プチ・ケチの研究 ~今年もしみじみケチンボ暮らし~
●電気代の研究・・その1
電気代の支払いは、ほとんどの家庭で口座振り替えを利用しているので、毎月の電気代を意識することなんて無いと思いますが、たまにはレシートや通帳をチェックしてみましょう。
駄目男の1DKウサギ小屋で使う電気代は年間約63000円です。月別金額のピークと底は明快にあって、ピークは1月分と8月分で9500円くらい。底は5月分と10月分で2100円くらいです。その差、4,5倍。いうまでもなく、エアコンの電気代がこんな大きな差を作ります。仮に、エアコンの要らない土地に住んだとしたら、2100円×12ヶ月=25200円となり、年間37800円も助かります。実に6割がエアコンの電気代というわけです。
ちなみに、自宅のエアコンは14畳用が一台きりですが、製造が1989年という古いもので、これが電気代にどれだけマイナス要因になってるか、気になるものの調べていません。
5月や10月の、一ヶ月2100円の電気代、一日にすれば70円。これで洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、トースター、テレビ、パソコン、照明器具、などもろもろの道具が使えるのですから、う~ん、安いなあ・・と感心します。おにぎり一個より安い、あんぱん一個より安い、手紙一通の切手代より安い、考えてみりゃ、三日間の電気代で、バスや地下鉄一駅ぶん(200円)しか乗れないのですよ。
嗚呼、電気は安い、エライ・・と褒めてしまってはケチりにくくなりますが。
読者が自宅の電気代をチェックして、5月、10月分の電気代が3000円とか4000円であれば、駄目男宅との差の原因はテレビの視聴時間と照明器具の数と種類、冷蔵庫のサイズによるところが大きいと思います。夫婦二人の所帯で5000円以上なら、かなりリッチな暮らしぶり・・と見るのは駄目男のヒガミでしょうか。
自宅のテレビは15000円くらいで買った14型のブラウン管テレビで、一日の視聴時間は60~90分くらいと少ない。一回もスイッチを入れない日が週に一日はあるでしょう。普通の家庭は3~6時間くらいつけてるのではないでしょうか。(もっと多い?)
ブラウン管テレビを液晶やプラズマテレビに替えたら、電気代は大幅に安くなるのか。残念ながら劇的なダウンは見込めないようです。
ちょっと情報が古いのが気になりますが、こんな比較データがあります。
http://allabout.co.jp/computer/av/closeup/CU20040627A/index.htm
新旧同じサイズのテレビを使うならいいけど、21型のブラウン管テレビを使ってた人が、32型の液晶に買い換えるってことは普通にあるでしょうから、電気代節約の面ではあまり効果はなさそうです。
(つづく)