●温水便座の取り替え工事
プチ・ケチの研究、今回は便座の取り替えをいかに安くあげるかの研究です。約20年使った便座が、人間でいう老衰死=多臓器不全で壊れてしまったので、取り替えました。全然興味のない商品なので、性能や価格の知識かいもく無く、選ぶのも難儀です。普通は電気店や住宅設備の店に依頼するのでしょうが、念のためにネットで調べたら、自分で取り替えるための作業ガイドなる動画が見つかったので、おお、これなら手間チン節約できるぞ、と自分で工事することに決め、ついでに商品もネットで買うことにしました。
ものすごい種類があるなか、プチ・ケチ研究者として、節電性能の良さをめどにパナソニックのDL-UB20を選びました。DLシリーズでは最低価格の商品です。さて、ネットの「価格com」をあけてビックリしましたね。オープン価格とはいえ、同じ商品なのに、31000円から50000円くらいまでばらついてるのです。(25社比較)それで、本を買ったことのあるアマゾンを選び、32928円で買いました。(税金、代引手数料込み、送料は無料サービス。価格は日々変わるみたいです)
■DL-UB20の価格比較一覧
http://kakaku.com/item/K0000057503/
さて、工事代ケチッて、自分で作業したところ、止水栓の取り替え、という場面でもたつきました。水道工事なんてふだん縁がないから、我ながらぎこちない手つきで、しかも作業空間が狭いので工具がうまく使えない。それに作業説明書のイラストと既設パーツの形状が違ってるため、???と考え込んでしまったり、けっこう緊張もして、なんとか作業終了。
まあ、どうにかシロウトでも取り替えはできると分かりましたが、ネットの動画説明みたいにスイスイはかどりません。それに付属のナット廻し(工具)だけでは作業しにくい場面もあるので、プライヤーは用意したほうが安心です。日曜大工が苦手な人にはおすすめできません。また、注文前に、現在の寸法仕様と水道パーツ(止水栓など)の形状をしっかり確認しておくことが大事です。いざ、作業はじめてから、アチャ~・・ではパニックになります。(これもネットでほぼ調べることが出来ます)
ケチンボでない人、なんでも安易な注文をする人は、えらく高い買い物をしてしまうかもしれませんが、この不況のなか、お金を回すという意味では、必ずしも無駄遣いとは言えないでしょう。
青春18きっぷを一日分頂戴したものの、連日の寒さで尻込みしていたところ、使用期限最終日にようやく暖かくなったので、長浜へ出かけました。そしたら、ちょうど「盆梅展」のオープン初日という幸運に恵まれ、一足早く春の風情を楽しむことができました。(1月20日)
会場の慶雲館は伊藤博文が命名したという 。明治20年築の建物。
この木で樹齢100年、一番古いのは400年というのが展示されている
初日なのでがら空き。抹茶のサービスもあります。(有料)
■慶雲館の案内
http://www.nagahamashi.org/bunka/meiji/keiunkan/
鉄道錦絵展・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
慶雲館の真向かいが鉄道スクエア
明治初期の錦絵はおおかた浮世絵師が描いたが、見慣れぬ機関車や洋風建物にさぞ戸惑った のでは・・・。煙の描き方が面白い。
蒸気機関車のメカニズムが理解出来なかったのか、客車と同じような描き方をしている。
明治10年、明治天皇が新橋駅へ到着したところ。建物、馬車、服装、もうすべて洋風になっている。
(
明治20年ごろの長浜駅舎の一、二等客の待合室。等級によってひどい格差があった。このころは東海道線が未開通で、大津~長浜間は蒸気船を利用した。
館内にはSLデゴイチと電気機関車ED701が展示してある。
このむき出しのメカメカ感がなんとも魅力です。
●湯めぐりウオーキング 明石大蔵海岸「龍の湯」訪問
正月以来、寒い日が続いてどこへも出かけずに引きこもっていたのですが、今日は少しマシかとタオルだけもって行ったのが龍の湯。しかし、晴天なれど風は冷たく、ウオーキングはさぼってちょびっとだけの散歩でした。
この温泉は、いずれコピー製「湯めぐりウオーキング③」の増補版で案内する予定です。コースは垂水駅~明石海峡大橋公園(橋の科学館)~龍の湯になりそうです。今回は舞子駅から2キロほど歩いただけでした。(1月16日)
舞子からは国道2号沿いに歩きます。大橋が少しずつ遠ざかります。
龍の湯は大蔵海岸の西端にあります。砂浜は人工的に復元されたもの。
素敵なロケーションなのに建物はブサイクなのが難点。もうちょっとオシャレな設計にしてほしかった。
レストランで「ミンチカツ丼」を注文したら、こういうのが出てきました。ミンチカツに出汁を染みこませ、レタスの上に載せてあります。ご飯の上にレタスというのが抵抗あるけど、ま、ええか。
帰りはJR朝霧駅から乗車します。駅前が大蔵海岸という恵まれた環境なのですが、2001年、ここで大きな事故が二つ起きました。一つは花火見物の客が歩道橋で大混雑になり、群衆なだれの下敷きになった子供や老人が11名も亡くなった事故。もう一つは人工砂浜の一部が突如陥没して少女が圧死した事故です。そのモニュメントが歩道橋脇にあります。右のカラーボールのデザインが歩道橋事故、左のブロンズ像が少女のものです。
歩道橋の隅に遺族が祀った小さな石像。11名の名が刻まれている。
ここにはもう一つモニュメントがあって、かの堀江謙一さんのビヤ樽でつくった「モルツ・マーメイド号」の実物。1999年、サンフランシスコから3ヶ月くらいかけて、この大蔵海岸に到着しました。ビヤ樽は業務用のステンレスの樽をつなぎ合わせ、ペンキを塗って双胴型の船体に設計されました。
朝霧駅構内からの眺めがなかなかのもの。淡路島が間近に見える。
■龍の湯の案内
http://www.tatsunoyu1268.com/
■大蔵海岸の情報
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%94%B5%E6%B5%B7%E5%B2%B8
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
「なにわ快道 100キロガイド」の説明は、
←左のカテゴリー「なにわ・・」を クリックして下さい。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
●煮干しの佃煮をつくってみた
冷蔵庫にまだあると思っていた佃煮が無かった。その時、なぜか「ほんじゃ、自分でつくってみよう」という発想になって、いきなり作り始める。さいわい、頂き物の「食べる煮干し」が残っていたので、これを使いました。
想像するに、あれは醤油と砂糖と味醂があれば出来るはず、と勝手に決めて、フライパンで出汁をつくる。醤油テキトー、砂糖テキトー、味醂テキトー・・じゃこがひたひたになる程度の出汁をつくって弱火でゆっくり煮詰める。な~んだ、これだけでできてしまうのでありました。煮詰まったらザルで余分の出汁を切り、完成です。調理時間約10~15分。
出来たてはじゃこがまだ柔らかくて美味しい。しかし、一時間もすれば普通に固くなってしまう。自分でつくれば、甘辛の加減が好み通りにできるのがメリット。市販の佃煮はおおかた味が濃すぎる。(保存期間とか、配慮があるのでしょう) イカナゴの釘煮づくりは、材料がナマだからハイテクが必要ですが、煮干しなら誰でもカンタンにできます。
フライパンに出汁を溶いて、じゃこを入れ、煮詰める。
ハイ、できました。