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大阪日暮綴


●●快道案内・・田尻歴史館からマーブルビーチへ

■その2・・マーブルビーチとりんくう公園

 田尻歴史館を出て、田尻漁港先からマーブルビーチへ。幹線道路に沿っているので、車の騒音が気になるけど、よく手入れされた松林と真っ白なビーチの風景は他では見られないだけに新鮮な印象を受けます。ビーチの石は大理石の玉石、観賞用?の浜辺ゆえに、ここでは水泳は禁止です。

 それじゃ行楽客はかいもく来ないのでは?と案じますが、水泳禁止の代わりに、客寄せ策としてバーベキューが許可されています。この浜辺が1キロくらい続き、工事中の空き地を挟んで、その先がりんくう公園。少し高台になっているので、ここから眺めるサンセットシーンが人気らしい。公園に隣接して、アウトレットなど大規模な商業施設もあるけど、シニアには「無縁社会」的光景です。


■りんくう公園の案内
http://www.osaka-park.or.jp/rinkai/rinku/main.html


田尻漁港に隣接するヨットハーバー
りんくう公園 

りんくう2 

アウトレットパーク 平日は閑古鳥が鳴く
りんくう3 

りんくう4 

りんくう公園には木製の大きな太鼓橋がある。
りんくう5

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大阪日暮綴


●快道案内・・
田尻歴史館からマーブルビーチへ

明治から大正時代にかけて大阪の産業界のリーダー的存在だった、谷口房蔵氏の別邸が国の登録文化財に選定、公開されています。名称は「田尻歴史館」と堅苦しいですが、素敵な邸宅や庭を自由に見学でき、レストランもあります。最寄り駅は南海本線「吉見の里」。ここから歴史館を経て「マーブルビーチ」「りんくう公園」を散歩し、りんくうタウン駅に至る約3,5キロのコースをご案内。


■その1・・田尻歴史館探訪

 紡績業で成功し、鉄道など基幹産業の起業にも関わって大阪の産業振興に貢献した谷口氏が別邸として建てた、洋館、和館セットの邸宅です。完成は大正11年。設計は片岡建築事務所という情報があるものの、はっきりしない。敷地は1000坪程度で、さほど広くはないけど、洋館をメインに、廊下でつながる和館、それに別棟の茶室があります。


■田尻歴史館の案内
http://www.tajirirekishikan.com/


洒落たデザインのタイルを敷いたアプローチ
田尻歴史館 

和の庭から洋の館へ・・
田尻2 

田尻4 

ステンドグラスが美しい窓
田尻7 

紫色の丸い部分は凸レンズになっている
田尻6 


田尻8 

田尻9 

レストラン
田尻10 

ハンバーグとエビフライランチ、スープ、コーヒー付き 1280円
田尻11 

和室
田尻12 

別棟の茶室
田尻13


■蛇足・・意外に豊富な大阪の文化遺産
 大阪にはなにほどの文化遺産もない・・と思われがちですが、実はたくさんあります。この田尻歴史館のように、立派な文化財なのに知名度が低いため、ほとんどの人が知らないのはもったいない。もっと、訪問者を増やすため、ここに紹介するようにウオーキングコースに組み込めば動機付けにもなりそうで、手前味噌ながら案内させていただきます。


文化庁のデータによると、国宝、重要文化財の保有件数では、大阪は、京都、奈良、滋賀、兵庫に次いで第5位。国登録有形文化財(建造物)では514件で全国一です。ちなみに、兵庫は505件、京都は361件、滋賀は287件、奈良は197件、となっています。


次回は「マーブルビーチ」「りんくう公園」案内

大阪日暮綴


水津俊和 水彩画展「京阪沿線の建築物50選」ご案内

 肥後橋・朝日新聞本社一階のアサコムホールで開催中。(無料)
京阪の宣伝部に勤めつつ、得意の絵を仕事に生かして幸せなサラリーマン人生を完結させた人・・と理解したのですが、ハズレではないと思います。展示50作品のうち、9割は現地を訪ねたことがある場所なので、なつかしい思いで拝見しました。


絵を完成したあとで、結構強い黒色線で、黒い雨のごとく斜線を入れるのが特色(クセ?)で、画面をラフなタッチにするための工夫でしょうか。生真面目な写生画、と見られるのがイヤで、考えついたのかもしれない。どの絵も味わいがあり、家に飾りたくなるような佳作揃いです。(3月4日まで 土曜・日曜は休館)


会場風景
朝日新聞ビル


同展のちらし
朝日・・ 


■新しいフェスティバルホール、鉄骨組み立て中

 旧フェスティバルホールの跡地に高層ビルとして建て直しされます。竣工予定は2012年秋。向かいの現朝日新聞本社も同じデザインで改築されますが、こちらは6~7年先になりそう。ものすごい資金が要りますが、ダ、ダイジョーブかな。


工事中のフェスティバルホール。手前が朝日新聞本社ビル
朝日・・・


完成予想図。四つ橋筋北側から見たところ(左がFホール)
紗日・・おわり

閑人帳


●NZ地震のニュース映像を見て・・

 市街地の被災状況を伝える映像を見て、わ、難儀やなあ・・と思ったのは、救出活動に重機の姿がかいもく見あたらないこと。救助隊の男達もほとんど装備らしいものを持たず、なんか手作業が頼りの救助作業に見えました。日本の都会で地震が起きたら、数時間でブルやクレーンがかき集められ、ブンブン作業を始める場面です。機械が万能では無いにしても、生き埋めになった人の救出には最適の道具や技術が必要。 

日本から救助や調査に駆けつけるグループは、アドバイスしたいこと、山ほどあるのではと察します。「コンクリートから人へ」の発想は間違いではないにしても、ほんとうは「コンクリートも人も」大事であることを教えてくれたNZ地震。あらゆる自然災害に見舞われる日本では、ハード面の対策をおろそかにして良いはずがない。


■家を宙に浮かせる、すごいアイデア「エアー断震」工法

 ・・というのが発明され、実績をつくりはじめたそうです。地震を感知した途端に高圧の空気を吹き出し、家をまるごと持ち上げる。ホーバークラフトみたいな仕掛けです。これを思いついただけでもエライのに、特許を取って実業化したというから拍手喝采ものです。


数日前の新聞に出ていた新発明「起ち上がり式防波堤」(正しい名前忘れた)も感心するグッドアイデアで、防波堤(壁)はふだんは海底に寝そべっており、波が高くなると、ぞろりと起きあがって防波堤になる。ホンマカイナ?とマユにツバしたくなりますが、これから実証実験をはじめるそうです。あんたら、オソロシイ地震や大波をいちびってるんちゃうか、と
言いたくなります。


■家が宙に浮く「エア断震工法」の説明と動画
(発明したのは別の会社です)
http://yamaken.chu.jp/air.html

大阪日暮綴


●天満天神さんの盆梅も見ごろ・・

 アウトドアの梅は、今年はかなり遅咲きですが、インドアの盆梅はどこも見ごろです。大阪天満宮の盆梅展もほぼ満開、大勢の見物人で賑わっています。まだ歴史が浅いので、知名度はイマイチのところ、最近はポスターやチラシで大宣伝して、売り出しに懸命。その効果か、平日でもなかなかの入りでした。(2月28日まで 500円)

天満宮盆梅 

天満宮盆梅

閑人帳


●鉄道会社が「住み替え促進」ビジネス

 昨年11月26日の「週間現代・拾い読み そろそろ考えたい、終の棲家」記事に呼応するように、京阪と南海が住宅周旋の商売をはじめています。沿線人口がジリジリ減るなか、なんとか空き家を減らして顧客(乗客)を確保しようというのが魂胆です。

当の記事では、年をとると、交通や買い物の不便な郊外住まいを諦めて駅前のマンションなんかに住むほうがシアワセ、と書きました。しかし、自宅を売って、その資金で駅前の家を買い直すというのは簡単にはできない。 そこで、鉄道会社系周旋業者が、売買だけでなく「借り手」も探して、リスクの小さい住み替えをすすめようとしています。


郊外の家を探している子持ちの若い世帯に賃貸を斡旋し、契約できれば、家賃を貸し主(駅前に住む老人世帯)に払う。老人世帯はマイホームを売却せず、貸して大家さんになるわけです。駅前の賃貸マンションなんかに住む場合は、家賃負担が減り、売却よりこの方法のほうがベターと思われます。これが上手くいけば、住み替え=老若世代の棲み分けにもなり、駅前も郊外も無駄な空き家が減って、鉄道会社は沿線人口を確保でき、メデタシ、メデタシというあんばいです。


実際には、いろんなルールや条件をクリアしなければならず、簡単に一件落着とはいきませんが、一人で悩んでるよりはずっと希望のもてるシステムだと思います。実績を積んでいくなかで新しいアイデアが生まれるかもしれず、住宅の流通促進に貢献しそうです。
 

なるほど、そういう方法もあるのか、と理解できても、問題は、ロージンは年をとるほど決断力が衰えるので、ウジウジしてるまに認知症や寝たきりになったりして、チャンスがパーになってしまうこともある。夫が賛成、妻が反対でモメルこともありますし。


■京阪電鉄の住み替え斡旋ビジネス関連記事(日経)
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819A96E3E7E2E0E58DE3E7E2E0E0E2E3E39E9693E2E2E2


■南海電鉄の住み替えPR
http://www.nankai.co.jp/sumai/sumikaeru/index.html

ア・ラ・カルト


●はじめて見た金魚「頂天眼」

 用事で大和郡山へ行ったついでに「金魚資料館」を見学。近鉄大和郡山駅から徒歩12,3分、金魚業者の池の多い地区にある私設のミュージアムです。(月曜休み・入場無料)


金魚の種類を言いなさい・・と言われたら、和金と出目金くらいしか思い出せない無知ぶりなので、楽しい体験でした。
 べつに珍種ではないらしいが、一番おどろいたのは「頂天眼」 文字通り、眼が上向きについてる金魚です。思わず「なんの因果で、この姿」と昔の見せ物小屋の呼び込み文句を思いだしました。

背びれがないのも大きな特徴。かわいいような、キモいような・・・。
金魚


これは「赤出目金」の突然変異種らしい。しかし、中国の逸話では、深~い瓶の中で何代も飼育しているうちに、環境順応で目が上向きになったという。なんだか、もっともらしい作り話になっています。
 生涯、♪上を向いて泳ごう・・の生活で、餌をちゃんと取れるのか、ほかの仲間と衝突しないのか、などと、余計な心配をしてしまいますが、悩んでるふうには見えませんでした。


■ここに分かりやすい画像と説明があります。
http://kingyo.zukan.in/?ZukanChoutengan


コメット・・すい星、ほうき星の意味で、カッコ良さではこれが一番かな?
金魚


名前・・忘れた。 ロングドレスのような尾びれもつ華やかな姿ながら、水槽の角に頭をくっつけて動かず。瞑想に耽ってるのかもしれない。
金魚 


資料館遠景
金魚資料館 

資料展示室
金魚資料館 

閑人帳


●TPP反対論の動画

 2月17日「なんか、ややこしいなあ」記事の後半で紹介した、東谷 暁氏の「TPP反対論」の動画が見つかったので紹介。全部で20分くらいあります。

http://www.youtube.com/watch?v=XD-nv0sfbxQ

読書と音楽の愉しみ


●酒井順子著「都と京」(みやことみやこ)を読む

 電車待ちのあいだ、天牛書店で180円で買った本。今までたくさんの京都論や京都エッセイを読んだが、これはなかなか楽しい本であります。何が楽しいのかといえば、タイトル通り、東京都というみやこと京都というみやこを、テーマごとに対比させたうえで酒井流京都論を構成している点です。男が書けば、硬めの比較文化論になるところ、あくまで生活者感覚、ビジターの視点で書いてるので、親近感を覚えます。


たとえば、79頁「比叡山と東京タワー」(青文字は引用部分)
 
東京には空がない・・とかつて智恵子は言ったそうなのですが、(略)なぜ、智恵子がそう感じたのかといえば、東京には山がない・・からなのではないかと、私は思うのです。山というのは、空を美しく見せるためには最も効果的な小道具、というか、大道具です。


枕草子の、あの有名な最初の段には「春はあけぼの。やうやう白くなる山ぎは、少しあかりて、紫だちたる雲の、細くたなびきたる」とあるわけですが、そこに山があるからこそ、朝日の光がさえぎられて空が白くなってきたり、雲が紫がかってきたりという、色彩の妙が生まれてくる。


しかし、東京には、山がありません。(略)多くの東京人にとって山とは、普段の暮らしのなかで目にしないものです。(略)わざわざ遠くまで出かけて、やっと見えてくるものが、東京人にとっての山なのです。
 山=田舎というイメージをもっている私は、しかし、京都に行くようになって、非常に新鮮な印象を覚えたのでした。・・だって、京都には、ミヤコなのに山があるのだから。それも、西を向いても、北を向いても、東を向いても、山。(略)


山は無いのが当たり前、という意識の私には、渋滞している四条通の向こうに東山が見える、といった風景は、最初のうちは不思議に感じられたのでした。洒落たカフェに入ってみたら、その窓から比叡山が見えるのですね。「ここはマチなの?イナカなの?」という感じ。


ところが、しばらく京都に滞在してから東京に戻ると、山が見えないのがどうにも寂しいのです。「なんで山がないのー?」と頼りないような気分になる。そこで感じたのは、山が人に与える包容感、というものなのでした。そこに山があるだけで、人がなんとなく手を合わせて拝みたくなるのは、やはり、山はすごく大きくて、どっしりしていて、頼もしい存在であるからでしょう。(略)


引用が長くなったけど、著者のこの感覚、思い入れぶりは、べつに登山趣味のない人でも、十分共感できるのではないでせうか。京都だけでなく、奈良や神戸の回りに、もし山が無ければ。・・と風景を想像してみると、「山の効用」は実に大きいと納得できます。大阪だって、もし、街の背後に生駒山や金剛、葛城山や、六甲山の姿が無ければ、すごく殺風景な風景になること間違いありません。これらの山並みが舞台後ろの地味な屏風のような役目を担って、干からびた都会風景に潤いを与えています。CM的にいえば、ヒアルロン山(酸)効果ってわけか。


東京にはそれがない。なので、京都の比叡山の代わりの役目を東京タワーが果たしてる・・。いささか苦しい対比でありますが、のっぺりした平野に何か見上げる形のシンボルがほしいと願うとき、無粋な鉄骨造りであっても、無いよりはマシ、新しいスカイツリーも人気スポットになること間違いなしです。日本の大都市で、山が無い、遠い、と感じるのは、東京、名古屋、千葉くらいでせうか。


ほかに「いけずと意地悪」「始末とケチ」「冷泉家とヒルズ族」「京都大学と東京大学」など、ふんふん、ニヤニヤしながら読める楽しい文があります。(2009年発行 新潮文庫)


東のミヤコにはない、こんな風景。東山
京都の山1 

大文字山
京都の山4 おわり


比叡山
京都の山2 

北山
京都の山3 


本・都と京都 酒井順子

閑人帳


●なんか・・ややこしいなあ

  TPPの賛否でもめてるかと思えば、かたやインドとはEPAに署名したという報道も。で、昨今、貿易に関してよく使われる略語をあらためて書き出してみました。


■TPP・・環太平洋連携協定(トランス パシフィック パートナーシップ)

■EPA
・・経済連携協定(エコノミック パートナーシップ アグリーメント)

■FTA
・・自由貿易協定
(フリー トレード アグリーメント)

■WTO
・・世界貿易機関(ワールド トレード オーガニゼーション)


それが、どないしてん、と横向きたくなるような、無味乾燥な言葉であります。これらのルールやその運営がシモジモの暮らしに何ほどの影響があるの、という気もしますが、いや、大いにあるらしい。


■スッキリ明快「アンカー」のTPP反対論

 2月16日夕方の関テレ・ニュース番組「アンカー」で東谷 暁というジャーナリストの説明したTPP参加反対論は、図表も使って実に分かりやすかった。この番組を見た人は100%反対論者になるのでは、と思うくらい。(TPP参加賛成の理由を論理的に述べるのが極めて難しい)

 
東谷センセイ曰く、TPPとはアメリカの対日謀略そのものであって、日本の国益に利することなど、無いに等しいと。(この番組のコメンテーターは青山繁晴センセイで、はじめはTPP推進論者だったが、今は反対論者になっている。当日はお休み)


ともあれ、東谷反対論を聞くと、もしや、国会議員や経団連の面々も、TPPの内容をちゃんと理解していないのではないかと疑いたくなります。
 まして、ろくに知識もないシモジモが、新聞なんかの論調に誘導されて、TPP参加賛成を唱えるのは、ほとんどお笑いに近い。


政治日程では、6月に参加を決めるそうでありますが、賛成、反対のまえに、管政権がホーカイ、振り出しに戻る可能性アリです。なお、東谷センセイは、1月下旬に、ここに掲載した「TPP参加?反対?」記事のなかにある動画「経済討論」に反対論者として参加しています。


追加リンク(2月19日)
■2月16日「アンカー」番組での東谷氏の発言はこちら・・
http://www.youtube.com/watch?v=XD-nv0sfbxQ

読書と音楽の愉しみ

private

●教会コンサートのご案内

大阪コレギウムムジクム マンスリーコンサート

2月23日 水曜日 午後7時開演
■会場・・日本福音ルーテル大阪教会(谷町4丁目)
■チケット・・1300円(2名限り) 一般2000円
■ご希望の方は2月22日までに連絡下さい。

久しぶりのご案内です。休憩時間にお茶と駄菓子がでる気楽なコンサートです。今月は、駄目男の好きなヴィヴァルディの曲が2曲あります。ベートーベンの弦四はカタブツ。ほかに合唱曲も。


A. ヴィヴァルディ
 合奏協奏曲「調和の霊感」より第6番 イ短調 Op. 3-6
A. ヴィヴァルディ
 ヴァイオリン協奏曲「和声と創意の試み」より《四季》「春」Op. 8-1
L. van ベートーヴェン
 弦楽四重奏曲第6番 変ロ長調 Op. 18-6
T. L. de ビクトリア(没後400年記念連続演奏)/
 Santca Maria, succurre miseris
 Quam pulchri sunt
木下牧子/にじ色の魚 ほか

■大阪コレギウムムジクムのHP
http://www.collegium.or.jp/index.html

たまには外メシ


●丹波篠山「池富」のぼたん鍋

 人生最後の「ぼたん鍋」と称して、篠山まで出かけました。昔とちがって、ぼたん鍋を供する店がぐんと増え、町内で十数軒あります。池富は老舗で値段も高いこと承知の上で選んだけど、期待に背かぬ美味しさでした。人生最後の、という前置きは、たぶん正しい。


ぼたん鍋にもピンからキリまでグレードがあり、サイテーはイノブタなど養殖モノのインチキ肉、次が長期冷凍保存された肉で品質が落ちる。ベストは狩猟期間中に食すること。要するに、牛や豚より鮮度が大事ということを、当店の先代?主人から教えてもらったのが、もう10年以上前です。
 狩猟期間は、通常は2月15日までですが、今年は農産物被害が大きいこともあって、3月15日まで延長されました。(兵庫県の場合)


味噌の質も大事で、当店は自家製。団体客が来るような店では、手間のかかる手作りは難しいかもしれない。口に入れてシシ肉の匂いがしたらアウトです。牛、豚と違って、シシ肉は長く煮込むほど美味しく、食べやすく(柔らかく)なります。鍋には、野菜、肉、野菜の順にいれ、最初の野菜を食べながら肉の煮込みを待つ。その間30分~。イラチ、あわて者には向いてないかも(笑)。 牛しゃぶ感覚で食べると、えらい目に会います。(2月9日)


■料理旅館・池富(いけとみ)のぼたん鍋は6300円・要予約
JR篠山口駅から本篠山行バスで20分 城北口下車スグ。
電話 079-552-0064 宿泊もできます。

池冨ぼたん鍋 

池冨 

池冨 

池冨 

池冨 

閑人帳


●松竹座二月大歌舞伎から

片岡仁左衛門 「盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)」 鑑賞

 東京の歌舞伎座が改築工事で閉鎖されたため、今年は関西での歌舞伎公演が多いような気がします。標題の芝居、あんまり聞いたことがないような・・と思ったら、関西初演のダシモノでした。


鶴屋南北による脚本は、かの「忠臣蔵」外伝の一つといい、相当にインケンな仇討ち物語であります。にっくき仇(片岡愛之助)の家に乗り込んで斬り殺すと、首がころりんと転がり・・その切断面が妙にリアルにつくってあったり、という場面、愛之助ファンは、なんだかなあ、の思いがするでありませう。さらに、元恋人の芸者(芝雀)も、なぶり殺しにして、その生首を横に置いてメシを食ったり(おお、こわ!)てなシーンがあって、ま、四谷怪談の作者らしい、えぐい場面が出て参ります。


仇を討つ主役の仁左衛門は元赤穂義士、不破数右衛門役で、着流しの浪人姿がカッコイイ。これって、どっかで見たような・・と、よーく思い出したら、かの市川雷蔵の「眠り狂四郎」にそっくりさんなのでありました。ふる~~。


珍しく、初日(2月1日)の舞台を観たところ、舞台転換がややもたつき、プロンプターの声が聞こえたり、で、初日は避けたほうがベターですね。 ラスト、演技が終わったところで、幕を閉めず、そのまま御礼の挨拶をする趣向、ハ~イ、終わりましたよ~って感じで楽しい。もしや、陰険にして悲惨な物語の余韻を打ち消すための工夫かな、と勘ぐったりしました。(当公演は2月25日まで)

殺した女の首を抱いている
2月歌舞伎 松竹座

大阪日暮綴


●ミサゴはまちがい・・カワウでした。(訂正・削除)

 昨日掲載した「あんた、ミサゴはん?」記事、この写真を見た弟から御注進があり、鳥はミサゴではなく、カワウだそうです。添付写真を見てなるほどと納得。よって、前記の記事は削除しました。カワウは近年増えすぎて、糞で森林を枯らすなど、どちらかといえば憎まれ役になってる鳥です。

閑人帳


●「週間文春」拾い読み

大川隆法夫人、ついに明かした「教祖の私生活」

 2月3日号・142頁から引用・・きょう子夫人はこう話す「坂本龍馬、マッカーサー、金丸信、最近は菅直人首相や宇宙人の霊までもが大川に降りてきて、日本の危機を警告し、人の生き方を語って聞かせるのです」そういってきょう子夫人が小誌記者に手渡したのは、昨年6月に出版された「宇宙人との対話」である。一節を引用すると・・・


ーあなたは、どこの星から来たんですか。
ウンモ星人・・ウン、ウン、ウ、ウ、ウンモ星から来た者です。
ーいつごろ、地球に来たのですか。
ウンモ星人・・200年前に来ました。
ー地球に来た目的は何ですか。
ウンモ星人・・地球に移住できるかどうか、調査に来ました。

こんなウンモ星人の言葉が大川総裁の口を通して語られるそうだ。ハハハ。


きょう子夫人によると、総裁は知能退化現象も起こしてるらしい。
141頁から引用
略)そうした女性(離婚の原因になった浮気相手の側近女性職員)は大川とタメ口に近い言葉で話すんです。飛行機のファーストクラスでは、私もその場にいたのに、大川は甘えた赤ちゃんことばで「ボク、これ、どうすればいいの?」 と話しかけた。お気に入りの女性職員は「どーじょ」といいながら、大川にジュースを呑ませてやったことも。それは妻として許し難いことでした。


2004年に心不全を患ってから金遣いが荒くなり、散歩に出かけたおりに、60万円のジャケットを買ったり、2000万円の高給腕時計を買ったりした。年収が8億円くらいあるから、苦もなく買える。(引用終わり)


中央の用紙の写真は、夫人あてに送られた離婚届用紙。決着は裁判で。
大川隆法 

■教祖の出版物がベストセラー・・の怪しさ

 紀伊国屋書店 梅田本店調べの先週のベストセラーランクに、大川隆法著の本が2冊入っています。いずれも幸福の科学の出版で、第一位に「救世の法」そして第八位に「未来創造のマネジメント」本書は定価が10290円!というトンデモ高価本です。付録にDVDでもついてるのか、と思ったが、アマゾンの紹介を見ると、そうでもないらしい。
 

いったい、こんな本を誰が買うのか、といえば、信者しかいないでせう。売り出されたら全員が一斉に買う。それも一人一冊ではなく、5冊、10冊と。でなければ、ベストセラーの数量に達しません。ランクインさせるために、本部から販売日、購入日の指図があるのかもしれない。本の販売によって信者から金を巻き上げている。そう言われても仕方ないのでは? ちなみに、東京では、いずれの本もランクにはいっていない、というのもうさんくさい。

何年か前に、同類の大川隆法の本を読んだが、まったく、毒にも薬にもならない凡庸なエッセイだった。(凡庸ゆえに毒にならない点は評価してあげる)上記の2冊も、中身が社会に優れたメッセージを伝える本でないこと、まず間違いない。信者さんのご苦労いかばかりか。ま、自己責任ですけどね。一体、信者は何人くらいいるのだろう。3万人説から30万人説まで、いろんな推定数字があって、つかみどころがない。

共同通信記事
大川隆法ベストセラー

ア・ラ・カルト


●見頃です「長浜盆梅展」 ~びわこ一周  日帰りツアー~

 JRの「冬の関西1デイパス」という周遊券を使って、時計回りにびわこを一周、長浜の盆梅展を見物しました。この周遊券は2900円、青春18きっぷより600円高いけど、200キロ以上乗車すれば、割安になります。今回は、大阪~敦賀~長浜~大阪で通常料金なら約4900円。


参考ダイヤ・・大阪駅発10時15分敦賀行新快速~敦賀折り返し~近江塩津乗り換え~余呉駅途中下車~長浜駅途中下車~長浜15時29分発~大阪駅着17時13分。


1月末の大雪から一週間たちましたが、湖北はまだ残雪が多く、車中から雪景色を眺めるには手軽なツアーです。それを知ってか、例の「最短区間運賃で長距離乗車」を目論む人が多く、新快速一両で20~30人くらいの「100円台運賃乗客」がいました。近江塩津駅で乗り換える人のほとんどがそうでしょう。勝手知ったる常連さんもいるかもしれません。


長浜の街は、またまたNHK大河ドラマのヒロインがご当地出身とかで、宣伝に懸命です。町並み整備も範囲を広げてまだ進行中で、新しい店も出来ていました。あとは、これぞ長浜もん、といえる独自のアイテムがあれば、さらに繁盛すると思いますが、それを生み出すのはなかなか難しい。(2月5日)


雪の湖北路
電車の止まらない位置のホームは雪がてんこ盛り(湖西線 永原駅)
長浜1

北陸線 近江塩津駅
長浜2

余呉駅を出発する、米原行き電車
長浜3

余呉駅 駅前通り
長浜4

長浜盆梅展
100年~400年の古木が勢揃い
長濱盆梅1 

盆梅2 

盆梅3 

盆梅4 

 

梅茶セット 300円ナリ
盆梅6

100年後が楽しみな、しだれ梅
盆梅5

長浜の街、散策
この写真の左手「安藤家」は廃業していました。
長濱町あるき

近江の書物を専門に扱う「文泉堂」
長濱

電柱が軒屋根を貫いてる風景
長濱

商売をしない民家も、古風にリフォームされている
長濱 おわり 



大阪日暮綴


●日本一高いビル、立柱式
(2011年2月2日)

 近鉄あべの店などが入る、高さ300mの超高層ビルの鉄骨組み立てがはじまった。完成は3年後。数十年慣れ親しんだ「あべの」の風景が様変わりする、その立役者になる。西向かいの、4月開業予定の東急の商業施設も最後の仕上げ工事に入り、ただでさえゴチャゴチャしているターミナルの光景は、もっか混乱の極みにある、といってよいでせう。


交差点を囲む四本の歩道橋が半分無くなっていて、びっくりしました。なんで・・?と、不便さに文句言いたくなりますが、これは新設計の歩道橋に作り替えるそうです。屋根付きのおしゃれなデザインの歩道橋になるのなら、我慢しませう。もちろん、エレベーター付きのはずです。今の歩道橋は、いかにも野暮ったいし、築40年で相当くたびれています。


しかし、60階、高さ300m、延べ21万㎡の巨大ビルをつくって、全フロアをテナントで埋められるのか。近鉄社長さんの一番の悩みはコレですね。デパート、ホテル、オフイス、美術館・・。ほかに名案ありませんか。


300mビルの完成予想図
近鉄高層ビル完成図


敷地が狭くてクレーンや重機の配置が難しく、すごく作業がやりにくそう。
近鉄あべの11年2月


一日でここまで組み立てができました。(2月2日着工・3日撮影)
近鉄あべの  


近鉄西側あべの筋。右が東急などの入る商業ビル。
近鉄あべの

交差点北西側のちょん切られた歩道橋。横断歩道がないので地下道利用を強いられます。遠くに通天閣が見える。
近鉄あべの歩道橋カット 

たまには外メシ


●すし半のてっちり

 中学校のミニ同窓会ということで、M君の案内。
すし半の本店が法善寺にあること、知る人は少ないかもしれない。今回は飲み放題つきで4900円ナリ、の値段につられて参上しました。先付、てっさ、鍋、おじや、というシンプルメニューは我々ロージンにはほどよいボリュウムですが、若者にはいささか物足りないでせう。
 デザートはないので、階下の「夫婦善哉」で久しぶりにぜんざいを食べました。この店も、今はすし半の経営です。

■すし半総本店のHP
http://www.sato-restaurant-systems.co.jp/meoutobld/sushihan/index.html


すし半てっちり 

てっちり 

てっちり 

てっちり 

てっちりオワリ 

閑人帳


●「週刊文春」拾い読み

「脳トレはボケ予防に効かない」

 任天堂が2005年に発売した「脳を鍛える大人のDSトレーニング」は合計3300万本も売れる大ヒット商品だが、これが認知症の予防には全く効果がないことが分かった。モーツアルトの音楽を聴けば、予防や改善に有効という説も無効。アチャ~・・ソフトをぎょうさん買うたのに役立たんやて、どないしてくれるねん、とご立腹の方、当ブログの読者にはいないと察しまするが、さて・・。
 

任天堂の脳トレソフトなんて全く知らないので、評価の述べようがないけど、これを監修したのが、ボケ予防の学問では有名な、東北大学の川島隆太教授であります。当然、有効という論拠があってのソフトづくりだから、しっかり反論してもらいたいが、現在、反論に値する論文をあちこちに投稿しているところだそうです。

世にはびこっている、いろんな脳トレはみんなインチキ、無効であると論じた本「錯覚の科学」が2月3日に発売予定で、ここに「無効」の検証がいろいろ書かれていると。で、出版社は?・・文藝春秋社。おいコラッ、自社の本を売りたいために脳トレをコテンパンにけなしたのかい? えげつな~。(週刊文春 2月3日号)

能トレ無効