読書と音楽の愉しみ

●ライブは愉し・・・09年1月

■初春文楽公演 「新版歌祭文」全三段
 よく知られた「お染久松」の物語。ふつうは真ん中の二段目、野崎村の段のみ演じられるので、全三段を見るのは初めてでした。全部通して見ると、やはり一、三段目は蛇足というか、なくもがなというか、魅力がない。無理に話を付け足した感じで、熱演なのにイマイチ盛り上がらない。しかし、たまにはこうして全段通しの公演もやらないと、演技の継承とかで問題がおきるのでしょう。2段目のキリで出る竹本住大夫の上手さは圧倒的で、200パーセント荒唐無稽な話を語るのに、ホロリ涙をさそうあたり、さすがやなあ、と感心。 (1月20日 国立文楽劇場)

■大フィル一月演奏会 ~北欧の音楽~
 フィンランドの偉大な作曲家といえばシベリウス、と一人勝ち状態なので、後につづく作曲家はタイヘンです。どうしたらシベリウスに追いつき、乗り越えられるか。いろいろ模索しても結局二流に終わってしまう、そのサンプルのような作品が二番目に演奏された、ラウタヴァーラ作曲「交響曲第8番・旅」 苦節ン十年、ようやく八番までたどりついてこの出来映えではなあ・・。

 クラシック音楽に付き合って50年、妙に耳が肥えると、鑑賞能力万年三流なのに、駄作をより分ける能力だけ発達するんかなあ、となんだか自嘲的気分になったのでありました。ラウタヴァーラはん、すいませんです。

後半はシベリウスの「交響曲第一番」 「二番」があまりにも出来が良すぎたので七番までの他の曲は影薄くなるのは仕方ない。この一番も意地悪く聴けば、二番の下書き(草稿)ちゃうか?と思わせる作品です。熱烈シベリウスファンの皆様、すいませんです。(1月23日 ザ・シンフォニーホール)

■大西ユカリが歌う「人生いろいろ」 
 ときどき無性にビッグバンドのサウンドを聴きたくなるときがあって、しかし、ナマで聴くとなれば「アロージャズオーケストラ」しか無いというのが今の大阪の音楽市場。で、つい高いチケットを我慢して買ってしまうのであります。昨年が創立50周年とか言ってましたが、まあ、駄目男が生きてるあいだ存続してくれたらええがなって勝手に思っています。

 今回は大阪ビルボード(旧ブルーノート)で大西ユカリをヴォーカルに迎えての公演。ジャズナンバーを歌うのかと思えば和製ソングばかりでした。アフロヘアにジーンズスタイルのユカリはんが島倉千代子の「人生いろいろ」 をなあ・・ま、ええか。

 こんな組み合わせやし、宣伝してへんし、ガラ空きとちゃうか、と想像していましたが、8割くらいの入りで、西田マネージャーも「ホッ」だったでしょう。なお、御大、北野タダオさんは引退して客席に座ってました。新リーダーはトロンボーンの宗清洋さん。1936年広島県生まれ・・73歳ですか。スゴ~イ!! 
(1月27日 大阪ビルボード)
■大阪ビルボードのホームページ
http://www.billboard-live.com/pg/shop/index.php?mode=top&shop=2

■大阪コレギウム・ムジクム 月例コンサート
 だんだん足が遠のいてきたのはトシのせいか・・と思いつつ、来れば十分楽しいので当分縁切れはなさそう。この団体とのお付き合いももう30年以上になりまする。考えてみれば、ずいぶんゼータクな音楽会でありまして、聴衆がいつも100人足らずなのに、出演者が40人くらいいる(器楽と合唱の人数)
 休憩時間には紅茶と菓子のサービスがあって、帰りがけは女性メンバーがお見送りというアットホームな雰囲気が長続きのワケなのかも。これで1300円というのが貧乏人には有り難き幸せ。企業ならとっくに破産してます。

前半の最後に、ヴィヴァルディ「四季」から「冬」のみの演奏がありましたが、ものすごいアグレッシブ?演奏でした。これはソロの森田姐さんの主張なのかもしれず、練習のとき「今日はブンブン飛ばすで、あんたらついてき~や!」 と号令したのかもしれませんなあ。むろん、お客さんみんな大喝采でした。
(1月28日 大阪ルーテル教会)
■大阪コレギウム・ムジクムのホームページ
http://www.collegium.or.jp/index.html

■桂あやめ「できちゃったらくご!」の会
 正月あけに桂あやめ姐からメールで召集令状。このネタおろしの会は行ったことがないので初参加です。会場は新世界ジャンジャン横丁の入り口、桂ざこばの親戚が建てた賃貸マンションの一部をざこばが家賃払って寄席小屋にしたとかで、100人入るかどうか。(下の写真)
一部,床几もあるけど、フローリングに薄っぺら座布団の客席は長時間居たくない感じ。折りたたみ椅子のサービスしてほしい。

噺はまだ試作品の段階でタイトルもなく、ときどきトチったり間をはずしたりしますが、面白さでは概ね合格点でした。笑福亭たまの、ヒマラヤで遭難した二人の男がたどりついた山小屋で「人食い人種」に襲われる噺は、なんかチャップリンの「黄金時代」を思わせるもので、完成したらウケそうな予感がしました。たま、あやめ、月亭遊方、桂三金が出演。(1月30日 動楽亭)
■桂あやめ情報
http://page.freett.com/rakucyakai/index.htm

★映画 黒澤明「羅生門」鑑賞
 なかなか機会に恵まれず、ようやく観ることができました。
フイルム版だったら、画面雨降りだらけでかなわんなあ・・は杞憂で、チラシによれば、6000万円も費やしてフイルムからデジタル版に作り変えたそうです。おかげで画面は鮮明、音声も明瞭。デジタルさまさまです。

1950年作。駄目男はまだ小学生でありました。こんな殺人、強姦物語を観るはずもないけど、翌年、ベネチア国際映画祭でグランプリをとって大ニュースになったから、観ないけど題名は知ってるという子供は多かったのでは、と思います。1950年ごろといえば・・湯川博士がノーベル賞をとったり、水泳の古橋選手が大活躍したり、朝鮮戦争勃発で特需景気に湧いたり・・明るいニュースも多かった時代です。(1月17日 梅田ガーデンシネマ)
■映画「羅生門」の紹介
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=86283

・・それにしてもジャンルが支離滅裂。こういうのを「統合失調症」というのか(笑)

大阪ルーテル教会(中央区)
ライブは楽し1 


動楽亭(新世界)
同2 

月亭遊方
同3 

 にほんブログ村 地域生活ブログ 大阪情報へ

スポンサーサイト

読書と音楽の愉しみ

●漫画「つげ義春コレクション」を読む

 数年前、図書館で借りたハードカバーの全集は酷使されてボロボロ、机から落としたらバラバラになりそうなくらい、くたびれていました。そのため、次々と書架から姿を消してしまって、タダ読みが出来なくなりました。幸い、昨年秋から新しく文庫版がでたので、1・2・4巻を早速買いました。
 
いま、ハケン問題等で失業して不安な日々を送ってる人がこの漫画を読めば主人公を我が身に置き換え、死にたくなるかもしれない。絶対貧乏、トコトン惨めの話ばかりですからね。笑う場面なんか百ページに一回くらいしかない。
 一方、自分のような戦後の飢餓時代を生きた者が読むと、絶対貧乏、トコトン惨め時代を「郷愁」として蘇らせる効果があり、死んでしまいたいなんちゅう気は起きません。60年も経てばリアリティが失われ、イメージだけが頭の片隅にこびりついてる感じです。年月による浄化、昇華作用でしょうか。

一番有名な「ねじ式」なんか、漫画も小説も読まない人が読んだら「なんじゃとて、コレは?」って感じしかしないかもしれない。誰かが漫画におけるシュール・レアリズム作品とか言ってましたが、ほんま、訳ワカラン作品であります。しかし、これを面白がる人と、ワカランと投げ出す人とでは決定的に感性の差があります。

戦後のドサクサ時代を経験した者にとってつげ作品が魅力的なのは、丁寧に描かれた町並みやボロ家のシーンに既視感(デジャヴ)を覚えるからだと思います。彼が描くのは東京の下町や郊外ですが、その場面を自分も見たような気になるのです。だから読者は漫画を見ながら、同時にもっとリアルな既視の風景をイメージする。ゆえに、貧しさや惨めさが頭の中でうんとリアルに再現される。こんなことは他の作家ではあり得ない。下町風景といえば「三丁目の夕日」でも描かれていますが、あくまで漫画の風景で既視感など感じません。

漫画なんて、読み物としては消耗品でしかないというのが通念でしょうが、
一部の作品はあと50年、100年たっても読み継がれそうな気がします。
では、どんな作家の作品が生き残るか。判断は難しいけど、100年後、「日本古典漫画全集」なんてのが刊行された暁には、手塚治虫以下10名の中に必ずつげ義春が選ばれていると思いますよ。もっとも、紙の本かどうかは分かりませんけど。

昭和20年までに生まれ、下町で育ち、「貸本屋」を覚えてる人にお奨めする、究極の貧乏物語です。(ちくま文庫 各巻760円)

■他の読者の感想文 A
http://mugigicat.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-a4f9.html

■同 B
http://school.justblog.jp/book/2009/01/post-52e0.html


つげ義春 

たまには外メシ

●京都四条「祥風楼」のランチ

 グループで気軽に使える、食堂以上、料亭未満という店は京都にもワンサカとあるけど、この店もそんな条件に叶う一軒でしょう。
 四条通りの北50m、木屋町通りと河原町通りを結ぶ、巾3mくらいの路地に面した店。向かいが「志る幸」斜め向かいが老舗の「ミュンヘン」です。黄桜酒造の直営なのでなんか安心というのも店にはメリットかもしれません。

お昼のミニ懐石、3500円。地ビールもあるけど、この日は日本酒オンリー で賞味しました。(1月16日)

■店の紹介(黄桜HP内)
http://www.kizakura.co.jp/ja/chokuei/shofurou/

■女性向けにシャンパンふう日本酒というのもありました。
 
http://www.kizakura.co.jp/ja/prod_data/info.php?type=items2&id=IB000016


祥風楼とランチメニュー
京都懐石1 


同2 


同3 


同4 


同5 


同6 


同7 


ア・ラ・カルト

●尼崎・寺町界わいの散歩案内

 阪神尼崎駅の南西、徒歩3分くらいのところにお寺が集まった「寺町」があり、この一角だけは唯一尼崎中心部で歴史的風景が楽しめます。
 17世紀に尼崎城を築いたとき、周辺に散在していたお寺を一カ所に集めたために、この町並みが出来たそうです。残念ながら、戦時中の空襲でほとんど焼失し、古い建物が少ないのは惜しいけれど、歩道の石畳舗装などの修景効果もあって、そぞろ歩きにはよい町です。下の写真見て、これが尼崎駅前の風景?と、意外に思う人もいるかもいるかもしれませんね。20分~30分くらいで巡れます。

すぐ近くには、あましんコト、尼崎信用金庫のビルを使った博物館があり、小さいながら歴史資料の展示と、紙幣、コインの陳列も見られます。コインは質量とも他では見られない?見事なコレクションです。
 その隣には「世界の貯金箱博物館」があって、これもすごいボリュウムです。デザインにお国柄が現れてるのが面白く、いろんな仕掛けがあるのも楽しい。いずれも無料で見学できます。寺めぐり+博物館見学が便利にできるのと、何より駅のすぐ近くということで、けっこう見学する人が多く、隠れた人気スポットと言えそうです。

■寺町の情報はこちら・・・
http://www1.ocn.ne.jp/~sea-8/

■博物館の情報はこちら。・・・
http://www.amashin.co.jp/


ほとんどの寺が出入り自由です。
尼・寺町1 

駅前の喧噪を忘れる、静かな通り
同2 

地区の中ほどに昔のレンガ塀が残っています。
同4 

西寄りにある大覚寺は阪神大震災で倒壊。これに懲りたのか、再建された
本堂は躯体がコンクリート、屋根はステンレス葺きという、トコトン耐震設計。

同5 

ここが尼崎?といぶかるような風景です。
同6 

東よりの本興寺は敷地広く、塔頭もある堂々たる構え。
同7 

尼崎博物館の全景
同8 

一階は美術画廊
同9 

2~3階が博物館展示。
同10 

展示物の一つ、尼崎城の模型。
一辺が100m四方くらいの、こじんまりした城だったらしい。

同11 

展示物 朝鮮通信使の船。日本海を手こぎで渡ってきたのはすごい。
同12 

コインの展示室。世界中の新旧コインのコレクション。ものすごい量です。
同13 

世界の貯金箱博物館 外観。昭和初期の建物でとても魅力的。
同14 

入れば、アッと驚く貯金箱の山。
同15 

正月なので、干支にちなんだデザインのコレクションが展示されてます。
同16 

獅子舞の口にコインを入れると、お囃子が鳴って踊ります。
同18 

ドイツ?の貯金箱。木にコインを入れると中から熊が飛び出す仕掛け。
同20おわり 

寺町と博物館二館を見学すると1,5~2時間くらいかかります。

にほんブログ村 地域生活ブログ 大阪情報へ

閑人帳

●閑人はニュースの裏も読もう(その3)

■パチンコ業界を擁護する国会議員たち
 
1月5日に掲載した(その1)派遣問題~パチンコ問題文章の終わりに、国会にはパチンコ業界を擁護する議員がいると書きましたが、具体的な議員名の新しい情報がありますので紹介します。これによると、自民党26名、公明党6名、民主党24名、合計56名(昨年7月現在)
 人数の多さに驚きます。当然、多額の献金がされているはずです。そういえば、かつての社会党党首、土井たか子氏も大のパチンコファンでしたね。与野党問わずの強力な援軍のおかげでパチンコ業界は安泰です。

 なお、該当ブログ頭書の赤色の文字の文章はとても読みにくいので、コピー、編集して下に掲載しました。(一部省略)

ここから引用・・・

北朝鮮と仲良しの「恥知らず」パチンコ関連議員たち
★さて、パチンコ業界と云えばその7~8割が在日朝鮮半島人であることは、皆さんもご承知の通りですが、表立ってこのパチンコ業界から献金を貰っている「国賊」議員たちがこれだけいます。何故「拉致問題」が解決付かないのか?何故「外国人参政権」なのか?何故「北に対して強気に出られないのか?」何故「韓国の無礼なまでの反日運動に公式に抗議声明を政府が出せないのか?」

全ては、福田康夫(2003年まで政治資金規正法に違反して群馬県の総連から政治献金を貰っていた)を始めとする地方出身パチンコ屋議員の「自分さえ儲かれば国民が誘拐されてもヘコヘコしている」意地汚さにあります。なお、野田聖子議員も消費者担当相として返り咲きましたが、2005年には、パチンコチェーンストア協会政治アドバイザーでした。

つまり、これらの議員(地方にも多数いる)は、「金正日、万歳議連」として日夜、「拉致問題」「覚せい剤問題」「ニセ札問題」などの「北の犯罪」を日本国内で幇助してきたのです!驚いたことに、あの「拉致被害者を救う議連」の平沢議員も一方では「拉致被害者家族会」にすりより、一方では「北のスパイ」として政界を混乱に陥れていたわけです(元警察官僚)

「決してこれら、国賊=国民の敵、議員を当選させてはいけません!また、
①.パチンコは遊戯の仮面をかぶった賭博行為であり、脱法行為です。

②.最近のパチンコは1000円程度で遊べるようなものではなく5万10万つぎ込まざるを得ないほど、賭博性が強くなっており、ヤミ金融に手を出し、生活が破綻する国民も増加しています。

③.パチンコ業界の収益は北朝鮮の核施設の資金となっており、いずれ皆さんの頭上に、北からの核ミサイルが落ちてくるかも知れません。

④.政府が「バブル崩壊以後数百兆の借金をして公共事業を出しましたが、田舎ではパチンコ以外娯楽が少なく、これ等の公共事業で金を手にした土建屋がパチンコ屋に行く→その利益の一部を総連系パチンコ屋が万景峰号などを使って不法送金→北の核開発費用になった。という図式があります。(引用終わり)

■北朝鮮と仲良しの「恥知らず」パチンコ関連議員たち
(名簿は赤色文字文章の下)
http://www.geocities.jp/pojinihon/pachinko.html


■関連情報「パチンコ業界と民主党」
http://www.rondan.co.jp/html/mail/0707/070726-10.html

■拉致問題に関わりながら、一方で北朝鮮の味方でもある自民党議員
平沢勝栄氏の横顔
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E6%B2%A2%E5%8B%9D%E6%A0%84

■以前に紹介したかもしれない「パチンコは麻薬」ブログ
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Oasis/3875/index.html

■最近のニュース・・客の預金を着服、パチンコに一日100万円使ったこともあるという、秋田信金職員の人生破綻劇(1月8日)
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000000901090001

■コンビニ強盗で奪った金を、パチンコでその日のうちに使い切った犯人
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20090113-449765.html


読書と音楽の愉しみ

●堀田善衛著「定家明月記私抄」を読む

 読書の動機は、昨年5月、京都文化博物館で催されていた「源氏物語千年紀展」を見学し、そこで陳列されていた藤原定家の「明月記」原本を見たからであります。冷泉家所蔵の国宝という文化財価値の高さはさておき、ひえ~と感心したのは定家の字のヘタクソさでありました(笑)貴族、武家を問わず、おおかたは達筆、麗筆ですららさらさらと文をしたためる技量の持ち主ばかりと思い込んでいた自分には、定家の悪筆はそれだけで軽いカルチャーショックといってもいいくらいでした。

このヘタ文字で定家は何を書き連ねたのか。
かねてより、定家自身には若干の興味があったので、これ幸いと頭書の本を買ったのであります。なお、定家おじさんの名誉のために書き添えると、駄目男がヘタ文字と断じた書は専門家の間では「個性的な文字」と評されており、まことに失礼な見方であることお断りしておきます。定家はん、かんにんやで。

「明月記」というのは定家が青年時代から50年以上にわたって書き続けた日記であって、小説や随筆といった文学的作品ではありません。だから、ヘタ文字でなぐりがきしたのか、とつい早とちりしてしまうのですが、その辺は本人に聞かないとわからない。
 なんにせよ、しばしば、ええ加減?に書いた日記が今や「国宝」であります。たかが日記なんてと仇やおろそかにしてはいけない。

さて、最初数十頁を読み進んで「ムヒョ~、これはスゴイ本やな~」と感心しました。何に? 中味の濃さにです。なんかもの凄く得をした気になって、すいすい読み進むのが惜しく、読むスピードをがくんと落としました。多くても一日に20頁、時間をかけてネチネチと読む。しかし、スピードを落としても残りページは日々減っていき、あと30頁くらいになったときは、正直淋しかった。同時に、この歳になっても、こんな素敵な本との出会いが経験できることのシアワセもしみじみ味わったものです。
 読み終わったあとにジ~ンと余韻が残るような読書って、そんなにないものですが、ひさしぶりにそれを感じました。巻末の井上ひさし氏による賛辞も100パーセント共感できます。

ところで、肝心な話、この本の何がどう優れていたのか、を説明せよと言われても、書きにくいのですねえ。まあ簡単にいえば、著者の定家への尊敬の念と親近感と奥深い歴史認識が、定家の人物像を見事に浮かび上がらせた、ということでしょうか。それに、定家が生きた時代、貴族社会から武家社会への転換点で起きるさまざまな事件が、歴史年表なんか見るよりずっとリアルに理解できる。得をした気分の多くはこれによります。定家の歌に対する洞察、批判も目からウロコの鋭さです。それをさりげなく、簡潔な文章で書く、著者の表現力にも感心します。

しかし、こんなことでは、この本の価値は皆目伝えることができないので、どうにもズルイけど、松岡正剛氏の読書エッセイ「千夜千冊」に書いた本書の評を紹介します。このエッセイがまた書き出したらやめられない、止まらない、かっぱえびせん風の長文で、延々と続きます。読書のプロ、松岡センセイもいたく感銘を受けたさまがわかります。

(読んだのはちくま書房文庫版 正続600頁。新潮文庫からも出ています)

■松岡正剛の「千夜千冊」から
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0017.html

■藤原定家Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E5%8E%9F%E5%AE%9A%E5%AE%B6

明月記


 

閑人帳

●閑人はニュースの裏側も読もう(その2)

「日本は貿易立国、輸出依存の国である」 は本当か

 「いま、大きな問題になっている雇用不安の深刻さは、自動車メーカーや家電メーカーなど日本のトップ企業までもが人員削減を迫られていること。稼ぎの多くを輸出に頼ってる日本の経済構造ゆえ、輸出額の低下は即国家の死活問題になる。資源小国= 貿易立国の宿命と言わねばならない」。

上の文を読むと、10人中7,8人は「ほんま、その通りや」と納得しそうな気がします。「そらウソや、ええ加減なこと言うな」と逆らう人はヘソマガリ扱いされそうです。閑人がちょっとした思い付きで書く作文だから、少々のええ加減さはお許し頂くとして、上の文、実はウソなのです。日本は輸出依存型の国ではありません。

「日本は資源が乏しい国だから、原材料を輸入し、加工、商品化したものを輸出することで成り立つ貿易立国」 これってもう殆ど固定概念にすらなっているのは何故でしょう。主な理由は学校教育とマスコミ報道による「刷り込み」だと思います。現在の学校でも「日本は貿易立国ではない」と教えてることはなさそうだし。
 また、実社会でも、たとえば国内生産の車は半分以上輸出されてるとか、日本の食料自給率は40%で、ほとんどの食料を輸入に頼っているとか、その貿易のために三菱商事や伊藤忠といった大商社が世界中で活躍してる現実を知ると、日本は貿易立国だと思うのが普通です。

しかし、貿易のプロたちの認識は全く逆なのです。「日本はもっと輸出を増やし、貿易立国になろう」と言います。日本は輸出も輸入も少なすぎる、と不満なのです。一般国民と専門家では正反対の「常識」をもっています。

数字を並べるのは好きではないけど、説明のためにデータを引用します。

■主要国の輸出依存度比較(06年のデータ・小数点以下四捨五入)
シンガポール・・206%
ドイツ・・・・・・39%
韓国・・・・・・・37%
中国・・・・・・・37%
イギリス・・・・・19%
日本・・・・・・・15%
アメリカ・・・・・・8%

国内総生産額(GDP)に対して、輸出金額はどれほどの率を占めるか、という数字です。これに輸入金額も加えた場合は「貿易依存度」といい、数字は輸出依存度の1,5~2倍程度になります。

一目瞭然、日本の輸出依存度はビリから二番目、アメリカに次いで低い。アメリカがこんなに低いとは知りませんでした。このヒトケタの数字を見れば、アメリカは石油資源をのぞけば「自給自足」で生きて行けそうな気さえします。要するに、生産も消費も大方国内でまかなえるということです。もっとも、この低い数字はアメリカのGDP総額が断トツに大きいから、ということも理解する必要があります。同様に、日本もGDP総額の大きさが依存度の数字を小さくしている面があります。

そういうことを勘案しても、このデータを見れば日本が貿易立国とはいえないこと明白でしょう。ちなみに、お隣の韓国と中国は37%で日本の倍以上です。韓国は輸入依存も加えた貿易依存度では72%になります。
(日本は28%) 

最後に
①日本は将来もっと輸出依存度を高めるべきである。
②依存度を低く抑えるべきである。の二者択一を考えた場合、どちらがベターな答えになるか。実行の困難さでは②のほうだと思います。世界の潮流としてグローバル化が進むなかで、それに逆らう保護主義的国家経営は孤立を招く恐れがあり、安全保障問題なども関わってくるからです。

一方①を選んで積極的に推進すると、世界の政治、経済が安定推移するなら問題ないが、今回のような金融恐慌が起きるとダメージも大きい。
その意味で、日本よりずっと依存度が高い韓国や中国の国内情勢の変化はしっかり見ておく必要があります。

■貿易依存度データ
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_02.html#Yusyutsu

■「日本の輸出依存度は低すぎる」論
http://www.jftc.or.jp/shoshaeye/angle/angle2007078.pdf

■「日本は貿易立国とはいえない」
http://www.tctv.ne.jp/jobb/situation.htm

閑人帳

閑人はニュースの裏も読もう (その1)

■ホームレスに落ちた元派遣社員報道・・の裏側
 テレビや新聞で連日報道される派遣など非正規社員の困窮ぶり。
解雇され、社員寮やアパートを追い出されて行き場もなく、公園や駅で寒さに震えて夜を過ごす・・。ボランティアによる炊き出しや毛布の支給、臨時宿泊所のあっせんでようやく一息ついた・・。今はだいたいこんなパターンで報道されています。もし、これが自分だったら、と想像すると、貧しくても屋根の下で暖かく暮らせる我が身に安堵するとともに彼らへの100パーセントの同情心も湧きます。
■よくある派遣社員解雇問題記事(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090103-00000049-yom-soci

ここまではニュースを見て、読んでの率直な感想、いわば「表読み」です。
さて、閑人にして意地悪な駄目男はウラを読みたがります。記事や映像を見て、みなさんは「何か,ヘンやな」と思いませんか。いや、べつに思わなくてもええんですけど。
 彼らはほとんど着の身着のままの状態ですが、加えて持ち金がない。会社を放り出された時点で貯金がほとんどなかったと思われます。しかし、みんなが日雇い仕事なのではなくて、3年とか5年とか、まとまった期間に派遣や契約社員としてはたらき、それだから会社の寮にも住めたわけです。それなのに貯金ゼロ、即ホームレス状態。なんか不自然と思いませんか。

いくら給料が安いといっても、月に5000円とか、頑張って1万円の貯金が出来なかったのでしょうか。本人に聴かないと分かりませんけどね。
寮費を引かれたら手取り5万円しかなかったのか。それは無いと思いますけどねえ。いまどき、残業もして、月に5000円も残せない過酷な労働環境って明治時代の「女工哀史」に等しいひどい状態でしょう。(女工さんはそれでも親へ仕送りしました)

さもなくば、逆にありったけの金を貧しい肉親に送金したのか。そんなに親孝行ならとりあえずは故郷へ帰ればよく、ホームレスを選ぶことはないのです。じっさい、テレビを見て「なぜ、緊急避難として実家へ身を寄せないのか」と素朴な疑問を持った人がいると思います。もし、帰るべき家(家族)が無いのなら、解雇前に文字通りのホームレスであったことになります。 
                                                                   
そこで一つ疑問が湧く。
彼らの多くは余裕金(小遣い)のほとんどをパチンコに注ぎ込んでしまったのではないかと。減少したとはいえ、かのトヨタより多い、年間25兆円(08年・筆者推定)を売り上げるパチンコビジネス。それを乏しい小遣いを総動員して支えたのは彼らではないのか。

小遣いが潤沢にある人はパチンコなんかしない。パチンコ店にとって、一番カモにしやすいのは、安月給で一人暮らしの男です。パチンコに入れあげてすってんてんの文無し。これじゃ故郷にも帰れませんよ。

 サラ金の貸し出し規制が強まる前は、とりあえずサラ金で借りて当座をしのぐという手もあったけど、今はこの手が使いにくい。これも所持金ナシ状態を生む理由かもしれない。そんな家ナシ、金ナシの彼らが最後に頼るのは生活保護です。今回の騒動でも「申請されたら断れない」ケースがあって何人かは支給されるだろうとのこと。 よそものが「支給するな」とは言えないけれど、なぜ無一文なのかはよく調査する必要があります。
 以上は勝手な想像(ウラ読み)で、ハズレやったら、カンニンどすえ~。

こういうことを書くと、薄情者の安易な自己責任論や、と批判されそうですが、さりとて素直な(無検証な)同情論も怪しいと言いたい。

パチンコ業界の現状は・・・
三年くらい前、検索と作文の練習も兼ねて、旧掲示板で延々と書き連ねた「パチンコの闇」。それ以後の業界の傾向はどうかというと、業界の売り上げはジリ貧、パチンコ人口は大幅減、しかし、一人当たりの消費金額は増えています。
業界の年間売り上げ25兆円として、仮に1000万人の客が一年に200万円をパチンコに使ったとして合計20兆円。まだ5兆円足りない。

逆境のトヨタやホンダにすれば、そんな金あるんやったら車買うてくれよ、と言いたくなるでしょうね。200万円の車なら1250万台分の金額ですよ。
この数字、もう絶句モノです。

「定額給付金」なんてパチンコ屋一社の売り上げにしかならない
おかげさまで、業界トップの「マルハン」は08年の売り上げが2兆円に届くかどうか、というところまでスクスク成長しました。その功績を認められて会長さんは日本政府から勲章を授与されています。そして、会長の唱えるマルハンの社是、モットーは「地域社会への貢献」です。ウヒャ~ご立派。
今や功成り名遂げて栄光の日々ですが、唯一実現していない願望は「東証一部上場」です。2兆円もの売り上げでなぜ上場させないのかと不満なのです。

マルハンの売り上げ2兆円。これは今ゴタゴタもめてる「定額給付金」の総額2兆円と同じです。給付金をを頂いた国民がぜ~んぶパチンコに使ってしまったとしても、マルハン一社の売り上げにしかならないのですよ。オソロシイ。
 古い掲示板にも書きましたが、パチンコに消費される25兆円が一般の国民生活の消費にまわれば不景気なんか吹っ飛んでしまいます。しかし、残念なことにパチンコ撲滅論は起きない。国民的不幸というしかありません。
 世論は湧かず、そもそも国会にも自民党、民主党を問わず、強力なパチンコ擁護派がいるから、まだまだ安泰ですね。

 なんかニュースのウラ読みからさらに脱線してしまいました。
次のテーマは「日本は貿易立国、輸出依存国である」は本当か、です。

■マルハンのホームページ
http://www.maruhan.co.jp/index.html

■パチンコ業界の経営は厳しさが増す、と伝えるJ-CASTニュース
http://www.j-cast.com/2007/06/10008279.html

■参考情報・・
朝鮮日報による会長インタビュー記事(07年)

 62年前に日本に密航、億万長者になった男
マルハン・韓昌祐会長インタビュー(1/6)

■パチンコで財を築いた「マルハン」というパチンコ店
 世界的な経済誌「フォーブス」日本版の7月号は「日本の億万長者」というカバーストーリーで、日本の大富豪を紹介している。1位は日本のインターネット革命をリードしている韓国系の孫正義ソフトバンク社長(50)。昨年9位だった孫社長は今年、6960億円で見事1位になった。 

フォーブスが取り上げた日本の億万長者の中には、もう1つ「韓国の名前」がある。1320億円で22位に入った韓昌祐(ハン・チャンウ)マルハン会長(77)だ。「パチンコ皇帝」と呼ばれる韓会長は、孫正義社長と共に日本の億万長者ベスト30に3年連続でランクインしている。 韓会長はいったいどのようにしてパチンコにおいて日本屈指のグループ企業を築き上げたのだろうか。記者はインターネットでマルハンのサイトを見つけ、代表電話の番号を調べ、オペレーターを介し韓会長に取り次いでもらうよう頼んだ。だが、韓会長の日本人秘書は「海外出張中」と答えた。

数日後、韓国にいる韓会長の知人を通じ、「韓国にしばらくいる予定だから会いましょう」と連絡が来た。 ソウル市江南のホテルで会った億万長者は、きちんとスーツを着込んだ老紳士だった。80歳近いお年寄りではあるが、ぴんと張った背筋にしっかりとした足取りは、還暦と言われても分からないくらいだ。ちょっとした中小企業の会長なら最近は必ずといっていいほど付いて来る秘書やボディーガードもいなかった。 

「孫正義さんと私とでは比較になりません。ただ一生懸命働いていたら、たまたま選ばれただけです。ここで満足することもありません。初心と言えばいいでしょうか。今も会社はチャレンジ精神とハングリー精神で動いています」 韓会長は謙虚にこう語った。しかし、彼の言葉はすぐに自信に満ちた口調に変わった。 「実は、フォーブスは昨年の資料からデータを取っているんです。昨年は260億円の経常利益がありましたが、今年の実績は322億円です。今年の実績だったら、(ランキングが)もっと上だったのに…」 

■ソース(削除される場合があります)
http://www.chosunonline.com/article/20070624000009
http://rd.yahoo.co.jp/rss/l/knowledge/search/*http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1211987697
■下の<拍手>をクリックして短いコメントを書くこともできます。
(500字内・管理人しか読めない非公開コメントです) 

閑人帳

●あの「田母神論文」を読む

 昨年秋、空幕トップがクビになった、反政府的とされる論文「日本は侵略国家であったのか」をプリントして読みました。新聞で要約を読んだ人は多いと思いますが、改めて全文を読むと印象はかなり変わります。

実は、長文の論文だろうと勘違いしてました。
プリントすれば、A4サイズでわずか9枚、7000字ていどの文で、20分で読めます。文章も至って平易で、論文というよりエッセイの感じ。おそらく応募条件に字数制限があったのだろうと察しています。

この論文のせいで、著者、田母神氏は防衛省航空幕僚長をあっさり解任されました。しかし、その後、テレビなどではあちこち出番があったそうで、いっときの人気者となりました。

さて、一読して、こりゃまずいなあ、と思ったのは、9ページの、マスコミがこぞってとりあげた「我が国が侵略国家だったなどというのは正に濡れ衣である」の文です。おっちゃん、こんな言い方したらアカンで、と私でもケチつけたくなります。表現が稚拙というか、いかにも素人っぽいというか。この一文で全体の品位を落としてしまった感があります。

むろん、問題はこんな些末な表現上でのことではなく、政府見解にアンチを唱えたことでありますが、政府トップが即刻クビを言い渡し、本人もそれに従ったことで落着しました。
 へ~、と思ったことは、論文の審査委員長が渡部昇一氏であること、その当人がただいままでノーコメントであることです。応募作のレベルが低すぎて語るに能わずなのか、それとも「文春」なんかでドカンと渡部砲を撃つのか。

この論文の問題点をまとめると・・
①シヴィリアン・コントロールを無視して、文官の了解なしに、政府の見解と異なる意見を発表した。
(ルール・手続き上の問題)

②現在の政府の公式見解である「村山談話」を否定した。
(思想、歴史観の問題)

③この2点で防衛省への信頼を大きく損ねた。
(影響力の問題) といったところでしょうか。

その後、月刊誌「新潮45」09年1月号で、秦郁彦、谷沢永一、森本敏の三氏、「諸君!」1月号で、佐瀬昌盛氏がそれぞれ批判や解説を書いていて、問題の背景がそこそこ分かります。組織、制度論や言論の自由云々をのぞき、一番カンカンガクガクの議論になるのが村山談話が擁している「侵略と謝罪」問題です。これで議論をはじめると、もうキリがないって感じです。あと100年くらいはモメますか。

学者や評論家の見解はさておき、一般国民はこの「田母神論文」を読んで
どう思うか。こんなアンケートがあっても良さそうなんですが、今のところ無いですね。(探せばあるかもしれない)

①共感する ②反感をもつ ③わからない の3択なら判断しやすいでしょう。予想すれば、一番多い答えは③かもしれません。

他人はともかく「村山談話」に関して自分の意見をいえば、村山政権以後、歴代の首相がすんなりこれを踏襲していることにやや不満があります。「安易」ではないかという気がします。しかし、これを今から「チェンジ」するのは大変です。政権が民主党に移ればなおさらのことです。
 
近隣諸国とのお付き合いの原点に「謝罪と反省」がある。この見解をいつまで続けるのか。永久にという人もいれば、そろそろ考え直してはという人もいる。
田母神オジサンは、「んまにもう~、いらつくやおまへんか」って気分でつい書いてしまったのかもしれませんね。 

■論文「日本は侵略国家であったのか」全文・・(PDF)
 
http://www.apa.co.jp/book_report/images/2008jyusyou_saiyuusyu.pdf

■田母神氏は民放の番組にも出演してるようで・・
http://dokudannxyz.blog41.fc2.com/blog-entry-17.html

メール投稿のページ

●やまねこさん、「さざなみ快道」もスタート

 昨年「新高野快道」を踏破したやまねこさん(東大阪市在)が年末から「さざなみ快道」歩きもはじめられました。今回もレポートを投稿していただけますので、順次掲載します。お楽しみに。レポートのカテゴリーは<メール投稿のページ>です。コース地図の案内はカテゴリー<新西国三快道>をごらん下さい。

さざなみ快道① 天保山~中之島  
               
平成20年12月28日 (日) 晴 

昨日の天気予報では大阪は雨のはずでしたが朝から良く晴れていたので時間的には遅かったが さざなみ快道①にトライする。
11時30分 天気が良いので少し遠いが東大阪線の吉田駅まで歩き大阪港まで乗車。天保山の三角点を確認し明治天皇が観閲したという碑をながめてから渡船場へ着く。ユニバーサルスタジオジャパンの勤め人らしき青年10人ばかり自転車と共に乗りこんでくる。

飲食街は人でいっぱいなのでローソンで弁当を購入し誰も通らないのが幸いし道の脇で昼食をすませる。新大阪郵便局と安治川口の駅を過ぎて(14時45分)、安治川を渡る(15時30分) 安治川トンネルはエレベーターで下りて川底のトンネルなので珍しくキョロキョロ。
又 中央市場の敷地面積の広いのにもびっくり。野田商店街は戦前の民家や商店等で昔の様子がしのばれ懐かしい思いをしました。

上船津橋着16時30分 ここから堂島川の川べりの遊歩道を歩き(道路の付け替え工事等で歩道があちらこちらにあり) 中之島のフェスティバルホールで渡辺橋を渡って大阪駅着 17時50分        
                        ~やまねこ~

にほんブログ村 地域生活ブログ 大阪情報へ