プチ・ケチの研究


●あわてました「流し台排水管の詰まり」トラブル

 ひと月ほど前からシンクの排水がもたついてるな、と気が付いていたのに放置していた。そしたら昨日、詰まってしまったのか、シンクに逆流する状態に。古い、粘度の高い調味料を捨てたのが詰まりのきっかけらしい。


夕食時にこれが起きると、かなり慌てます。で、どうするか。昔と違って、とりあえずネットで調べます。症状によって方法が四つあることが分かりました。面白いのは、工事サービス業者や薬剤商品の広告を見るより、ユーザーの「困った体験記」のほうが役に立つことです。軽症から重症、費用が安いから高い、四つの方法とは・・( )内は購入先。

1・市販の家庭用洗浄剤を使う。(スーパー・ドラッグ)
2・より強力な業務用洗浄剤を使う。(ホームセンター)
3・素人用ワイヤーを買い、物理的に詰まりを取る。(ホームセンター)
4・業者を呼んで本格洗浄してもらう。


ケチンボは4の発想はできないので、まず、1からと、近所のスーパーで洗浄剤を買ってきました。説明をきちんと読み、チョロチョロと排水管に流し込み、30分放置します。そして、蛇口を全開にして、ドドドドと水を流す。このとき、お湯を用意しとけば良かった、と気づいたのですが、もう遅い。当然、水はシンクに溢れますが、ちびちび減るのを待ってまた流す。これを繰り返したら、ズボボッと音がして勢いよく流れるようになりました。エガッタ~。やれやれです。


排水管がヘドロで完全にふさがらず、少しは流れていた、というのが幸いだったかもしれません。参考までに費用を書くと、1は198円、2は未調査、3は1500~2000円、4は15,000円~です。3は初心者には難儀みたいで、労多くして失敗のケースが多そう。それにしても、198円と15,000円~の差は大きい。


集合住宅では共用のタテ管清掃のときに格安料金でやってくれる業者もあるので、その機会に洗浄してもらうのも一案です。洗濯機の水槽のカビとりのように、定期的に洗浄する習慣にしておくのが一番よいと思います。

流し台排水ジェル

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大阪日暮綴


●豊中の登録文化財 旧羽室家住宅見学

 
阪急宝塚線・曽根駅の西方500mくらいの住宅街に史跡・原田城趾があり、その一角に建っているのが旧羽室家住宅。昭和モダンと言われる和洋折衷の設計で、年配者には郷愁を呼び覚まされる魅力的なインテリアです。近年、豊中市が買い取って修復、土日の午後に限って公開されるようになりました。(見学無料)


昭和12年(1937)、当時の住友化学工業の役員だった羽室氏が、阪急が売り出していたこの土地を購入、建築。敷地約3,000㎡、床面積約460㎡の木造二階建て住宅です。この規模を見ると、すごい豪邸かと想像しがちですが、デラックス感はなく、むしろ、質素、シンプルなデザインで統一されてます。たぶん、施主の好みなのでしょう。残念なのは、設計者が不明なことで、一流の設計者が関わったのかどうか、調べても分からないそうです。


原田城趾は14~16世紀に当地を支配した土豪、原田氏が築いた小さな城の跡です。メジャーな戦国武将の動静に振り回された挙げ句、亡びてしまったようです。ここから伊丹城(有岡城)は近いのですが、かの荒木村重が織田信長にアンチを唱え、反旗を翻したとき、信長の指図で村重を討つべくここを陣地にしたのが古田織部や中川清秀たち。阪急宝塚線界隈にこんな歴史があること、知りませんでした。

 羽室氏は原田城城跡の中心部を買い取った感じになりますが、戦国時代の土塁を庭の築山として残すなど、遺跡破壊を避けたため、ほぼ昔のままに残っていて、これはもう奇跡的と言ってよいでしょう。もし、区画をもっと小さくして販売していたら、遺跡は完全に消滅していたと思います。


■見学希望の方は、こちらのHPをご覧下さい。
http://www.city.toyonaka.osaka.jp/top/jinken_gakushu/bunkazai/shisetsu/haradajyouato_hamurokejyuutaku.html


玄関
羽室住宅


 土塁が庭の築山と見立てられ、原形を残して保存された。
羽室住宅


食堂 食器棚は造りつけ。手前はガスの暖炉。
羽室


懐かしいデザインの照明器具
羽室


客間
羽室


客間横の廊下
羽室


主人の趣味は写真だったらしく、立派な暗室がある。
羽室 

土蔵にしまわれているSPレコード時代の電蓄。
羽室 おわり 

Theme: 大阪 | Genre: 地域情報

大阪日暮綴


●扇風機が売り切れとは・・

 久しぶりにヨドバシ梅田店へ寄り、4階の家電売り場を歩けば、おお!の光景が。扇風機売り場に扇風機が一台もないのであります。長さ5mくらいある大きな商品棚がガラ~ン。おまけに、その前に「扇風機の購入は一人一台でお願いします」の立て看板がデンと。さらに隣の除湿器のコーナー、商品はあるが、説明を求める客が多すぎて順番待ちの状態。これもガンガン売れてる感じでした。快適さでは扇風機より除湿器のほうがずっと上ではないかと想像しますが、値段の高いのが難点です。

ちなみに、駄目男宅も扇風機は併用しています。1991年、マレーシア製の25センチ扇。20年間、毎夏黙々と働いています。


午後4時過ぎ、店内アナウンスで「従業員は××体勢に入って下さい」と。混雑がひどくなり、レジやエスカレーターの行列が伸び始めた。このアナウンスの××は「総員、出撃せよ」の指令と思えました。世の中、不景気じゃなかったのか。

勤続20年の扇風機。
勤続20年の扇風機

Theme: 節約 | Genre: ライフ

閑人帳


●「復興支援パーティ」実は「詐欺パーティ」 ~民主党参院議員~

 腐った役人のフリン話の後に、詐欺師まがいの政治家の話。お二人とも、大震災なんか知ったこっちゃない、が共通点であります。

 大震災復興を支援しようと開いた政治パーティ、集まった350万円のうち、支援金として寄付したのはたった40万円。上がりの大方を政治資金としてポケットに入れたのでは、と疑われている、民主党、大島九州男参議院議員、お粗末の一席。元記事が削除されそうなので一部をコピーで。(青色文字)


民主党新人議員のとんでもないニュースが飛び込んできた。東日本大震災の復興支援パーティーを開き、総額約350万円を集めながら、義援金は1割程度の約40万円。残りはやけに高い経費、義援金の倍額近くを自身の政治資金にあてるというのだ。菅直人首相に近いこの議員のブログは「詐欺だ」などと書き込まれて炎上。国会の会期延長をめぐり、菅首相と党執行部が壮絶バトルを繰り広げた陰で、新人議員は大震災を利用して“資金稼ぎ”。民主党は一体どうなっているのか。

 問題の議員は、民主党の大島九州男(くすお)参院議員(50)=比例区。衝撃の事態は、西日本新聞が22日に社会面トップで「資金集め 震災便乗?」とスクープし、読売新聞も翌23日に西部朝刊で報じた。
 両紙によると、大島氏は今月19日、北九州市内のホテルで「東日本大震災復興・支援する集い」というパーティーを開催。大島氏の後援会が中心の実行委員会が主催し、パーティー券は1枚1万円で、約200人が集まった。第1部は大島氏の被災地での活動報告があり、第2部は懇親会で、猿回しや踊りが披露され、東北の海産物や地酒が振る舞われた。

 大島氏は福岡県出身。日大法学部を卒業後、実家の鉄工会社などを経て、同県直方市議を3期務めた。2007年の参院選で初当選した1年生議員で、菅首相のグループ「国のかたち研究会」に所属している。

 問題視されたのは、総額約350万円という収入の分配。両紙の取材に対し、大島氏の事務所などは「7割が経費で、約40万円を日本赤十字社を通じて被災者に送り、約70万円を政治資金に充てる」と返答した。
 つまり、「復興支援」「被災地支援」とうたいながら、自らの活動資金と被災者への義援金を両方集めるかたちの政治資金パーティーで、分配額は政治資金の方がはるかに多いのだ。
東北の食材を用意、いつもより経費がかかったとしても、復興支援を名乗りながら1万円のうち、7000円が経費というのは、ちょっと高過ぎないか。しかも、“利益”の配分は“自分用”が多い。

 また、大島氏が比例選出のため、両紙は「寄付名目は不明だが、選挙区への寄付を禁止した公職選挙法に抵触する恐れがある」(総務省選挙課)とも指摘した。(以下略)


■引用元記事はこちら・・・
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110625/plt1106251531001-n1.htm


詐欺パーティ 

閑人帳


●週間新潮 拾い読み(6月30日号)

「美人職員を弄ぶ 西山審議官」

 有名人のアラ探しをするのが週刊誌の仕事と承知していても、この人、西山サンのスキャンダルには驚いた。深刻な原発事故の状況を逐一伝える役所の、真面目そうに見えたスポークスマンが、ウラで、不倫にいそしんでいたとは・・。東北の被災地の人にしたら、怒る前に脱力してしまいそうな醜態であります。のみならず、娘を東京電力にコネで入社させたとされる。あまりに露骨なので、さすがに省内でも批判の声が上がったという。


記事によると、不倫関係は一年くらい前から周りの知るところであったらしく、別に隠し立てするようなこともなかった。相手は経産省の職員で30才代らしい。しかし、大震災後、全国民に顔を知られる「有名人」になったのだから不倫デートを自粛すればいいものを、深刻な事故状況を伝えるテレビ会見のあと、気分一新?で彼女といちゃついてるのだからイケマセン。それも、一流ホテルへシケ込んで、ならともかく、カラオケビルのVIPルームがご愛用だったそう。もしや西村サン、「プチ・ケチの研究」してたのかも。


1980年、東大法学部を卒業して旧通産省に入省。その後、ハーバード大学法科大学院を卒業。エリートコースを歩んで、もしや次官のイスがねらえるかもという順風万帆の人生だった。年収は1500万くらい。54才。嗚呼、それなのに・・スナイパー週間新潮に照準を合わされたのが運の尽き、エリート人生暗転であります。本人の処遇はどうなるのか。東電社員の娘も針のムシロに座る日々でありませう。もっとも、賄賂とか犯罪がらみの件ではないから、謹慎後にそろりと復帰しそうな気もします。


6月20日夜、自宅(官舎)エレベーター前で、尾行してきた記者につかまった。普段、浅黒い顔色が蒼く変わった。(以下、質問やりとりあり)
 TVニュースをみていないので知らないが、21日以後、西村氏が恒例の記者会見に出ず、本人から名誉毀損云々の訴えがなければ、このスキャンダルは確定。西山オジサンは、東電や政府に対する国民の不信感にまた一つ、イロを添えて下さったのであります。昨日までは原発事故の収束に、けふからは自分の不始末の収束にいそしむ日々でございます。

西山審議官 新潮

Theme: 雑記 | Genre: 日記

読書と音楽の愉しみ


●遺物を発掘するような気分で探す・・JAZZのCD

 大阪市立中央図書館には、ジャズとフュージョン系のCDだけで2000枚くらいのストックがありますが、このジャンルの好みに関して、自分はなぜか、えらく保守的、ナツメロファンであります。

 ガキのころはビッグバンドが好きで(今でも嫌いではないけど)ドンチャカ派手なサウンドに惚れていたのですが、バンド自体が音楽界で「不要品」みたいになり、ほとんど消えてしまいました。ビッグバンドって、経済学的に言うと、とても生産性が低いのですね。人件費に見合う売り上げを上げるのが難しい。


CDをコレクションする趣味など無いので(お金もないので)もっぱら図書館で借りて「タダ聴き」していますが、主流はピアノトリオ。それもLP時代に活躍した面々が好き、という保守派、懐旧派であります。さすがにMJQなどは聴かなくなったけど、最近借りたのは・・

★トミー・フラナガン・トリオ
★ビル・エバンス・トリオ
★ジョージ・ウオリントン・トリオ
★レイ・ブラウン・トリオ
★マンハッタン・トリニティ
★キース・ジャレット・トリオ など。

みんなまとめて、ふる~~~~で、ございます。
なんというか、精神安定剤みたいな、懐かしいサウンドです。
こんな古いCDは、どれもこれも解説書がボロボロか、全く無くなってるものが多く、中には演奏者しか分からないものもあって、曲は帰ってのお楽しみ、という、遺跡発掘ふうのスリルもあります。


ジョー・パス(ギター)のCD「いそしぎ」 も見事にボロボロ。
夜更けに聴いていると、城 卓也「ジェット・ストリーム」を思い出したりして。テーマミュージックは「ミスター・ロンリー」でした。たぶん。
CDジャケット

たまには外メシ


●無茶おいしいポートワインに遭遇

 久しぶりにゴールウエイに行って、最初、甘口のシェリーを飲んだところ、マスターが「これ、旨いですよ、ゼッタイ」と勧めてきたのが「グラハム・ヴィンテージ・ポート 1980なるポート(ポルトガル)ワイン。ぜんぜん知らんけど、ほな飲んでみよか、と注文し、一口含んで「おお!」のカンドー。いったい、なんちゅう味やねん、これは。


自分みたいな酒オンチは「なんちゅう味やねん」くらいしか表現できないのが、いと悲しい。しかし、何も書かないのは更に悔しいので、どこの国の人か知らないけど、ネットからほめ言葉を借りてきました。(以下の茶色文字)
 

 「ヴィンテージポートの年代物は色も宝石の真紅色を失って茶褐色を帯びてくる。甘味がないとは言わないが、くどい甘さは姿を消し、甘味を超越した味になっている。ブルゴーニュの古酒は枯淡の味わいになるが、ヴィンテージポートは老いてもなお活気を失わない。豊かだった酒肉はスリムなものに転じ、香りも味わいも深奥そのもので、濃厚・豊潤でありながら濃厚を感じさせない。複雑極まりないその味わいはひとえに歳月だけがワインに与えるものだ。もしヴィンテージポートの逸品を飲んだことのない人が居たら、一度でいい、だまされたと思って試したらいい。ワインが熟成することはこういうことなのだということを実感させてくれる。神の恵みと人類の努力が共に手を取り合って磨き上げた類まれなワインの傑作が飲み手を至福の瞬間へと誘ってくれるだろう」


「神の恵みと人類の努力」やて、そんなキザな言葉、よう書きません。しかし、この文句、実感であります。こんな濃ゆくて複雑な味のワイン、飲んだことありませんでした。ワインの味なのにブランデーの香りがする(ホンマか?)1980年モノということは、30年も前に仕込んだわけで、こんな年期の入ったワインを飲むのもはじめてでした。


6月13日の「プチ・ケチの研究」で、メルシャンの298円ワインのことを書きましたが、一月のあいだに「ピンとキリ」両方のワインを経験したことになります。このグラハム~1980、もともと生産量が少ないうえに、すでに売り切れて市場から消えてしまったそうな。・・ということは、生涯たった一度の出会いだったと。 これでいいのだ、○ビは。


■ゴールウエイさんは、当ブログ「下戸の止まり木」で紹介しています。
http://oskjk.blog107.fc2.com/blog-category-12.html


■ゴールウエイのHPはこちら・・・
http://r.goope.jp/galway2010



ポートワイン

Theme: ワイン | Genre: グルメ

ア・ラ・カルト

●千早赤坂村の棚田風景

 この風景のありかを思い違いしていて、金剛山山麓の標高の高いところにあると思っていました。実際は、村の北端、河南町や富田林市と接する、平地に近いところにあります。バスなら、富田林駅から20分の「森屋」下車が近い。棚田のあるところは「下赤坂城趾」でもあり、近くには楠正成や一族の資料館、正成が使った産湯井戸跡などもあります。足利軍を悩ませた奇襲戦法はこの城ではなく、南の山岳部の険しいところです。


城跡には中学校があって、その裏手が棚田。棚田へ行くには校舎の間をすり抜けるしかなく「すんません、とほらせてもらひます」気分で行きます。
 棚田の面積は7ヘクタールくらい、かなりきつい傾斜です。「日本棚田百選」に選ばれているとあって、きれいに維持されています。むかし、棚田は田植機が使えず、人手で植えなければ・・が常識だったように思いますが、今は小型の田植機があって、変形の20坪くらいの田んぼなら20~30分で作業終了。棚田においても「腰をかがめての辛い労働」はもう昔話になっています。もっとも、見ていると、機械の操作、方向転換は両手でやるので、足腰より腕が疲れるのでは、と思いました。(6月3日)


楠正成誕生地
赤阪棚田 

赤阪


産湯井戸跡
赤阪


棚田風景
赤阪 

赤阪 

赤阪おわり 

読書と音楽の愉しみ

●最近の演奏会から

■大阪フィル 6月定期演奏会

プログラム
ルトスワフスキ・・小組曲
シマノフスキ・・・ヴァイオリン協奏曲第2番
ストラビンスキー・・バレエ組曲「火の鳥」1945年版
指揮・・クシシュトフ・ウルバンスキ
ヴァイオリン・・諏訪内晶子


指揮者、ウルバンスキはまだ28才のポーランド人。今日のプログラムは彼の希望であったのかもしれない。
 シマノフスキのヴァイオリン協奏曲、舞台のオケを見て、ちょっと編成が大き過ぎるのではと思った。コントラバスが8人もいるなんて・・・。
現代音楽だから、メロディの美しさで聴衆を魅了、なんて曲ではありませぬ。ヴァイオリン一挺とオケの決闘みたいなもんです。諏訪内晶子が宮本武蔵、大フィルが吉岡清十郎一家。一乗寺下り松で、寄せ来る敵をバッタバッタとなぎ倒し・・。しっかし、ストラディバリウスのなんと良く鳴ることよ。しかも最強奏でも、音はまるく、まあるく、たおやかに響きわたるのでありました。(6月17日 ザ・シンフォニーホール)



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


■吹田市交響楽団 第71回定期演奏会

プログラム
ブラームス・・ハイドンの主題による変奏曲
シベリウス・・ヴァイオリン協奏曲
シューマン・・交響曲第2番
ヴァイオリン・・坂 茉莉江


今日の楽しみはシベリウス、と決めて、2階席のサイド、タイル壁の際の席で聴きました。響きの悪いホールでは。これも一案です。独奏の坂さん、まだ修行中で本格的なプロ活動はしていないようですが、難しいシベリウスを臆せずバッチリ、堂々の演奏でした。期待以上で、将来楽しみです。こんな逸材が次々と生まれてるんですねえ。しかし、このクラスのソリストもすでに供給過剰、活躍の場がもっと増えてほしい。
 

指揮者はY氏とS氏の二人。Y氏の右手が無粋に拍子を刻んでるだけなのが気になってしようがない。これじゃブラスバンドの指揮と同じです。ミスは防げるかもしれないが、表現が平板になるのは避けられない。
 シューマンを振ったS氏の指揮は身振り大きく、これでヨシと思っていたら、第一楽章半ばで右手はY氏と同じ振り方になってしまった。アマ・オケをアマの指揮者が振る演奏会はこれが普通なのかもしれない。・・とかなんとか、招待券で鑑賞してるのに、文句ゆうたらバチ当たるやもしれませぬ。次回のプログラムには、レスピーギ「ローマの松」が予定されているので期待しています。
(6月19日 吹田市文化会館 メイシアター大ホール)

Theme: 音楽 | Genre: 音楽

閑人帳


●どこまでホント?・・政府によるマスコミの懐柔、抱き込み

 官房機密費でマスコミ幹部を接待責め、政権批判にブレーキをかけているのでは? の疑問はさらに膨らむ。当ブログ6月10日の「閑人帳」でも、内閣不信任案採決で政府がマスコミにわざと情報を漏らして、不信任案否決を誘導したとの記事を書きましたが、以下は、それを裏付けるようなニュース。週間ポスト6月24日号記事の孫引きです。(青色文字部分)


(略)
総理補佐官の一人は、記者とのオフレコ懇談で、こんな軽口を叩いている。「首相動静で、総理がオレや秘書官と食事や会合をしたと発表されたら疑ったほうがいいよ。たいていはマスコミ関係者と会っているんだが、相手の都合で表に出さないだけだから」


 その会合には連日、高級料亭や寿司屋、高級焼き肉店が使われ、恐らくは官房機密費で支払われる。菅内閣はできるだけ延命して機密費を持ち逃げしようと企んでいた疑いがある。枝野氏は、自民党時代よりハイペースな機密費使用について「震災復興に役立てている」というが、そんな用途なら公表すればいいし、一体どんな「機密工作」が必要だったというのか。

 一方で、「菅内閣になって以降、政権中枢と新聞の論説委員などとの極秘会談が増えている。あるマスコミ幹部は呼び出されたホテルのレストランで、ずばり『○○さんは機密費は受け取らないんだったかな?』と訊かれて驚いたと話していた」(政界関係者)というように、機密費とマスコミの闇は深まるばかりだ。

 国民に見捨てられ、しかも菅政権の悪政を主導した「仙原幸彦」をヨイショするマスコミに、国民が不信の目を向けるのは当然だ。(引用終わり)


■記事引用もと
http://www.news-postseven.com/archives/20110617_23142.html

プチ・ケチの研究


●節電策・・うちわもあるぞ

 エアコンを止める、扇風機を活用する・・いろいろ節電を呼びかけられていますが、もう一つ、人力送風装置「うちわ」も見直してみませう。購入価格、たいていゼロ円、動力代無料、これ以上エコな冷房装置はありません。できれば、バタバタあおぐ手の動きを利用して少~し電気を起こし、ケータイの充電をする・・だれか考えませんかね。風呂上がりなんか、エアコンや扇風機より、うちわバタバタのほうが涼感あり・・は、オジンの郷愁でっけど。

うちわがあるぞ 節電対策 

たまには外メシ


●六甲 弓削牧場 
~チーズハウス ヤルゴイ~のランチ

 テレビや雑誌で度々紹介され、かなり有名らしいですが、駄目男はぜんぜん知りませんでした。訪ねてみれば、オジンは知らなくて当たり前みたいな感じの店でした。


三宮駅から北神急行で谷上駅へ。ここからバスで10分、さらに徒歩で12,3分、閑静な森の中にあります。ま、歩いて来る客なんて、百人に一人もいないでせうね。環境や建物の雰囲気は、昔、行ったことのある、信州安曇野のシャロームヒュッテに似ています。


さいわい、暑くも寒くもない快適な気温だったので、アウトドアでランチを賞味しました。規模は大きいのに、ランチしか供さないのは営業的にどう?と思えますが、そこはあんじょう計算できてるのでせう。自家製チーズとそれを使った料理、デザートがウリなので、女性客がほとんどなのは当然、オジンはメニュー見て、何を注文していいのやら、いささか困惑するのでありました。メニューは下に紹介のHPにあります。


ここから30分くらい歩いて森林植物園へ行けるとのことでしたが、晩はコンサートのため、残念ながら、一人早退しました。(6月)17日)


■弓削牧場のHPはこちら
http://www.yugefarm.com/


六甲弓削牧場 

六甲  

六甲おわり

駄目男が注文した「ベーグルサンド」 六甲

Aランチのサラダ
六甲

同・パンとスープ
六甲

同・メインディッシュ 地鶏のハーブ焼き
六甲 

読書と音楽の愉しみ


●高峰秀子著「私の梅原龍三郎」を読む

 4月に「シネ・ヌーヴォ」で高峰秀子特集を観たあと、たまたま古本屋で見つけた文庫本。女優を引退した後、梅原センセイと一緒に写った写真がどっさりあることに気づき、楽しい思い出がいっぱいあったことを伝えたくて書いた、軽いノリの本。


ウィキなんかで彼女の略伝を読むと、幼女、小学生の時分から人気スターであったこと、しかし、実生活は義務教育もろくに受けさせてもらえず、養父や義母といった他人にコキ使われ、孤児同然の悲しい生い立ちであったことが分かる。芸能界ではよくあることとはいえ、幼心に人間不信を刻みつけられてしまった。


・・と、伝記を書くのが本意にあらず。前略、中略して、20代のころ、
「カルメン故郷に帰る」という映画のロケ先、軽井沢で梅原センセイの絵のモデルになったことが付き合いのはじまり、以後、40年の長きにわたって、センセイは秀子を娘のようにかわいがり、秀子はセンセイを慈父と思って付き合う。梅原夫人にすれば、心おだやかならざるところあり・・と想像してしまうけど、夫人にとっても秀子は無くてはならない若い友人、相談相手であった。度々の外国旅行も三人一緒で、というのが普通だった。大画家夫妻と映画女優、三人のファミリー。これは稀有な関係でありませう。


いきさつはさておき、本書からもかいま見える交友関係の広さ、華やかさはいかばかりか。大方が梅原センセイを介しての付き合いにしても、映画女優としては、この上ないハイクオリティの人間関係であります。

 古い白黒写真に彼女と一緒に写ってる人物名を挙げれば・・佐藤栄作、
川口松太郎、中川一政、高田博厚、谷川徹三、美濃部亮吉、獅子文六、阿川弘之、舟橋聖一、三浦朱門、呉清源、秋山ちえ子、有吉佐和子、曾野綾子、・・と多彩な面々。なに、おおかた知らん? 40才以下なら知らんかもなあ。さらに、美智子皇后とも面談したことがあるという。


育ちの悪さ、学歴コンプレックスといったマイナス要因をスルリとかわして、人脈を築き、華やかな後半生を送った。彼女が一番付き合いを嫌ったのは、俳優やスタッフなど映画関係者だったというのは、なんとも皮肉であります。(1997年10月 文藝春秋発行)


梅原龍三郎が高峰秀子を描いた最初の肖像画。永く高峰秀子が自宅に置いていたが、東京国立近代美術館に寄贈された。
 高峰秀子

高峰秀子

大阪日暮綴


●新サービス業「猫カフェ」をご存じ?

            ~猫喫茶 猫の箱~ 淀川区西中島

 店舗デザイナーのOさんから電話あり「猫カフェの設計しましてん、見に行きません?」 なんか、よう分からんけど案内してもらいました。

 地下鉄御堂筋線「西中島南方」という駅から数分の小さなビルの一階に「猫喫茶 猫の箱」の看板。一瞬、宮沢賢治をイメージしましたが、真新しい店はさほどファンタジックなインテリアでもなく、カフェと猫部屋が間仕切りで隔てられた、明るく清潔な空間です。(猫部屋へはいるときはスリッパに履き替える)


猫が大好き、しかし、マンションでペット禁止とか、一人暮らしで昼間面倒みられないとか、諸事情あって家では飼えない人は、ここで猫ちゃんと遊べる。遊ぶだけで、お世話の必要一切ナシです。エサとかの気遣いはいりません。

 楽しいけど、こんなん、商売になるんかいな。貧乏人はすぐ気になってしまう。嗚呼セコイ。いやしの場で何考えとるねん。なにせ、前例がないか、少ない分野なので、Oさんは、猫の生態の勉強をし、もちろん、保健所へ説明に行き、万一を考えて動物保護団体にも了解をとりつけ・・いろいろ苦労したそうであります。猫好きなら誰でもできる・・そんな甘い考えでは成功しないと思いますよ。

 猫の身になって? 遊び道具やジャングルジム、水飲み場、トイレなど細々と設計し、その努力が実って、猫さんたちはのびのびと機嫌良く接客しているそうであります。一時間、猫と遊んでドリンク一つとって1000円くらいらしい。ただいま10匹いるそうです。訪ねたときは食事前後で、満腹になった猫たちはお愛想さぼってグースカ寝ているのが多かった。まあ、早番、遅番とかもないんだし。下の店のHPには動画もあるので、猫好きのひとはぜひご覧を。


■猫喫茶 猫の箱のHPはこちら
http://www.cat.zaq.jp/nekonohako/ 


駄目男の住む兎小屋より10倍リッチな猫部屋
猫カフェ 


猫部屋からカフェを見る(ガラスで仕切ってる)
猫カフェ 


猫用トイレと個室への入り口
猫カフェ 


猫カフェ 


猫カフェ 


猫カフェ 


猫カフェ 


猫カフェ 


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大阪日暮綴


●初観覧「住吉大社御田植神事」

 住吉区に20年も住みながら、祭事の見物もしたことない横着者だったので、今回、御田植神事をはじめて見物しました。イベント全体が国の「重要無形民俗文化財指定」になっている、大阪府では珍しい祭事です。


住吉大社の創建は、1800年前の神功皇后の朝鮮征伐にまでさかのぼるので、歴史の古さにおいては、平城京や平安京よりずっと前の難波京の時代のまだ前ですから、スゴイ老舗であります。
 この御田植神事においても、「田舞」で歌われる歌の歌詞が、なんと、かの清少納言の「枕草子」に出ているのと同じだそうで、1000年は経っているわけです。なつメロどころか、化石メロみたい。


清少納言姐さんが賀茂へ参る途中、たまたま田植えを見、その歌を記録した。どんな歌詞かというと・・・
 
 ほととぎすおれよかやつよ おれなきてぞ われはよ たにたつよ われはよ  たにたつ・・なんのこっちゃ、さっぱり分かりませんが、もし、彼女のドキュメントがなければ、また田んぼの横を素通りしてしまっていたら、この歌の時代考証は不可能だろうと言われています。


たかが田んぼに苗を植えるだけの作業が、なんでこんなにご大層なことになってしまったのか。最初に企画、プロデュースした神功皇后さんが今見たらビックリするでせうね。「汝ら大阪のオバチャンよ、どハデ過ぎるぞな。自粛しなはれ」とご下命されるかもしれない。しかし、かくいう神功皇后も、主役の植女は遠い長門(山口県)から召したというから、えらそーなこと言えないか。


最初は素朴な信仰の行事だったのが、だんだん規模が大きくなり、見世物として様式化、象徴化して・・というのは、歌舞伎の歴史と似ている。神事の芸能化は歴史の必然かもしれない。以下の写真は式次第の順に並べてあります。


最初に登場するのは、代掻きする牛さん。但馬の黒毛和牛で、神事のためだけに飼育されている。
御田植え 

出演者全員、約300人が田んぼの回りを一周。壮観であります。
御田植え 

中央舞台で「早苗授受」のセレモニーのあと、田植えがはじまる。舞台で「田舞」が舞われる。植女は堺市の農家のおばちゃんたち。
御田植え 

御田植え 

神田代舞(みとしろまい)・ 遊女が田植えに関わるようになってから生まれた後発行事。その象徴として、今は舞台で一人で舞う。
御田植え

風流武者行事・・大将姿の男が舞台で舞い、男子が周囲で武者の仕草をする。
御田植え 

棒打ち合戦・・男の子の出番。本来は害虫を追い払う意味があるとか。
御田植え

田植え踊り・・早乙女姿の女の子が踊る。
御田植え 

御田植え

住吉踊り・・最後のダシモノでこれも女の子の出番。五穀豊穣、天下太平を祈願する。(6月14日 見物には千円の観覧料金が要ります)
御田植えおわり 

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読書と音楽の愉しみ


●ぐわんばれ、イーゼル芸術工房さん

 昔、マンガ青年が共同生活した「トキワ荘」にならって、音楽家が一つ屋根の下で暮らし、収入は山分けで生活を維持する・・そんなスタイルで音楽活動やってるのが「イーゼル芸術工房」 ジャンルはクラシックもジャズもオリジナル曲も、注文に会わせてなんでもこなします。


それで、メシが食えるのか、というと、う~ん、厳しいらしい。食うや食わずのサイテー暮らしも経験して、今はとにかく場数をこなして各地を飛び回る、それでなんとか売り上げを維持していると。メンバーの平均月収10万円くらいらしい。彼らがしんどいのは、本職があって余技で音楽やってるのではなく、音楽にモロ生活を託してる。巷に多い、ストリートミュージシャンとは一線を画して「これ一本で勝負」という律儀さのせいでしょう。


食うために、売り上げ至上で営業すると、若いといっても過労になるだろうし、そのためかどうか分からないけど、聴いたライブの現場では進行にミスを連発してしまい、有料なら「金返せ!」のブーイングがおきそうなカッコワルさ。若さで許されてるって感じはありましたけど。


でも、演奏テクニックやアレンジではべつにイチャモンつけるような欠点はないし、ヘンに自己主張しない点は、オジン・リスナーとしては評価します。願わくば、オリジナル曲で大ブレイク・・は無理でも、中ブレイクくらいすれば、存在感が一気に増し、注文増えて生活安定・・してほしい。あちこちでライブやってるみたいだから、出会ったら聴いてみて下さい。


昔、1970年ごろ?「生活向上委員会大管弦楽団」という、気宇壮大な名前の怪しげなバンドがありました。名前が気に入って覚えています。しかし、さしたる向上もしないまま消えてしまったことを思い出しました。(6月12日 なにわの海の時空館 展示場にて)

イーゼル芸術工房 

イーゼル



■イーゼル芸術工房のHP
http://blog.livedoor.jp/easel_art_cafe/

■イーゼル芸術工房を紹介している、どこかのニュース番組(動画)
http://www.youtube.com/watch?v=mYn4yaXqdBg

プチ・ケチの研究


●探せば見つかる・・激安乾電池

 乾電池が電源のデジカメを使っているので、単三電池は日常的消耗品です。今までローソン系100円ショップで買っていた「4本入り105円」が最安値だと思い、満足していたところ、Kodakブランドで69円の商品を発見、下には下があるもんだ。店員さんに聞くと、短期間の激安セールではないということでした。(カメラのキタムラ あべの店で購入)

未使用なので、性能(寿命)は分からないけど、シナ製だから、同じ商品をブランドのみ変えて大量に製造してるやも知れず、ならば、品質に大差はないだろうと。なんにせよ、有り難いことです。
 つい先日まで、電池は大震災後の需要で店から消えていたというのに、このパワフルな供給力と値段競争の激しさ・・デフレはまだ続きそう。なお、デジカメで御用済みになった電池は、電池式シェーバーで使い(2週間くら使えます)それも終わったら、リモコンや目覚まし時計などに使っています。


Kodak LR6-4B/K 69円
コダック乾電池  

プチ・ケチの研究


●激安の酒(ワイン)&サイテーの肴の研究

 以前、この「プチ・ケチの研究」で人参のナマかじり、なんて究極の貧乏アテを紹介したことがありますが、今回の研究もテーマは夕餉の一杯をどこまで安くできるか、であります。で、まず、前から気になっていた激安ワインを試してみました。

■激安ワインの研究・・いずれもメルシャンの商品
648円 フロンテラ シャルドネ(白ワイン・チリ産)
298円 ビストロ(白ワイン・メルシャン=国産)


メルシャンはワイン業界のユニクロかい? 安価な商品を大量に売る。この営業方針に特化して新商品をドカドカ出しています。

 まず、フロンテラ。さすがにこのクラスになるとスクリューキャップになるのは仕方ない。ラベルのうたい文句は「爽やかな酸味とトロピカルフルーツのようなアロマに満ちたエレガントな辛口」であります。この文句を信じ、胸中三回唱えてクイと飲めば、家庭用ワインとしては合格です。世評にいう、チリのワインは安くて美味しい、の中のローエンド商品ではないでせうか。ただし、この味と値段が来月、来年も維持できるか、分からない。


次にビストロ。驚きの298円ワインであります。一口飲って・・当然、初体験の味でありました。むむむむむむ・・・言うべき言葉見つからず。ワインはブドウを原料にしたお酒、という概念を爽やかに消してくれる味であります。しかし、298円だ。工場出荷価格は100円前後でしょう。コーラやカルピスとあんまり変わらない値段のワインに、なんたらかんたら蘊蓄を傾けてもしょーがない。


メルシャンのHPを読むと、正直にこう書いてあります。「ぶどう果汁を濃縮して輸入しました」と。ということは、濃縮から元のボリウムに戻すときに、ブドウ果汁以外の別の液体を加えるということですね。ナットク。こういう製造法は欧州では許されない、とどこかに書いてあったような。


自分は二度と買わないけど、家庭の夕食で、ノンアルコールで食事している人は試してみては、と思います。というのは、このワインはアルコール度数10%でとても飲みやすい。酒飲みには欠陥になるが、下戸には、これは取り柄です。下戸がビールや日本酒を嫌うのは、酔うことの不愉快さもあるけど、そもそも味が嫌いだからです。その点、これは超薄味、ジュースに近いから飲みやすい。キンキンに冷やして、試してみたらいかがでせうか・・と、少しは応援CMも書いてみるのでありました。


なお、同じグレードのワインが、1,8リットルのペットボトルでも売っていて、値段は800円台、おお、ここまでやるか、って感動します。ならば、ワインはワイングラスで飲む・・そんな常識ともおさらばして良いでせう。駄目男はずっと前からオンザロック用のタンブラーで飲っております。ハイ。買って、飲んで、大後悔しても損害額は298円。悔しくて泣き明かした・・なんてことない安心価格の酒であります。(価格は近所のグルメシティの価格)

左・ビストロ  右・フロンテラ
激安ワイン煮干し 

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■サイテーの肴の研究  ~煮干しの丸かじり~
 「人参の丸かじり」に互する安い動物性の肴はないか。さうだ、これを試してみようと選んだのが「煮干しの丸かじり」であります。丸かじりにこだわるのは、東海林さだおの本「ブタの丸かじり」とかに影響されているせいであります。

 煮干しは、そのまま食べると、ちょっと生臭い。なので、フライパンで少し色がつく程度に煎ります。噛み心地もよくなり、香ばしい匂いがして、かなりの改善。「食べる煮干し」よりサイズが大きいので、かじるという感覚も味わえます。メザシがえらく高価になって庶民のおかずといえなくなってきましたが、煮干しなら、一回あたり、30円~40円で済むのではと思います。

煮干し 


しかし、なんでおます。安酒飲みながら、人参をポリポリ、煮干しをシガシガかじっておりますと、なんだか、今様山頭火の気分になってまいります。  山頭火の句から・・・


  朝焼け夕焼け食べるものがない


      酔うてこおろぎと寝ていたよ


          夕焼けうつくしく今日一日つつましく


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■まちがい・お詫び・・6月11日にアップした長居公園のアジサイは、シチダンカではなく、ガクアジサイでした。(削除済み)

犬町・猫町情報

private

               7月号表紙 by ぽんさん


表紙7月


                 正しい『平泳ぎ』


      
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●7月例会ご案内  ~担当 TMさん~

平城京1301年 ~佐紀盾列古墳群(西群)をたずねて~

 37度Cをこえる猛暑の中、平城遷都1300年祭、かき氷を食べながら歩いての平城京、朱雀門付近の踏切の保安員のおじさんも”まっくろ” 昨年いかれましたか。今はとてものどかな、いい風が吹き渡っています。
 早い目にいかれる方は散歩しながら、遣唐使船、在りし日の平城京を伝えるVRシアター(ちょっといいですよ)・・毎時10分、30分、50分開演。観覧コースの最後です。(入場料500円)
 エコや節電が叫ばれる中、墳墓の地、散策、少しは涼しさを味わえるかな?・・(平城京は8:30に開門しています)


■日時・・・7月3日(日)・・雨天決行(強い雨のときは食事のみ)
■集合・・・平城京・大極殿・・11:00
近鉄奈良線・大和西大寺駅下車・北口・・東へ15分
快速急行に乗って下さい。(難波より35分位)480円

■コース・・大極殿・・遺構展示館・・佐紀神社・・釣殿神社・・日葉酢媛命陵・・成務天皇陵・・神功皇后陵・・平城駅・・電車にて学園前駅(2,5キロ)(電車・バス代440円)

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食事のみの方は、13:10学園前駅13:14バスに乗ります)
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たのしみの食事は地元で人気の高い韓国料理へ
★場所・・ゆるり福茂千(ふくもち) 電話0743-72-3303
★時間・・13:30~15:00
★料金・・2000円+飲み物代
(3700円を前記に変更しました)

■申込み・・6月25日までに、メールでぽんさんへ。

閑人帳


●ズル菅、小沢一郎をうっちゃる・・

  ~青山繁晴氏が語る、菅内閣不信任案大差否決の真相~


 一ヶ月ぶりくらいに観た、6月8日の関西TV「アンカー」での青山繁晴氏の解説は「そうだったのか」と納得できる政界裏情報でした。以下、記憶を頼りに書くので多少間違いがあるかもしれないが・・・。


青山氏曰く「今回の騒動(不信任案、大差で否決のこと)は、菅首相ら政府トップが企んだことを密かに大手メディアに流し、可決に傾いていた情勢を一気にひっくり返した」と。


★不信任案議決の当日になると、小沢グループの結束が急に目立って「可決に賛成」する造反議員が81人にもなり、採決では不信任案可決、即ち総理は辞職、一気に解散総選挙・・という可能性が大きくなった。民主党政権一巻の終わりである。


★えらいこっちゃ~、とズル菅らが慌てふためいてるところへ、民主党を壊すことだけは絶対避けたいという思いのポッポさんが来て、例の「確認事項」づくりに菅と会談。しかし、この内容があいまいで、明くる日にポッポさんはズル菅を「ペテン師」呼ばわり。ぼんぼん育ちは脇が甘いねえ。


★あいまいさはともかく、不信任案採決前の民主党代議士会で 「一定のめどがついた段階で若い人に引き継いでもらう」云々の発言。辞任、辞職といった言葉は一切使ってないのに、テレビは一斉に「首相、退陣を表明」と伝えた。なぜ各社いっせいに「退陣」と報じたのか。青山氏が言うには、首相の発言の前に、政府トップからメディアへ密かに「首相は代議士会で退陣意向を話す。速報してくれ」と伝えられていたというのである。大事な発言内容を、代議士より先にメディアに漏らしていた。さすがはズル菅!


★ 首相発言後、会場にいたポッポさんが、手を挙げ、菅は、自らは辞任するとか一言も言ってないのに「首相は重大な決断をされた」と発言を大いに評価した。この流れも全部ヤラセ、シナリオ通りだと青山氏はいう。その証拠に、代議士会で代表取材していたNHKのカメラが、挙手もしていないポッポさんをあらかじめズームアップして、アップしたところでやおら手を挙げ、立って上記の発言をした。ようするに、筋書き通りにことが運び、カメラもすんなり発言者をとらえている。筋書きがなければ、こんなにスムースな絵づくりができないはず。(この場面はビデオで再現された)


★ズル菅本人は一言も辞任とか退陣と言ってないのに、メディアは打ち合わせていたように「首相、退陣を表明」と速報。これをテレビで見てビックリしたのが、ホテル?に缶詰になっていた小沢グループ。菅が辞任するのなら不信任案に賛成しても無意味だ。で、一転、ほぼ全員が反対票を投じた。一部は欠席した。これで、小沢グループが不信任案に賛成、集団離党して新党を結成・・・というシナリオは敢えなくホーカイした。民主党は分裂を免れた。菅は小沢を土俵際で見事にうっちゃり、勝利した。


★不信任案採決の前に、ズル菅の側近がメディアに手を回して「首相、退陣を表明」と報道させ、本会議での小沢グループの賛成投票を無意味化して反対票を投じさせる。こんな陰謀が見事に成功したのであります。この不信任案採決の場面、国民はみんな「民主党対野党の対決」だと思っていた。しかし、ズル菅の敵は、自民、公明などの野党ではなく、身内の小沢グループだった。不信任案を提出した野党にしたら、菅政権の延命に手を貸したかたちになり、もう「アホクサ~~~」と、ドッチラケもええとこであります。


★青山氏はボヤく。「菅さんは国家国民に益する政治力は全く無能だが、自らの保身のためにはこんなに知恵が働く」と。

 予想外の大差の不信任案否決は、政府トップがメディアをあやつり、不利な情勢を一気にひっくり返した。読売も朝日も毎日も産経も共同も、各TV局も政府の「御用新聞」「御用テレビ局」と言われても仕方ない。そんなザマで委員会?。・・かくいう関西TVもフジの系列下だから同罪である。青山氏が怒りまくって言ったのは、政権の腐敗だけでなく、腐った政権にホイホイ加担したメディアの堕落ぶりであります。その情けないテレビを通じてイカルことの矛盾、空しさ・・。青山センセ、さぞかしストレスが溜まることでありませう。


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6月2日(共同通信)
首相退陣


6月3日
首相退陣


6月4日
首相退陣

読書と音楽の愉しみ

●森岡浩著「名字でわかる日本人の履歴書」を読む

 名前の来歴など皆目興味がなかったのですが、この本は、従来のように
家系(系譜)をさかのぼる時間軸の研究ではなく、地理的分布を主にした調査の成果なので、地理好きには楽しく読めます。田中さんや佐藤さんといった、メジャーな名前がなぜメジャーなのか? そーゆーことだったのかと腑に落ちる。妙に説得力のある研究成果です。


日本一多い名字は佐藤さん、二番目は鈴木さん、三番目は高橋さん・・・
 全国調査の結果はこの通り。しかし、関西人は「ちゃうやろ、それは」って思いませんか。全国の統計では上記の通りですが、関西では田中さんと山本さん、それに井上さんが断然優位。これなら納得できます。では、東京、神奈川ではどうか。鈴木さん、佐藤さん、高橋さんの順です。日本の東と西では名字の分布が大きく異なるってこと、はじめて知りました。土着性が薄れ、引っ越しがずいぶん盛んな現代でも、地域性が色濃く残ってることに驚きます。


では、佐藤さんがなぜこんなに多いのか。説明すると長くなるのでヤメますが(おいおい)カギになるのは「藤」の字です。藤の字がつく最も古い名字はなんでせう。そう、藤原・・藤原鎌足さんですね。ふる~~~。
  それがどないしてん、と問われてもまた説明がながくなるので・・。要するに、東日本、とりわけ東北地方には「藤」の字を使う名字が俄然多い。佐藤さんのほか、伊藤さん、加藤さん、斎藤さん、後藤さんとか多々。


ほんまか?となお疑って、新聞の片隅に掲載されてる、東日本大震災で亡くなられた方の名前をみると、たしかに多いことが分かりました。では、東西の境目はどこか。北側では新潟県上越市、あの往来が命がけだったという、親不知子不知 のあるところです。南側は三重県。細かく言うと雲出川流域が境界だという。なあるほど。日本の東西文化の境界と似ています。


全国2位で関東の7都県ではトップの鈴木さん。実は鈴木家の総本家は和歌山市の南、熊野街道沿いの藤代神社にあります。それがなんで東日本を制覇したのか。このワケも面白いですねえ・・といって、長くなるから説明しない。では、日本中まんべんにある名字はなにか。代表は池田さん、中村さんです。なるほどなあ。おおざっぱに言えば、東日本には名字の種類が少なく、西日本は多い。これは、中世~近代の人口や人口密度の多少が影響しています。人が多いと名字を増やさないと混乱するからです。


著者が長年研究しても未だに解けない謎がある。東と西では名字の字画数がえらく違うと言うのです。西に多い、田中さん、山本さん、井上さん・・ほんと、書きやすい。もしや、西の人間は面倒くさがりやが多いのか。この駄目男説はウソです。それはともかく、田んぼの田、山、井戸の井、と地形や自然の事物を取り入れた名前が多い。池田、中村も同じです。


名字が広く使われ出したのはいつごろか。平安時代後期から鎌倉時代に普及したそうです。武士の台頭が名字を広めた。名前を名乗れない武士なんてカッコワルイし。馬上、刀を振り上げて「田吾作じゃ~」ではすぐやられそう。学校では「武士以外は名字を名乗れなかった」と教えられたような気がするけど、名字はあるけど公に名乗れなかっただけで、庶民みんなが田吾作だったのではない。坂本龍馬だって、実家は商家だったし。小林一茶も、本業は農家だったはず。


最後に、本書の78頁に掲載されてる、とてもシンプルにしてイージーな名字の付け方例を紹介しませう。本家が杉本さんというのですが、その分家は単純に本家との位置関係だけで、東さん、西さん、南さん、北さんという名になりましたとさ。石川県能美市での実例です。(講談社α新書 2011年3月発行 838円+税)

名字の歴史 

名字の歴史

犬町・猫町情報


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●くろんど園地で天ぷらランチ ~6月例会 担当ぽんさん~

 京阪交野線 河内森駅から、旧街道の面影を残す「かいがけの道」をたどり、道ばたの野草や木の葉っぱまで摘んで、くろんど園地のキャンプ場で天ぷらランチ。揚げたて、シャキシャキ感のある美味しい天ぷらを十分賞味しました。平日の例会なので、ほかにハイカーは見えず、借り切り状態で、贅沢、かつ野趣豊かなランチタイムを過ごすことができました。 帰りは、月輪滝経、由で私市駅へ、のべ8㎞程度の森林浴コースでした。(6月2日 木曜日)  撮影 タケチャンマン+駄目男
 
くろんど園地天ぷらランチ 

くろんど 

くろんど 

くろんど 

1421.jpg 

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閑人帳


●「ムッキーちゃん」に拍手

 夏みかんやハッサクを食べるたびに、もしや、天皇、皇后両陛下も、夏みかんは自分と同じように、手を汚し、皮と袋の残骸を積み上げて、食卓に惨たる光景を描きつつ食べておられるのであろうか、などと想像する。小野小町や吉永小百合が夏みかんを食する場面をイメージすれば、百年の恋も冷めるやも知れぬ・・と、しょーもない空想をする。


夏みかんをエレガントに食するテクニックなど未来永劫絶望的かと思っていたら、頼もしい助っ人がいた。下の写真の「ムッキーちゃん」であります。分厚い皮をむくカッターと袋に切り目をいれるカッターの二つがとてもコンパクトなデザインで商品化され、もしや、もうン十万個も売れているのではと推定しております。ただ、食後に「瓦礫の山」が残る問題は別で、これの再利用とか考えたら、柑橘類の売れ行きは倍増しそうです。

 これを開発した人、尊敬に値します。簡単なものほど難しいはずで、誰も目をつけなかった「夏みかんをスマートに食べる方法」を必死のパッチで考え、ついに成功したのでありませう。そのために費やした夏みかんの数、幾万個・・は大げさか。ともあれ、この発明者が十二分に報われることを祈るものであります。


■ムッキーちゃんの販売会社のHPはこちら・・
http://tenjin.coara.or.jp/~momoya/


外観
ムッキー


白い方で皮に切れ目をいれ、黄色い方で袋を切る。
ムッキー 


この手のキッチン用品で「よう考えたなあ」と感心しているのは、もう百年前からあるかも知れないワインの栓抜き。どなたも知っておられるでせうが、不器用な者が確実に栓抜きするには最適の道具といえます。ただし、素人用道具のせいか、バーテンダー(ソムリエ)は決してこれを使わない。 ナイフよりずっと楽チンなんですけどねえ。

ムッキー ワイン栓抜き