閑人帳


●三脚のスグレモノ

 カメラの三脚なんて十分な成熟商品、もはや進歩改良なんてないものと思っていたら、いへいへさうではありませぬ。駄目男の知らぬ間に写真のような「ゴリラポッド」なる商品が出ていて、そのアイデアの良さに感心したのであります。三脚の脚は金属で直線形・・の常識を破って、樹脂製でくねくね自在に曲がる。その形態が面白く「ゴリラ」の名前もピッタリです。

平らな所でしか使えないのが従来商品でしたが、これは脚が曲がるので、どこへでも抱きつける、しがみつける、というのが面白い。記念撮影時に「ハイ、チーズ」なんて言わなくても、この三脚のカタチを見るだけで笑顔になってしまいます。なんなら、脚に音声装置を仕込んで、ムギュっと曲げたら「イテテ・・この、がきゃあ~」とか言わせたらどない?

商品は「ケンコー」というカメラ関連グッズのメーカー製。1500円~2000円で購入できそうです。(注・一眼レフとか、重いカメラは使えない)

■メーカー「ケンコー」のHP
http://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/eq/eq_digital/minitripod/08546300001001.html 


くねくね三脚  


木の股とか・・
 
くねくね


つるつるのパイプにも抱きつけます。 
くねくね  

水平を確かめることができる「水準器」もついてます。(緑の部分) 
くねくね  


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ア・ラ・カルト


●これで見納め・・京都御苑の紅葉風景

 お付き合いで京都御苑へ。行き先のネタに困ったらここへ行くことになってます。交通至便、無料で一日のんびり過ごせます。
 今回は、御苑中央部のエノキの大木の黄葉がとてもキレイでした。風格のある樹形、やや緑がかった、何とも言えない上品な黄色の葉が印象的です。(上から1~2枚目の写真)秋は、当地では人気ナンバーワンの樹木かもしれません。(11月29日)

京都御苑紅葉 

京都御苑紅葉 

京都御苑 

京都御苑 

京都御苑 

プチ・ケチの研究


●これでいいのだ・・手抜きサラダ

 猛暑で野菜の値段が高くなってから、キャベツをナマの形で買うことがなくなってしまいました。ただいまは、下の写真のような袋入り刻みキャベツを愛用中。値段は100円前後で、重量単価でいえばものすごく高くつくけれど、これを3回くらいに分けて食べれば、一回30円余、手間のかからないメリットを考えたら、つい、これでええか、と。

普通は、これに玉ねぎの1ミリスライスを加え、ミニ豆腐の上にのせてポン酢で食べる。あれば、ミニキャロットも。消費期限が三日と短いぶん、使い切らねば、ともったいない精神が働いて、食べ残しをしたことがない。ケチンボ精神が、生野菜を強制的に食べさせるのであります。玉で買って、何日も冷蔵庫に置いてヨレヨレにしてしまうより有益かも、と思うのは身勝手でありませうか。

消費期限は三日ですが、パーシャルフリージングの棚に入れておけば、5~6日は持ちます。それでも余った場合は(余らなくても)熱湯3分待ち即席ラーメンの上にドバッと載せて食べます。(載せてから湯をかけます)刻みキャベツ入りラーメンというわけで、出汁の塩辛さがやわらぎ、マイルドな味になります。これもおすすめです。

刻みキャベツパックとミニキャロット(下)
刻みキャベツサラダ


キャベツをのせた即席ラーメン
サラダ入れた即席麺 

たまには外メシ


●ハモンセラーノ

 ・・って、なんのこっちゃねん? スペイン産、白豚のハムのこと。ふつうのハムと違い、後ろ足をそのままの形でハムにするので、デカくて冷蔵庫に入らない。ゆえに、大型冷蔵庫なんかないのが普通の酒場では、冬にならないと仕入れない。(冬場は常温で保存できる)

これを専用のナイフでそいで提供する。ふつうのハムとは違った食感、味で、独特の塩味がお酒に良く合います。別に高級品ではないが、製造のプロセスを読むと、血抜きして、一ヶ月間塩水に浸して、一年間低温乾燥して・・と、ずいぶん手間のかかる加工品です。

現物を見ると、このぶっとい脚の中まで均等に塩分が染み込むことが信じられない。何十年もの試行錯誤の末に完成されたのではと想像します。これをサンドイッチの具材にしたら旨そうやなあ・・と勝手に空想しました。久しぶりに、キタの「カンパネラ」へ行ったときに食しました。

■カンパネラのご案内
http://barcampanella.fc2web.com/index.html

■当ブログの「下戸の止まり木」でも紹介しています。
http://oskjk.blog107.fc2.com/blog-category-12.html 

カウンターに、どてんと置いてあります。
ハモンセラーノ?

ハモンセラーノ?

参考写真・・ハモンセラーノを売る店(スペイン)
ハモンを売る店の風景?

★快道ウオーカーからの便り

●やまねこさんの「さざなみ快道を往く」⑦

 京阪三条駅から京阪京津線 上栄町まで    
     
                2010年11月21日(日) やまねこ

 11月21日 小春日和の予報につられて快道ハイクに挑戦する。京阪三条駅10時出立 東大路通りと仁王門通り10時15分。平安神宮を過ぎて疎水に沿って歩く。インクラインの線路道は少しこうばいがあり玉砂利と枕木が敷石の道を行く。紅葉の季節のせいか親子連れやハイキングのグループ等、沢山の人々が来ていました。

日向神社11時10分 最近は神社に参拝するのに坂道を車で来る人が多く左右に道をゆずりながらコンクリートで出来た上り参道を歩く。坂道を下りて信号3ヶ所を通りすぎて佐々木医院の建物が思った以上に遠く一度後戻りしたりして漸く確認して疎水の道に戻る。疎水の位置が地上80mの所を流れているのに驚く。疎水わきのベンチで昼食をとる。12時50分。

山科駅へ下る時 駅を通り過ぎてしまい方向がわからなくなり三条のほうへ歩いているのに気付き山科駅まで戻る。京阪とJRの間に道があるのに気付き線路沿いの道を行く。普門寺と寂光寺を過ぎて小関越えをする。その手前に昔疎水へ水をひくのに作ったといわれる立筑、大きな導管を見る。これは小関越えを自転車で7回走行したという男性と道連れになりその人から聞きました。

長等の里老人施設の中を通り奥の階段を下り、山道は日暮れが早いので浜大津の一つ手前の上栄町駅より電車に乗り帰途につく。16時15分。

大阪日暮綴


●カラフルタウン・・金岡団地から大泉緑地へ

 ロージン無料パスを使えるようになって、堺市の大泉緑地へも電車チンがタダで行けるようになりました。いつもは、御堂筋線・新金岡駅から最短路を歩いて行くのですが、ちょっと変化をつけてみようと、一つ手前の北花田駅で降り、金岡団地を抜けて行くコースを開発?しました。

団地の北側の住宅街では、思いがけず昔の民家や細道、神社などにも出会い、なかなか楽しい道です。今回は街路と公園の紅葉風景だけをアップします。(撮影11月25日)

金岡団地 ケヤキ並木道
金岡団地 

金岡団地 

大泉緑地
大泉緑地 

大泉緑地 

閑人帳


●「週刊現代」拾い読み

そろそろ考えたい「終の棲家」

 高度成長期、郊外に一戸建て住宅をもつことは、ステータス・・男の甲斐性の証しみたいなものだった。しかし、今や住宅は余ってる時代である。郊外の生活に不便な町で、自分は年老いて、家も老朽化すると、ステータスどころか、やっかいなお荷物になりかねない。やっとローンを完済したのに、不動産価値はどんどん落ちてくる。 バスの減便や廃止、スーパーの廃業、撤退が始まれば、もう赤信号だ。住み慣れた家がいちばん、なんて、ノホホンと構えてると、ゴーストタウンの生活難民に落ちぶれる恐れさえある。

いろんな対応の仕方があるが、本誌記事で勧めているのは、現在、郊外に住んでる人なら、自宅を早めに処分して「駅近マンション」に引っ越すこと。それも、新築、中古を問わず、できれば駅から徒歩5分以内の物件が良い。なぜなら、再処分しやすいから。これが要である。老齢化や認知症などで、老人ホーム等に入居せざるを得ない事態になったとき、早く、高く売却するには駅近マンションが一番有利であると。但し、隣がパチンコ屋、なんて物件は避けたほうが良い。

生活資金にゆとりがあれば、なんらかの事情で長期間空き家にする場合、賃貸に出すこともできる。ローン負担がなければ、副収入になる。それも、すぐ借り手の見つかる優良物件ならばこそで、駅から徒歩20分なんてのは話にならない。ゆえに、広さや築年数より、立地条件で選ぶべきである。

駅近でも、分譲ではなく賃貸はどうか。賃貸仲介業者は、70才超とかの高齢者には、あれこれ難癖つけて貸したがらない。なぜかといえば、第一に家賃がきちんと支払い続けられるかの不安。第二に、不慮の死や自殺への不安。駅にちかい、優良な物件ほど、年寄りには貸したくないというのが業者のホンネである。公営住宅で、駅前の物件があればベストだが、そんなスグレモノにすんなり入れる可能性はほとんど無い。(週刊現代 12月4日号を参照)

週刊現代

閑人帳

●NHK紅白の出場者・・7割が知らん人

 新聞に、今年のNHK紅白歌合戦の出場者名が出ていたので、自分の知ってる(顔や声、歌で名前を言える)歌手はどれくらいいるか、赤点つけて数えてみました。結果、14人。全部で44人(組)だから3割は知ってる歌手です。年金世代としては並みの成績だと思いますが、いかがでせうか。5割知ってる人はいない?・・いや、いるかも。

北島三郎なんて、化石のような歌手がまだ出ている。衰退する演歌の最後の砦って感じで、外せないのか。しかし、加山雄三がなんで出場するのか、分かりませんなあ。歌謡曲全盛時代は、ヒット曲の有無(レコードの売り上げ)で選んだから分かりやすかったけど、ヒット曲が無くなってしまったので(特に演歌は)歌手選びは難しいでしょう。

福山雅治って、歌手もやってたのか。
AAAって、ファンドの格付けかい?
NYC・・NECと間違いそう。
いきものがかり・・これって、日本語?

無知も亦楽し。

NHK紅白メンバー 

大阪日暮綴


●今年はとてもきれい・・
御堂筋の黄葉

 夏の猛暑続きで、樹勢が衰えたのでは、と心配でしたが、秋になって気温が順調に下がり、25~30日ごろが黄葉のきれい盛りになりそう。近年、御堂筋を歩いて感じることは、休日でも歩行者がずいぶん増えたことです。ビジネス街の歩道ではなく、観光用遊歩道になっています。近隣に高層マンションができて居住人口が大幅に増えたことも歩行者を増やしてるでしょう。葉が散ると「御堂筋イルミネーション」の飾り付け作業がはじまります。

御堂筋イチョウ 

たまには外メシ

●韓国料理 福茂千(ふくもち)

 大和文華館で開館50周年記念展を鑑賞した帰りに、案内してもらった店。学研都市線北生駒駅の南1キロくらいの、閑静な住宅街にあります。 界隈では評判の繁盛店らしく、平日の昼でも、オバサンたちで賑わっていました。ランチを食してみれば、好評のワケがわかります。美味しい、安い、コストパフォーマンスの高さがなかなかのもの。たぶん、常連さんが多いのではと思いました。下のランチ「石焼きビビンバ」が1100円ナリ。全員納得の美味しさでした。

■お店のHP(姉妹店もあり)
http://www.fukumochi.co.jp/

大和文華館 (1960年開館 設計は吉田五十八)
大和文華館

前菜
前菜

サラダ
サラダ

石焼きビビンバ
生駒韓国料理

ゆずのホットドリンク(又はコーヒー)
ゆずホット

杏仁豆腐
あんにん豆腐 

アジア・ウオッチング


●上海・マンション大火災の不思議

 11月15日午後に起きた高層マンションの火災では58人の死者が確認され、未だに行方不明な人が50人以上いるという。
 このニュースを聞いて、最初に感じた不思議は、マンションの外壁で断熱工事をしていて、電気溶接の不注意が出火の原因になったということです。

 ハテ、高層マンションの外壁の断熱工事って、ナニ? そんなのアリか、と不思議に思った人がおられるでしょう。駄目男もなんで必要なのか分かりません。常識でいえば、築12年しか経っていない高層マンションに、そんな工事は必要ありません。上海はそんなに寒いのか、と気温を調べたら、東京とほとんど変わらない。不思議です。

日本で、完成後のマンションで外壁の断熱工事をしたなんて聞いたことがない。建築時点で断熱仕様にしておけば済むことです。次に、不思議と言うより驚いたのは、その断熱工事の材料が発泡ポリスチレンであること。
 冗談でしょ、と素人でも思います。ニュースの画像を見ると、確かに厚さ3センチくらいのボードが映っていました。とても燃えやすい材料で、難燃加工しても、有毒ガスと大量の煤(スス)が出る。火災画像の真っ黒の煙はこれが燃えたからではと思います。

これをどうして外壁に取り付けるのか。取り付けた後の耐火仕上げはどうするのか。察するに、鉄のフレームを組んで、そこに発泡ポリスチレンをはめ込む。そのフレーム加工で溶接作業を行ったのか。そのとき火花が飛んで・・だったら、燃えやすいままの材料を使っていたことになる。日本人には考えつかないような、日曜大工よりお粗末な発想の施工です。

ひょっとしたら、ひどい手抜き工事のせいで、冬場は結露がひどくて、住民から不良工事を責められ、内装の手直しでは対処できないから、こんなトンデモ工事を請け負ったのかもしれない。あくまで、想像ですが。

外壁だけでなく、壁紙やカーペットなど、内装材も防炎加工なしの燃えやすい樹脂材料がふんだんに使われていたでしょう。樹脂類は燃やすと、ものすごく高温になる。清掃工場の焼却炉で、廃プラスチックの量を増やすと炉壁を傷めるくらいです。死者のほか、行方不明が50数人もいるのは、高温のため、遺体が炭化してしまい、原型を失ってるからではと想像します。

不思議ではなく、リアルそのものが、未だに使われている「竹の足場」です。上海万博を機に、もう全面禁止かと好意的に考えていましたが、この現場でも使われていました。下の写真は火災現場画像のコントラストを変えて、見やすくしたものです。日本の高層ビル工事でこんなものが使われるなんて想像外ですが、アチラでは未だに標準なんですね。安全よりコスト優先を表す、象徴的風景です。

あるサイトのニュースでは、火災後、現場に積まれていた発泡ポリスチレンはさっさと撤去された、現場取材の記者が拘束された、など当局の証拠隠し、報道規制が露骨に行われていると。当局にしたら、これが万博開催中でなかったことで、どれだけ気が楽かと安堵していることでしょう。
  本日(11月22日)の大紀元時報によると、未だに死者の名前も公表されていないという。非情、非道なシナの現実です。黒焦げのマンションは、遺族にとっては怨恨の塔ですが、願わくば、暗黒政府の墓標になってほしい。

同報の11月19日付ニュースでは、日本人犠牲者、橘幸弘さんの死の現場をこう伝えている。~火災の中、台所で抱き合って倒れていた夫婦の遺体が発見された。葬儀場に搬送されたが、遺体を引き離すのがとても難しかったと消防士が話した。男性は、日本人の橘幸弘さんで、女性は妻の中国人王芳さん(38)だった~。無念さ、いかばかりであったか。

■大紀元時報 11月22日の報道
http://www.epochtimes.jp/jp/2010/11/html/d52876.html

■同11月19日の報道
http://www.epochtimes.jp/jp/2010/11/html/d66075.html

高層マンションにも使われている、竹の足場。
これも火の回りを早めた。
上海マンション火災

犬町・猫町情報

private

              12月号表紙 by ぽんさん

表紙10年12月号 

             メダカの学校へ ようこそ!

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 のらくろ会12月度例会案内

「加古川の下流をあるく」   担当 サウダージさん
  山陽高砂駅~JR加古川駅

■実施 12月12日(日)
■集合  山陽電鉄高砂駅  10:00(雨天中止)
■コース 高砂駅~高砂町(十輪寺など)~河川敷歩道(文化会館あたりで昼食予定)~加古川橋~加古川本町(称名寺など)~JR加古川駅

■参考アクセス
姫路ゆき直通特急 梅田(阪神線)8:40 高砂 9:58
運賃 1,140円、帰路はJR加古川~大阪 新快速で50分、1,280円

■備考  要弁当、距離 約8Km平坦路
加古川下流の河川敷をあるいてノスタルジックな雰囲気のある高砂町と加古川本町などを訪ねます。

■■お知らせ■■・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 今年は忘年会はありません。
来年1月10日(祝)午後に、1月例会+新年会+会費集金 を企画しています。新年会は、なんばミュンヘン大使館で行います。詳しいことは 来月お知らせします。

大阪日暮綴


●値千金・・イワナの塩焼き

 いつぞや、ここで鮎の塩焼きの写真を載せましたが、これは、村上市の釣りキチ、Sさんからのプレゼント。その後、再びクール便で、アユ、ヤマメ、イワナが届きました。2回で合計100ぴきくらい頂戴したかもしれません。おかげで、塩焼きの腕前はずいぶんアップ?して、美味しく頂けるようになりました。(といっても、ガステーブルのグリルで焼くだけのことですが)

下の写真は、ギフトの中で一番大きい、25センチのイワナです。このサイズだと、これだけでメインディッシュになります。市場には売っていないご馳走であります。冷たい日本酒で、越後の渓谷を想像しつつ賞味しました。(写真は焼く前のもの)

イワナ

先日、そのSさんが来阪されたので、二晩楽しく歓談。そのとき、今年の釣果を尋ねました。村上市瀬波温泉の近くに住むSさんの釣り場は三面川
(みおもてがわ)の上流~下流です。釣果はマメに記録してるそうで、7月1日から9月30日までの3ヶ月で・・
★アユ・・・1200     
★ヤマメ・・・130(15センチ以下はリリース)
★イワナ・・・・60(20センチ以下はリリース)

関西の釣りファンが聞いたら、クソーッ!と悔しがる成果ですが、Sさんにとってはフツーの成績だそうです。イワナ60ぴきのなかで最大は40センチ。駄目男が頂戴した25センチものは「小物」の類でした。へえ~。

イワナというと、標高の高い、深山の谷川で釣るというイメージがあるけど、それは関西人の発想で、村上では、海べり、河口から150mくらいのところでも釣れるそうです。それだけ水が冷たいということですか。

Sさんは、11月15~16日の来阪時に、拙著「なにわ快道」のうち、水都コース、商都コース、数十キロを歩き、自分のブログ↓「村上の野歩」に感想文を掲載されてます。

■Sさんのブログ「村上の野歩」
http://sa4410.at.webry.info/


村上周辺の地図
村上の地図

ア・ラ・カルト


●賞味期限は11月28日
・・万博公園の紅葉

 紅葉見物といえば、箕面公園や嵐山・嵯峨などが定番ですが、混雑、渋滞が大苦手な人には「万博記念公園」はいかがでしょうか。入場料250円が必要だけど、園内広く、清掃は行き届き、トイレの混雑に煩わされることもありません。たくさん歩きたくなければ、日本庭園だけでも十分楽しめます。

公園は11月28日までが「紅葉まつり」期間で、筆者の推定でも、見頃はこの日くらいまででしょう。土曜、休日は多少混むかもしれませんが、箕面や嵯峨野に比べたら、がら空きの感じだと思います。食堂もあるけど、弁当持参のほうが良いでしょう。日本庭園の茶室では、抹茶のサービスもあります(有料)

■万博記念公園のHP
http://park.expo70.or.jp/ 


撮影は、日本庭園と自然文化園周辺のみです。(11月17日撮影)

日本庭園
紅葉万博公園 

万博 

万博 

万博 

万博


自然文化園ほか
万博 

万博追加 

万博 

万博 おわり 

大阪日暮綴


●大阪あそ歩 参加レポート

田辺大根のふるさとは見所いっぱい(その3・完)

平重盛の創建と伝わる法楽寺
 空襲を免れた古い民家が残る静かな住宅街にあるお寺。境内に聳える、樹齢800年といわれる楠の大樹が見ものです。平重盛が活躍した時代にこの木が生まれたことになり、現在は幹周り8m、樹高約26m、大阪市内では、住吉神社の楠(樹齢約1000年)に次いで古い木だとか。

境内に、田辺大根をあしらった記念碑があります。田辺大根は江戸時代から栽培され、とくに、この法楽寺の横(西側)の畑で盛んだったことから横門大根とも呼ばれたそうです。現在は周辺に畑などまったくありませんが、12月28日の「終い不動」の日は、大根炊きが参拝者にふるまわれます。

田辺あそぼ 法楽寺 


法楽寺 

こんなイージーな方法でも、大根は育ちます
UNI_9261.jpg  




古代「難波大道」の痕跡がこの道?
 法楽寺の西側の南北に通じる細い道が、実は難波大道の通じていたところらしい。この道は難波宮から上町台地を真っ直ぐ南下し、10月31日に紹介した「磯歯道(しはつみち)」や竹内街道とクロスしていたと想定されています。難波津に着いた船を下りて飛鳥へ向かうときに使った道とされ、2008年春、堺市と松原市の境界付近で発掘された古代道路跡によって、存在が確かめられました。

この新発見に関して、とても詳しいレポートを書いておられる方が見つかったので紹介します。
■遂に姿を現した、幻の古代官道・難波大道
http://www.bell.jp/pancho/k_diary-2/2008_05_24.htm

なにわ大道

ギャッ、ウンコ撫でればウンがつくやて!!
 法楽寺の西方、阪和線に近いところに太魂(ふとだま)教会という、聞き慣れない宗教施設があり、その一階の壁面をくりぬいて祀られているのが「運子童子」。童子の足下に金色のウンコがとぐろを巻いておりまして、これをナデナデしてお願いすると、幸ウンに恵まれるそうであります。

宗教団体が、まさかイチビリでこんなことしないはずと、ネットでぐぐって見たら、発案者の説明が見つかりました。ウ~ン・・ワカラン!

■運子童子のおこりの説明
http://www.futotama.com/unkodoji.html


うんこ童子

この他、当地には住吉神社の神馬塚や山阪神社などの見所があります。

■大阪あそ歩のホームページ(地図の印刷もできます)
今年秋の企画は、間もなく終了します。
http://www.osaka-asobo.jp/

大阪日暮綴


田辺大根のふるさとは見所いっぱい(その2)

★田辺大根を使った和洋菓子が開発されました
 いったん消滅しかけた、なにわの伝統野菜「田辺大根」。吉村さんはじめ、地元の篤志家の努力で再生し、いつのまのか有名ブランドになってきました。それが料理に使われるだけでなく、スイーツにまで利用されてると聞いて、ホンマカイナ?と信じられない思いです。

地下鉄田辺駅前にある洋菓子店「ラン」では、大根エキスをロールケーキに混ぜるそうです。今年はまだ大根自体が収穫前のため、商品はありませんでしたが、いったい、どんな味になるのか想像できません。むろん、さんざん失敗した挙げ句の上での商品化で、開発コスト、ずいぶんかかったことでしょう。店主の話では、田辺大根の良い点は、煮込みすぎても形が崩れないことだそうです。

「ラン」さんのすぐ前隣の「松屋」は和菓子の店。こちらは、大根のエキスをかるかんに混ぜ、大根の葉入り生姜味の羊羹とサンドしたもので、見本を一つ賞味させてもらいました。ありがたや。番茶と一緒に食べるにはもったいない上品な味(くらいしか表現できない)でした。パッケージも洒落ていて、甘党には魅力たっぷりの銘菓かと。店主さん曰く、うちも散々試行錯誤したけど、じわじわ人気出て、今では主力製品になりましたと。下のHPでお店の紹介してますので、どうぞ。

■銘菓処「松屋」のホームページ 
http://www16.plala.or.jp/j-sweet_matsuya/


洋菓子店「ラン」のご主人
田辺あそぼ 洋菓子店 

和菓子店「松屋」のご主人
田辺あそぼ和菓子店


★模擬原爆投下跡地碑(慰霊碑)
 地下鉄田辺駅から南へ150mくらい、大通りを西へ入ったところに、2001年に設置されたこの碑があります。1945年7月26日、米軍のB29爆撃機から5トンもの大型爆弾がここに落下、広範囲で民家が吹っ飛び、多数の死傷者が出ました。この爆弾は本物そっくりの模擬原爆で、原爆投下の練習用に作られ、日本各地に投下されました。

この日から11日後、広島に本物が投下されます。なぜ、大阪や東京に原爆を投下しなかったかについては、以前に書きましたが、7月下旬時点までに、大阪や東京は通常爆弾による爆撃でボコボコにされており、新たに原爆を落としても、その効果の判定が難しい、というのが大きな理由です。

模擬原爆慰霊碑



★うどんや風一夜薬本舗
(うどんや かぜいちやぐすり ほんぽ)
 天王寺駅から阪和線に乗って、南田辺駅のすぐ手前、左手のビルの上に、奇妙な名前がある看板が見えます。「うどんや風一夜薬」って、なんのこっちゃねん、と不思議に思ってる乗客が多いと思いますが、これは風邪薬の名称です。生姜を主にした風邪薬で、昔は、風邪をひくと、熱いうどんを食べてこれを飲み、暖まって一晩ぐっすり寝ると治ります・・という具合。うどん屋さんには普通に置いてあり、風邪かな、と思った人が、うどん屋に駆けつけて利用したそうです。素朴な治療法ですねえ。

薬は、現在は百貨店内の薬局中心に販売。ほかの商品として「生姜飴」と「生姜湯」があり、これまた、吉村さんのカオとお店のご好意で、飴と生姜湯を頂戴しました。ありがたや。生姜味の飴って懐かしい。

■うどんや風一夜薬のホームページ
http://www.kazeichiyakusuri.co.jp/

うどん屋風 

女性は専務さん、右の青いジャンパーがガイドの吉村さん
うどんや風 

(つづく)

大阪日暮綴

田辺 あそぼタイトル


●~大阪あそ歩~ 参加レポート

田辺大根のふるさとは見所いっぱい(その1)

 「大阪あそ歩」5回目の参加。東住吉区田辺界隈の静かな住宅街を、今や地元有名人、吉村さん(田辺大根ふやしたろう会世話人)の中身の濃い案内でウロウロ歩きしました。地元住民でなければ分からない楽しいスポットがたくさんあります。エリアは近鉄北田辺駅~地下鉄谷町線田辺駅~JR阪和線南田辺駅の周辺。ネタが多いので、3回~4回に分けて掲載します。

★誰か買いませんか・・作家・開高健の旧宅
 芥川賞作家、開高健(かいこう たけし)が多感な少年時代を過ごした家が残っています。近鉄北田辺駅の近くで、昭和初期に建てられたのでは、と思われる趣のある民家です。大学(大阪市立大学)へもここから通い、就職先は壽屋(現在のサントリー)。有能なコピーライターとしてサラリーマン時代を過ごしました。

家は現在空き家。所有している身内の方が、高齢、病弱等の理由で維持できず、売却されるそうです。仲介は住友不動産とか。解体は惜しいと、近隣の人も鳩首会議したらしいですが、まずはお金の問題で・・。どなたか、懐の暖かい人おられたら、買いませんか。

■開高健の略歴・作品
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%8B%E9%AB%98%E5%81%A5


近鉄北田辺駅にある、開高健の文学碑
田辺 開高1 

昔の長屋の並び、左端の家(一戸建て)が開高氏の旧宅

田辺開高2 

まだ表札があがっています
田辺開高3


★お好み焼き「風月」のソースはここで作っていた
 今や、北海道から九州まで全国展開している、お好み焼きのチエーン「風月」ですが、店で使われるソースの全てをこしらえてる業者がここにあります。旧庚申街道沿いの、看板すらない小さな工場で、4~5人の作業員で賄ってるようです。以前は「OKソース」のブランドで一般向けに販売していたと聞いて、漠然と思い出しました。ガイドさんの計らい、工場さんのご好意で、2本をお土産に頂戴しました。ありがたや。現在は「風月」ブランドでスーパーでも買えます。

■「風月」のHPはこちら・・
http://www.ideaosaka.co.jp/index.html

旧村落のなかに「庚申街道」が通じている。白い塀の先にソース工場が。
田辺ソースメーカー

この奥でソースをつくっています。
田辺ソース 

風月ブランドで、市販されてるソース
田辺ソース 



★田辺にホタルの名所があったとは・・
 上のソース工場の向かいの旧家のご主人、Sさんは、もう何十年もホタルの飼育を続けてる奇特な方です。なんで?・・は、さておき、病膏肓(やまいこうこう)という凝り性なんでしょう。飼育が難しく、一日たりとも留守にできないそうで、ゆえに「私は旅行なんか、したことありません」と。餌になるタニシの入手も年々難しくなり、苦労は絶えないと仰ってました。

6月、無事に育つと下の写真の駐車場に巨大なネットを張り、ホタルを放って近所の人に見物してもらうそうです。最高、一万匹育った年もあるそうで、いまや「ホタルの名所」です。といっても、太閤園に売るとか、ビジネスは一切なし。 しかし、今年夏は、奈良県の天川村のホタルががひどい不作だったため、SさんにSOSを求めて来たときは、快くOKして提供したそうです。向かいのソース屋さんとともに、全然目立たないけど、価値のある仕事をされています。

この駐車場にネットを張ってホタルを放ちます。
田辺ホタル 

小さいゲジゲジみたいなのがホタルの幼虫
田辺ホタル 

(つづく)

■「大阪あそ歩」の案内はこちら・・・
http://www.osaka-asobo.jp/

大阪日暮綴


●木津卸売市場がリニューアル

 南海電車のPR紙に案内が出ていたので、地下鉄大国町で下車して寄ってみました。駅北よりの出口から3分くらいのところです。
 古いぶんだけ汚いという印象だったこの市場、見苦しい駐車場なんかを飾りパネルで隠したりして、スッキリ改築できました。本来、プロ相手の市場ですが、シロウトにも販路を広げようと、苦心の策みたいです。おまけに、場内に「太平の湯」というスーパー銭湯まで誘致して、なんとか客集めを・・と、従来の卸売り市場とはえらい様変わりです。(入浴料800円)

別棟に「ODA」という業務用スーパーがあり、ここは普通のスーパーと同じ様式の店。会員になれば、もっと安く買えるのかもしれない。でも、ふつうの店とあまり変わらない値段の商品もあり、通い慣れないと安さは実感できないかもしれません。

■木津市場のご案内
http://www.kizu-ichiba.co.jp/

駐車場をパネルで目隠ししてスッキリ。2階に「太平の湯」がある。
木津市場 

木津市場


通路に休憩用のイス、テーブルも置いて・・
木津市場


ギャッ! 松茸が200円(モロッコ産)580円(中国産)
なのに、みんな素通り・・安すぎても売れないということ?
木津市場


半額セール 甘塩ほっけ2匹149円を買って帰りました。
木津市場

閑人帳


●これが事実なら、仙谷長官はクビ

 尖閣ビデオの非公開扱いは、中国の要求を呑んで決まった・・。
11月8日付け、毎日Jpを読むと、尖閣ビデオの非公開は、日本政府の判断で決めたのではなく、中国政府高官の要求を仙谷官房長官が受け入れて決まった。以下(青色文字)は当ニュースでの該当部分。

「衝突事件のビデオ映像を公開しない」「仲井真弘多(沖縄県)知事の尖閣諸島視察を中止してもらいたい」--。細野氏、篠原氏、須川清司内閣官房専門調査員と約7時間会談した戴氏(戴秉国(たいへいこく)・国務委員・副首相級)らはこの二つを求めた。報告を聞いた仙谷氏は要求に応じると中国側に伝えた。外務省を外した露骨な「二元外交」は政府内の足並みの乱れを中国にさらけ出すことになった。

いきさつの詳細は全文を読んでいただくとして、この記事が事実なら、センゴク長官は今や日本国を牛耳る「悪代官」に成り下がってしまったようであります。どうしてそんなに中国に媚びへつらうのか、理解しがたい。「うへ~、中国様の仰ることは何でもOKです、ハイ」と土下座してるようなものだ。

上の状況から察すると、中国船船長の釈放も、検察独自の判断で決めたなんて、到底信じられない。地検はむろん、外務省の立場も完全に無視した「仙谷外交」で仕切っている。このような売国外交に比べたら、海上保安官のビデオ映像流出事件なんか、些末な問題である。トラブルの元凶は仙谷官房長官であること明快であります。
 
菅・仙谷コンビで失態、失政を繰り返して支持率20%台。それでも支持する20%の人の頭の中を覗いてみたい。APECが終わったら、菅政権崩壊のカウントダウンが
はじまるかもしれません。


■毎日jpニュース(アジア サバイバル)の内容(11月8日)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101108ddm003030115000c.html

閑人帳


●鳥越ゆり子さんの絵画展 ご案内

例年と同じく、京都河原町通りのギャラリー「いちかわ」で開催
11月23日~28日 12時~18時
会場電話 075-351-7267 

ゆり子個展  

ゆり子個展案内

閑人帳


●近代美術館予算、2枚の絵の時価と同じ・・

 当ブログ、11月 4日の閑人帳記事で「この2枚の絵で美術館が建つ」と、裸婦の絵を掲げて書いたら、今日の各紙に、その通りの美術館計画記事がでて、ちょっとびっくりです。最初の計画より大幅に規模を縮小して、122億円の予算で設計すると。これが裸婦の絵、二枚分の金額。
 それはいいとしても、敷地の4割を民間企業に売り渡して、費用の一部に充当するともあり、ガッカリです。

年間、2863億円の生活保護費を支給する大阪市にとって、100億余の美術館建設費用は、かくも重い金額なのか。貧乏人でも憮然たる思いがするのであります。でも、前向きに計画を打ち出しただけでもヨシとしませう。問題は、自分の生きてるうちに完成するかどうか、なんとも言えませんです。

■孫引き資料(読売新聞2010年2月18日記事より)
 (大阪市は)不況で生活保護の受給者が急増し、生活保護費は過去最大だった前年度からさらに17・2%増え、2863億円に膨らんだ。子ども手当関連経費も含めた扶助費は4844億円に上り、歳出全体の約3割を占めた。

閑人帳

●TVニュース・・わかりやすい、青山繁晴氏の解説

 月に1~2度、関西TV、水曜日の夕方の「アンカー」というニュース番組を見ます。この中で解説役をしている青山氏の説明がとても分かりやすくて、かつ中身が濃い。他にも上手い人がいるのかもしれないが、もっか、この人のファンです。

事案の説明だけではなく、その裏事情、因果因縁についての話の多くが、自分自身の取材、情報キャッチによるものなので、リアリティ十分です。それに、あいまいな言い回しをしないのが良い。答えはAかもしれないが、Bになる恐れもある・・なんて、言い方をしない。そういう場合は、なぜAと考えるかを説明する。基本姿勢として、マルか、ペケか、はっきり悦明するので、ずいぶん説得力があります。よほど、自信があるのでしょうね。

リスクを恐れて、自分の意見をはっきり言わない人が多いが、そんな人の解説は、番組が終わったら即忘れてしまいます。その点、青山氏の解説、意見は耳によく残っていて、後日、ああ、そうやったなと思い出しやすい。 

この番組、関西エリアだけしか視聴できないそうですが、全国放送なら、大げさに言えば、世論を動かすくらいのパワーがあるかもしれない。ほかの、無難な事しかしゃべれないコメンテーターの皆さん、少しは見習ったらいかが? いや、ムリですね。

たまには外メシ


●新中華料理「青青」

 今の飲食業界で一番元気がないというか、話題が乏しいジャンルは中華料理かもしれない。美味しいけどボリュウムありすぎ、みたいな点が敬遠されてるのかな。当店は、老舗「桃谷楼」の支店ですが、ぐわらりとイメチェンを計って、店の内装も料理の盛りつけも、なにやらフランス料理ふう。いろんなメニューをちまちまと出すので、中華料理を食べるという感じはあまりしない。

飲み物のメインがワインであり、料理の味付けもそれに合わしているのだから、脱チャイナが鮮明であります。伝統的中華料理ファンが来たら、かなり困惑と不満がでそう。化学調味料を一切使わないというレシピも中華料理の常識から外れているので「らしくない」と評価されそうです。

お客さんの8割は女性でしょう。オジサンだけのグループでここへ来たら「レアもん」ですね、たぶん。(なんば高島屋9階レストランフロア)

■青青(せいせい)のホームページ 
 
http://www.sei-sei.jp/

11月の2900円のランチメニュー
中華青青 

中華 

中華 

中華 

中華 

閑人帳


●映画「桜田門外ノ変」鑑賞

 吉村昭の原作を読んでいないので、映画との違いが分からないのですが、ていねいな話の追い方を見ると、かなり原作に忠実な映画化では、と察します。一方、娯楽作品でもあるから、メリハリをつけて面白く作らなければならない。そのあたり、吉村ファンの満足度はいかがでせうか。

江戸時代末、外国の威嚇による国難到来といった時期、幕府のトップと同じくらいの危機意識をもっていた水戸藩の下級武士。井伊直弼を暗殺することで政治をチェンジしようと謀り、暗殺は成功するも、その後が意図に反して惨めな敗北続き、主役の関鉄之介はじめ、ほとんどのメンバーが自死又は斬首の刑ではかなく散ってしまう。しかし、大局的には、彼らの死は無駄ではなく、歴史をチェンジする大きな礎となったのであります。
 
平成の今、政府のトップに「国を思う人」が一人もいないことに気づけば、水戸藩のテロリストに共感や畏敬の念を抱く人、多いのではないかと思います。「命がけで国を、国民を守る」という使命感に満ちた政治家なんて、今の日本には一人もいませんからね。

長い映画が嫌いな駄目男には、140分というのは、いささか疲れました。ここんところ、省いたら? という場面がけっこうあり、20~30分くらい縮めてくれたらもっとホメるんですけど・・惜しい。

桜田門は水戸市のどこかに巨大なセットを汲み、屋外シーンはそこで撮影したとか。暗殺の場面、しんしんと雪の降る光景はとてもよく撮れていると思いました。殺陣もリアルで、言うこと無しです。刀を抜く瞬間に、今の安直時代劇のような金属音を入れないなど、細部のリアルさもグッド。しかし、晴天の日の場面になると、白壁の下の石垣がペンキ描きなこと、ばれてしまい、ちょっと興ざめ。石をFRPの張りぼてでつくるとか・・ま、予算不足なら仕方ないか。(11月5日 なんばパークスシネマ)

■吉村昭紹介のHP
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E6%9D%91%E6%98%AD

■原作紹介
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%9C%E7%94%B0%E9%96%80%E5%A4%96%E3%83%8E%E5%A4%89

■映画の紹介(まもなく削除の予定)
http://www.sakuradamon.com/

大阪日暮綴


●郷愁・・明治時代の木造校舎
              ~豊中市旧上新田小学校~

 千里ニュータウンのど真ん中に明治時代の小学校校舎が残っており、公開中というので訪ねました。もう田舎でさえ見られない建物が都会に残ってる。よくぞ残した、残ったと感心します。

場所は、豊中市上新田3丁目3-1。北大阪急行桃山台駅の北方800mくらいのところです。駅から竹見公園を抜けて10分ほどで着きます。当日はこの学校の建設に多大の貢献をした吉田吉兵衛という人の功績や関連人物についての講演があり、100年前の世相も知ることができました。

校舎はもう十分にオンボロで、中くらいの地震や台風でもコケそうな気がしました。そのぶん、教室や机、椅子の感じは昔の雰囲気を良く残しており、同じような環境で学んだ高齢者が見たら、涙ちびりそうになるでしょう。木造校舎を経験していない駄目男でさえ、既視感十分の光景でした。

桃山台駅から、竹見公園を抜けて北へ・・
明治の小学校


平屋の校舎に教室は二つ
明治の・・


郷愁感いっぱいの教室
明治の・・


使い込まれた椅子、机。なつかしい・・。
明治の・・


明治時代のオルガン
明治の・・


ガリ版印刷器・・原稿を鉄筆でガリガリ書いたから「ガリ版」
明治の・・


昭和初期の小学校一年教科書。国語の勉強の第一歩。
明治の・・


当校や村の歴史、関連人物の履歴などの話を聞いた。
明治の・・


資料によると、本校は明治33年(1900年)に建てられ、今年で築110年になります。千里ニュータウンの開発が始まっても使用されて、児童の急増により、新しい鉄筋コンクリートの校舎に引っ越したのは昭和48年(1973年)あの万博の最中もまだ使われていました。現在、大阪府指定の文化財。なお、この公開は、毎年行われているようです。(11月3日)

閑人帳


●無視されて複雑な思い・・
尖閣ビデオ流出事件

 11月7日の当ブログ記事「マスコミ業界ガックリ」で書いた内容、当然、マスコミ当事者も自覚していることで、下の産経記事にも無念さが現れている。ネット情報を馬鹿にしていた時代は、早々、去ってしまった。以下、記事の一部を引用。

産経新聞【政治部デスクの斜め書き】
尖閣ビデオ流出で見えた「おかしな国・日本」
2010.11.7 18:00
■引用もと記事
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101107/plc1011071802007-n1.htm
 
 記者の質問に答える菅首相=5日夜、首相官邸 日本は本当におかしな国になってしまったな…。尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で、海上保安庁の巡視船が撮影した衝突時のビデオ映像が動画投稿サイト「You Tube(ユーチューブ)」に流出した事件を受けてつくづくそう思った。

 国家機密が流出したことは国家の危機管理能力を問われるゆゆしき事態ではあるが、悪意に満ち満ちた警視庁公安部の情報漏洩事件とは違う。映像を見る限り、中国漁船が故意に衝突したのは誰の目にも明らかであり、むしろこれほどの「動かぬ証拠」を政府が隠し続けていたことの方が理解できない。義憤に駆られ、職を賭してビデオを流出させる公務員が出てもちっとも不思議ではない。今回の流出がなくても、いつか誰かが何らかの方法で映像を流出させただろう。それが新聞を含めたマスメディアへの情報提供ではなく、ネットだったのは時代の流れなのか。それともマスメディアへの信頼が著しく低下している証拠なのか。そのへんには複雑な思いも残る。(以下、記者会見でのやりとりは略)

ビデオ映像はこれまでの中国側の主張がいかにウソと欺瞞に満ちたものだったかを白日の元にさらした。にもかかわらず、中国の崔天凱外務次官は「日本に誠意があるなら、困難を克服し、(日中関係の修復を)妨害しないよう最大限の努力をすべきだ」とビデオ流出を非難した。中国外務省は、日本側が中国漁船に嫌がらせ行為をしたために衝突が起きたと指摘し、「日本の行為自体が違法だ。いわゆるビデオ映像でこうした真相を変えることはできず、日本側の行為の違法性は隠せない」とする報道官談話を発表した。

 誠意がなく、真相をねじ曲げているのはどちらかは言うまでもない。首相はビデオ映像を本物だと認めているから真相究明を指示したはずだ。それならば、映像を流出させた犯人を探すよりも前に、まず中国政府のまったく筋の通らないコメントに反論すべきではないのか。中国側の事件後の一連の言動と行動に謝罪を求めるべきではないか。

 「冷静に対処する」とは、冷静に反論し、相手の間違いを正すことから始まる。そうしなければ、従軍慰安婦や南京大虐殺などの問題がそうだったように、ウソが一人歩きして既成事実化する。そして日中関係は永久に正常化することはない。(引用ここまで、以下略)

ネット上では、中国漁船の衝突だけでなく、海保乗組員が中国人に殺されたのではないかというウワサも飛びかっている。これこそ、ウソ情報であってほしいが、事実なら、一片の謝罪では済まない。昔だったら戦争にエスカレートするところです。

今回の事件後の世論調査で、菅政権の支持率がまだ30%もあるのには驚いた。いかなる考えによって「支持」するのか、理解しがたい。これほど支持が多いのは、マスコミの民主党寄り報道のせい、としか思えない。自民党政権末期の、安倍、麻生政権への攻撃ぶりに比べたら、民主党への批判はまだまだ甘口、ぬるい。マスコミのリードが功を奏して、せっかく誕生させた政権を葬りたくない気持ちが、筆を鈍らせている。

ア・ラ・カルト


●佐久間良子氏 講演会

 臨済宗本山、相国寺事務方のO氏のはからいで、毎年「和敬学園後援会」の総会に招待してもらってますが、固くるしい集会ではなく、有名人の講演会がメインです。今年は女優の佐久間良子さんのスピーチ。来賓席に、衆議院議員の伊吹文明氏もいたので、なんかしゃべるのかと思ったら、だんまりのままだったのでヤレヤレ。只の顔見せ?

佐久間センセイは、生い立ちや作品歴、子育てのことなどの話が中心でしたが、この世界の情報にからきし弱い駄目男は、平幹二朗と結婚したことや、二児(男女の双子)をもうけ、後に離婚、息子が芸能界で活躍してることなど、初耳でした。趣味の書道は、師匠がいない自己流なのに、日展や毎日書道展に入選歴があるなども無論知りませんでした。好きな字は何かと聞かれ「凛」と「龍」が好きだと答えていました。

女優と母親の境界、けじめについてはキッパリ型らしく、子供がいるときに台本読みの練習をしたり、マスコミ関係者を自宅に入れることはしなかったと言います。・・等々の話はともかく、驚いたのは、自分と同じ年齢だったこと。1939年生まれって信じられない。(下の雑誌写真参照)どうみてもオバアサンのイメージは無いのであります。(11月7日)

見事なピンボケ・ブレ・・右は相国寺管長、有馬頼底さん。
佐久間良子 相国寺


サイン入り雑誌を買わされてしまいました。
佐久間良子


■佐久間良子略歴
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E4%B9%85%E9%96%93%E8%89%AF%E5%AD%90

●同志社大で「幕末と同志社展」
 相国寺の隣が同志社大なので寄り道しました。当日は同窓会(homecominng day)日だったので、キャンパスは催事がいろいろあったようです。軽音楽部の演奏、その近くでは野点のサービスも行われていました。

同志社 

同志社 

この通路が薩摩藩邸の南面でした。通路南側に冷泉家の屋敷があります。
同志社


ハリス記念館では「幕末と同志社展」と言う小さな展覧会もやってます。この同志社の敷地は、昔は薩摩藩の屋敷があったところです。(本来は相国寺の敷地)1866年(慶応2年)ここに、西郷隆盛、木戸孝充、小松帯刀、坂本龍馬などが集まり、薩長の密約を話し合いました。下の写真は密約の内容について、これで間違いなしと坂本龍馬が朱で裏書きしたもの。文字通り裏面に書いてあり、表面の文字が透けて見えています。(展示はコピーのパネルのみ。本物は宮内庁所蔵)

同展は来年1月31日までやっています。(年末年始は休館)

同志社

閑人帳

●マスコミ業界、ガックリ・・尖閣ビデオ流出

 今回の尖閣事件ビデオ流出のような衝撃ネタは、一昔前までは、新聞社かテレビ局を通じてしか迅速に国民に知らせる方法はなかった。それが、ネットでイッキに世界中に拡散してしまった。

要するに、発信者は、新聞、テレビという巨大メディアを無視した。なのに国民の大方は情報を掴んでいる。マスコミは後追い、二番煎じの情報を伝えるしかなかった。もう、業界まるごと、ガックリ・・です。
 従来のように、ネタ元の人間が、新聞、テレビへ情報を持ち込む(売り込む)場合、その人物の素性を調べ、情報の真贋の裏付けを取らなければならないから、日数がかかるし、提供者が法外な金を要求してくる懸念もある。第一、ネタ元の人間が特定されたら逮捕される可能性大である。しかし、売り込まれた新聞、テレビ局にとっては大スクープ記事になり、会社の点数稼ぎには大いに役立つ。

昔は、そういう、手続き、駆け引きの後に「大ニュース」となり、マスコミの存在価値も高かったのですが、今回は完全にスルー、手も足も出せないまま、国民がすでに知ってるのと同じ鮮度の情報を伝えなければならなかった。こんな屈辱は初体験のはずです。

なんのかんの言っても、ネット情報なんか、何ほどの影響力もない。一次情報は全て新聞、テレビが仕切ると、タカをくくっていたマスコミも、えらいこっちゃ~、状態であります。記者や編集者は、無力感をいやほど味わったでせう。

それにしても、国会で一部の議員が携帯電話まで取り上げられて、重々しい気分で視聴した秘密情報が、一両日後に「パンパカパーン、今週のハイライト!」(ふる~~)と全国公開、いや、世界中にばらまき。当の議員さんたち、どれだけシラケたことでせう。深刻な問題なのに、ここは笑わずにはおれない。

既存の電波や紙が無くても情報は伝わる。そういう意味でもこれはショッキングな事件でした。

閑人帳

●週刊新潮 拾い読み

「赤い官房長官 仙谷由人の研究」

 政権や総理の交代で、官房長官もコロコロ変わるが、この10年くらいで、仙谷ほど評判の悪い官房長官はいなかった。無能の上に下品、恫喝発言の繰り返しで何度も謝罪の言葉を述べる羽目になった。菅総理のボンクラぶりに乗じて、事実上の政権トップみたいな出しゃばり発言も目立つ。官房長官の身上調査で3週連続の特集記事を組んだ「新潮」のアラ探しぶりもえげつないが、話半分に信じるとしても、清廉潔白とはほど遠い経歴の持ち主である。

看板は「人権派弁護士」のふりしてるが、国会や記者会見での態度はヤクザ風情。たぶん「脛に傷持つ身」であろうと、新潮は彼の過去をネチネチ調査した。結果、やはり「黒い人」との付き合いが判明、20年前の法廷闘争をよくもここまで細かく調べたもんだと感心する。

もっとも、弁護士がヤクザからのオファーで弁護や代理を引き受けることは別にルール違反でも倫理違反でもない。ただ、一度関わって、成功事例をつくったら、ずるずると裏社会に引っ張られ、顧問のような立場で義理づきあいせざるをえない状況に陥ることは普通にある。
 これは、駄目男自身も仕事のなかで経験しており、暴力団お抱えの弁護士だけでなく、お抱えの建築設計事務所なんてのもある。乗っ取った物件を改装したり、建て替えたりするときは、正規の建築設計事務所がどうしても必要だからである。ツーカーの間柄でないと、仕事がはかどらない。

新潮が引き合いに出しているのは、1990年ごろ、東京六本木界隈の利権まみれのオンボロビルを取得(乗っ取る)さいに、債権者側の代理人として争ったのが仙石で、このいきさつを詳細に書いている。
 また、大物総会屋だったO氏〔故人〕の著書には、O氏の企画した海外旅行で美能組の組長夫妻、浅野組の組長夫妻、共政会の三代目夫妻らとともに仙谷センセイも同行したと書かれている。前記の義理づきあいとはこういうことだ。弁護士ビジネスでどこまでこういう関係が許されるのか。

・・てなことを書かれて、仙石官房長官は新潮社に対して「提訴警告文」を届けた。お得意の恫喝であります。無論、新潮はハッシと受け止め、取り消しや謝罪はしない。よくある「名誉毀損」での争いに至りますが、さあて、どうなりますやら。(週刊新潮10月28日号・11月4日号・11月11日号記事を参照、加筆)

官房長官 新潮記事 

閑人帳


●この2枚の絵で美術館が建つ

 本日(11月4日)の新聞報道によると、モディリアニの絵画「安楽椅子の上の裸婦」がニューヨークでの競売で56億円で落札されたという。えらい円高の昨今でこの値段だから、レートが100円なら65億円くらいになります。

この報道により、10月21日に当ブログで紹介した、大阪市所蔵の同画家の「髪をほどいた横たわる裸婦」が値上がりしていると書いたのは本当だと分かったので、これも数十億円に値付けされそうです。制作年やサイズも同じです。(購入価格は19億円)

ということは、この2枚の絵の合計時価は100億円超になります。ウソみたいですが、この2枚の絵と、20年たっても捻出できない、近代美術館の建設費とはほぼ同じです。シラケまくりますね。この世界は未だにバブル景気が続いてるのでせうか。不況、デフレ、どこ吹く風、お金が余りまくってる人がいる。

描いた当人、モディリアニは、この2枚の作品を描いた3年後(1920年)貧乏と病にさいなまれつつ死んだ。妻も二日後に飛び降り自殺した。 あゝ、無情。

■モディリアニ略歴
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%8B

今回、56億円で落札された作品
モジリアニ


大阪市が所蔵している作品 (原画は2点とも同じサイズです)
モジリアニ