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ア・ラ・カルト

●大和郡山の街 ミニ散歩

 豊臣秀吉の弟、秀長が治めた大和郡山の歴史観光スポットといえば、お城周辺くらいしかなかった・・と思っていたら、それは世間知らず、ジミながら町並み整備に力を入れています。
 JR大和郡山駅近くからはじまる外堀緑地は、昔来たときの印象よりずっと立派になっていて驚きました。堀とは言えぬ、細い水路を生かして築地塀や樹木をあしらい、なかなか気持ちの良い散歩道です。

この遊歩道の終端の少し先に「箱本館紺屋」という古い民家を再生した藍染めの展示館があって、ときどきイベントもやってるようです。その先、柳町の商店街は、昔はレトロな雰囲気が残る商店街でしたが、今は寂れて車が目障りなだけの通りになってしまいました。町には明治ごろの古い民家も散見されるけど、町並みを構成するほどの数もなく、いずれ消えてしまいそうな気がします。

ある雑誌に、以前、道頓堀にあったインド料理店「サンタナ」が当地に引っ越したと出ていたので、近鉄郡山駅前を訪ねてみましたが、新拠点「奈良インド村」へ引っ越したそうで、アウトでした。(10月24日) 

■大和郡山の観光情報
http://www.yk-kankou.jp/

昔の外堀を生かした快適な散歩道が続きます
郡山1 

郡山2 

昔は遊郭だった?らしい、民家。細かい格子窓が特徴
郡山3 

箱本館の全景。今日はイベントがあってにぎわっている。
郡山4 

藍染めの教室が開かれていました。 店ではバッグなど販売している。
 郡山6おわり

裏庭で「米粉パン発売中」というので行ったら、もう売り切れてました。残念。
郡山5 

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読書と音楽の愉しみ


●曾野綾子著「老いの才覚」を読む

 来年80才になるという曾野おばさん、少しは世の中をまあるく見るようになったかと思って読んでみれば、どうして未だにカクカクの怖いオバサンでいらっしゃいます。聖心女子大出身で、こんなに辛口の文章書くのは、この人だけではないでせうか。

昔の老人には「老いの才覚」みたいなものがあって、それゆえに回りから一目おかれ、尊敬の眼で見られた。それが、いまや老人も質より量の時代、才覚無きじいさん、ばあさんばかり増えてゆく。なぜなのか。

基本的な苦悩が無くなって、老いる力を弱くした
昔は戦争があり、食うに食えない貧しさがあり、不治の病がたくさんあって、どうにもならない運命を受諾することで、生き方、死に方を学んだが、今は、貧困も病気も社会制度の充実でかなりセーブされる。生きるか死ぬかのシーンが無くなって、過保護の面さえある。必死に生きてきた、といえる老人がどんどん減ってきた。

戦後の教育思想が貧困な精神をつくった
日教組が、人権、権利、平等などの思想を刷り込むことで、遠慮や謙譲の精神がなくなり、何かと言えば権利云々を主張する。一歩下がって若い人に権利を譲るというような考えができない。損する事には黙っていない、という日教組の思想が強欲な年寄りを増やした。

老人の使う言葉が極度に貧困になった
権利や平等ばかり主張する人間は、単純な言葉づかいしかできない。単純な言語で高度の知性を培うことはできない。言葉の貧しさの原因は本を読まなくなったせいもある。東大を出た官僚だって、実につまらない文章しか書けない。教養なき人物が人を感動させる文など書けるはずがないのだ。

・・てな、ことを愚痴っておられるのであります。尊敬に値しない、アホな年寄りばかり増えて、世の中ますます殺伐になると。では、どうすればええのだ。答えは本書を読まれたし。 (ベスト新書 2010年9月発行 762円+税)

曾野綾子 老いの才覚表紙

たまには外メシ

 
●ポルトガリア

 梅田はアメリカ領事館の北側にあるポルトガル料理専門店。大阪ではここだけだそう。外見からしてカジュアルな感じで、気取ったところ全然なし。ランチは、コーヒーついて1250円だから安いですね。

ランチメニューは、月別にまた曜日ごとに変わる。当日のメインディッシュのメニューは、イカのフェジョアーダ又はポークリブのフライ・・なんのこっちゃねん、でポークの方を注文したら、肉がメチャ固かった。(そういう調理法なのかもしれない)

ビール、ワイン少々も含めて2500円くらいでした。(10月14日)

■ポルトガリアの案内はこちら・・・
http://www.portugalia.jp/ 

梅田新道、アメリカ領事館の北側50mにあります。
ポルト4 


かぼちゃのスープ
ポルトガリア 

メインディッシュとサラダ
ぽると・・ 

焼きりんごのデザート コーヒー
ポルト 


プチ・ケチの研究


●ノートパソコンの空冷

 普通の扇風機で冷やすのは、さすがに寒くなってきたので、ヨドバシカメラで写真のような超小型ファンを買いました。これで、キーボードに風を当てるのではなく、ボディの底面を冷やすのが駄目男流。(みんなやってるのかも) 

底面にペットボトルのキャップ3個を貼り付けて、テーブルとの間に15ミリの空間をつくります。ディスプレイパネルの背面にファンを置き、底面を冷やすとともに、底面の吸気孔から冷風を入れ、側面の排気孔から温風を出す。これで温度上昇はかなり防げます。

ファンは直径70ミリ。電源はUSB端子から。980円

背中から風を送ります。
パソコン空冷 

根本はクリップ式、フレキシブルチューブの先に2枚羽根のファン。
パソコン空冷 


読書と音楽の愉しみ


●赤染晶子著「乙女の密告」を読む

 第143回芥川賞受賞作品。いつものように、本編を読む前に、選考委員の選評を読むのが楽しみでしたが、本作は受賞肯定、否定がはっきり分かれた。駄目男はどちらだ、と言えば、否定組です。読み物として全く面白くない。正直に言えば、最後まで読み続けるのが苦痛でありました。

昔々に読んだ「アンネの日記」を題材に、民族とアイデンティティという深刻なテーマを柱に、しかし、物語の進行は女子大生のドタバタ喜劇ふうの軽いノリで描かれる。こういう設定自体は嫌いではないはずなのに、波長が合わないというか、面白くないんですねえ、マッタク。 長文を費やして褒めた小川洋子さんの選評を読んでも、ピンと来ない。

毎度、判で押したようにコテンパンの批評文を書く石原慎太郎は、今回もこんなふうに書いております。(略)「今日の日本においてアンネなる少女の悲しい生涯がどれほどの絶対性をもつのかは知らぬが、所詮、ただ技巧的、人工的な作品でしかない。こんな作品を読んで、一体誰が、己の人生に反映して、いかなる感動を覚えるものだろうか。アクチュアル(現実的)なものはどこにもない。日本の現代文学の衰弱を表徴する作品の一つとしか思えない」 ホント、100%同感であります。(文藝春秋9月号に掲載)

プチ・ケチの研究


●レジ袋廃止運動の愚

 レジ袋廃止運動が声高になったとき、かれこれ10回くらいはマイバッグ(紙の買い物袋)をもってスーパーへ出かけたが、いつのまにか手ぶらスタイルに逆戻りしてしまいました。で、レジ袋は普通に受け取り、それを生活ゴミの袋に使う。すると、当たり前のことだが、45リットルの大きなゴミ袋の使用は減る。袋代が節約出来る。今は、大袋は月に2枚くらいしか使わない。ゴミはこまめに捨てませう。

半年くらい前から、アパートのゴミ倉庫の風景が変わってきた。それまで45リットル袋が大半を占めていたのに、レジ袋のほうが多くなってきた。「おお、みんな、プチ・ケチの研究やってるな」といいたいけど、単に貧乏人が多いだけだったりして。

レジ袋を廃止すると、それに代わるゴミ袋や大きいゴミ袋の使用量(生産量)が増える。だったら、レジ袋廃止の意味がない。自分を含め、こんな疑問をもつ人は多いはずだけど、レジ袋廃止運動を推進する人は、この点をどこまでシビアに考えてるのだろうか。まさか、何億枚とか、枚数で効果をうたったのではないでしょうね。問題は枚数ではなく、重量でしょう。何トン使ったか、減ったかが問題のはずです。

毎日の生活のなかで、レジ袋以外の樹脂ゴミが、重量比でいかにたくさん貯まるかを見れば、レジ袋廃止運動のアホらしさが分かる。レジ袋廃止を言うなら、刺身や鮨のトレーや野菜のパッケージなんかも廃止せよと言わないとなんの効果もない。廃止運動はほとんど自己満足に近い。

書店やコンビニでレジ袋を拒否すると、せっかくの美徳の客が「万引き」警戒客に転じてしまうのだからオソロシイ。大ぶりのマイバッグ持参して、レジ清算後に易々と万引きに励む輩もいる。かくして、レジ袋廃止運動は何ほどの成果もあげず、ウヤムヤに終わってしまうのであります

レジ袋廃止の無意味 

プチ・ケチの研究

●こんなに安くなってるデジカメ

 アマゾンからしょっちゅう宣伝メールが来て、たまに開けてみたところ、デジカメの安売り広告がでていたのでご紹介。ネット市場では、平均的な性能のカメラはもう一万円以下がフツーになってるみたいです。ヨドバシカメラとか量販店も太刀打ちできない安さです。

下に紹介するフジの製品は、1200万画素、光学5倍ズームで7974円。送料無料。メモリーカードの互換性が気になるけど、この値段は魅力的、駄目男のように、電源を単三電池にこだわる人に向いてます。

■フジのコンパクトデジカメの紹介(リンク切れの場合あり)
http://www.amazon.co.jp/FUJIFILM-%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9-FinePix-AX200-FX-AX200S/dp/B0036MDFG0/ref=sr_1_1?s=electronics&ie=UTF8&qid=1286345524&sr=1-1

プチ・ケチの研究


●よう考えるなあ・・③
 水戻し不要の芽ひじき

 ひじきは水で戻してから使う。あまりに当たり前のことゆえ、誰も疑わなかったのか? いきなり鍋に入れたほうがカンタン便利、どうしてこんな単純なことに気づかなかったのか。いやいや、そうではなくて、技術的に困難があったから今までできなかったのか。

なんにせよ、芽ひじきの基礎的調理法に関して、コペルニクス的転回がなされたのであります。良く見ると、パッケージには小さく「特許出願中」と印刷してあるではありませんか。こんなもん、いったい、どこが特許やねん!・・ま、IPS細胞に関する特許に比べると、いささかグレードが落ちるのでありますが、21世紀における、芽ひじきの偉大なる進歩、ここは素直にほめてあげませう。(25g入り・(株)くらこん製・198円)

芽ひじきパッケージ  



●よう考えるなあ・・④
 ベビーキャロット

 ♪ 貧しさに負けた~ い~え世間に負けた~・・ 食い物に窮したときは、人参の丸かじりをしようと、プチ・ケチの研究で二度三度書いたのでありますが、先日、スーパーへ行ったら、ガチョ~ン! 丸かじり用人参を売ってるではありませんか。究極の貧乏でなくても、みなさん、かじってるのですね。試しに買ったら、ナマ食用に栽培した品種なのか、甘みが多いし、普通の人参より食べやすい。第一、皮剥いたり、切ったりする手間が省け、無駄もでないので、こちらのほうがコストパフォーマンスが良いように思えました。日持ちもするし、古くなったら煮物に使えます。冷蔵庫の常備品になりそう。(グルメシティ 100円)

にんじんパック 

読書と音楽の愉しみ


●斉藤光政著
「偽書<東日流外三郡誌>事件」を読む

「東日流外三郡誌」は「つがるそとさんぐんし」と読みます。ありもしない歴史をあるかのように装って、無名の男が捏造した古文書の題名です。本書はその発見からミジメなラストまでの顛末記です。

青森県は津軽の片田舎に、和田喜八郎という男がいた。彼がライフワークとして執心したのが歴史の捏造であり、その表現方法として、インチキ古文書やインチキ神社をつくった。そんなの、すぐバレるでしょ、と誰しも思うが、そこを必死のパッチでこらえ、ウソの上塗りを続けて、なんと古代史の学者まで騙してしまった。

そのアイデアと情熱と継続力たるや、マルチ商法なんかやってるB級のウソつきにはとても真似できない。よって、駄目男も、ほんま、しょーもない男やなあとバカにしつつ、なんだか「それなりに努力賞」を呈したい気持ちになるのでありました。この事件の背景には津軽(東北)という風土があり、東北人の劣等感や中央への反感が歴史捏造のエネルギー源になったかもしれないと著者は述べています。

大和政権が誕生する遙か前に、大陸から移住した民族が津軽地方に根を降ろし、独自の文化を築いた。その歴史を延々と書き連ねた古文書が「東日流外三郡誌」であり、発見者、所有者が和田喜八郎であると。ホントは作者なんですけどね。ハハハ。

 ウソつきの才能に「コピー型」と「創造型」があるとすれば、彼は創造型の(しばし、マヌケでもあるが)才人であります。例えば、かの福沢諭吉の有名な言葉「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」は、実は東日流外三郡誌の文から引用したもので、福沢諭吉は「ここから引用した」旨のことわり書きの手紙を和田の先祖に書いた、と言うのであります。 
 こんなインチキ、すぐにバレてしまうのですが、そんなことで、ビビッたりしない詐欺師は、巧妙な手口で、このニセの歴史を地元の村の「村史」すなわち公文書に掲載することに成功します。役所のお墨付きというので、メディアの注目するところとなり、本が出版され、古代史ファンのおおくが騙されます。その中に、邪馬台国九州説を唱えた有名な学者、古田武彦もいた。

その道の専門家がどうして易々と騙されてしまったか、まか不思議というよりありませんが、基本的にはインチキ古文書の出来映えがよかったからだと思います。努力賞に値するという由縁です。
 このインチキ古文書を本物だと擁護したために、古田センセイは大いに信用を落としてしまうのですが、実は未だに擁護派であって、騙されたなんて一言も言ってない。その頑張りにも努力賞をあげたくなります。ウソもとことん徹底すると本物になる?・・いや、そんなアホな。

著者は地方新聞の記者で、丹念な資料収集と解読を重ね、キッパリと擁護派を切り捨てている。その努力こそ真に賞賛に値します。本書は友人T君からのプレゼント。文庫本ながら、400頁超の力作で、読むのに10時間以上かかりました。(新人物往来社 新人物文庫 2009年発行)

■古田武彦氏の紹介
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E7%94%B0%E6%AD%A6%E5%BD%A6

津軽 偽書表紙

たまには外メシ


●梅の花 京都伏見店

 あちこちで新店を展開しているところをみると、この業界での成功例かもしれない。では、何が魅力なのかと考えたら、イマイチはっきりしない。少なくともメニューではないような・・。ハコモノにお金をかけていることと、従業員の訓練が行き届いてることは認めます。利用者の8~9割は女性みたいに思えますが、オバサン、オバアサンに支持されるって、何よりの強みなんでせう。

伏見店は、昔の酒蔵を改造した建物らしく、大方が個室になっていて、グループ使いには便利。惜しいのは、観光エリアから離れていて、一般の行楽客には場所が分からない。おまけに、看板とか宣伝物が全然ないので知名度は低い・・はずなのに、平日でも当日予約は満タンアウトになるほどの繁盛ぶり。なんでかなあ・・。

■梅の花の案内
http://www.umenohana.co.jp/


梅の花伏見1 

梅の花2 


ランチ「なごみ」のメニューの一部
梅の花3 

梅の花4 

梅の花5