読書と音楽の愉しみ

ライブは愉し・・最近の演奏会から

●大フィル 4月定期公演
 大植英次指揮でブラームスの3番、バーンスタイン「キャンディード」とストラヴィンスキー「火の鳥」。みんなナマで聴くのは10年ぶり、またはそれ以上のご無沙汰。

 当日の聴衆の共通した印象の第一はチョー遅いブラームスでせう。
大植はん、どないしはったん?・・と問いたくなるくらいのスローテンポでした。そういえば、前回のマーラー5番も、ロビーに掲示板で「今日の終演は9時30分予定」とおことわりしてあったくらいのスローな演奏だった。
 遅いのが良いのか悪いのか、でゲージツ的評価をする資格はないが、このスタイルを踏襲すれば、それなりに魅力が生まれるかもしれない。1990年代の朝比奈隆によるブルックナーの「止まりそうになるほど遅い」演奏を思い出しました。その遅さ、休止符のあいだにトイレへ行けるんじゃないかと思うくらい・・はウソですけど。(4月17日 ザ・シンフォニーホール)

●フェッセルン・アンサンブル 第13回定期演奏会
 はじめてお目にかかるグループで、入場無料であることと、プログラムのコンセプトや地味な選曲がなんかちぐはぐなのが気になっていたところ、不幸にも悪い予感は当たってしまいました。演奏がはじまっても前席のおっちゃんは立ち上がってバシャバシャ写真を撮るし、隣の幼児はむずかるし・・で、とても演奏会とは思えない環境。見渡せば1割くらいが幼児、小学生でした。

さらに驚いたのは、楽章と楽章の間で半分くらいの人が拍手したこと。わ、まるで田舎の公民館やんか(と書いては田舎の人に失礼になりますが)。大都市でも未だにこういうシーンがあるのだ、と妙に感動しました。クラシックの演奏会でこれほどレベルが低いのは珍しい。しかし、毎回こんな有様では13回も続くことはないだろうから、今日はたまたま運が悪かったことにしておきます。

入場無料にした主催者の意図が、初心者への啓蒙にあるなら、プログラムも相応のなじみやすい曲にするべきです。なのに、「遙」という高尚なテーマのもとに、ベートーベン「クラリネット、チェロとピアノのための三重奏曲 変ロ長調」や、プーランク「ピアノ、オーボエとファゴットのための三重奏曲」なんて曲では、初心者はとりつく島もない。

音痴無料客200人を集めるより、有料で50人の音楽ファンと音楽の愉しみを共有するほうが本来の意図に叶ってるはずですが、主催者は何を考えてるのでしょう。(4月12日 国際交流会館小ホール)

●大阪コレギウム・ムジクム 月例演奏会
 メンバーの中では最ベテランのKN子さんがバッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番」(BWV1004)の「シャコンヌ」をヤルというので出かけました。難曲へのチャレンジに拍手!!
 
前半10分くらいまではそつなく弾けたのですが、後半で早いパッセージのところになると「燃料切れ」?かだんだん指が動かなくなり・・でも、なんとか破綻せずに弾き終わってヤレヤレ。聴くほうも疲れてしまう曲です。
 ヴァイオリンという楽器自体の完成度が低かった時代に、こんな超絶技巧を要する曲をつくったバッハの偉大さ、イジワル?ぶりにあらためて感心です。

バッハはもう一曲「ブランデンブルグ協奏曲第3番」も演奏されました。こちらは聴いていて快感を覚えるテンポとメロディ。いつか大好きな「6番」もやって下さいよ。(4月22日 日本福音ルーテル大阪教会)
 
■大阪コレギウム・ムジクムのホームページ
http://www.collegium.or.jp/
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ア・ラ・カルト

●堺「蘇鉄山」の標高、20センチアップ
 
一等三角点を有する日本一低い山、蘇鉄山の標高が6,8mから7,0mへ20センチ高くなっています。新しい版の地形図買って気がつきました。
 土地が隆起したなんてことは考えられない?ので、測量のやり直しで誤差が出たということでしょうか。前回の測量が昭和27年ですからあり得る話です。

ちなみに、日本一高い一等三角点の山は南アルプスの「赤石岳」3120m。

2,5万地形図 堺 平成20年版
蘇鉄山 標高 

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ア・ラ・カルト

●ジャンジャン横町に「猫町JAZZギャラリー」

 猫の好きな人はのぞいて見たくなる小さなギャラリーがジャンジャン横町に出現、新世界になんでこんなもんが?と怪しんだのですが、尋ねてみると、この店、ジャズサックス奏者のMASAさん(女性)の持ち家だそうで、友人の画家、山賀清春さんが借りて気まぐれに個展を開いてるらしい。

その山賀さんが描くのは猫オンリー。たいていの絵は猫がジャズを演奏してる場面で、はてこの感じはなんか見たような・・そう、宮沢賢治の物語にでてくる猫たちの雰囲気です。絵だけでなく、小さなオブジェがたくさんあって、これがなかなか楽しい。フレームはブリキで、絵は描いてあるのではなく、磁石で貼り付けてあります。つまり、レイアウトが変えられるというのがウリです。

ジャズとコーヒーの店、のように思ったので入ったら、そこらじゅう作品だらけでコーヒーカップの置くスペースもありゃしない。4人とかで行ったらどないしまんねん、と客が気を使いそう。コーヒー飲んで、絵はがき2組(2枚いり300円)買って、勘定すると、もう一組絵はがき買うてくれたらコーヒー代よろしいわ、てなええ加減さでした。

個展は5月17日まで。12時から19時までオープンしています。
(喫茶店のつもりで行かないで下さい)
場所は、地下鉄動物園前駅からの場合、ジャンジャン横町の奥手右側になります。

■MASAさんのプロフィール(現在ニューヨーク在住)
http://oops-music.com/info/view.html?oid=17979

■山賀清春さんの作品をたくさん見たい人はこちらを・・・。
http://ginga2007.web.infoseek.co.jp/06garouneko00.html

■新世界のガイドはこちら・・・
http://www.shinsekai.ne.jp/


猫ギャラリー1 

猫2 

猫3 

猫4 

猫5 

猫6

制作中の山賀さん。ニューヨーク、ハーレムあたりでも個展を開いて売るという。  
猫追加  

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閑人帳

●嗚呼、知らなんだ 「てっちり」の謂われ

 下に紹介の「大阪の教科書」220頁に大阪うまれの料理の説明があります。「てっちり」はなんでてっちりと言うのか。
 答えは、てつ=鉄砲=当たると死ぬ。フグを鉄砲玉と見立てて、当たれば死ぬ、と。それをちり鍋で食べるから「てっちり」 ガハハ、知りませんでした。素直に「ふぐちり」とか「ふぐ鍋」と言えばよいものを・・。
 
高価なのに大阪人はてっちりが好きだそうで、大阪のふぐの消費量は全国の6割を占めているそうです。そういえば、京都や神戸や奈良ではあんまり「てっちり」の看板は見かけませんね。

「しゃぶしゃぶ」も大阪発祥。考案したのは北新地に本店があるステーキ店「スエヒロ」。中国ウイグル地区の鍋料理にヒントを得て1952年からはじめた。肉をダシの中でしゃぶしゃぶと洗うようにゆするから「しゃぶしゃぶ」やて。こちらは単純すぎるネーミングであります。 スエヒロの本職はステーキなので、「ウチが発明しましてんで」とことさら言わないところが奥ゆかしい?

オムライスを発明したのは?
 これは大阪人の半分は知ってると思います。答えは「北極星」 発明は1926年(大正15年)。何気なく食べてるけど、あの薄い卵焼きって、けっこうハイテクが要るような気がします。

・・・てなことも問題に出るんでせうか。

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閑人帳

●お気楽ペーパーテスト 「大阪検定」

 おそまきながら、大阪でも「大阪検定」なるテストが企画され、受験者をかき集めようとPRに必死です。受験料さえ払えば誰でも受験できる、この世で一番お気楽なペーパーテストだと思いますので申込みました。
 刺激の少ない日々を送ってる人には頭の体操のチャンス。落ちてもなんちゅうことなし、あかんかった~でおしまいです。

試験は6月21日(日曜日) 3級と2級があります。
テストはマークシート式で100問。60問正解で「合格」です。
受験料は3級は3300円。会場はまだ未定。

「大阪の教科書」という公式テキストブックが発売されました。この本の中からかなり問題がでますよ、という虎の巻です。値段は1995円。
主催者は5000人くらい来てくれたら有り難いなあと皮算用してるみたいですが、さて・・・。橋下知事と平松市長も受験する、というウワサあり。

■受験申込みはネットからもできます(5月13日まで)。
■なにわなんでも大阪検定のホームページ
http://www.osaka-kentei.com/


大阪検定 

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読書と音楽の愉しみ

●三橋貴明著
      
「崩壊する世界 繁栄する日本」を読む

 世界各国オール大不況のさなかにあって、どの国も対策に躍起になっています。しかし、一口に不況といっても、その中味は国によってかなり違い、当然、対応の仕方も異なります。本書では9カ国を挙げて「国家モデル論」を説明し、それぞれの国の不況のありさまと脱出の可能性を論じています。

経済学の専門書ではないから、シロウト向きにわかりやすく書いてあるけれど、各国の内部事情を知り、将来像を推察するには相当の情報の仕込みが必要です。駄目男がいちばん良く理解できたのは、やはり韓国と中国。日頃からチマチマした情報を拾い読みして少しは知識の下敷きができているからです。

本書のタイトルは、著者のマスコミや経済評論家に対する露骨なアンチ、嫌みの現れです。日本の将来は悲観的、いずれ破綻するといったマスコミの悲観論をせせら笑い、あんたらアホか、と記者や評論家をコテンパンに批判しています。えらい自信でございます。もっとも、著者が言うように「繁栄する日本」になるかどうか。なんとも言えませんけどね。ただ、過度に悲観することはない。マスコミの唱える悲観論は一種の「煽り」であるいう見解には共感できます。

自分の店をたたんだ、勤め先の会社が倒産した、などピンチのさなかにある人をのぞき(大不況でなくてもこういう事は普通に起きる)大多数の日本人は深刻な危機感に脅かされることもなく、普通に暮らしています。この「普通に暮らしてる」ことの有り難さをもうチョット自覚しても良いのではないか。諸外国に比べて、大方の国民が何故普通に暮らしておれるのでしょうか。
 
今まで内外からビシバシ叩かれ、実際ガタガタしながらも、日本なりの「国家モデル」を築き、維持してきたからです。誰が築いたのかといえば「国民」です。超エライ総理大臣やヒーローが一人で築いたのではない。その日本流「国家モデル」で営々と築きあげた財産や人材が「普通の暮らし」を守っている。これを賢く上手に使えば、日本の未来は暗くも悲観的でもない。というのが「繁栄する日本」像です。ただ、日本人って、こんなプラス思考より悲観論のほうが好きなんですね。楽観主義者は軽薄、無責任にみえる。悲観主義のほうが真摯でリアリティがあると判断をしがちです。

こんな抽象的な言い方では分かりにくいですが、本書では、思想や国民性とかではなく、具体的なデータの分析、評価でこのことを裏付けているのが特色です。もっとも、年金生活者が今更マクロ経済なんか勉強してどないすんねん、明日の生活を心配せんかい、てな見方もできますが、まあ、名もなく貧しく物好きな人間ののヒマつぶし、ということで・・。(09年3月20日 扶桑社発行)

崩壊する世界・本 


閑人帳

●嗚呼、漢字は難しい・・(その3)
 
★首相の「誤読」を「誤判断」して「誤報」してしまった
  マスコミのお粗末

麻生総理の読み間違いコレクションに精を出してるマスコミ各社、調子に乗って大チョンボ
 
麻生総理が天皇、皇后両陛下の前でご結婚50年記念の祝賀挨拶を述べたなかで「弥栄」を「いやさかえ」と言い間違えた、というニュース。
 ネットでこれを読んで、え?・・間違えてないのでは?と一瞬思ったのですが、下の引用記事にあるように、TBSはまるで鬼の首でも取ったかのような書き方をしていました。かの漢字読み「入門編」で間違いだらけの駄目男でさえ「?」と感じたくらいだから、日本中で、ん万人の人が感づいたのではと思います。(どちらが正しいのかまだ不明。どちらもOKという見解も)

下はTBS「WEB多事争論」のコピーです。
記事を書き込んだシリから訂正文を追加し、うろたえてるさまが現れています。
元記事は共同通信発で、各社で検証しないまま転載してしまったらしい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

投稿者 WEB多事争論編集委員 吉岡弘行
投稿日04/12 19:43  

2月にこのサイトで「新聞を読まない首相について」というテーマでメディア論を取り上げました。
 10日の天皇・皇后両陛下のご成婚50年で、麻生首相は三権の長を代表してのお祝いの言葉でまたもや失態を演じました。繁栄を意味する「弥栄(いやさか)」を「いやさかえ」と言い間違えたのです。宮殿の「松の間」で両陛下の前に一歩進み出て、紙を見ずに祝辞を述べたのですが、国のトップが国民の象徴に対してこれでは情けない限りです。歴史的な誤った日本語事例として残ってしまいました。

 今回のテーマは、別です。
この春、テレビ局はもとより、新聞各紙は紙面の改革をしました。
若者の活字離れ、従来の読者の批判やあきらめ、ネットへの対策などを意識してか、より企画性、独自性、署名性を重視した刷新がすすんだように感じます。
 改編・刷新から2週間、皆さんはマスメディアのこうした動きについてどのように感じられたでしょうか?ぜひご意見をお寄せください。

★上記、記事において「歴史的な誤読」と評したのは撤回します。また、その後に調べましたら、歌舞伎の演目などに「弥栄」を「いやさかえ」と読む例もあり ました。麻生首相がそうしたことを踏まえて、慣用表現の「いやさか」ではなく「いやさかえ」と天皇・皇后両陛下へのご祝辞で申されたのであれば、当方の誤りです。礼を失しました。訂正しお詫びいたします。

■ http://www.taji-so.com/weekly_souron/bbs.php?n=790

★結局、何がなんだかチンプンカンプン・・
 駄目男の「いやさかえ」は間違いではないかも、という直感も根拠がないので調べたが、「いやさかえ」読みが100パーセント間違いという情報は見つかりませんでした。「広辞苑」には「いやさか」しか載ってないから「いやさか」が正しいなんてのはあまりに単細胞的な判断でしょう。神道での行事や皇室の伝統はいわば非日常の世界であり、常識外の語彙や言い回しがあると思います。たとえば、天皇をスメラミコトと呼ぶように。

かくも漢字の読み方は難しい。まして、宗教や古代文化の語彙は漢字での記録が普及した聖徳太子以来の歴史の積み重ねのうえに成り立ってるから簡単に「こっちが正しい」なんて言えないみたいです。かくいう駄目男も生まれてこのかた数十年も「神道」を「しんどう」と読んで恥をさらしてきました。正しくは「しんとう」です。

それはさておき、上のTBS吉岡氏の投稿に対しての読者からの厳しい批判は、この報道番組がいかに信頼されていないかの現れでもあります。いや、マスコミ全体に対する批判、嫌悪感のあらわれかもしれない。
 
以下は上記TBS吉岡氏の文に対する読者の反応の一部です。
URLは上に同じ。「あなたの意見はこちらから」で開きます。

■投稿者 反日報道
投稿日04/12 18:52
えらそうに麻生首相を批判しておきながら
自分の漢字能力の低さをまともに認めず謝罪しないなんてありえんね。
人として「恥」という概念さえもってないなんて
最早まともな人間のすることじゃないよね。

「僕が漢字も読めない馬鹿でした。無責任にも他人を批判して恥を晒してしまい誠にすみません。二度とこのようなことのないよう心から反省しております」
ってまず謝罪するのがまともな人間のすることだよね。

TBSはいつもこんな無責任なことばかりだよね。
安部首相のときも意図的な編集やってたのに謝罪しなかったよね。

TBSの社員は頭が狂ってるか
意図的に反日活動をやってるようにしか思えない。
早く日本から出て行ってくれ!

■投稿者 コメ
投稿日04/12 18:50
はからずも傲慢なメディア体質が垣間見えた出来事に、
「メディアの改編」など夢物語だと思いました。

■投稿者 はむ
投稿日04/12 18:46
あれだけ誹謗中傷まがいのことしておいて、「うちら読み方
知らなかったから勘弁ね」では呆れて物も言えませんね。
物書きがそんな無責任なやり方でいいんでしょうか。

■投稿者 赤井邦道
投稿日04/12 18:50
体裁を繕っただけでまったく謝罪を行ってないように見受けられます。
公共の電波を使って仕事をしてる以上、公共の電波で謝罪をするのが筋ですよ。
なんなら発言に対する責任をとって職を辞してはいかがでしょうか?
非常に分かり易い謝罪だとおもいます。

■投稿者 何だかなあぁ
投稿日04/12 18:16
とりあえず麻生さんに謝ったら? 常識でしょそんなの?
(転載終わり)

何万人もが読むこのネットで、これだけ叩かれたら、フツーの人なら不眠症や円形脱毛症になったりするでしょうが、TBS社員はバッシング慣れしてしまって耐えられる。うちの番組を見る視聴者のほうがアホやろ、と開き直ってるのかもしれません。(おわり)

閑人帳

●嗚呼、漢字は難しい・・(その2)

★こんなに知らない文字、言葉があるのか・・とガックリ
 林真理子サンがしょっちゅう間違えるという「凄絶」は入門編のその十一にのっています。このページの問題は以下です。

①佇立  ②山車  ③猪口  ④発端  ⑤欠伸  ⑥細雪 

⑦十八番  
⑧剽軽  ⑨凄絶  ⑩三行半  ⑪界隈  ⑫無碍

⑬木霊  ⑭訃報  
⑮心太 

駄目男が読めなかったのは①⑧⑮でした。
①はちょりつ ⑧はひょうきん ⑮はところてん。
②は岸和田市民は全員正解でしょうね。・・でないとモグリやろ。
 なんか、どのページも2~3割が読めない、読み間違えてるって感じです。この程度の正解率で日本人の平均なのか、恥ずかしいレベルなのか。う~ん。

ページを繰ると、だんだん難読語が増えてくる。ゆるい坂道過ぎて胸突き八丁、最後は絶壁が迫って来ます。

入門編の最後は四字熟語です。入門編ですよ。

①乳母日傘  ②温州蜜柑  ③不惜身命  ④丁々発止

⑤一期一会  ⑥人身御供  ⑦片言隻句  ⑧三位一体

⑨不撓不屈  ⑩傍目八目  ⑪人事不省

どないでっか? 駄目男の間違いは①②⑨ 
①は、おんぼひがさと読んだが「おんばひがさ」が正解。
②は、おんしゅうみかんと読んだが「うんしゅうみかん」が正解。
⑨は、ふぎょうふくつと読んだが「ふとうふくつ」が正解。
満点オジン、はるかに遠い。

★花の名前も難しいなあ。
117頁には花の名前で23問出ています。
いまどきの図鑑とか写真集では名前はカタカナ表記が普通なので、こうして突然漢字で羅列されるとギョッとしますね。正直、お手上げです。
駄目男がなんとか読めたのは・・
躑躅、山茶花、竜胆、石楠花、辛夷、金鳳花、秋桜、紫陽花、合歓、沈丁花、木犀、女郎花、の12。半分しか読めませんでした。躑躅(つつじ)や竜胆(りんどう)なんか、けっこう難しい部類にはいるのではないでせうか。

読めなかった花の名は・・
海棠、凌霄花、満点星、鬼灯、罌粟、忍冬、金雀児、梔子、金盞花、沢瀉、金縷梅・・・これ、全部読める人いるんやろか? いるんやろなあ・・ショボン。 読み方は順に、かいどう、のうぜんかずら、どうだんつつじ、ほおずき、けし、すいかずら、えにしだ、くちなし、きんせんか、おもだか、まんさく、です。
「まんさく」の漢字なんて生まれてはじめて見ました(笑)。

まあ、こんな名称、読めんでも生活に困ることないよな、といって開き直る。

(つづく)

閑人帳

●嗚呼、漢字は難しい・・(その1)

★プロも恥をかくのだ
 「週刊文春」3月5日号、林真理子氏のエッセイ「夜ふけのなわとび」をニヤニヤしながら読みました。文字使いのプロである作家も漢字に堪能しているわけではなく、しょーもないミスをやらかすと嘆いている。ミゾユウという新語?をつくったソーリ大臣を笑ってるバヤイではありませぬ。

林真理子夜更けのなわとび 

以下、一部引用(57頁)
 (略)最近、つくづく思うのであるが、「恥をかくのを恐れるな」という思想は四十歳までだ。後は成果を発表する年代であろう。出来るだけ注意深く用心をかさね、恥をかかないようにした方がいい。(略)
 「読めそうで読めない間違いやすい漢字」という本を読みふける。まさか、と思いたいが、入門編で幾つも読めない文字が出て来たのには驚いた。例えば「灰燼」というのを私はハイジンと読んでしまった。正しくはカイジンである。そしてしょっちゅう間違える「凄絶」。これはソウゼツではなくセイゼツだ。

(略)何年も前のことになるが、読書感想文コンテストの選考委員をしたことがある。その授賞式で選考委員を代表し、論評を述べた。
 私はスピーチの中で、入選作の何行かを読んだ。その時、「目の当たりにして」を「メの当たりにして」とはっきり読んでしまったのである。
ぞーっと背筋が寒くなった。気づいたのはその直後だ。口にしたとたんその場に拡がる「えっ?」という空気を感じたからである。しかし、うまく言い直すことも出来なかった。(略)
  引用終わり

★で、虎の巻を買いました
 かように作家でさえ初歩のミスをする。少しは安心して?上の文中の「読めそうで読めない間違いやすい漢字」(出口宗和著・二見書房発行)を買いました。もう八十万冊くらい売れてるそうですが、値段が五百円というのがケチには嬉しい。お好み焼き一枚分の投資で少しはアホが治るのだ。(ホント?)

さて、最初の「恥をかかないための入門編・・誤読の定番」その一を開く。前のページに「過ちを改むるに、憚ることなかれ」と慰め?の一行あり。

①反故  ②愛弟子  ③脆弱  ④杜撰  ⑤塩梅  ⑥遵守

②解熱  ⑧気配  ⑨工面  ⑩施行  ⑪相殺  ⑫錚々たる

③雑言  ⑭言質  ⑮成仏  皆さん、全部読めたでしょうか。

駄目男は⑥⑫⑭が読めないか、読み間違いしてました。
正解は⑥じゅんしゅ ⑫そうそうたる ⑭げんち です。
林真理子氏ではないけど、初級の問題でこんなに読めない語句があるとは思いませんでした。つまり、日常恥をさらしてるかもしれないということです。一方、全部正解の人は十人に一人くらいとちゃうか、と悔しまぎれにほざくのでありました。 

次のページはこれです。

①華奢  ②奥義  ③直截  ④流布  ⑤悪寒  ⑥凡例 

⑦内裏  
⑧病葉  ⑨境内  ⑩罹災  ⑪女犯  ⑫台詞 

⑬石女  ⑭一入  
②方舟

駄目男が読めなかったのは③⑩⑪⑭でした。う~ん、難しいなあ。
正解③ちょくせつ ⑩りさい ⑪にょぼん ⑭ひとしお です。
この際、負け惜しみを言うと、罹災は下に「者」がつけば読めたのに・・。一入は上に「思い入れも」がつけば読めたのに・・と、悔やんだのであります。
前後の言葉のつながりですんなり読めるってことありますね。
しかし、そんなのぶざまな言い訳でしかない。

因みに、⑧⑪⑬はパソコン(一太郎)で出ませんでした。(つづく)


読書と音楽の愉しみ

●福澤諭吉著「学問のすすめ」を読む

 日々、一万円札でお顔を拝見している福澤センセイのベストセラー「学問のすすめ」を読みました。その冒頭の文「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」は誰でも知っています。要するに、人は本来みな平等なのだと説きます。しかし、現実には身分や貧富の差はある。その差が出来る大きな理由は「学問するか、しないか」である。志がなく、努力を怠る人間が世間で下位に甘んじるのは当然だろうと。 へへ~~、まこと、その通りでございます。

幕末から維新を経て文明開化の時期まで活躍した人には「元武士」も多かったのですが、諭吉もその一人で、若い時分にパリで撮影した写真ではごく普通の侍姿で写っています。これがその画像です。
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:FukuzawaYukichi.jpg&limit=20#file

そして、おなじみ、一万円札の諭吉先生。(お札を撮影)
福沢諭吉  

まさに、ヘンシーン・・ですね。物の考え方からファッションまで、年々「チェンジ!」の連続だったでしょう。福沢諭吉はじめ、同時代の若者がいかに猛勉強したか、その一部は北浜の「適塾」を見学すればわかります。

 ほかにもエライ先達はたくさんいましたが、本書を読んでもっとも感心することは、時代を見据える上での、先進文化の理解力とバランス感覚の良さではないかと思いました。明治のはじめに書かれた文なのに、その時代感覚はおおかた現代でも通用するし、極論にはしることがない。混乱のさなかにあって「大局」をつかみ、国家、国民のあるべき姿を臆せず堂々と述べる。しかも難しい言葉を使わず、庶民でも理解できる文にまとめています。

今回は、早く読むために、斉藤孝氏が現代語に訳した本を読みましたが、旧文体のほうが良かったのでは、とちょっぴり悔やんでいます。

ちくま新書 福沢諭吉著 斉藤孝訳「学問のすすめ」 760円+税


ア・ラ・カルト

●大川端の桜、満開

 およそ10年ぶりに、大川(旧淀川)の毛馬から天神橋までの桜並木を「通し」で歩きました。ちょうど満開、ぽかぽか陽気とあってたくさんの見物客で賑わっていました。大小の観光船も大繁盛、この界わいだけは、百年に一度の大不況、われ関せずの平和な風景でした。

大都市の中で、これほど規模の大きい桜並木を有するのは大阪市だけでは、と思いますが、建築家、安藤忠夫氏はさらに西へ延ばして安治川河口の天保山まで桜並木を連ねようと運動中です。(4月8日撮影)

桜並木の北端は毛馬閘門前です。対岸の旧閘門付近の桜もきれい。
大川さくら1 

毛馬橋東詰に新しく「蕪村公園」がオープンしました。
蕪村の句碑や来歴の説明もあります。
大川さくら2  
毛馬橋南側の公園
大川さくら3 

大川さくら4 
上の写真の道向かいが「大阪拘置所」 懲りない面々のセカンドハウスです。
このコンクリート塀が天国と地獄の境目。
よそからやってきた花見客の多くは拘置所と気づかないまま帰ってしまう。

大川さくら5 
「飛翔橋」からの眺め
大川さくら6 
JR桜宮駅東側の桜並木
大川さくら7 
大川端での眺望風景ナンバーワンはここでしょう。
源八橋からのボリュウムたっぷりの桜風景。ビルは大阪ビジネスパーク。

大川qさくら8 

シルエットのビルは右から帝国ホテル、OAPビルとマンション。
大川さくら9 
界隈のビジネス街の新入社員、最初の仕事は花見宴会の場所取りです。
大川さくら10 
さすがはブン屋さん、「花見確保地」やなんてカタイですねえ。
大川さくら11  
アクアライナーなど水上観光業者には一年で最高の稼ぎ時です。 大川さくら12
川崎橋からの並木風景。夜はライトアップされます。
大川さくら13おわり  (完)


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たまには外メシ

●太閤園の花見ランチ

 地図をみると、太閤園や藤田美術館は、JR東西線「大阪城北詰駅」の真上にあり、至って便利なんですが、それを忘れて、なんとなく交通不便な場所にある・・と思いこんでる人が多いように思います。

 さくらの時節は「お花見&バイキング」という日常以上、贅沢未満という貧乏性を微妙にくすぐる企画があります。
 JR桜宮駅から大川端の桜並木を半時間ほどぶらぶら散歩すれば太閤園。食事は宴会場の一つを使ってのバイキング。客の8割は女性・・はいずこも同じ風景です。サービスとして隣の「藤田美術館」春季展のチケット(通常800円)がもらえます。本阿弥光悦、野々村仁清、尾形乾山などの名品がみられます。

料金は3800円ですが、インターネットで予約すると3500円、さらに65歳以上のシニアは3250円。差額550円で往復の電車チン助かるがな・・ こんな割引具合も貧乏性をくすぐるのであります。
(4月12日まで 要予約)

 ■太閤園「花見とバイキング」案内のホームページ
 
http://www.taiko-en.com/event/ohanamiviking.html


大川端の桜はところによって五分咲き。満開は7~8日ごろ・・と駄目男の予想です。
太閤園1 

庭園を散歩して、在りし日の大金持ちの暮らしをしびます。
太閤園2 

石仏ファンが喜びそうな庭の一角
太閤園3 

おばちゃんに占拠されてるレストラン
太閤園4 

料理の一部
太閤園5 

太閤園6 

おばちゃんの「勝負皿」 デザートてんこ盛り。
太閤園7終わり 

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閑人帳

●このアイデアに拍手! 
 
年商30億、グリコの「置き菓子」商法

 先日、カフェであとりえじじさんと話してるときに聞いた話。
お菓子の売り上げの低迷に悩むメーカーが思いついた「置き菓子」という方法が当たって年々売り上げを伸ばしています。

 「置き菓子」というのは、昔、富山の薬行商人が考えた「置き薬」の中味をお菓子に変え、得意先を家庭からオフイスにしたものです。この話を聞いて、アイデアを出した人は本当にエライと思うし、それを実行した会社の幹部の頭の柔軟さも大したものだと思いました。町の中小企業ならいざ知らず、グリコがやるところが面白い。グリコと森永や明治とのブランドイメージのビミョーな違いも成功の一因になってるような気がします。

詳細は下のHPを見て頂くとして、プラスチックの箱に入ったお菓子はよりどり100円。決裁は田舎の農産物の無人販売とおなじで硬貨投げ入れ式。実際始めてみたら購入者の7割が男性だったこと、心配な「未回収」がほとんど無いことなど、意外な結果、効果が生まれて順調に売り上げを伸ばしてるそうです。

もう商売の新アイデアなど出尽くしたと思いがちですが、掘ればまだまだ出てくるもんだと感心した次第。

■グリコの置き菓子「オフイスグリコ」を紹介するHP(全4頁あり)
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20080901/1018238/