アジア ウオッチング


●面白すぎ、中国国営TVのパクリニュース映像

 中国が最近、開発に成功したとする戦闘機「殲」は、アメリカの技術を盗んで利用したという情報が流れている。それはハイテク世界の話でありますが、こちらはマンガ的面白ニュースです。以下、おなじみ「大紀元報」を引用すると・・・。(青色文字が引用文)


■中国製戦闘機のニュースに
   「トップガン」映像を流用か=中国国営TV

 【大紀元日本1月29日】14億人もいれば、2秒の嘘もすぐにバレてしまう。中国国営テレビ(CCTV)が23日のニュース番組のなかで放送した、中国空軍の軍事力を誇示する映像に、米ハリウッド映画「トップガン」のシーンが盗用されている疑惑が浮上している。


 盗用されたとされる映画のシーンは、ゴールデンタイムに放送されたニュース番組の中で、中国空軍の戦闘力をアピールする映像の中で使われていた。映像は、中国軍が独自に開発したとうたうステルス戦闘機「殱10」がミサイルを発射し、目標に的中させるという内容だ。


 しかし一部の映画ファンは、「この戦闘シーンには見覚えがある」とTV映像に疑問を抱いた。後にネットユーザーにより検証されたその映像は、映画「トップガン」でトム・クルーズが操縦する米軍機F-14に目標が撃ち落とされるシーンと酷似していることが判明。「破片の形や飛び方から、炎や煙の様子まで、すべてが同じだった」と、ネットユーザーは指摘する。


 ニュース映像と映画の比較画像は、中国国内のサイトで瞬く間に拡散したが、現在はほとんど削除されている。ネットユーザーは、「トップガンはCCTVを著作権侵害で訴えるべき」と、国営TVの報道姿勢を恥じているようだ。(引用ここまで)
 

自国の戦闘機の優秀さを誇示するために、敵国になるかもしれない外国の劇場用映画の戦闘機の映像を流用する・・。これを国営テレビが報道するなんて、どう考えても、お笑いネタです。


■引用もと「大紀元報」ニュース(別画像あり)
http://www.epochtimes.jp/jp/2011/01/html/d50558.html


左が国営TVのニュース映像   右が映画「トップガン」の映像
(見やすくするため、コントラストを変えてあります)
中国戦闘機 トップガン 

中国戦闘機 トップガンおわり

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たまには外メシ


●天満・寿司処「かい原」

 東洋陶磁美術館で「ルーシー・リー展」を鑑賞したあと、地下鉄扇町駅で下車して天神橋筋商店街を横切り、カオス的町並みの中に、この小さな店を見つける。隣に「天満ぷらら」という市場があるので、これを目当てにすれば分かりやすい・・いや、はて・・どうかな。


天満と言えば寿司屋の激戦地。一個100円、200円で争ってるなか、当店は「おまかせ・3500円」メニューひとつのみ、という新スタイルで開業。店を知ったのは、月刊「大阪人」2011年1月号の記事をみたからです。


世間一般の感覚でいえば、かなりリスキーなやり方だと思います。しかし、これがアタリでした。単価の競争ではなく、CP(コスト・パフォーマンス)の高さで打って出た。3500円でこれだけ美味しい寿司を食べて頂けますと。それが認められて、リピーターとクチコミ客が続々、予約なしでは入れない店になりました。近隣の同業他店には相当のインパクトがあったでしょう。


わずか8席の質素な店に、普通の寿司屋さんにはあるはずの、ネタケース、メニュー(札)、醤油壺、の三つが無いのは「おまかせ」だから。なあるほど、しょうゆうことか、と納得して待つと、トータルで、アテが2品、握りが10貫、巻きずし3個、みそ汁、が供される。少食の自分には、ネタもシャリも小さいのが助かります。これで十分満腹になりました。肝心の味について書くと長くなるので割愛。おいおい。


回転寿司やスーパーの折詰め握りの味に慣れてしまうと、それがスタンダードになってしまい、美味しい寿司のなんたるかを忘れてしまいかねない。ふだんはそれでヨシとして、ちょっぴりハレ気分を味わいたいときに手頃な店といえるでせう。接待にも十分使えます。欲をいえば、店構えはもう少しグレードアップしてほしい。いや、そんなこと書かんでも、オーナーの開原さん、すでに次のステージを考えてるかも・・。


検索は<寿司処 かい原>でわんさと出ます。


■蛇足・・「ルーシー・リー展」は期待以上に素晴らしい作品に出会えて幸せな気分になりました。当館には珍しい20世紀作家の展覧会とあって、ふだんは、じいさん、ばあさんしか来ない美術館なのに、若い人、それも女性が多くてびっくりしました。2月13日まで。


■東洋陶磁美術館HP
http://www.moco.or.jp/

すし かい原

プチ・ケチの研究


●歓迎・・どんどん小さくなる豆腐

 街の豆腐屋さんが次々と廃業に追い込まれるのは、味や値段の問題ではなくて、販売形態のせいではないかと思っています。家族の人数が減ってるのに、いまだに一丁、半丁のサイズで売っていては買いにくい。
 

スーパーなどでは、パックに小分けしたものが多くなり、質や値段より「使いやすいサイズ」で商品を選んでしまいます。昔は(若い頃は)三分の一丁くらいは普通に食べたものですが、最近は70~80gサイズを買っています。上に野菜をドバッとのせてサラダ風に食べることが多い。

好みでいえば、昔ふうの、ずいぶん堅めの「木綿」が好きなんですが、そんな商品は見あたらない。いつのまにか、絹こし、木綿、という名前も無くなってしまい、今はやたらやわらかい豆腐が主流で、ちょっと不満です。(単なる懐古趣味ですけど)絹こし、木綿ではなく、化繊で濾してるのでせうか。下の写真の豆腐は70g×6個入りで、138円、これで十分。賞味期限もかなり長くなってきました。

ミニ豆腐

読書と音楽の愉しみ

●最近の演奏会から・・

■大阪フィル 1月定期演奏会

プログラム
ベートーヴェン 序曲「コリオラン」
モーツアルト 2台のピアノのための協奏曲 k242
ベートーヴェン 交響曲第7番 イ短調

 不勉強で、本日の指揮者、レオン・フライシャーに関しては何も知らなかった。プログラムを見ると、奇特な経歴の持ち主である。1928年生まれだから、今年82才という高齢。ピアニストとして活躍するも、37才のとき難病に襲われ、右手の指が動かなくなった。ゆえに、その後は指揮者また教授として活動したが、約40年後、医学の進歩により指の機能を回復、再びピアニストとして登場する。映画になりそうな感動物語である。2曲目の協奏曲は、娘のキャサリンと共に演奏した。


メインのベートーヴェンの7番。高齢ゆえ、イスに腰掛けての指揮。ステージを見て驚いた。第二ヴァイオリンがチェロの後にいるではないか。なんで?・・。 で、始まった演奏は、ふだんよりプレイヤーの数を減らしてるのに、密度高く、音量てんこもりのサウンド。トランペットなんか、ほとんどff で吹いている。


そんなのアリか、と思うが、別にバランスが崩れるわけでもなく、違和感はしない。その勢いでコーダまでトツゲキして終われば、やんやの喝采。う~ん、82才爺さんにしては元気ありすぎ、の演奏でした。オロナミンとアリナミンとリポビタン、がぶ飲みしたかのよう。


しかし、ウイーンフィルのサウンドに惚れてるファンが聴けば、7番は、そんなんとちゃうで、とそっぽ向いたかも知れない。それも分かる、分かりますヨ。想像するに、リハーサル、たいへんやったやろなあ。終曲の弦の刻み方なんか、アマオケでは絶対不可能な猛烈さだった。いやはや、お疲れさまです。(1月21日 ザ・シンフォニーホール)

閑人帳


●「卒婚」のすすめ・・ってナニ?

 共同通信の連載記事「ウーマンアイ」の1月24日記事。
定年後のシニア夫婦が円満に暮らすために「卒婚」しようと説く。夫は仕事、妻は家事、という役割分担は定年で消えたのに、夫は家事に無関心で妻のストレスが溜まる。そんなこと、お互い分かりきってるのに、意外と解決のきっかけが無い。


いつまでも身辺の自立ができない夫に浴びせた、静岡在の主婦の言葉がすごい。「もう、あなたの食事を作るのはイヤ、台所に立つと吐き気がする」ガ~ン! しかし、そう言われた夫の反応は意外だった。明くる日から、夫は自分の食事を自分でつくるようになったのだ。この憎悪丸出しのどぎつい言葉が変化のきっかけになった。ヒフティヒフティ、お互いの自由を認め、尊重するようになり、妻は気兼ねなく友達と旅行に出かけられるようになった。(しかし、夫は大いに傷ついた・・と駄目男は察する)


もっとも、記事で例に取り上げてる夫婦は60~70才で、戦前の価値観で人生を送ってきた人ではない。夫側にチェンジできる裁量というか、ゆとりがあったからできた。昭和ヒトケタ生まれの夫婦では、こんなドラスティックな手法が通用するかどうか。


大方の夫婦は「妻が先に死ぬ」というシナリオを持ち合わせていない。夫が自立できない原因はこんなところにもある。ならば、卒婚を宣言し、お互いが自立した人生を送ることを心がけよう・・と記事はいうのであります。しかし、それって「家庭内離婚」と、あんまり変わらへんのとちゃう?・・静かにツッコミを入れる駄目男でありました。(大阪日日新聞)

卒婚 新聞記事  

閑人帳


●文楽初春公演

 寒風ものかわ、じいさん、ばあさんはむろん、若い観客も多く、けふも文楽劇場は満員でした。「××歩こう会」なんて団体もあって、数十人がやってきたけど、みなさん、楽しんでもらえたでせうか。


■ひばり山姫捨松
 中将姫伝説の一部を芝居化したもの。大事な仏像を無くしたと継母に言いがかりをつけられた中将姫が雪のなかで折檻を受ける。今でいう虐待でありますが、全編1時間中、40分くらいが虐待シーンで、はじめは家来が、最後は継母自ら姫をビシバシどつき倒すのであります。


姫を操るのが人間国宝、吉田文雀。仕事とはいえ、毎日、どつかれっぱなしの役、かつ、人形を横たえた状態で扱うので、かなり身体的にこたえるのでは、と余計な心配をしたのでありました。


中将姫が一時かくまわれたのが、奈良県宇陀市の「日張山」。中腹に青蓮寺という尼寺がある。この地域でつくられていた女性用漢方薬に「中将湯」というブランドをつけたのが、津村順天堂のご先祖で、この薬の薬効をよりポピュラーにしたのが「バスクリン」であるという。中将姫の悲哀物語が、巡り巡ってバスクリン開発に・・諸行無常であります。


■傾城恋飛脚
 梅川・忠兵衛の駆け落ちの話でありますが、何度見ても退屈してしまう。セリフのやりとりだけで、動きのほとんど無いのが眠くなる原因。構成を変えるとか、何か工夫できないのでせうか。


■小鍛冶
 能で二度くらい見たことがあり、文楽の舞台も能舞台を模したつくり。天皇の命で新しい刀を打つことになり、打つ相手を求めたら稲荷神の化身が現れて・・無事完成、めでたしめでたし。人形を使うとアニメーション的な表現ができ、子供でもわかるおとぎ話ふう舞台になっている。照明のテクニックも工夫されているし、刀を打つ場面では、本当に火花が出て、ここだけリアリズムというのが面白い。前の「傾城・・」より100倍楽しかった。(1月20日 国立文楽劇場昼公演)

文楽初春公演 チラシ

閑人帳


●TPP参加 賛成? or 反対?  
(その3完)

 保守系の「チャンネル桜」が開催した討論会の動画の案内です。
全部で3時間くらいありそうですが、最後の約1時間が下記のURLです。学者、評論家、がTPP参加の是非を討論した動画です。賛否は五分五分といったところでしょうか。
 

TPPの裏の問題、国益の有無、日本の取るべき姿勢など、皆さん、紳士ですから、それなりの節度をもってしゃべりますが、最後の方はどつきあい・・はウソですけど、かなり激高してワヤワヤの場面も。

以上の情報は、TPPに関するイロハの基礎知識に過ぎないが、新聞記事やテレビニュースだけで判断するよりずっと中身の濃い情報になるはずです。それで、あなたの判断は?

動画を見て思うに、今回の討論では、話し方の上手な人、ヘタな人がくっきり分かり、ヘタな人は大損しています。話の内容が大事なこと、言うまでもないが、表現力も同じくらい大事です。

論者の中では、前記の朝日新聞記事で反対論を書いた中野剛史氏の話がすごく分かりやすい。論旨が明快で余計な形容詞がないから、言い分がスッキリ理解できます。対照的に、賛否は別にして、ぐだぐだ多弁な割に、何を言ってるのか分からないセンセイもいる。論点が頭の中で整理されていないから、表現もオタオタするのでしょう。司会者のおじさん、ご苦労さまです。

最後に、蛇足的意見を述べれば、このTPP問題、政府広報として、たとえば、全国の新聞に1頁全面広告して、TPPの概要、参加のメリット、デメリット、日本の取り組み方などを説明するべきではないかと。賛否の前に国民の基礎的理解が必要でせう。

■経済討論「TPPと世界経済の行方」
http://www.youtube.com/watch?v=bqwvNJBlaQA
 

(リンク切れの場合あり)

閑人帳


●TPP参加 賛成? or 反対?  
(その2)

朝日新聞2011年1月18日「争論 第三の開国」記事より
 TPP(環太平洋パートナシップ協定)。管直人首相はこれに日本も参加し、幕末、戦後に続く「第三の開国」とすることに意欲を示す。さらに国を開いて、この国はよくなるのか、それとも?

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■参加賛成論■

中進国に落ちぶれていいのか? 
             
東京大教授 戸堂康之さん

 日本経済は長い停滞が続いています。このままだと近い将来、先進国から脱落し、落ちぶれた国になってしまうでしょう。(中略)そうならないためには国を開き、グローバル化を進めるしかない、と私は考えています。
 

 それはなぜか。経済成長の源泉は技術進歩です。ここでいう「技術」とはモノづくりでいう技術だけではなく、効率的な生産手法やマネジメント、ビジネスモデルなども含めた広い概念です。「技術」が進むと、同じだけ働いても、より多く生産できたり、今までにない製品が生まれたりします。インターネットや電気自動車が象徴的な実例です。

 一国の中だけの技術革新には限界があります。鎖国時代を考えれば明らかでしょう。それよりも国を開いて世界中の知恵や知識を採り入れることです。その手段が貿易であり、外国への直接投資や外国からの直接投資です。実際、約4万社のデータベースを分析したところ、グローバル化している企業、つまり輸出や海外への直接投資、生産委託をしている企業は平均的に生産性を上げている、という実証研究があります。

 残念ながら日本はまだまだ閉鎖的です。他の先進国並みに国が開いていて「技術」が入ってくる状態なら、他の先進国並みの成長率を実現しているはず。そうなっていないのは、国を開いていないからです。ですから私は、TPPへの参加は、日本の閉鎖性を打ち破る契機になる、日本人全体の意識改革につながる、と期待しています。

 一方で、企業が海外に出てしまう空洞化、雇用の減少が懸念されています。国内に活力がないままなら、企業が出て行くのもおかしくありません。しかし前述のように、日本全体がグローバル化すれば国内の生産性が向上します。企業は国内から出て行かなくても良くなるわけです。(後略)

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■参加反対論■

デフレがますます進むだけだ 
         
京都大助教・元経済産業省課長補佐 中野剛志さん

 TPPへの参加など論外です。今でも日本の平均関税率は欧米よりも韓国よりも低い。日本はすでに十分、開国しています。
 そもそも「海外に打って出れば、日本製品の競争力が高まる」というのは、考え方が古い。「安ければいい」という途上国市場でいくら製品を売っても、開発力はつきません。

 日本製品に競争力があったのは、消費者の要求水準が極めて高い国内市場で鍛えられたからです。「神様」までいるトイレで、便座がお尻を洗ってくれることを求めるうるさい消費者を相手にしてきたから、日本企業は強くなった。ところがデフレが進み、安さばかりが求められるようになって、国内の「目利き」の消費者が減ってしまった。企業は研究開発を怠るようになり、「iPad(アイパッド)」のような魅力的な商品を作れなくなった。

 輸出といっても、一体どの国に売るのか。米国は失業率10%という大不況。中国の景気は明らかにバブルで、頼るのは危険です。他のアジア諸国は外需依存で国内市場が小さすぎる。そんな中で、輸出を増やすには、製品価格を下げるため、さらに賃金を下げなくてはいけない。

 それで輸出が増えても、今度は貿易黒字で円高になる。輸出主導で経済成長という道に未来はなく、国民を苦しませるだけです。日本は2002年から06年にかけて輸出主導で景気が回復しましたが、それは米国の住宅バブルのおかげ。しかも1人あたり給料は下がりました。利益は株主と企業に回り、一般国民にはまさに「実感なき景気回復」でした。欧米でも同じ現象が起きています。

 「自由貿易が経済を成長させる」という教条主義にとらわれるのはやめて、現実をみて欲しいのです。日本は10年以上、デフレに悩んできました。そこからの脱却が最優先課題です。私がTPPに反対する最大の理由は、いま以上に貿易自由化を進め関税を引き下げると、外国の安い製品が入り、デフレがさらに進んでしまうからです。農業が打撃を受けるからだけではありません。

 TPP交渉に参加する9ヶ国と日本の国内総生産(GDP)を合計すると、日米両国で9割を占めます。TPPは実質的に日米自由貿易協定です。米国は輸出拡大を目指してドル安を誘導しているのに加え、米国自身もデフレに落ち込みそうです。そんな国との貿易をさらに自由化すれば、デフレの日本がさらにデフレを輸入するようなものです。(後略)』

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う~ん、
難しいなあ・・。

■引用もとブログ「新世紀のビッグブラザーへ」
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/archive1-201101.html

(つづく)・・・・・・・・・・・・・・・・

閑人帳



●TPP参加 賛成? or 反対?   
(その1)

・・と、問われたら、どう答えるか。
なかなか難しい問題であります。昨年秋、菅首相が突然「TPPに参加を」と持ち出したとき、反射的に「菅政権の点数稼ぎ」「菅首相のスタンドプレイ」と受け取りましたが、この判断はいまも変わらない。


それはさておき、そもそもTPPとは何ぞや、から勉強しなければならない。そんなもん、わてらの暮らしにな~んも関係おまへんで、とパスしたいところを我慢して、アウトラインをなぞってみました。

まず、自分の素朴な疑問として「二国間のFTA(自由貿易協定)ではダメなのか」「なぜ、中国と韓国が知らん顔してるのか」があります。これらの答えも求めつつ・・たどり着いた結論は、TPPとは「アメリカ国内の経済的苦境を打開するためにオバマ政権が仕組んだ対日経済戦略」という見方です。一言でいえば「アメリカの対日陰謀」

これを分かりやすく説明せよ、といわれても、問題の背景が大きく、複雑でダメ男の理解力、文章力では解説できない・・が、えらく単純に言ってしまうと、TPP問題とは、交渉参加予定9カ国全体の問題ではなく、日米二カ国の利害問題であると言えます。言いだしべえである、ほかの7カ国(シンガポール、ブルネイ、チリ、オーストラリア、ペルー、ベトナム、マレーシア)は、日本から見たら、失礼ながら脇役です。むろん、7カ国、各国にとっては重要な政治課題でありますが。


参考にした情報のうち、三つを紹介します。
■ジェトロのホームページに乗っている基本情報
「環太平洋戦略経済連携協定(TPP)の概要」
http://www.jetro.go.jp/theme/wto-fta/basic/tpp/

■孫引きですが、朝日新聞1月18日掲載「争論」記事(次回に掲載)
■ニコ動がアップしている、チャンネル桜の「経済討論会」
 これが面白くてタメになります。(その3で紹介)

この三つの情報を2時間くらいかけて見聞すれば、TPPのおよその内容は分かるのでは、と思います。逆に、この程度の初歩知識さえ持たずに賛否を言うのはヤバイ。世論調査で賛否の解答をした人は、いかほどの知識をもって判断したのか、ちょっと気になります。

TPPへの参加の賛否について、現在のところ・・・
世論調査では、賛成6割、反対4割くらい(不明は除く) 
新聞社の社説等の論調は各社揃って賛成論。
経団連など経済界の反応は、ほとんどが賛成。
農業団体などは反対。
自治体の議会は反対がやや優勢。

一部に反対、慎重論があるものの、大勢としては、TPP参加賛成の論になっています。(しかし、今後、変わる可能性あり)

さて、丸出駄目男の結論は・・「反対」であります。

(次回につづく)

たまには外メシ


●京都・水尾の里の鶏なべ

 U会で去年と同じプラン。平日の山里はしんと静まりかえって、寒さもひとしおです。食したのは松尾六兵衛さんのお宅。ゆず風呂に入って、鍋をつついて、みかんをよばれて・・。トシのせいで、全部食べきるのがしんどくなってきました。 代金は5300円。往復バス代(500円)やお土産のゆずを含めての価格。ほかに客がいなかったので貸し切りでした。(1月14日)

部屋の窓からの風景
水尾の里1 

野菜は自家製
水尾2 

水尾3  

お土産の柚子
水尾4オワリ

犬町・猫町情報 


private
               2月号表紙 by ぽんさん

表紙 11年2月号      

           お空から狙ってるよ!  気をつけてね~ 
   
      
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

●2月例会ご案内


長岡天神駅から光明寺・西山キャンプ場へ 
             担当 乙女さん・Oさん

H23年2月13日(日)  雨天の場合中止
集合:9:00 阪急長岡天神駅 西出口
(阪急梅田発8:25 約30分 360円)

1999年2月例会で歩いたコース。一部変更して再訪します。
コース:長岡天神駅~走田神社・竹の里ホーム~光明寺(T)
~大歳神社~明治池(ランチ)~十輪寺~西山キャンプ場(T)
(ゼンザイ)~小塩(十輪寺)ー(バス)ー阪急東向日町。
(約10km)

持物: 弁当・汁椀

読書と音楽の愉しみ


●中川勇樹著「テレビ局の裏側」を読む

 NHKのテレビ番組は、みんなNHKの職員がつくってる・・と思ってる人がいたら、相当に無知な人である。番組制作に携わってる人のほとんどは外注先、即ち民間会社の社員だ。ニュース番組も政治経済などカタイ話題を除く、季節風物詩や祭事ものなどは、請負の民間人カメラマンが取材したネタがほとんど、というのが実状。

そんな無知な人がこの本を読めば新鮮な情報になるだろうけど、普通の人にはいささか物足りない。自分自身、内容の9割はすでに知ってることだった。なぜ、こんな陳腐な記事しか書けないのか、といえば、著者が現役のディレクターだから、に尽きる。エグイ暴露記事を書いたらメシが食えなくなる。だからほどほどに・・ でありませう。

でも、せっかく読んだのだから、少しは内容の紹介を。
社会の「格差問題」と「天下り」問題について、テレビ局は報道する資格はない。なぜなら、業界自ら抱えている問題だから。不景気で落ちぶれつつあるとはいえ、業界内の格差はひどい。解りやすい年収について言えば、テレビ局社員の平均年収は1200万~1500万。それが、外注先である制作会社になると平均400万円台、さらに孫請け、ひ孫請けになると200万円でこき使われてるのが現状だ。

天下り問題も批判する資格はない。NHK、民放問わず、子会社をいっぱいつくって古手社員を送り込む。すべてが厚遇とは限らないが、受け皿にはなる。テレビ局の資本でつくった映画制作会社などは表の姿、世間に名前のでない、何をやってるか解らない会社もある。役人の天下りを批判するなんて、ちゃんちゃらおかしい。

本書には一切書かれていないが、テレビ業界と大手広告代理業との癒着も書いてほしかった。過去に週刊誌で何度も叩かれた問題に「人質」というネタがある。電通(業界トップの広告代理業)が大手スポンサー(企業)の経営者や重役のボンクラ子息を社員として採用し、広告注文を継続させるという仕組み。賢いやり方だと思います。いや「悪賢い」が正しい。(2009年12月発行 新潮新書)



本・テレビ局の裏側

読書と音楽の愉しみ

●なつメロ、カーペンターズライブ

 南海・堺駅前のバー「クラシカル」で中垣あかねさんのヴォーカル、竹下清志さんのピアノでミニライブの夕べ。カーペンターズ全盛期は1970年代だったから、まだLPレコードの時代。なつメロもいいとこです。 そう思って、客席を見渡せば、カーペンターズの活躍を知ってる人間は自分一人きりなのでありました。ほかの皆さん方は30~40才の人がほとんどだから、もう歴史上の歌手というわけ。この場における駄目男は、シーラカンス的存在なのでありました。

「トップ・オブ・ザ・ワールド」「イエスタデイ・ワンスモア」「スーパースター」・・嗚呼、なづがじいでずね。あかねさんのヴォーカルはカレンに全然似てないけど、ま、雰囲気は良かったですよ。

 個人的見解を申せば、カレンって歌手は美空ひばりと似ている。どこが?と言われたら、彼女らの歌を他の歌手が歌ってもサマにならないという点で。それくらい声のキャラクターが明快で、マネができない。そこが、普通のポピュラーソングと大きく異なり、スタンダードナンバーとして残りにくいという、しんどい面もある。

久しぶりに甘口のシェリーを呑んで、無茶冷える街をとぼとぼ帰ったのでありました。(1月16日)

クラシカル ライブ


アジア ウオッチング


●韓国流「口蹄疫対策」の風景

 昨年、日本でも大問題になった口蹄疫。韓国では先月からほぼ全土に拡大し、当局は対策に努力するも、なかなか収まらない。すでに処分された家畜は140万頭に達し、宮崎の被害の4倍以上になっている。

被害拡大に処分が追いつかず、豚は生きたまま土に埋めるという手荒い処分が行われている。普通は薬品や電気ショックで殺処分の上、埋めるそうだが、数が多くて薬品が足りない、間に合わない、の理由で生き埋めにしているという。どのみち、死ぬのだから、この緊急事態では、手間がかからないほうがベターなのかもしれないが、日本でこの方法をとったら、対策当事者はボコボコに非難されたと思われる。

こんなところにも国民性の違いが現れる。韓国人が鈍感なのか、日本人が気が小さいのか。下のURLの写真を見て、なんとも思わない人は、韓国人の心性に近いかもしれない。

■口蹄疫対策のため、生きたまま埋められる豚 
http://killkorea.iza.ne.jp/blog/entry/2099440/

閑人帳


●松竹座初春興行見物

 思いがけずチケットを譲ってもらうことが出来、日を変えて昼夜公演を見物できました。どちらがええか、と問われたら、夜の部をお奨めします。

昼の部
★土屋主税(つちやちから)
赤穂義士討ち入り前夜の物語。「年の瀬や 水の流れと人の身は 明日またるるその宝船」の句がでてくる・・といえば、ハハンと思い出されるでせうか。

★男の花道
  新世界朝日劇場でやるような大衆演劇のストーリーを歌舞伎にグレードアップした珍しいダシモノ。見れば、猿でも解るコテコテの義理人情ドラマに、音楽は洋楽とあって、なんだか場違いの感、否めませんが、たまにはこういうもんがあってもええかと。(1月6日)
 

夜の部
★八陣守護城(はちじんしゅごのほんじょう)
 舞台にデカイ船が出てきて、毒を盛られた加藤清正が仁王立ち・・てな 短編。

★廓文章(くるわぶんしょう)
  落ちぶれた金持ちの若旦那と絶世の美女、夕霧大夫の恋のさやあて。若旦那を演じる籐十郎と大夫役の扇雀は親子。親父と息子で恋人同士を演じるって、どんな気分? 夕霧大夫が勤めた廓「吉田屋」は実在で、西区の厚生年金会館南側の公園に碑が建っている。

★江戸宵闇妖鉤爪(えどのやみあやしのかぎづめ)
 市川染五郎のアイデアで、江戸川乱歩の怪奇小説「人間豹」を歌舞伎にリメイクした新作。2008年に東京で試演したら好評で、手直しの上、今回の公演になった。時代は江戸時代に設定されてるが、主役、明智小五郎はそのままの名前でチョンマゲ姿の探偵、いや目付役に。悪役の豹は染五郎、ここでも親父と息子が主役を演じます。(明智=松本幸四郎)

アクションシーンはスタントマンを使ったのかナと思いますが、なかなかの奮闘ぶりでした。平舞台での格闘場面で豹が一瞬に消えるイリュージョン(奇術)は見事で、仕掛けが思いつかない。最後の宙乗りは大凧に乗って3階客席の最後方に消える、ど派手な仕掛け。自分の席が2階の前方、ワイヤーの真下に近い場所だったので迫力ありました。そのシーン、紙吹雪がヒラヒラではなく、ドバッと降ってきてお客さんは雪(紙)まみれです。化繊の上着やセーターに積もった紙は静電気のせいでまとわりつき、取り除くのに苦労しました。皆さん、一様に言うに「わ、こんなことして、客席の掃除する人、大変やなあ」毎日、掃除機で吸い取ってるそうです。(1月12日)公演は1月26日まで。

■松竹座公演の案内
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/osaka/2011/01/post_17-Schedule.html

初春松竹座

★快道ウオーカーからの便り


●寒さ、なんのその・・大晦日、正月も歩きました。
            
~やまねこさんのレポート~

■雪のちらつく山辺の道を歩く 22年12月31日
 8時家を出る 10時天理着。天理の商店街はさすがに人通りが少なく各商店街もぼつぼつ店開きの用意をしている。天理教本部のあたりから雪が舞い始める。石上神宮あたりから少しづつ本降りになってきた。神宮のにわとりも小屋の中や木陰でじっと佇んでいた。歩く人が少ないが雪が風と共に横殴りに降るので傘を横にさして歩く。

雪の降りはじめなので石畳が滑ることなく快適に歩けました。各天皇陵や古墳の横を通りヨトギ神社を過ぎ長岳寺の横のトレールセンターの敷地内 で昼食を取る。12時30分。相変わらず雪は降り続く…。

完全武装で寒くは感じず大神神社到着 平等寺の前を過ぎ つば市の観音堂にも立ち寄る。そのあと市街へ出てオークワのスーパーをのぞく 桜井着16時。帰りの電車は乗り継ぎが多く帰宅は19時でした。


■やまねこさんの「さざなみ快道を往く」⑧
大津市上栄町~坂本  23年1月2日
 前回 上栄町でストップしたので今日はその駅で下車する。長柄公園の上り坂は雪とシャーベット状の道になっていてストック持参で助かった。雪の日でもぼつぼつ散歩?する人がいて心細くなかった。雪のカマクラ?小さいが家の前に作っていたりして情緒あり 雪だるまを形どったウサギもあり道を歩いていても結構楽しめました。

三井寺の隣りの三尾神社は干支の神様なのか参拝客の自動車が乗りつけていて、三井寺は拝観料が入用なので門前ですませ土産物屋へ入る。三井寺境内の横の道へ入り山越え?で法明院へ行く。山道では雪があって足元要注意でカニの様に横歩きでした。法明院への階段は雪が積もっていたので階段下で拝礼して児童公園へ向う。近江神宮13時20分。南滋賀駅13時45分。

鶴喜そば(支店)の近くの女の神様 唐崎神社を拝観、裏手にまわって琵琶湖を見る。四ッ谷川の土手道は雪が積もっていて歩くのに疲れた。鶴喜そば本店先を左へ折れて日吉大社へ向う。有料なので入山せず下り道を雪を避けながら京阪16時00分。

                        やまねこ

犬町・猫町情報

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●野楽路会1月例会レポート 

 住吉っさん初詣と新年会

 28名という、いつにない大人数で住吉大社にお参りし、摂社の楠君社で祈祷を受けてから難波、ニューミュンヘンへ繰り込みました。
 お楽しみの「おみくじ」は二上山人さんがめでたく「大凶」を引き当て、新年会費分4000円をゲットされました。おめでとうございます。住吉っさんの神様もなかなかのリアリストでありました。

なお、新年会会場で回覧「奉加帳」に賛同、寄付をして頂いた皆さま方に、この場で厚く御礼申し上げます。おかげさまで会費の赤字が少なくてすみました。また、祈祷料5千円は会費から支出しましたのでご了承ください。 

撮影 タケチャンマンさん 
11年1月 住吉大社 

南さんのスケッチ作品「夫婦楠」
大社・南さんスケッチ 

住吉大社ミュンヘン


読書と音楽の愉しみ


●山野博史著「発掘 司馬遼太郎」を読む

 関西大法学部教授にして激司馬ファンである山野氏が収集した司馬細々情報集。発掘した小さな破片の集成から土器や埴輪の全体像をつくる・・その破片が、手紙や書評や推薦文、葬儀の弔文などです。よくも、これだけ細々した資料を集めたもんやと感心します。

未だに多い司馬ファンにすれば、亡くなったのはつい先年みたいな親近感があるはずだけど、本書に登場する交流作家の名を目次で見れば、相当にいにしえの出来事だったのだと再認識させられます。
 登場する作家は、海音寺潮五郎、源氏鶏太、今東光、藤沢恒夫、富士正晴、吉田健一、大岡昇平、桑原武夫、足立巻一、田辺聖子 他に寺内大吉など。この中で生存者は田辺聖子ただ一人。50才未満の司馬ファンにとっては歴史上の人物みたいに思えるのではないかと。

あらためて思うのは、司馬遼太郎の「人を見る目の感度の良さ」ですね。言い換えれば、時代を問わずに有する、人間に対する果てしない興味、でせうか。そして人物を評する表現力の上手さ。上記作家たちへの弔辞にそれが発揮されていて、こういう褒め方があるんか、と感心します。弔辞そのものが小さな作品になっている。司馬サンに弔辞を書いてもらった人、あの世でニンマリではありませんか。

同業作家同士で互いに相手作品の書評を書くのは結構難しいらしい・・ということも分かります。褒めすぎてもケチョンケチョンでもいけないし・・。こんなところで筆力が問われたりする。桑原武夫が若輩の司馬の才能を高く評価し、それはいいとして、当時、格下の司馬が雲上の桑原の著作の推薦文を書くのがどんなにしんどいことか。わずか数百字の文章に全力を尽くしたと思われる、その文章も載っています。丁々発止、堂々たるものであります。(平成13年1月 文芸春秋社発行)

山野・発掘司馬遼太郎

大阪日暮綴


●チン電もつらいよ・・運賃大幅値下げ

 天王寺、恵美須町と堺を結ぶ阪堺線(ちん電)が1月15日から値下げ。従来、大和川以南は290円でしたが、200円にダウンして、全線同一運賃になります。値下げには堺市の支援があるそうですが、都会の鉄道がこんなに値下げするのは珍しい。(大和川までの200円は据え置き)

要するに、堺市内での利用率がえらく悪いので、値下げでなんとか気軽に乗ってもらおうという目論みです。思惑通りに増えるでせうか。もっか工事中の阿倍野の再開発事業が完成すると、堺市~天王寺(阿倍野)は南海本線よりちん電のほうが便利になるので、ショッピング客はかなりアテに出来そうですが、さて、堺からどれほど来るかなあ・・・。

さらに、堺市民で65才以上の人は、特定日(5/10/15・・日)には半額の100円に、というヤケクソ的サービスも新設します。該当の老人には朗報であります。しかし、ちん電の車体、停留所設備はバリアフリーにはかいもく対応できておらず、なんだか「バリアムリー」な状態。解決策は期待できないので、足腰弱い人には有り難さ5割引って感じですね。いや、100円電車に乗るために、足腰を鍛えよう、というプラス思考が大事か。ともあれ、この涙ぐましい努力、なんとか実ってほしい。

■阪堺電車の案内はこちら・・
http://www.hankai.co.jp/index.html

「値下げ」でなく「割引」だって。 「値下げ」はちん電のプライドが許さない?
ちん電 

日本最古の現役車両? 1928年生まれだから80歳を越えた後期高齢者なみの電車。屋根にクーラーを取り付けようとしたら、屋根の強度が持たないため設置できず・・で、夏場は走らないそうです。
ちん電 

閑人帳


●アタマニキタ~ッ・・コメントスパム

 迷惑メールはセキュリティサービスに加入しておれば大方排除できますが、コメント欄へ大量に書き込むコメントスパムは防ぎようがないのでせうか。大晦日からこの数日、コレに襲われて時間の無駄遣いを余儀なくされました。

昨年の大晦日に2,3通の英文コメント。気にせず放置したら、10通、20通、と増え、一昨日は300通。30秒に1通くらいの間隔で自動的に送信されます。受信通知がメール受信欄とコメント受付欄両方に記録されるので、削除するのが大変です。・・ので、コメント欄を閉鎖しました。

被害者の書いた記事をネットで読むと、送信者は不特定個人へのいやがらせが目的ではなく、検索エンジン(グーグルとかヤフー)の機能低下が目的だそうです。一日に一億通とか、大量の迷惑情報をロボットで送信し、コンピュータを正常に働かないようにさせ、世間を混乱させることでニンマリとほくそ笑む。しばし問題になるハッカーと似たような愉快犯。

個人や企業、政府に、ひたすら迷惑をかけることに「生きがい」を感じるネクラ人間がやってるらしい。先般、大問題になった、ウィキリークス発信者には一片の正義感みたいな、是ととれるモラルがあるが、この手の愉快犯にはそれもない。かといって、いくら世間が憎くても、自爆テロリストになるほどの勇気も根性もないのでせう。ジキル博士とハイド氏のように、一見、ごく地味なサラリーマンが、裏技としてやってるかもしれませんね。

荒らし投稿や投稿削除作業と関係あるのかどうか分かりませんが、昨日になって、アクセスカウントが一挙に5000くらい減っているのに気づきました。一ヶ月半分くらいの数字です。おまけに、二日続きでカウント・ゼロの日が。(実在しない、架空の2日間です)原因不明ですが、無味乾燥のデジタル世界にも、こんなファンタジックな現象があるのですねえ。おじんには、ワカラン。

年末、大晦日の深夜に15万カウントになったが、1月5日には、なぜか約5000カウント減っていた。カウント・ゼロの二日は架空の日数。下の画像は、1月9日午前8時ごろのデータ。
アクセスカウンター異常表示

閑人帳


●35ミリカメラ、絶滅機種の見本

 まだ昭和天皇がご健在の頃、ある人が「こんなもん、もう要らんねんけど、自分でようほかさんねん」と言って古くさいカメラを数台もってきました。駄目男には骨董カメラ収集の趣味など無いので迷惑でしたが「ようほかさん」という、その人の気持ちも分かりますので、「ほんじゃ、預かって、そのうち処分します」といって受け取りました。その一部が下の写真のキャノンとコニカのカメラです。(自称「捨て魔」駄目男も、ようほかさんまま)

前回記事で紹介したフジの新型レトロデザイン・デジカメが範とした旧型カメラは、この時代、1950~60年代のデザインと思われます。団塊世代より若い人は、これらのカメラを使う機会が少なかったのではないでしょうか。当時はまだ「自動露出」の技術がなく、絞りやシャッタースピード、中には距離もカンと経験で判断していました。晴天の昼間なら、F8、100分の1秒、距離5mとか。今と違って、女、子供には扱えない、面妖にして複雑なキカイでありました。

値段も無茶高くて、キャノンPでも月給の3~4ヶ月分くらいはしたと思います。今の貨幣価値で言うと50万以上でしょう。「P」はポピュレール=普及型という意味でしょうが、レンズはF1,4と抜群に明るい高級レンズです。フイルム感度の低さをレンズの明るさで補うという設計だと思います。

久しぶりに手にとって、その重さに驚きました。キャノンは820グラムあります。隣のデジカメ(140G)の6台ぶんの目方です。フルメタルだから当然ですけど。ネットで調べたら、1959年の発売とありました。

2枚目のコニカはもっと古い。昭和20年代(1950年頃?)の生産かも知れず、中古カメラ屋さんのHPを見ると、進駐軍兵士の需要があって、戦時中のレントゲン撮影用のカメラを改造してつくったとあります。ボディ上面にメイドイン オキュパイド ジャパン の刻印があり、「占領下の日本製」の意味。カメラつくるのに米軍の許可が要りました。まさしく「他国に占領されていた国家」だったのですよ、日本は。

キャノンP 
隣のデジカメは昨年暮れに買った、FUJIのAX-200 
アマゾン通販で7980円ナリ。
レトロカメラ キャノン

コニカI 
これも600グラムあります。 バカチョンの対極にある「全手動」カメラ。
同 コニカ 

コニカ オキュパイド ジャパン 


●只今、コメントの受付は停止しています。
投稿などはメールでどうぞ。
kai545@violin.ocn.ne.jp

閑人帳


●涙そうそう・・じじいを泣かせるデジカメ誕生
         
<FINEPIX Xー100>

 いつかはこんな事が起きるのでは・・と空想していたことが、デジカメの設計で起きた。中身は最新のデジカメなのに、外観は40~50年くらい昔のレトロなデザイン。戦前生まれの爺さんは、写真見ただけで、涙そうそう・でありますね。よくぞ、やってくれた。

どんなデザインか、下のHPあけて、とくとご覧遊ばせ。一眼レフではないデジカメでファインダーのあるカメラが登場したのであります。これはもう完全に昔帰りの設計です。フイルム式カメラがデジカメに変わったとき、一番抵抗を感じたのが、ファインダー(覗き窓)が無くなったことです。片目で覗いて構図を決める・・この「さあ、写すぞ」の大事な操作が無くなって、撮影行為がえらく安直になってしまった。

フジの新製品はこれを復活したのであります。設計、販売思想の根本が、じじいには郷愁、懐旧の念を呼び起こすこと、若者、中年にはステイタス願望を起こさせるためか。これって、カメラという趣味道具ならではの開発思想であって、テレビとか、洗濯機とか、車のデザインではあり得ませんね。えらくコストをかけて、高い値段で、ごく一部のファンに売る。こういう戦略もアリなのです。実際に売れるかどうか不明ですが、少なくとも熾烈な値段競争に巻き込まれる心配はない。 

スペックを見ると、レンズは広角の単焦点のみ。ズームにするとせっかくのレトロデザインが壊れてしまうのでせう。ならば、レンズの繰り出しをモーターではなく、手動で出し入れしてはどうか。昔の35ミリカメラのピント合わせみたいに。 ま、買う甲斐性もないのに、妄想してもしゃーないか。

■FINEPIX X=100の紹介
http://japanese.engadget.com/2010/09/19/finepix-x100-aps-c/

■メーカーの開発思想を知りたい人はこちらを 
http://www.finepix-x100.com/ja/

読書と音楽の愉しみ


●大原和雄著「大塩平八郎の乱」
        ~精神科医が診た歴史上の事件~ を読む

 江戸時代後期、大坂でミニクーデターを起こした大塩平八郎の事績をシンプルに書いた本はないかなと探したら、図書館でこの本が見つかりました。大塩に関しては、すごい量の資料を駆使して、やたら詳しく長い本が多いなか、助かります。著者はお医者さんで、余技でこの本を書いたのかもしれません。

著者の見立てによれば、大塩は「躁鬱症」だったということです。大方の人は納得できるのでは、と思います。この躁鬱症+陽明学が反乱を起こした原因である・・。ええ? それって、ちょっとシンプル過ぎる結論じゃありません? その通りでありますが、ま、今回は詮索せずに「これでいいのだ!」にしておきます。

躁鬱症であったかどうかはともかく、大塩への評価はプラス、マイナスかなりはっきり分かれ、正義の味方、不屈の闘争心、といった面を高く評価する人と、刹那主義、バランス感覚を欠いた慌て者、と、クーデターの失敗ぶりをけなす人、両方いるみたいです。駄目男は、どちらも合ってると思います。大坂市中での反乱がもう少し戦果をあげていたら、かっこいいヒーローになれたのに・・と惜しむのは駄目男も同じです。

幕府内の人間がアンチを唱え、テロを実行した「桜田門外の変」は武士のみによる実力行使だったのに比べ、大塩の反乱は民衆の参加に頼ったために、内通者がでたり、闘争途中で逃げ出したりと、思惑はずれが多々あって、どうにもこうにもミジメな失敗に終わってしまった。しかし、政府の悪を暴き、弱者を助けたいという一途な思いは素直に評価したい。

文献ではなく、遺跡もあるのだろうかと探したら、少しだけみつかりました。日本を変えよう、日本を洗濯しよう・・の思想は坂本龍馬に通ずるものがあったのに、この人がドラマの主人公になる可能性は小さい。遺跡を訪ねる人も皆無といってよいでしょう。そもそも、大塩平八郎ってなんなん? の人が多いかも。

■大塩平八郎とは・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%A1%A9%E5%B9%B3%E5%85%AB%E9%83%8E%E3%81%AE%E4%B9%B1

大塩平八郎


大川端、造幣局正門の警備係員の承諾をもらって、少し北側の職員の官舎敷地に入る。ゲートに鍵はかかってないけど、普通の公務員官舎ではないため、なんとなく入りにくい雰囲気。
大塩 

ゲートの50mほど先に「洗心洞」の石碑がある。大塩の私塾の跡地。町人や武士に陽明学などを教えた・・といえば、近江の聖人、中江藤樹を思い出すが、塾の末路は全く違うことになった。教え方は凄く厳しかったらしい。
大塩 

この辺り、昔は与力や同心が固まって住んでいた。すなわち江戸時代も「官舎」だった。その与力の住宅の玄関だけが復元、保存されている。えらく場違いな風景だが、北区・与力町、同心、といった町名は今も残っている。
大塩 

西区靫公園の南側、本町通りに面した天理教教会前に、大塩平八郎終焉の地碑がある。反乱に失敗してこの地の町人宅に潜んでいたが、バレて捕り手に囲まれ、養子、格之助とともに自刃した。切腹と同時に爆薬も使ったため、人相が分からなくなり、身代わり説が生まれて長い間モメたそうだ。
石碑の建立が1997年、つい最近で、大塩が世間一般には評価されていなかったことを物語る。
大塩

閑人帳


●2011年・日本の生きる道 
<NHKスペシャル>

 大晦日から正月三が日、アナログテレビの前に座って見た番組は、表題の一本のみ。日本経済の行方をノーベル賞受賞者、根岸博士ほか識者で語り合った、楽しい番組でした。先行き悲観論が大勢を占めるなか、心配しなさんな、ニッポンは大丈夫をうたった正月らしい、景気づけの番組です。

発言の中で、一番印象に残ったのは、建設重機メーカー、コマツの会長、坂根正弘氏の話です。世界経済の浮沈が即売り上げに影響する業者として、いかに早く正確に現地情報を取り込むかが大事、という観点から、世界中に販売した重機、約20万台の全てにGPSを装填したと言うのです。

なあるほど、グッドアイデアだと感心しました。売り先が中国だろうと、アフリカだろうと、ブラジルだろうと、販売した重機の位置はむろん、日々の移動量を見ることで、稼働率が分かります。活発に動いてるなら仕事は活況、停止してる時間が長くなれば仕事も沈滞、という具合です。こういう現場実況を把握して次の営業作戦を考える。転売された場合でも、少なくとも、どこからどこへ、という位置情報は入手できる。オフイスで顧客からの注文を待ってるようでは商売にならんと。

外国の大規模な鉱山で働く超大型のダンプカーは、もう無人運転が普通になりつつあるとの話を、へえ~、と感心して聴いてるようではアカンのですね。ダンプといえば、ねじり鉢巻きのオッチャンが・・は、日本の街中の話らしい。庶民の常識、産業界の先端では通用しない時代です。

また、コマツの下請け業者で、優れた技術を持ちながら資金繰りで苦境に陥ったときは、コマツが保証するかたちで銀行融資を受けさせるという、なんだか出来すぎた話もありましたが、ついてこれない下請けは淘汰されるのみ、の発想しかない大企業よりは数段マシでしょう。

それはさておき、新聞の正月のテレビ番組欄を一瞥して思うに、よくもこんなにしょーもない番組ばかりこさえたもんやなあと感心します。テレビ局に言わせれば、需要応じた供給をしているだけ、という理屈になるのですが。国民の大多数がバカ番組しか求めていないのか?。「イエス」ってことですね。(表題の番組は1月1日 午後9時~11時に放送)

■コマツのホームページ
http://www.komatsu.co.jp/

読書と音楽の愉しみ


●高木裕著「調律師、至高の音をつくる」を読む
         ~知られざるピアノの世界~

 ピアノ調律師って、具体的にどんな仕事をしてるんだろう・・という興味があったのですが、世間的にはえらく地味で目立たない職業なので、自ら「こんな仕事してます」と著した本がありませんでした。

この本が出て、当然「地味な仕事」を想定して読んだら、大違いでした。著者、高木氏は自らピアノ調律の仕事に革命を起こし、今や調律師にとどまらず、音楽ビジネスの企画、プロデュースまでしているやり手さんであります。もちろん、芸能界にあるような浮ついたビジネスではなく、あくまで「最高のピアノ演奏」を目指しての切磋琢磨の話です。全然、目立たないけど、こんなエライ人もいるんですねえ。

ピアノ演奏において、一番の難儀は、自分のお気に入りのピアノをホールに持ち込んで使えないということです。他の楽器、弦楽器や管楽器はみんな自前の使い慣れた楽器で演奏するのに、ピアノはその図体の大きさゆえに、それができない。ホールに備え付けのピアノでしか演奏できないのです。むろん、自分で調律なんてあり得ないので、演奏前に調律師と細々打ち合わせしながら調整します。メンテのええ加減な地方のホールでは、音づくりに難儀するひどいレベルのピアノもあり、苦労は絶えない。

こんなザマでは、最良条件での一流のコンサートはできないと考えた著者は、ガガ~ン、なんと最高級スタインウエイピアノを17台買い込んで最高の音が出るように調律し、ピアニストに使ってもらおうとトンデモないことを考え、実行したのでした。ピアノのクオリティについては保証付きというかたちで、安心して演奏できるようにした。

と、書くのはカンタンでありますが、スタインウエイを仕入れるには何億もの資金が要り、それを保管する場所も要り・・さらに問題なのは、そのピアノをどうやってホールへ運び込むかという難問もある。で、もともと機械好きだった著者は農業用トラクターを改良して専用の運搬機を自ら設計、製作し、トラックにピアノと運搬機を乗せて全国どこへでも行けるようにした。もう「調律」どころの話ではないのであります。

いろいろ苦労はあったのでしょうが、このシステムはアーティストに支持され、なんと3500回もの演奏会実績をつくった。どんなうるさいピアニストにも対応できたわけです。

さて、本題の調律の話。これがまた無茶デリカシー、ピアニストの要求する最高の音にどう応えるか、針先ほどの細かい作業をゲージツ的感性で処理する、すごい集中力のいる仕事であります。
 例えば、演奏会本番、舞台が明るくなってピアニストが登場、演奏が始まるのですが、舞台を照らす照明の熱で微妙な音の狂いが生じる。調律師はそれを見込んで事前に調整しておく・・駄目男みたいな鈍感リスナーには全く分からない差違ですが、その「違いが分かる男」が調律師であり、一流のピアニストであります。(将来、照明がLEDになれば解決しそうな問題です)

ピアノに限らず、オーケストラの演奏でも、楽章の間でチューニングをやり直すことがままあります。ピアノはピアニスト自身ではどうにも対処できないので難儀なのです。

・・とか、いろいろな苦労話やエピソードがたくさん書いてあるけど、長くなるので、ここでお終いにします。(朝日選書 2010年11月発行 700円+税)

本・ピアノの調律

犬町・猫町情報

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●初詣のおみくじに「凶」「大凶」ありの報告

 野楽路会の住吉大社初詣プラン、めでたい正月だから、おみくじに「凶」「大凶」のアタリくじはないだろうの予想です。しかし、<気まぐれムンク>さんからのメールでは、本日(元日)西宮神社でくじを引いたら、あちゃ「凶」が出たと。西宮神社の神サマ(えべっさん)は薄情ちゅうか、リアリストでいらっしゃいますね。

住吉っさんではどうなのか。20人以上がおみくじ引きますが、さあて、どうなりますか。新年会会費タダの件、もう一度説明すると、「凶」又は「大凶」引いた人、複数でもタダ。どちらもなければ「大吉」引いた人一人だけがタダ、です。お間違いなきよう。(幹事は凶・大凶のアタリは無しと勝手に楽観しています) なんか、心配になってきた。

おみくじの後で、末社のお稲荷さんでお祓いを受けるので、凶を引いた人も心配チャラに、ということでご安心を。

大阪日暮綴


●大雪で元日の新聞遅配・・

 ・・って、どこの話? 田舎ではなく、大阪市内、我が家の話です。大阪日日新聞の購読者しか味わえないローカルムードと言えませう。今日(元日)の新聞は午前9時半に配達されました。大阪の新聞なのに、印刷は鳥取市でしており、大雪で道路が通行止めとか渋滞になると、早朝に大阪へ着けず、遅配になります。ときに「欠配」もあるから、凄い新聞ですね。

名前は「大阪日日」でも、経営は鳥取市にある「新日本海新聞社」がしており、子会社の一つです。社長さんは、紳士服メーカー「エフワン」のオーナーでもある、・・てなことは、かなり後から分かりました。要するに複数の中小企業をまとめて経営していると。

事情を知らずに購読すると、なんで水木ロード(境港)の観光ニュースがこないに多いんやろ、と不思議に思うはずですが、ウラはかくのごとしであります。不景気で部数延びず、苦戦中。鳥取出身の方、ふるさと企業の応援をしてあげませう。

■大阪日々新聞の案内(全国記事は共同通信の配信)
http://www.nnn.co.jp/dainichi/

元日の紙面
日々新聞

閑人帳


あけまして おめでとうございます。

旧年中は、この拙いブログを訪問して下さり、
厚く御礼申し上げます。

今年も、引き続きご覧頂ければ幸いです。
はやいもので、この「快道ウオーキング」ブログをはじめて3年半たちました。チリも積もればなんとやらで、書き込んだ記事が、年末で1000本を越えていました。(削除もしているので、ストックは7割程度)質より量の駄文であっても、オジンのヒマつぶしと言われても、こんなに多くの文を書き続けたのは初めてです。


それはさておき、相も変わらずの支離滅裂な話題、なんとかせんかい、と他人に言われなくても気にしているものの、どうにもならないのであります。このスタイルのままで店じまいになるやもしれません。興味のない話題は無視して下さいませ。


テーマがバラバラすぎてブログランキングは降りてしまいましたが、面白い記事と思われたら、[拍手マーク]をポチと押して下さい。拍手完了しました、のページが現れます。その下の方にコメント欄があり、書き込みもできます。

それでは、本年もよろしくお願いします。

                      2011年 元旦   快道メーカー=丸出駄目男