家

読書と音楽の愉しみ


●白州正子著「私の百人一首」を読む

 白州正子、齢六十を過ぎて、子供のころに親しんだカルタ遊びを思い出し、改めて歌の中身を学んで著したのがこの本。研究書ではなく、あくまで白州流の解釈ですから、独断やえこひいきもあります。しかし、「今でも百人一首は全部暗誦している」と言うくらいですから、素人の評論にしては十分に中身が濃い。


駄目男の好きな歌の一つに紀貫之の

    人はいさ 心もしらず故郷は

           花ぞむかしの香ににほひける


というのがあって、べつに、なんちゅうこともない平凡な印象の歌なのですが、この「心もしらず」の皮肉、不満の背景はなんだったのか、気になっていました。その答えが書いてある。

 「はつせにまうづるごとに宿りける人の家に、ひさしく宿らで、程へて後にいたれりければ・・」(古今集・詞書)ではわかりにくいので、著者の現代文をコピーすると「平安時代には初瀬詣でが盛んであった。貫之も度々お参りしたが、その度に泊まることにしていた家に、しばらくぶりに行ってみると、宿の主人が、こんな定宿ってあるものかと嫌みを言ったので、かたわらに咲いている梅の花を折って詠んだ・・と言っている」


そーゆーことだったのか。歌の語感から、もっと優雅な場面をイメージしていたのですが、意外に生活感のある、俗なシーンなのでした。
 もう一つ、頭の「人はいさ」と言う言葉が気に入ってます。人はいざ、ではなく「いさ」です。「いざ」にすると、すごく現実感が強くなって公卿の詠む歌にふさわしくない。濁点がある、ないの違いだけで、優雅になったり、俗っぽくなったりする。このデリカシーが心地よい。


似たような例をもう一つ。持統天皇の・・

    春すぎて 夏来にけらし白妙の

                          衣ほすてふ天の香具山


百人一首ではこうですが、原典の万葉集では・・

    春すぎて 夏来たるらし白妙の

                                衣ほしたり天の香具山


「夏来にけらし」と「夏来たるらし」のビミョーな違い、「衣ほすてふ」と「衣ほしたり」の語感と解釈の違い、わかって頂けるでせうか。オリジナルより、手を入れた新古今集のほうが、情景としてずっと美しい。


こんなこと、くどくど書いても誰も読まないので、以下省略です。それにしても、白州正子の本は何を読んでも楽しい。著者と読者が同じテーマの中で楽しみを分かち合うような親近感がある。こんな本を古本屋の100円均一のワゴンで見つけたときは、クジに当たったときのようなニンマリ気分
になるのであります。
(新潮文庫 平成17年1月発行)


白州正子 本表紙

閑人帳


●フジテレビデモや花王製品不買運動に対する批判意見の一例


消える「日本人の美徳」
2011年10月10日14時53分

ニューノーマルの理(ことわり)
脇田 栄一(金融アナリスト)

フジテレビの偏重報道に対するデモが、スポンサーである花王に飛び火、加速している模様。
 

「花王デモは、現代的で効果的なテロである件」。

確かにAmazonレビューで花王を検索すると、花王製品は集中砲火を浴びている。ここまで事態が拡大してくるとなると、筆者(ひろゆき氏)の言うように、デモはテロとなり得る。直接的に関係の無い第三者(スポンサー企業の製品)を巻き込み、強引に目的を達成する。モラルを度外視した手段はさぞかし効果的だろう。 

 

偽名を良い事に、全く無関係のものに遠い場所から石を投げる。商品開発に関わった人間の努力を踏み付け、商品と無関係の人間がスッキリすると言う訳だ。この「嫌がらせ」が、世論として多くの人に受け入れられるならば、日本人の民度は終わっている。まともな感覚を持つ人なら違和感を感じるのが当然だ。偏重と言われるTV局へのデモと、スポンサー企業製品に対する「言い掛かり」には距離があり過ぎる。
 

理不尽な嫌がらせを行った人間が、どうやって自分を正当化するのだろうか。いい年した大人も「花王デモ」に参加しているという。羞恥心が麻痺しているのだろう、恥知らずとはこの事だ。日本をダメにしているのは、バカな子供ではなく「馬鹿な大人」だと言える。
 

経済とともにモラルも低下、「他人に迷惑を掛けない」という日本人の美徳すら消えつつあるのかも知れない。

ソース (削除済み)
http://news.livedoor.com/article/detail/5926924/


↑この論評はライブドアニュースに掲載されたものだが、掲載後、一日未満で削除された。本文は2チャンネルニュースからの孫引き。

快道ウオーカーからの便り

■やまねこさんの「さざなみ快道を往く」⑫

JR近江高島駅~JR新旭駅 10.5km (10月9日)

自宅発AM7:00 今日も大変快適な天気なり。
近江高島着10:15 萩の浜 松原の横の道を歩く11:00 藤樹橋12:40通過する。中江藤樹 良知館12:45 良知館に入り係りの女の人から色々話を聞く。入館した人皆にお茶をふるまわれた。三尺の泉から出ている水をいただく。カルキのない美味しい味であった。


道の駅 藤樹の里あどがわの店に立ち寄る。14:00~14:30 土地の物産品の青物や野菜等は好評でほとんどの品が売り切れ状態であった。少々ガッカリした。安曇川大橋通過15:45
 新旭駅16:20  16:29発 京都行普通に乗車し帰宅の途につく。前回より歩行距離が3K短かったし又天気にも恵まれ身体的な疲れはあまり感じなかった。安曇川駅の近くの平和堂は道の駅あどがわの近くに出来ていて、元の店は閉店しておりロープで囲われていた。  


近江高島の地酒「萩乃露」蔵元
さざなみ高島

閑人帳


●韓国流コピー文化批判の動画、60万カウントに

 地味に、粛々と韓国の猿真似文化を批判した動画、9月30日にアップされ、今日、10月11日に60万に達しています。それでも、マスコミに比べたらミニコミのレベルで、陰でブツブツぼやいてるようなもんですが、世間知らずが、一人でも、二人でも減れば幸いです。

http://www.youtube.com/watch?v=sW4H2PGj6JU&feature=player_detailpage

閑人帳


●将来、有望な家電はこれ!!・・家庭用蓄電池

 先月、近所の家電店から配布されたチラシに「家庭用蓄電池」の宣伝が載っていました。久しぶりに新製品登場って感じです。これは、災害など非常時に電源として使うもので、テレビや照明器具、冷蔵庫など、停電しては困る家電の電源を一時的にバックアップするものです。形はトランクのように携帯型で家電のプラグをつなぐだけですぐ使用できます。


気になる値段は?・・容量1000wで78万円。2500wなら178万円! クルマと変わらない高価な商品です。ま、当分マルビには縁のない商品ですが、それはともかく、将来、性能の向上と価格の低下が進めば、電力事情の安定化にずいぶん役立つのではと期待できます。
 この蓄電池が普及すれば、太陽光発電の電力や深夜電力からの蓄電により、電力会社は昼夜バランスのとれた発電ができて、コストダウンにもつながるでしょう。


夏なら、家庭で昼間使う電気は蓄電池から取ることで発電所の負担を軽くすることができます。そして、昼間使ったぶんは夜間の深夜電力で蓄電・・これを繰り返せばよいわけです。仮に、日本の総所帯の2割、1000万所帯が昼間1kwhを蓄電池でまかなえば、合計1000万kwh。これは原発10~15基ぶんの発電量に相当します。なんだか、捕らぬ狸の皮算用ふうながら、ずいぶん明るい話題ではありませんか。


下の写真のような、携帯型で小容量の蓄電池は過度的な商品で、あくまで非常時用です。通常用としては、エアコンの室外機のようなかたちで固定して、そこからエアコンや冷蔵庫など、電気をよく食う製品に直結するタイプになるかもしれません(単なる想像です)


家庭の太陽光発電も、今のように「余った電力は電力会社に買い取らせる」のではなく、自家発電→自家蓄電になり、足りないぶんだけ従来通り電力会社から買えばよい。もし、蓄電池の性能が大巾に向上して、商店や小規模の工場の電力もまかなえるようになれば、ソフトバンクが目論んでるような太陽光売電利権による稼ぎも成立しにくくなるかもしれない。家庭も町工場も「自家発電・自家蓄電」が普及し、ソフトバンクの出番がなくなるってわけで・・愉快、ユカイ。


・・てなことを考えると、太陽光など、発電の技術開発とともに、蓄電池の開発も同じくらい重要になります。また、蓄電池の技術開発でトップリーダーになれば、当然、世界中に普及できるわけですから、ガッポリ稼げます。生産、流通、施工で多くの雇用が生まれます。なんせ、国内の全所帯に普及させるだけで5000万台の生産が必要なんですから。家庭用として、エアコン室外機サイズで容量1万w、価格30万くらいになるのが現実感を伴った夢と言えそう。


効率の悪さや不安定さを考えると、太陽光や風力による発電の規模をガンガン増やしても、原発の代替になることは難しい。「発電」より「蓄電」の技術開発のほうが原発廃止の近道になるのではと思います。


持ち運びタイプの家庭用蓄電池
蓄電池 
 

■参考・・蓄電池メーカーのHP
 http://www.digireco.co.jp/ele-cube/index.html

犬町・猫町情報


●10月例会レポート   
担当 Tマサさん

河内森駅から獅子窟寺~私市へ

 ハイキングシーズン到来。好天に恵まれ、交野市山手の森をくねくね歩き。アップダウンも十分にあって(ありすぎや!という声も)良い運動になりました。平日なので他のハイカーは皆無、山道も休憩所も独り占めできて、ゆったりとした時間を過ごせました。


役小角が開祖という獅子窟寺。本尊薬師如来は国宝とか。
10月例会交野


展望台からの大阪方面の眺め。
交野

ところどころに、こんな大岩が。
交野


小さいアップダウンを繰り返して・・。
交野 

サウダージさんのスケッチ 睡蓮池にて
南さんスケッチ


交野おわり

ア・ラ・カルト


●知恩院参拝

 今年は浄土宗宗祖の法然上人八〇〇年大遠忌。信徒は全員本山の知恩院へお参りすることになっています。さわやかな秋晴れの今日、団体に混じってお参りしてきました。一般観光客も普通に参拝するので混雑し、接待係の若いお坊さんは大変だったと思います。


境内各所で整備が進められ、ずいぶん美しくなっていますが、本来、山の斜面に堂塔を配置しているので、バリアフリーが難しく、お年寄りにはきついかもしれません。わずか10mほどの高低差にバスを使ったりと、お寺も気苦労多々です。
 新築された、ピカピカの「和順会館」大広間で昼食。南無阿弥陀仏十念唱和してから頂きます。肝心の御影堂での法要は超満員で入れず、お賽銭をあげただけで引き返しました。 (10月9日)


知恩院 


知恩院

読書と音楽の愉しみ


●教会コンサート ご案内

大阪コレギウムムジクム マンスリーコンサート


■10月12日 水曜日 午後7時開演
■料金 一般2000円 会員1300円
■会場 谷町4丁目 大阪ルーテル教会
=================

今回はリスナーのリクエストによるポピュラーな曲が中心です。

■J. S. バッハ/
 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV 1043
  ヴァイオリン独奏…森田玲子、西村綾香

■A. ドヴォルザーク/
 弦楽四重奏曲 12番 ヘ長調「アメリカ」
 ヴァイオリン…木村直子、中前晴美
 ヴィオラ…白木原有子、チェロ…柳瀬史佳

■A. ヴィヴァルディ/
 ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意への試み」
 第3番(『四季』より「秋」)Op. 8-3
  ヴァイオリン独奏…中前晴美

■他に合唱曲があります。

■詳しいことはこちらで・・・
http://www.collegium.or.jp/index.html

犬町・猫町情報


private
●秋の特別企画

日銀大阪支店見学と黄葉の御堂筋散歩

 イチョウ並木の黄葉が一番きれいな時節に、クラシックなたたずまいの日銀大阪支店の旧館を見学し、そのあと、淀屋橋から本町まで散歩します。ランチは、ここの「たまには外メシ」で紹介したアパ・ホテルの「チャオ・サイゴン」でとります。(料金1000円~1300円) 
 

11月25日 金曜日
■集合・・11時20分 地下鉄四つ橋線肥後橋駅 北改札口
■日銀見学は13時30分~14時50分
■見学は無料です。(行員がガイドしてくれます)
■散歩は、参加、不参加、自由です。(解散15時20分頃)
■申込み・・10月31日まで。先着7名。  


おことわり
★見学者の個人名を事前に日銀へ通知します(11月5日郵送)
★当日のメンバーチェンジはできません。
★入場に際し、セキュリティチェックがあります。
★館内の写真撮影は禁止
★他のグループと一緒に見学します。
以上の点を了解の上、お申し込み下さい。

日銀 旧館ドーム屋根の内部
日銀  

昨年11月24日 本町あたり
日銀見学 

大阪日暮綴


●人生最後の「岸田劉生展」鑑賞 
~大阪市立美術館~

 全国から集めた作品240点。岸田作品をこんなに集大成した展覧会が大阪で見られるのは、自分にとっては間違いなく「人生最後」になります。


混雑を嫌って、雨の日の閉館近い時間に訪ねたら、正解でした。自分の後にはもう20人くらいしかいませんでしたから。(出口の傘立ての傘の数で推定)一室に2~3人というチョー贅沢な鑑賞です。しかし、時間切れで後半の数十点は見逃してしまい、後日、出直しです。


最高傑作といわれ、人気でも一番の「麗子像」も独り占めして存分に鑑賞できました。麗子像は、記憶には数点しかなかったけど、実際は50点くらい描かれたそうです。それぞれに魅力があるけど、重文に指定されたこの「麗子像」は幼女の可愛らしさというより、なんかコワイ、気味悪いといった印象も受けます。


一見、とても精緻に描いたと見えて、実はずいぶん、デフォルメされ、アンバランスな描き方です。頭の異様に横長な形と、顔に比べての手の小ささ。これが気になる人は、とても可愛い女の子の絵とは思えないはずです。「なんやしらんけど、気色悪い絵ですなあ」と思うほうが自然。


ダビンチの「モナリザ」や、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」には並べないとしても、日本の洋画家が描いた肖像画ではこれがピカイチではないでせうか。ひたすら「上手さ」に感心させられる、小磯良平的魅力にはない「怪しさ」に惹かれる。画家自身、この作品で一つの到達点に至ったと、ひそかに意識したのではないか。ま、好き嫌いは人の自由だから、何ほどの評価もしない人もいるかもしれませんが。


当美術展は11月23日まで。一般1300円 65歳以上の大阪市民は無料。(要証明)
■案内はこちら・・・
http://ryusei2011.jp/


岸田劉生展