読書と音楽の愉しみ

読書と音楽の愉しみ


● 三浦佑之著「金印偽造事件」を読む


 こんなん、好きやろ?・・のコメントつきで友人からプレゼントされた本。
サブタイトルは「漢委奴国王」のまぼろし、帯のキャッチフレーズは「あの国宝はでっちあげだった」といささか威勢がいい。歴史好きな人はとうにおわかりの、国宝の金ピカハンコのことですね。


好きやろ、といわれずとも、駄目男は現物を福岡の博物館で見たので、興味シンシン。それがニセモノだとのたまうのがこの本であります。あの国宝がニセモノやて、ようゆうなあ・・とマユにツバして読んだのでありますが、むむむ、曰く言い難し、ニセモノかどうかの判断は難しい。


著者は膨大な資料を駆使し、その結果ニセモノづくりの犯人はこの男と、亀井南冥という儒学者を指名していますが、状況的には限りなくクロに近いというものの、コレという決定的な証拠(物証)が無いのが惜しい。
 著者自身、彼がクロであることの自信度は95%と言ってますが、駄目男の判定は少し下がって70~80%ですね。だからといって、本物という証拠も無い。これもまた難儀です。


読み終わって、ふと思いついたのは、このテーマをもし、松本清張が書いていたとすれば・・。社会へのインパクトはずっと大きく、国民的話題になったかもしれません。たとえ、小説家ならではの飛躍や偏見があったとしても、です。松本清張は北九州出身ですから地元ならではの情報も豊富だろうし、ドラマティックな展開も書けるし・・。ま、学問的には問題があるとしても、金印への関心の高まりははるかに大きかったはずです。
むろん、三浦センセイが無名だなんて言えませんけどね。(本書は幻冬舎新書で発売中・720円)


で、要するに、なんの話やねん、これは。と興味をお持ちの方はこちらの情報をどうぞ。


●テレビでおなじみの吉村作治・早大教授も自分のHPで金印のことを書いています。
http://www.fjct.fit.ac.jp/yama-lab/tanbouki/main.htm


●音楽がうるさいけど、金印が発見された志賀島(しかのしま)の写真が豊富なHP
http://inoues.net/ruins/sikanosima.html


●この本の発行が地元に与えた波紋を伝える記事です。
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200703030225.html


金印は福岡市博物館で常時展示されています。旅行のついでに道草をおすすめします。

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プチ・ケチの研究

プチ・ケチの研究


● キャベツの食べ方、サバイバル風・・・


 駄目男のように、戦前生まれの焼け跡派は、おかずや食材を残す、捨てることにはえらく罪悪感を覚えるタチであるのが普通で、貧乏性が骨身に染みこんでおります。


買いたての新しいキャベツは、串カツ屋のアテのように、手でむしって「中濃」ソースをつけて食べるのが一番旨い。自宅だから「ソースの二度漬けかめへんわ」であります。
次に、タマネギやモヤシといっしょに湯通ししてドレッシングをかけて・・というふうに食べ、最後は刻んで「浅漬けの素」に浸して漬け物にします。
 かくして、残るのはペットボトルのフタの大きさに近いわずかな芯部分だけになります。これじゃカラスだって食べませんね。(元キャベツは4分の1サイズ)


将来、役所に生活保護申請するときは、この写真持っていこう。
窓口のおじさん「キャ、ベツにここまで説明しなくても・・(涙)」と即OKしてくれたりして。

キャベツー1

プチ・ケチの研究

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●「半分」の効用


①食器洗いのスポンジを半分に切る
 以前、掲示板に書いたような気がするけど、市販のスポンジは旧態のまま、大鍋を洗うに適したサイズで売られています。茶碗や皿を洗うには大きすぎると思うのですが、あまりにも「日常」的商品でありすぎるゆえ、メーカーも消費者も見直すこともなく使っているのでしょう。


 メーカーにすれば、小さくしたら値段も下げなければならず、かといって、現サイズを「半分に切ってお使い下さい」と説明すれば、商品の寿命が2倍になるため、自分のクビを締めることになります。ゆえに、黙ってるほうがベターなわけです。


 主婦又は主夫の皆さんが、口の小さい湯飲みやグラスを洗うとき、スポンジが大きすぎると感じたことはないのでせうか。試しに半分サイズで洗ってみるとラクチンなこと実感できます。

 メリットは、洗いやすいという他に、洗剤が節約できる。泡切れが早い。つまり水の節約にもなる。下水施設への負荷も小さくなります。乾燥も早い。だから細菌がはびこりにくい。これを使い慣れると、市販品のサイズはシンクを洗うのに適したサイズだということに気づくでしょう。そういえば、お風呂用はさらに一回り大きい。器に適したサイズを使うということ。アホみたいに単純な話です。


 今時の中性洗剤は性能が良くなって、少しの量で汚れを落とせます。スポンジを小さくすれば、洗剤量も少なくでき、それでも不便はありません。・・ということは、困るのはスポンジのメーカーでなくて洗剤メーカーです。
 もし、日本中の家庭で小型スポンジを使うようになると、洗剤の使用量は年間ン万トンも減り、環境への負荷も小さくなります。但し、つけおき洗いが習慣になってる場合は、あまり効果がないかもしれませんね。

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②洗面シンクに洗面器を置いて容量半分に
 顔を洗うだけで洗面シンクに水を貯めるのはナンセンス。洗面器を置けば、少しでも水やお湯が節約できます。アホみたいに単純な話・PART-2です。最近の洗面シンクはヘア・シャンプーもできるように大型になってるので、このケチを普通に実行している人は多いかもしれません。キッチンのシンクで洗いおけを使うのと同じことです。

 ただ、洗面器をどこに置いておくか。意外とジャマになるはずです。洗面器は風呂場の道具、というのが固定観念になっていて、どこへ置いても目障りです。風呂からいちいち持ち出すのは面倒だし。なんか、収まりが悪いのでございます。

洗面台洗面器