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たまには外メシ

●今どき、コーヒー1000円の喫茶店、実は・・・

 友人三人と難波で昼メシを食べた帰りに「カフェ・ド・ラ・ペ」というなんとも言いにくい(書きにくい)名前の喫茶店へ寄りました。閉鎖した新歌舞伎座の北隣、御堂筋に面したビルの二階にあり、天井が高く、フロアはゆったりしていて、まるでホテルのロビーのようなリッチな空間に、ゆったりとテーブルが配置されています。この店の名前、なんか聞き覚えがあるなあ・・と、必死に思い出したところ、九月に開催される「大阪クラシック」の演奏会場の一つなのでした。

フロアにはピアノがあって、曜日によってピアノやヴァイオリンのナマ演奏もあるそうですから、喫茶店としては最上級になるでしょう。ゆえに、値段は高く、四人で四千円くらい払ったので、コーヒー1000円かと、タイトルに書いたのですが、昼間は800円台らしい。ケーキセットなら1200円くらいします。それにしても、今どきこんな高い値段でやっていけるのかと、貧乏人はすぐ台所事情を気にしてしまいます。

で、念のために店名で検索してもホームページが見つからない。そんなアホな・・、ようやく見つかりました。それがさ、いやさ、どやさ、今くるよと正面衝突したような衝撃、は大げさですが、このエレガントな店の経営は「S」という大手パチンコ業者なのでした。オヨヨ。店の上が本社事務所らしいのです。 

ま、ものは考えようです。喧噪のパチンコ店で一時間に一万円スッてしまうことに比べたら、一時間千円でこの リッチな部屋で過ごすほうが、よほど有益かと。あるいは、この店の社長さんは「パチンコ客なんか来るなよ」の思いで、こんな店をつくったのかもしれない。いっそ「パチンコ客の入店お断りします」の張り紙出したらどうです?(笑)

カフェ・ド・ラ・ペ  ホテルのようなリッチな雰囲気がウリです(12月10日)
コーヒー1000円喫茶店 

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たまには外メシ

●もう、ヤケクソや!!・・の値引きサービス

 下のジャズコンサートの帰りに寄った「わたみん家(ち)」は和民系列店のなかではローエンドに位置する大衆酒場。客単価は2000円~2500円 で我らマルビ派の味方であります。しかし、外食ビジネス不振のなか、この価格でも客は寄りつかないのか、下の写真のようなヤケクソ気味のサービス券を配布している。当日、4人で8000円の飲食をして、渡されたのが4000円分の「食事券」 次回も4人で8000円の飲食したら、半額になるのだから、一人1000円で済んでしまう。

もっとも、一人当たり1000円という限度と有効期間があるから、常にオイシイ割引ぶりではないけれど、もうヤケクソ的サービスではないですか。これでどうして採算をとるのか、社長サンでなくても危機感は分かる。 デフレの様相はこの業界にも及んで、かつて5000円台が相場だった「飲み放題つき忘年会」がいまや3000円台にまで落ちている。ユニクロ志向が世間全般に広がって、オール討ち死に、共倒れになりかねない。お金ありすぎのハトヤマさんにはとうてい理解できない庶民社会の窮状です。

8000円払ったら、4000円分戻ってきた
和民んち割引券 


プチ・ケチの研究

●けふもニコニコ、即席100円昼メシの研究

 カテゴリー「たまには外メシ」をごらんになってる方は、管理人、駄目男は食生活でけっこう贅沢をしてるのでは、と想像しているかもしれない。しかし「たまには外メシ」ということは、裏返せば「ほとんど内メシ」であり、食生活の大半を占める内メシの研究に、日夜励んでおるのでございます。今回は100円昼飯の研究・・・にしては全然独創性がありませんので、ま「研休」というのが正しいようで。

★むらせの「じゃこご飯」
 一食ちょうど100円という商品があるので試してみました。
うたい文句は「とがずに炊ける、具入り無洗米」要するに、かやくご飯のインスタント版です。無洗米と具材をパッケージにしてあり、そのまま水加減して炊飯すると、かやくご飯ができあがります。お茶碗4杯ぶん(2杯ぶん×2袋)で小売価格399円。一食分100円です。メーカーのHPによると、この製造方法に特許が認められたということで、ヒット商品になるかもしれません。試してみた結果、水加減を正確にしないとべちゃついたり、パサパサになったりすることが分かりました。
■むらせのHPはこちら・・
http://www.murase-group.co.jp/

100円ひるめしの1 

★焼き飯
 いろいろ試してみたけれど、一番安いと思われる「永谷園の五目チャーハンの素」がいちばん無難でつくりやすい。具材をあれこれ加えると、フライパンにくっついたりして失敗率が高くなる。ご飯35円+卵30円+チャーハンの素22円、合計87円。
100円の2 

★即席ラーメン
 安上がりという点では、これが一番でしょうが、昨年、小麦価格の高騰で値上がりし、80円台になったこともありました。現在は価格競争の目玉商品になり、近所のスーパーで、ばら売り48円。「塩」「醤油味」2種類あって、包装にはPB商品とあるけど、どうやらサッポロの製造らしい。玉ねぎやキャベツの細切りを加えると味が丸くなり、紅ショウガをトッピングすればなお良し。もしくは、キムチを載せればデラックス版となるのであります。本体48円+具材30円? 合計78円。
100円の3 


★焼きそば
 ピンからキリまでいろんな価格がありますが、当然、いっちゃん安い「3食入り」180円のものを買うのであります。これもストレートではあまりにわびしいので野菜なんか加えて誤魔化す。または鰹節をまぶす。年寄りにはこれで十分でございます。焼きそば(メーカー不詳)60円+具材40円 合計100円。
100円の4 

★天津飯 (失敗作)
 ただいま研究中の新メニュー。ヒガシマル醤油から「天津飯の素」が発売されてるので試してみましたが、なんだかな~・・。味もなんだかでありますが、卵を炒りすぎるのか、外見が天津飯にならないのであります。
なんか、玉子入れすぎの玉子丼みたいになって・・。それに器に移すときに形が崩れて、玉子の上にとろみが乗っかったようにならない。あと2回テストしてなお失敗なら、メニューから削除しませう。ご飯35円+天津飯の素47円+玉子2ヶ60円 合計142円 アチャ、予算オーバーや。
100円の5 


(注)ご飯35円は生米75㌘ぶん。 光熱費含まず。

■朝食も100円以内
 朝食は年中トーストとコーヒーと決まってるので、コストは100円以内。夕食のみ少しアップして、食材は300~400円。ほかに果物代。ときどき安いにぎり寿司(600円くらい)も買うから、かなりばらつきがあります。トータルでは一ヶ月で15000~18000円。一人ぶんの食費としては生活保護世帯のそれとあまり変わらないはず。(注・酒代は別)察するところ、夫婦二人で30000円、親子4人で4万円台あたりが中心帯ではないでせうか。(想像です)
 問題の? 外食頻度は月に5~7回くらいで、これを全廃すれば15000円くらい浮きそう。ならば、計算上では、お酒を飲まず、人付き合いもしない人は、もっとリッチな食事をしたり、趣味を楽しんだりできるはずですが、さて、どうなんでしょう。

たまには外メシ

●人生最後のウマすき焼き   ~松阪・和田金~

 1986年、ハイキング同好会「旅行ぎらいの会」で伊勢本街道(大阪玉造神社~伊勢神宮 176キロ)を歩いて、無事ゴールインしたあとの打ち上げに使った店が「和田金」。 当時は木造オンボロの店舗で、なのにすき焼き一人前5000円と言われて、へなへな~となったのでした。

行く年来る年、あれから23年、会が出来て30年(すごい年期だ)になるのを機に「あのすき焼き」で30周年を祝おうということになり、遠路松阪まで出かけたのであります。23年前に食べたすき焼きの味を参加者全員等しく思い出せるというところが「和田金」すき焼きの絶対的強みでありませう。これに勝るレシピは思いつかない。

 かつてのオンボロ木造店舗はパンパカパ~ン・・見上げるような立派なビルに生まれかわり、記憶と合致するところが全くないという変わりようでした。そんなリッチぶりに会わせて、すき焼きの値段も当時の倍の9240円ナリ。ビール一本飲むと1万円。タイトルに書いた「人生最後の・・」はウソでも誇張でもないのでございます。他の人はいざ知らず、駄目男にとっては99,9%の確率で人生最後のウマすき焼きになったのでありました。(と、結論づけるところがわびしい)

肉は一人当たり二きれ(130㌘)年寄りには、これで十分でありますが、お酒を飲まない人どうしで行くと30~40分で終了というはかない宴であります。往復5時間かけて本番30分。一分間300円やおまへんか。嗚呼空虚。その上、客は鍋作業には一切タッチできないシステムだから、自分流にゆっくり味わうなんてことも出来ない。

2年くらい前に、伊賀上野の「金谷(7000円)」でもすき焼きを食べ、むろん美味しかったが、完成度では負ける。京都、先斗町の「いろは(5000円)」になると肉質の差が歴然となるけど、有り体に言えば、これで十分、文句なしに美味しく頂けます。赤塚不二雄ふうに言えば、すき焼きは「これでいいのだ!」和田金は別格として脳のメモリーから削除しておいたほうがいい。
■和田金のHP
http://hp-mie.net/wadakin/

■金谷のHP 
http://www.gansoiganiku-kanaya.co.jp/shop/menu.html

■いろはのHP
http://www.sukiyaki-iroha.com/


和田金の玄関・フロント
五階建てのビルで3~4階が個室客室。5階は皇族や外国の賓客用の特別室らしい。
和田金1 


これで4人前。肉は自社の6万平方メートルの牧場で育てた牛で供給される。年中、最高かつ均質な材料を使うには自家生産しかなく、委託生産や個別の買い付けでは品質の維持が難しい。
和田金2 


♪ はあ~るばる来たぜ 松阪~~・・なのに、宴はたちまち終わって
「ほな、帰ろか」シオシオと家路につき、あとは静かに余命を全うするだけの日々となりました。合掌。
和田金3  

たまには外メシ

●湊町 珈琲艇「キャビン」

 四つ橋筋の南端、ふかり橋の北角にある喫茶店。
今年夏頃に改装工事をしていたような記憶があるが、先日はじめて利用しました。建物は昭和10年築だから十分古く、それにしては随分遊び心のある設計で、船のキャビンを模したデザインになっている。ただ、玄関のブリッジふうの設計は今回の改装で作ったのかもしれない。(記憶あいまい)ドアを入るとすぐ階段で地階へ下り、室内は船室ふうのインテリアで雰囲気は良い。奥さんの「いらっしゃいませ~」の声がカン高くて耳障りだけど、ガマンします。

サンドイッチにいろいろあって「ポパイサンド」を注文したらえらく時間がかかり、しかし、現物を見て納得。名に背かず、ハムとほうれん草、ニラ、玉ねぎを味付けして(おかずふうにして)パンはスライスせず、真ん中だけ切り込んで袋の形にして具を詰めるという苦心の作。時間かかるはずです。えらいボリュウムなので、余るか、と気になったが、なんとか残さず食べました。

客が常連さんばかりみたいなのは、一見客が気づきにくいせいもありそう。ぜんぜん喫茶店らしくない鉄板づくりの外観だから仕方ない。スターバックスとか、セルフ系のカフェがのさばる昨今、店主はこんなアカデミックなイメージのインテリアで店を構えることに躊躇したかもしれない。いまや絶滅危惧種といってよいような店ですからね。湊町へ行ったら訪ねてみて下さい。

船のブリッジふうの玄関
喫茶キャビン 

道頓堀川に浮かぶがごとく・・
キャビン2 

シックなインテリア
キャビン3 

丸窓の真鍮製のフレームは本物を使っている 。日立造船製の情報あり。
キャビン4 

ポパイサンド、珈琲とセットで800円
キャビン5