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★太子快道77キロガイド


聖徳太子ゆかりの地をたどる、長~い散歩道

★「太子快道」ガイドのご案内 (再掲載)

 聖徳太子ゆかりの地をたどって歩く、77キロのオリジナルコースです。スタートは四天王寺、ゴールは太子生誕の地とされる、明日香村の橘寺。さらに、お礼参りコースと称して、近つ飛鳥博物館から太子の眠る叡福寺への道も案内しています。途中、信貴山や法隆寺などおなじみの名所旧跡と、ほとんど知られていないマイナーな旧跡にも立ち寄ります。

おおかた平坦路ですが、信貴山への登りだけが、ややしんどい坂道です。地図の表現は「なにわ快道」と同じです。快道メーカーが勝手につくった平成生まれの「歴史街道」をおたのしみ下さい。


★頒布のご案内  

価格 送料とも一冊600円  
「太子快道」+「なにわ快道」セット=960円

代金は後払いです。郵送時に郵便振り込み票を同封しますので、マップ到着後、お近くの郵便局でお支払い下さい。(手数料は当方で負担)

問い合わせ・申込先・・小西尉司(こにし じょうじ)
           電話・FAX 06-6692-1340
                  メール 
kai545@violin.ocn.ne.jp

■住所・氏名・冊数をお知らせ下さい。

B4サイズ モノクロ印刷 36ページ  2005年発行
太子快道1 

太子快道2 

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■コース概要ご案内
四天王寺~舎利尊勝寺~平野・大念仏寺~全興寺~久宝寺寺内町~大聖勝軍寺~恩智~信貴山(朝護孫子寺)~龍田大社~王寺駅~達磨寺~三室山~龍田神社~藤ノ木古墳~法隆寺~斑鳩の里(法輪寺・法起寺・上宮遺跡)~結崎~太子道~法楽寺~今井町~藤原京跡~飛鳥川~甘樫丘(向源寺)~川原寺~橘寺

■コース風景写真ご紹介
四天王寺

太子快道3 

平野 全興寺境内
太子4 

久宝寺 寺内町
太子6 

大聖勝軍寺 太子と四天王像
太子5  

信貴山への道
太子7 

信貴山 張り子の虎
太子8 

法隆寺
太子9 

斑鳩の里 法起寺
太子10 

今井町の町並み
太子11 

甘樫丘からの展望
太子12 

飛鳥 橘寺へゴール
太子13おわり 




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読書と音楽の愉しみ

●太宰治作品を読む(その2)

②「富嶽百景」
 山登りなんかまるで興味無さそうな太宰治の富士山論であります。書き出しはこんなふうに始まる。「富士の頂角、広重の富士は八十五度、文晃の富士も八十四度くらい、けれども、陸軍の実測図によって東西及び南北に断面図を作ってみると、東西縦断は頂角百二十四度となり、南北は百十七度である。広重、文晃に限らず、たいていの絵の富士は鋭角である。頂が細く、高く、華奢である。

北斎に至っては、その頂角ほとんど三十度くらい、エッフェル塔のような富士をさえ描いている。けれども実際の富士は、鈍角も鈍角、のろくさと拡がり、東西百二十四度、南北は百十七度、決して、秀抜の、すらと高い山ではない。(中略)低い。裾の広がってる割に低い。あれくらいの裾を持っている山ならば、少なくとも、もう一,五倍高くなければいけない。

かように、太宰治は日本の名峰富士山をけなすのであります。それなのに、「思うところあって」太宰は旅にでた。行き先は御坂峠、富士の展望台みたいな場所だ。実はここの茶屋に文学の師、井伏鱒二が逗留していて、それが目当てだったらしい。
 ある日、二人は三ツ峠に登った。井伏は軽快な登山服姿であったが、太宰はそんな服あるはずがなく、茶屋のドテラ姿であった。「茶屋のドテラは短く、私の毛ずねは一尺以上も露出して、しかも、それに茶屋の老爺から借りたゴム底の地下足袋をはいたので、われながらむさ苦しく・・」あの、ええかっこしいの太宰がこんな恰好で山登りしたのか、もう笑うてしまいます。ふだん、人のなりふりを決して軽蔑などしない井伏センセイも太宰のこのブッサイクないでたちにはアゼンとしたらしい。

頂上のパノラマ台についたときの文章がケッサク。「急に濃い霧が流れてきて、頂上の断崖の縁に立ってみても一向に眺望がきかない。何も見えない。井伏氏は濃い霧の底、岩に腰を下ろし、ゆっくり煙草を吸いながら、放屁なされた。いかにも、つまらなさそうであった」師であるゆえ、屁をこく場面でも敬語を使うのであります。

撮影 東奔西歩さん
富士山れんげ

③ヴィヨンの妻
 本を読んだあと、朗読テープを借りて聴いてみた。これが感動もので、幸田弘子の上手さに感心。低い声でゆっくり気味に語るのでありますが、先に本を読んでるだけに、頭の中のスクリーンに場面が映しだされるが如く、リアリティがある。むろん、作品自体もよくできていて、一粒で二度美味しいみたいな、なんかトクをした気分になりました。

④グッド・バイ
 グッド・バイはどうみても駄作であります。筋書きがつまらないし、なぜか品に欠ける。そこらへんの通俗小説のレベル。・・なんて言ったら、太宰ファンに叱られるかもしれないが。グッド・バイを書いている途中で愛人と玉川上水に入水心中したから、これが絶筆。自分でも、しょーもない作品と悟って筆を投げたのか。わかりませんけど。

他に「走れメロス」「家庭の幸福」も読む。以上、みんな大活字本で読みました。
(青色文字は引用文)

太宰治表紙

たまには外メシ

たまには外メシ

●居酒屋割烹「氷見なんばパークス店」

 なんばパークスのシネコンの下にある店。氷見の名の通り、富山のネタを使ったメニュー中心で、看板のように居酒屋と割烹の境目みたいなレベルの店であります。3月ごろまでなら寒ブリが旨かったかもしれない。刺身の盛り合わせ、アジの塩焼き、野菜のかきあげ、富山かまぼこの炙り焼き、小芋の甘煮、などとって、酒は「立山」(他にビール、焼酎)とスタンダードなメニューで4000円くらい。値段も居酒屋以上、割烹以下・・ビミョーなセンいってます。

■氷見の案内はこちら・・・
http://r.gnavi.co.jp/k462215/

外メシ 氷見1 

氷見2 

氷見3 

氷見4 

氷見5 


読書と音楽の愉しみ

●スイスイ読める「大活字本」で名作をまとめ読み

 年をとって視力が落ちてくると、読書がだんだんしんどくなってきますが、図書館には大活字本を揃えたコーナーがあって、これを借りるとまことに快適、スイスイ読めます。で、はまるというか、クセになって手当たり次第に読む。

その中に、川島隆太監修「脳を鍛える大人の名作読本」というシリーズがあって、明治以後の名作小品が載っているので、まとめ読みしました。脳を鍛える云々はともかく、大判かつ薄手、文字がデカイというのがとても有り難い。昔読んだ、また誰でも知ってるような作品が多いけど、子供時分に還ったような気分で読むのもオツなものです。

今回読んだのは
鈴木三重吉・・「黒髪」
芥川龍之介・・「杜子春」「ピアノ」「蜘蛛の糸」「トロッコ」「鼻」
林芙美子・・・「旅情の海」
梶井基次郎・・「桜の木の下には」「蒼穹」「檸檬」
新美南吉・・・「手袋を買いに」
森鴎外・・・・「高瀬舟」「山椒大夫」「牛鍋」
宮沢賢治・・・「注文の多い料理店」
島崎藤村・・・「足袋」
菊池寛・・・・「形」「藤十郎の恋」
直木三十五・・「巌流島」
川端康成・・・「伊豆の踊子」

数は多いけど、短編ばかりだから、二日(数時間)で読めます。
 懐かしさ、でいえば、芥川龍之介の「杜子春」が一番。もしや小学校の教科書で読んだのでは、と思いますが、これが本好きの原点になったのは間違いない。・・といっても、当時(昭和20年代)は本そのものが無くて、マンガから「銭形平次」や「講談倶楽部」なんて大人向けの雑誌までなんでも読んだものです。6年生時分に「アルセーヌ・ルパン全集」を読んだ記憶があります。手塚治虫「鉄腕アトム」の最初の読者は自分たちの世代ではないかと思います。(昭和14年生) それはいいけど、いつ勉強してたんやろ・・。

はじめて読んだ作品の中では、直木三十五「巌流島」が印象強い。簡潔な文章に宮本武蔵の何者たるかが明快に描かれている。菊池寛の「形」も名作短編の鑑みたいなスグレモノであります。

東北大教授である川島隆太センセイの解説によれば、平成15年からはじめた仙台市との共同研究で、読書習慣のある高齢者は特別なトレーニングをしなくても脳機能の低下を予防できることが分かってきたとか。本書の場合、最初の一頁は音読して下さいとあるが、はて、どんな効用があるのでしょうか。(くもん出版 2005年発行)

名作短編表紙 


読書と音楽の愉しみ

最近の演奏会から・・

●大フィル 4月定期演奏会
 三橋氏の政治講演会聴いたあと、ビジネスマンは仕事に戻るところ、ヒマ人駄目男は松屋の牛丼並盛り食べてシンフォニーホールへ。プログラムはベートーヴェンのPC5番「皇帝」とコープランドの交響曲第3番。「皇帝」を弾いたアンドレアス・ヘフリガー、えらく神経質そうな感じの人だが、歌うがごとくの華麗で繊細な弾きっぷりでオケの反応もよく、誠に気持ちのよい演奏でした。(軽さが気にいらん、という評もあったかもしれない)

コープランドの交響曲、いかにものアメリカンサウンドで、しかし、ガーシュインのような洒脱さはなく、プカプカ、ドンチャカ鳴ってるだけであります。さきほどの「皇帝」の好印象醒めやらぬあいだにこれを聴くと、なんだか懐石料理のあとで焼き肉を食べるがごとし・・で、消化不良になりそうでした。こういう組み合わせはまずいです。指揮・大植英次。

来月の定期演奏会プログラムがオススメです。
(5月20日と21日の両日)
■ムソルグスキー 交響詩「はげ山の一夜」
■ラヴェル 組曲「クープランの墓」
■ムソルグスキー(ラヴェル編曲)「展覧会の絵」

大フィルのホームページはこちら・・
http://www.osaka-phil.com/concert/


ア・ラ・カルト

●風流&クラシック・・近江八幡のお花見散歩

 前回紹介した「背割堤」の桜並木はスケールの大きさが魅力になっていますが、今回はこじんまりしたお花見シーンを案内します。長浜や彦根に比べてややジミな印象の近江八幡。古い町並みと堀端風景、それに手こぎ舟による水郷めぐりくらいがウリで、観光バス連ねて・・来ても駐車場もない狭い町です。その分、のんびりしています。

のんびりといえば、手こぎ舟での水郷めぐりは、パンフのうたい文句が「日本一遅い乗り物」で、実際、4キロのコースをノンストップで漕いでも平均70分かかります。時速4キロ未満です。運悪く向かい風のときだったら2時間くらいかかるらしい。
 船頭さんは平均年齢70歳くらい。一番忙しい時期は一日6回も出番があるそうで、さすがにクタクタですわ、夜中、太ももに痙攣おきますねんと言うてました。のんびりはお客さんだけの話でございます。みんな地元の農家の主のアルバイトかと思っていたら、なぜか、元校長や先生なんかもいて、けっこう多彩らしい。

運航は貸し切り主体なので、個人でふらりと行くとかなり割高(2100円)。6~8人のグループで行くのがベストです。
 隣の安土町がなにやらモメたあげく、先月、近江八幡市に合併されました。今後は観光情報も一元化されるので、ヨソ者はちょっと便利になりますが、なじむのに少々時間がかかりそうです。

■水郷めぐりの案内・・・
http://www.suigou-meguri.com/

近江八幡さくら風景 

近江八幡 

近江八幡 

近江八幡 

近江八幡 

近江八幡おわり 


ア・ラ・カルト

●桜満開、人も満開 ~背割堤桜並木~

 お付きあいの花見で数年ぶりに背割堤へ。
往復3000mの花のトンネルを散歩すれば、もう食傷気味でヨソの名所へ行く気がしなくなりそうです。ここの桜並木に比べれば、大阪市の大川端の桜並木なんか貧相に見えます。並木のスケール、樹木のボリュウム、自然環境の良さにおいて、京阪神ではナンバーワンではないかと思うのですが、意外に、大阪市民でも「どこにあるの?」と知らない人が多い。「背割堤の桜並木」の宣伝ポスターを見た人はほとんどいないでしょう。ポスターをつくったかどうかさえ分からない。

こんな「お宝桜名所」なのに、地元八幡市も京阪電車も近年まで「知らん顔」してたからです。観光宣伝より、クチコミやネット情報で「すごいで背割堤」のうわさが広まったのではと思います。あとはリピーターが激増したことで写真のような「人も満開」風景になりました。京阪電車 八幡市駅から北へ徒歩15分。

背割堤 桜満開 

背割挺 

せ割堤 

背割堤