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ア・ラ・カルト

●今庄 カタクリ探訪ハイキング(その2)

北陸道の湯尾峠の道と敦賀近くの木ノ芽峠道は、文化庁が選んだ「歴史の道百選」に選ばれている・・ことを知りませんでした。福井県ではこの二カ所だけです。
 旧道は今庄小学校の向かいから地道になります。線路に沿って進み、線路がトンネルに入るところから山道になります。峠の上まで標高差は100m程度、難なく登れます。

その山道の脇にカタクリの花が咲いていて、数は少ないけど・・・といっても千株以上はありますが、宣伝看板も保護ロープもない、自然のままの光景ですから気分がいい。峠で三十分くらい休憩していても誰も来ない。ここにカタクリが咲いていることは、よそものには余り知られていないのかもしれません。


今庄小学校の向かいから旧街道は地道になります。
旧道といっても、てっきり舗装道だと想像していたので、この風景は「もうけもの」という感じでした。すぐ、とぎれますけどね。
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峠の登り口に道標と杖のサービス。道標は「中部北陸自然歩道」のものです。
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戦国時代は柴田勝家がこのあたりを支配し、峠には砦もあった。ときに、大軍団も通ったであろうこの道も今は「つわものどもの夢のあと」 千年前は紫式部も父の武生転勤に伴ってこの道を越えた。
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峠の上はちょっとした広場になっている。休憩小屋もあり、快適。まわりにカタクリの花がたくさん咲いている。
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芭蕉の句碑があって「月に名を つつみかねてや いもの神」が刻まれている。
なんのこっちゃ?  現代人には意味不明ですが、説明はこちら・・・
http://www.ese.yamanashi.ac.jp/~itoyo/basho/haikusyu/imokami.htm#ku

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下の引用は、「奥の細道」全2、400キロを踏破している人の紀行文「のぶさんの奥の細道徒行記」の一節です。芭蕉はここから敦賀へ向かい、さらに岐阜県大垣に達して「奥の細道」ジ・エンドとなります。
http://www.tcat.ne.jp/~drnobu/page152.html#label3



歴史を説明する看板
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カタクリに比べ、やや地味ながら、イカリソウも咲いていました。
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峠を十分も下れば湯尾の町並に入る。
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湯尾の旧街道を歩く。切妻型の民家が多い。
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古い民家はこのデザインが当地の標準みたいだ。
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福井新聞の販売店。ホーローの看板がこれだけそろってるのは珍しい。
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地形図に「電子基準点」の記号があったので、ちょっと道をそれて湯尾小学校の校庭で確認。現物を見るのははじめてです。石の三角点の現代版。人工衛星を介して位置や標高を測定します。高さは5mくらい。
全国で約1200カ所に設置されてるそうです。

電子基準点の説明はこちら・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E5%AD%90%E5%9F%BA%E6%BA%96%E7%82%B9
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湯尾駅近くに鄙には希なカフェがありましたが、のんびり歩きすぎて時間なく、パスしました。
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 (完) 撮影08年4月15日

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ア・ラ・カルト

●今庄 カタクリの花探訪ハイキング(その1)

北陸線今庄駅から一つ先の湯尾駅まで旧街道を歩いて、カタクリの花の群落風景を堪能してきました。もっと近場にもあるのかも知れませんが、公園や植物園の一角に咲いてるのではなく、ハイキングを兼ねた探訪ができるところは知らないので、高い電車チン気にしながらここまで出かけました。

 しかし、満足度は100点、タイミングばっちり、ン万本?のカタクリに出会えるなんて、生涯最初で最後かもしれません。残念なのは、せっかくのきれいな場面なのに、バカチョンデジカメではかっこよく写せないことですね。
(撮影 08-04-15)


敦賀発の電車は一時間に一本なのに、今庄駅で降りたのは自分一人。電車で来る人なんていないらしい。
カタクリ1



駅から5分ほど歩いて町中の「新羅神社」へ。この裏手の斜面がカタクリ群落地です。
地元の人が世話をしているので、志納200円が必要です。
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花は藤倉山登山コースの脇の斜面に咲いている。かなり傾斜がきついのでハイキングスタイルが便利。
カタクリ3




カメラ趣味の人は三脚や望遠レンズなど重装備で撮影をしていますが、9800円デジカメユーザーは、こういう場面ではお手上げです。ブサイクなのはガマン下され。
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カタクリ5


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白い花は非常に珍しいそうで、この一本しか見かけなかった。
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わてら、わき役ですねん、とショウジョウバカマが遠慮げに咲いています。
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北陸道の重要な宿場だった今庄には江戸時代の民家や酒造場が残っている。・・かといって、歴史的町並みをアピールするほどのスケールも無いので人気はイマイチ。
ここは昨年夏に少し紹介しました。

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このあたりは桜がまだ満開状態でした
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町の北はずれ、線路脇に今庄宿のモニュメントがある。ここから旧街道を歩くハイキングコースになります。
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その向かいの新しい今庄小学校はとてもおしゃれでリッチな校舎。
昼休みが終わって授業開始の合図は、普通はサイレンやベルですが、ここではなんとジャズのスタンダードナンバー「A列車で行こう」が流れてびっくり。いや、楽しいですねえ。
もしや、校長先生がジャズファンなのか? たしかに、人をせき立てるにはぴったりのの曲ですけど。
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■カタクリの花まつりの案内はこちら・・・
http://www.hotimajo.jp/osirase/katakuri/katakuri20.html

■新羅神社の歴史の説明はこちら・・・
http://www.shiga-miidera.or.jp/serialization/shinra/121.htm

(つづく)

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