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ア・ラ・カルト


●はじめて見た金魚「頂天眼」

 用事で大和郡山へ行ったついでに「金魚資料館」を見学。近鉄大和郡山駅から徒歩12,3分、金魚業者の池の多い地区にある私設のミュージアムです。(月曜休み・入場無料)


金魚の種類を言いなさい・・と言われたら、和金と出目金くらいしか思い出せない無知ぶりなので、楽しい体験でした。
 べつに珍種ではないらしいが、一番おどろいたのは「頂天眼」 文字通り、眼が上向きについてる金魚です。思わず「なんの因果で、この姿」と昔の見せ物小屋の呼び込み文句を思いだしました。

背びれがないのも大きな特徴。かわいいような、キモいような・・・。
金魚


これは「赤出目金」の突然変異種らしい。しかし、中国の逸話では、深~い瓶の中で何代も飼育しているうちに、環境順応で目が上向きになったという。なんだか、もっともらしい作り話になっています。
 生涯、♪上を向いて泳ごう・・の生活で、餌をちゃんと取れるのか、ほかの仲間と衝突しないのか、などと、余計な心配をしてしまいますが、悩んでるふうには見えませんでした。


■ここに分かりやすい画像と説明があります。
http://kingyo.zukan.in/?ZukanChoutengan


コメット・・すい星、ほうき星の意味で、カッコ良さではこれが一番かな?
金魚


名前・・忘れた。 ロングドレスのような尾びれもつ華やかな姿ながら、水槽の角に頭をくっつけて動かず。瞑想に耽ってるのかもしれない。
金魚 


資料館遠景
金魚資料館 

資料展示室
金魚資料館 

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読書と音楽の愉しみ


●酒井順子著「都と京」(みやことみやこ)を読む

 電車待ちのあいだ、天牛書店で180円で買った本。今までたくさんの京都論や京都エッセイを読んだが、これはなかなか楽しい本であります。何が楽しいのかといえば、タイトル通り、東京都というみやこと京都というみやこを、テーマごとに対比させたうえで酒井流京都論を構成している点です。男が書けば、硬めの比較文化論になるところ、あくまで生活者感覚、ビジターの視点で書いてるので、親近感を覚えます。


たとえば、79頁「比叡山と東京タワー」(青文字は引用部分)
 
東京には空がない・・とかつて智恵子は言ったそうなのですが、(略)なぜ、智恵子がそう感じたのかといえば、東京には山がない・・からなのではないかと、私は思うのです。山というのは、空を美しく見せるためには最も効果的な小道具、というか、大道具です。


枕草子の、あの有名な最初の段には「春はあけぼの。やうやう白くなる山ぎは、少しあかりて、紫だちたる雲の、細くたなびきたる」とあるわけですが、そこに山があるからこそ、朝日の光がさえぎられて空が白くなってきたり、雲が紫がかってきたりという、色彩の妙が生まれてくる。


しかし、東京には、山がありません。(略)多くの東京人にとって山とは、普段の暮らしのなかで目にしないものです。(略)わざわざ遠くまで出かけて、やっと見えてくるものが、東京人にとっての山なのです。
 山=田舎というイメージをもっている私は、しかし、京都に行くようになって、非常に新鮮な印象を覚えたのでした。・・だって、京都には、ミヤコなのに山があるのだから。それも、西を向いても、北を向いても、東を向いても、山。(略)


山は無いのが当たり前、という意識の私には、渋滞している四条通の向こうに東山が見える、といった風景は、最初のうちは不思議に感じられたのでした。洒落たカフェに入ってみたら、その窓から比叡山が見えるのですね。「ここはマチなの?イナカなの?」という感じ。


ところが、しばらく京都に滞在してから東京に戻ると、山が見えないのがどうにも寂しいのです。「なんで山がないのー?」と頼りないような気分になる。そこで感じたのは、山が人に与える包容感、というものなのでした。そこに山があるだけで、人がなんとなく手を合わせて拝みたくなるのは、やはり、山はすごく大きくて、どっしりしていて、頼もしい存在であるからでしょう。(略)


引用が長くなったけど、著者のこの感覚、思い入れぶりは、べつに登山趣味のない人でも、十分共感できるのではないでせうか。京都だけでなく、奈良や神戸の回りに、もし山が無ければ。・・と風景を想像してみると、「山の効用」は実に大きいと納得できます。大阪だって、もし、街の背後に生駒山や金剛、葛城山や、六甲山の姿が無ければ、すごく殺風景な風景になること間違いありません。これらの山並みが舞台後ろの地味な屏風のような役目を担って、干からびた都会風景に潤いを与えています。CM的にいえば、ヒアルロン山(酸)効果ってわけか。


東京にはそれがない。なので、京都の比叡山の代わりの役目を東京タワーが果たしてる・・。いささか苦しい対比でありますが、のっぺりした平野に何か見上げる形のシンボルがほしいと願うとき、無粋な鉄骨造りであっても、無いよりはマシ、新しいスカイツリーも人気スポットになること間違いなしです。日本の大都市で、山が無い、遠い、と感じるのは、東京、名古屋、千葉くらいでせうか。


ほかに「いけずと意地悪」「始末とケチ」「冷泉家とヒルズ族」「京都大学と東京大学」など、ふんふん、ニヤニヤしながら読める楽しい文があります。(2009年発行 新潮文庫)


東のミヤコにはない、こんな風景。東山
京都の山1 

大文字山
京都の山4 おわり


比叡山
京都の山2 

北山
京都の山3 


本・都と京都 酒井順子

読書と音楽の愉しみ

private

●教会コンサートのご案内

大阪コレギウムムジクム マンスリーコンサート

2月23日 水曜日 午後7時開演
■会場・・日本福音ルーテル大阪教会(谷町4丁目)
■チケット・・1300円(2名限り) 一般2000円
■ご希望の方は2月22日までに連絡下さい。

久しぶりのご案内です。休憩時間にお茶と駄菓子がでる気楽なコンサートです。今月は、駄目男の好きなヴィヴァルディの曲が2曲あります。ベートーベンの弦四はカタブツ。ほかに合唱曲も。


A. ヴィヴァルディ
 合奏協奏曲「調和の霊感」より第6番 イ短調 Op. 3-6
A. ヴィヴァルディ
 ヴァイオリン協奏曲「和声と創意の試み」より《四季》「春」Op. 8-1
L. van ベートーヴェン
 弦楽四重奏曲第6番 変ロ長調 Op. 18-6
T. L. de ビクトリア(没後400年記念連続演奏)/
 Santca Maria, succurre miseris
 Quam pulchri sunt
木下牧子/にじ色の魚 ほか

■大阪コレギウムムジクムのHP
http://www.collegium.or.jp/index.html

たまには外メシ


●丹波篠山「池富」のぼたん鍋

 人生最後の「ぼたん鍋」と称して、篠山まで出かけました。昔とちがって、ぼたん鍋を供する店がぐんと増え、町内で十数軒あります。池富は老舗で値段も高いこと承知の上で選んだけど、期待に背かぬ美味しさでした。人生最後の、という前置きは、たぶん正しい。


ぼたん鍋にもピンからキリまでグレードがあり、サイテーはイノブタなど養殖モノのインチキ肉、次が長期冷凍保存された肉で品質が落ちる。ベストは狩猟期間中に食すること。要するに、牛や豚より鮮度が大事ということを、当店の先代?主人から教えてもらったのが、もう10年以上前です。
 狩猟期間は、通常は2月15日までですが、今年は農産物被害が大きいこともあって、3月15日まで延長されました。(兵庫県の場合)


味噌の質も大事で、当店は自家製。団体客が来るような店では、手間のかかる手作りは難しいかもしれない。口に入れてシシ肉の匂いがしたらアウトです。牛、豚と違って、シシ肉は長く煮込むほど美味しく、食べやすく(柔らかく)なります。鍋には、野菜、肉、野菜の順にいれ、最初の野菜を食べながら肉の煮込みを待つ。その間30分~。イラチ、あわて者には向いてないかも(笑)。 牛しゃぶ感覚で食べると、えらい目に会います。(2月9日)


■料理旅館・池富(いけとみ)のぼたん鍋は6300円・要予約
JR篠山口駅から本篠山行バスで20分 城北口下車スグ。
電話 079-552-0064 宿泊もできます。

池冨ぼたん鍋 

池冨 

池冨 

池冨 

池冨 

ア・ラ・カルト


●見頃です「長浜盆梅展」 ~びわこ一周  日帰りツアー~

 JRの「冬の関西1デイパス」という周遊券を使って、時計回りにびわこを一周、長浜の盆梅展を見物しました。この周遊券は2900円、青春18きっぷより600円高いけど、200キロ以上乗車すれば、割安になります。今回は、大阪~敦賀~長浜~大阪で通常料金なら約4900円。


参考ダイヤ・・大阪駅発10時15分敦賀行新快速~敦賀折り返し~近江塩津乗り換え~余呉駅途中下車~長浜駅途中下車~長浜15時29分発~大阪駅着17時13分。


1月末の大雪から一週間たちましたが、湖北はまだ残雪が多く、車中から雪景色を眺めるには手軽なツアーです。それを知ってか、例の「最短区間運賃で長距離乗車」を目論む人が多く、新快速一両で20~30人くらいの「100円台運賃乗客」がいました。近江塩津駅で乗り換える人のほとんどがそうでしょう。勝手知ったる常連さんもいるかもしれません。


長浜の街は、またまたNHK大河ドラマのヒロインがご当地出身とかで、宣伝に懸命です。町並み整備も範囲を広げてまだ進行中で、新しい店も出来ていました。あとは、これぞ長浜もん、といえる独自のアイテムがあれば、さらに繁盛すると思いますが、それを生み出すのはなかなか難しい。(2月5日)


雪の湖北路
電車の止まらない位置のホームは雪がてんこ盛り(湖西線 永原駅)
長浜1

北陸線 近江塩津駅
長浜2

余呉駅を出発する、米原行き電車
長浜3

余呉駅 駅前通り
長浜4

長浜盆梅展
100年~400年の古木が勢揃い
長濱盆梅1 

盆梅2 

盆梅3 

盆梅4 

 

梅茶セット 300円ナリ
盆梅6

100年後が楽しみな、しだれ梅
盆梅5

長浜の街、散策
この写真の左手「安藤家」は廃業していました。
長濱町あるき

近江の書物を専門に扱う「文泉堂」
長濱

電柱が軒屋根を貫いてる風景
長濱

商売をしない民家も、古風にリフォームされている
長濱 おわり 



たまには外メシ


●すし半のてっちり

 中学校のミニ同窓会ということで、M君の案内。
すし半の本店が法善寺にあること、知る人は少ないかもしれない。今回は飲み放題つきで4900円ナリ、の値段につられて参上しました。先付、てっさ、鍋、おじや、というシンプルメニューは我々ロージンにはほどよいボリュウムですが、若者にはいささか物足りないでせう。
 デザートはないので、階下の「夫婦善哉」で久しぶりにぜんざいを食べました。この店も、今はすし半の経営です。

■すし半総本店のHP
http://www.sato-restaurant-systems.co.jp/meoutobld/sushihan/index.html


すし半てっちり 

てっちり 

てっちり 

てっちり 

てっちりオワリ