大阪日暮綴



●ドヤ街に「星野リゾート」進出の衝撃

 〇ビには無縁の高級ホテルを運営している星野リゾートが、何の因果で新世界へ進出・・。もしや、イチビリちゃうか?と言いたいほど当地にはえらいカルチャーショックになります。とりわけ、界隈の宿泊施設を独占状態にしている「ホテル中央」にとっては、隣にミサイルを撃ち込まれたような衝撃だったと思います。


土地の売却は提案型の公募入札なので、地元のホテル中央も参加する資格はあったと思いますが、物件が大型過ぎて手を出せなかったのかもしれない。しかし、落札想定業者にアパホテルの名はあったと思いますが、星野リゾートの落札は青天の霹靂だったでせう。かように、ブランドと物件のミスマッチはひどいけど、地域全体の将来を考えたら、アパホテルよりは良かったと考えます。


実際の設計においては、苦労がたくさんありそう。客室からの窓外の風景では大阪市内でサイテーだし、セキュリティーでも神経を使わねばなりません。他のホテルでは必要のない、敷地入り口やフロントでのガードマン配置が要るかもしれないし。しかし、リゾートという言葉が最も不似合いな環境でのプロジェクト、これがかえって斬新なプランを生むこともあるので、世間の期待は大きいと思います。


東となりには、かつて「フェスティバルゲート」という大失敗プロジェクトがあり、そこは現在、パチンコのマルハンと安売りのドンキホーテが営業していて、新世界らしい雰囲気をつくっています。この環境に呑み込まれないホテルの設計はいかにあるべきか、注目度は高い。


ホテルの敷地はJR新今宮駅に接している。電車は最近導入された新型車両。
星野


敷地は1万4000平方m、余裕十分の広さです。
星野


敷地に隣接するドヤふうマンション。「権利金、保証金不要、日払い可」の看板があって「ドヤ」と同じ使い方ができると宣伝している。
星野



完成予定は2022年、生きてるかな?

星野





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●鮎の干物と「風の森」

 新潟のSさんから何年ものあいだ鮎(冷凍)を頂戴したけど、今年は干物が届きました。ナマと違って下ごしらえはなし、火に炙るだけです。塩をふる必要もありません。これが酒肴としては最高に旨い。体長は15センチほど、頭から尻尾まで丸かじりです。これに、やはり頂きものの「風の森」<雄町純米吟醸>をちびりちびり。すこしフライングですが、春宵一刻値千金のひとときであります。あした、北朝鮮から核ミサイル飛んで来てもええねん。許したる・・てな気分になりまする。


鮎の干物




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●こんなにいるのか、古地図ファン

 地元、住吉区の文化事業団体が「古地図にみる住吉」というタイトルで講演会を開催。市大の教授や作家三人がそれぞれの知見を述べる一般向けの内容でしたが、定員300人のところ、何十人かオーバーする人が詰めかけて主催者を慌てさせる盛況でした。区の広報誌の隅っこに案内が出ているだけだったので、せいぜい100人までの参加だろうと予想した駄目男もびっくりです。


スピーチで語られたのは、主に、天王寺~住吉~堺のエリアで、古代から現代までの地形や川の変遷と道路の発展、また、田畑や住宅地の開発で風景がどのように変化していったか、などです。概ね、自分の知識の範囲の話でしたが、住吉大社ができるまでの考古学的な話は、やや別世界という印象でした。(自分に知識がないため)


あらためて思うのは、上町台地や難波津、住吉津の歴史の古さで、神話時代と古代の境界になるくらい古い土地だということです。神功皇后と住吉大社との縁を考えだけでも、フィクションとノンフィクションの両方が楽しめる。また、住吉大社ができた時代の大和への道がごく一部残ってるだけでも驚きです。そんな大昔から戦中戦後あたりまでの住吉を古地図からイメージしようという趣味人がたくさんいることを知りました。近代では、は南海線、阪堺線、阪和線 の由緒来歴と街の発展ぶりを知るだけでも十分楽しい。歴博あたりで大規模な古地図展を企画してくれないかな、と願うものであります。


会場風景(住吉大社 吉祥殿)
住吉大社




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●ようやくデザインが決まる・・大阪市立新美術館

 天王寺公園にある市立美術館に代わる新しい美術館が発案されてから実に30年以上迷走したあげく、ようやく新美術館の設計が決まりました。大阪人はイラチといわれるけれど、これに関してはまったくの外れ、呑気もいいとこです。実際、早くつくれという市民の要望はなかった。


こんなにもたついたのは金の問題。市の財政が厳しいなか、文化に関する施策はいつも後回しにされてきました。そのくせ、ガラクタと言って良いハコモノはどんどんつくり、壊しては大赤字を生んだ。南港のWTCビルや新世界の「フェスティバルゲート」なんかが悪しき見本です。


愚痴はさておき、美術館の設計はコンペ方式で競われ、遠藤克彦建築研究所の作品が選ばれました。次点は日建設計大阪オフイス。駄目男の個人的願望としては、江戸時代の蔵屋敷をシンボライズした外観が好ましいと思ってましたが、これはアウトでした。しかし、当選案、次点案とも、蔵屋敷の舟入(堀)の風景をイメージさせる設計も含まれており、蔵屋敷街という歴史を全く無視したプランではないのが救いです。


完成すれば、界隈の風景はがらりと変わります。中之島一帯で唯一「荒れ地」の風景が残っていたところが、文化、アートシーンに変身します。南隣の国立国際美術館やツインタワーの新朝日ビルにできる香雪美術館(分館)とあわせて、美術ファンにはうれしいゾーンが生まれます。完成予定は2021年・・・まだ生きてる? それが問題ダ。


新美術館の外観。黒色のシンプルな直方体になる。
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●節分風景 二題

 昼前、歯医者へ行ったついでに「あびこ観音」へ。うすら寒い日なのにここは大賑わいです。一年分の稼ぎの9割は、この節分の三日間で得なければならないので、祈祷の受付に30人以上配するというぬかりの無さであります。護摩焚きの炉もフル稼働、山伏も祈祷に忙しくて、ホラを吹いてるヒマがない。

 夕方、西梅田のジュンク堂へいくと、こちらは北新地「堂島薬師堂」の節分会。奈良の薬師寺から数名の坊さんが来て念仏唱和=アカペラがなかなかの迫力。日が落ちると、新地のきれいどころが花魁に扮してネオン街をそぞろ歩きします。


あびこ観音
節分


節分 



北新地 堂島薬師堂
北新地 




北新地 



近所の店で買った恵方巻とイワシ、計700円ナリ。
北新地 






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●初春文楽公演鑑賞

 昼の部のダシモノは「寿式三番叟」「奥州安達原」「本朝二四考」の三本。映画はなんでも90分以内にまとめよ、と勝手な主張をする駄目男の論で言えば「奥州安達原」はいかにも冗長で退屈な作品であります。タイトルから察すれば、題材は謡曲(能)の安達ヶ原をモデルにしたように思ってしまうけど、全く無関係な内容で、謡曲ファンには取りつく島もない。歌舞伎の「黒塚」が「安達原」をアレンジした作品で親しまれているのに比べてもクオリティが低すぎる。


話は武家社会の陰謀やテロを主題にしているものの、人事相関がややこしく、また、物語の進行を語り(義太夫)だけに頼るため、動きが少なく、退屈この上ない作品になっている。観客の半分は寝ていましたね。
 前にも書いたけど、200年以上続く古典作品にも駄作はある。こんな退屈な話を継承するより、能の「安達原」の物語を文楽にアレンジしたほうが余程面白い。能での謡いだしはワキによる「旅の衣は鈴懸の・・」だけど、この覚えやすい詞章を義太夫でやれば、文楽、能、両方のファンに親しまれるのではないか。上演時間も40分くらいで済みそうだし、と勝手に想像するのであります。(1月20日 国立文楽劇場)

能の公演「安達原」 狂言は野村萬斎が出ている
https://www.youtube.com/watch?v=I5j87foiwY0


 文楽劇場







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●喝采はトップとラストのランナーに

 1月の最終日曜日は大阪国際女子マラソン大会の日。曇天ながら、穏やかな天候のもとで行われ、人出は多かった。しかし、スター選手が不在なうえに、記録もパッとしない凡庸なレースになってしまった。 TVで中継を見ながら、あと20分くらいでゴールしそうというタイミングで家を出て長居公園へ。スタジアム手前のコースで待つと、まもなくトップの重友選手が通過、35キロあたりで先行の堀江選手を追い越して独走態勢でゴールした。


二位以下も競り合いという場面がなくて、ぽつりぽつりと選手が現れるだけ。50位くらいからは団子状態でスタジアムにかけいります。 むしろ、沿道の皆さんが注目するのはラストランナーであります。トップから一時間くらい遅れて、ひとりぽっちで現れたけど、別に苦しそうな表情でもなく淡々と走る。さすがにもうジョギングに近いスピードであります。しかし、後に2台の白バイを従え、さらに「救護車」「選手収容車」が続く。こんなにリッチなランニングは望んでもかなうものではありません。何より、うんと数が減った沿道のファンから最大の拍手と歓声が送られる。半端な成績のランナーより100倍目立つゴールインです。


白バイを従えて走るラストランナー (362位・三重)
ラストランナー





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●黒米入りご飯

 一月ほど前、むかごご飯をアップしましたが、今回は写真のような色つきご飯。やはり、千葉在の弟から贈ってもらいました。色つきのご飯といえば赤飯しか知らないけど、この黒米入りご飯は炊くのが至って簡単、普通の米が2合なら、大さじ一杯分の黒米を加えて炊くだけです。
 食べると粘りけが増して、なんかグレードが上がったような気がします。ごま塩をふりかければ、おかずなしでも美味しく食べられるかもしれない。


なぜ黒いのか。理由は、果皮と種皮の部分に青紫の天然色素・アントシアニン(ポリフェノールの一種)が含まれているからだそう。また、黒米は白米に比べて、たんぱく質・ビタミンB群・ナイアシン・リジン・トリプトファンが豊富で、鉄分・亜鉛・カルシウム・マグネシウムなどミネラル分も多く含んでいるとのこと。栄養的にもスグレモノです。
 別に高価な材料でもないし、余分に手間がかかるものでもないから、食堂などで供するご飯をこれに変えたら評価が上がるかもしれません。


古代米 


古代米






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●くっきりと「有り明けの月」

 夜明けに満月が煌々と輝くさまが見られるのは珍しい。曇天では見えないし、よく晴れていては明るすぎて見えにくくなる。また、その時刻はもやがかかってることが多い。
 1月14日、カーテンを開けると、曇り空なのにくっきりと輝いていた。しばらく見ほれました。かっこいい。時刻も7時10分と遅いのに、こんなにきれいに見えることもあります。しかし、これを見て有明の月なんて言う人、もうあまりいないかも。駄目男がすんなり思いだしたのは、この歌が好きなためです。

ほととぎす 鳴きつる方をながむれば ただ有明の月ぞ残れる
                   ~後徳大寺左大臣~ 


有明の月」 
 





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●ついに脱落一号が・・・スーパーの過当競争

 自宅からの徒歩圏、半径1キロ以内にスーパーが8店もあること、以前に書きましたが、とうとう脱落店が出た。イズミヤ デイリーカナート我孫子店。12月31日をもって閉店の張り紙。建物の建て替えのため、とチラシに書いてあるけど、テナント入居なので、家主が建物を建て替えても再入居することは100%ない。


それは仕方ないとしても、周辺の個人商店約30店は売上げ激減必至でこちらも廃業が続出しそうです。値段での競争だけでなく、例えば、築50年の建物なら耐震化工事も迫られるが、とてもそんな余裕はない。撤退するしか選択肢がないのが実情です。パートのおばさんたち、次の仕事先が見つかったかな、と自分の貧乏を棚に上げて心配します。


店の賑わいぶりを見て、最初にダウンするのは関西スーパーだと思っていたけど、予想が外れた。では、イズミヤがつぶれたら、その客を関西スーパーに取り込めるかというと、それはない。両店の間に数年前にできたライフがあってイズミヤの客を取り込んでしまい、関西スーパーには来ない。ライフはニンマリ、ですね。
 1キロ以内に、ライフが2店の他に、関西スーパー、阪急オアシス、グルメシティ、万代、スーパー玉出、業務スーパーがあり、このエリアには、コンビニが約30店、スギ薬局やツルハドラッグなど、大型ドラッグも約10店ある。消費者としてはまことに有り難い環境ではありますが、なじみの店がなくなるのは寂しい。


今年7月には、イオンモール北花田店から阪急が撤退する。これって、大問題であります。イオンの利益の大半はテナントの家賃収入に頼ってますからね。阪急の1万㎡もの床が空っぽになったら、どうして埋めるのか。もう答えがでていないと間に合わない。巨大イオンに暗雲・・はもう常識でせう。


撤退したイズミヤ デイリーカナート
イズミヤ


ライフの隣にあったファミマも年末に廃業した。
イズミヤ





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●たまにはヤカンも磨いてみる

 年末、ふと思い立って毎日使ってるステンレスのやかんを洗う。一年ぶり・・もっと長い? きれい好きな人でも掃除の盲点みたいなものがあります。やかんの内側をごしごし洗うって、見逃しがちです。スポンジにクレンザーをつけてこすると汚れで少し色が変わる。清潔な水道水とはいえ、少しは不純物を含んでるし、それらの熱による変化もある。汚れがついて当然です。外側も取っ手もごしごし洗うと、ピカピカになりました。見た目にも気持ちいい。しかし、口が小さいので、中へ手を入れて洗うのは辛い作業でした。買い換えるときは、口のでかいやかんがおすすめです。


ピカピカに磨きました
やかん

食卓にボトル茶の時代?
 ヤカンの話で思い出した。先日、近所のドラッグストアで70歳くらいのおばあさんとその娘さんの二人がボトル茶の爆買いをしていました。2リットル入りの「生茶」を5本、「烏龍茶」を5本、計10本。20リットルになります。ということは、この人の家庭では「お湯を沸かしてお茶を淹れる」という伝統的というか、当たり前というか・・を無くして、食事にボトル茶を使ってるのでせう。めんどくさがりの駄目男でも、さすがに食卓でボトル茶の場面はないので、これは小さいカルチャーショックです。いや、自分が世間知らずだけなのかもしれないが。


しかし、店には2リットルのボトルが大量に陳列してあるので、相当の需要があるはずです。みなさん、食事どきにこれを湯飲みに移して、レンジで温めて飲んでおられるのでせうか。どの家庭でも普通にアリエール? いや、ないような気がしますけどねえ。いや、アリエールか。
 ちなみに、2リットルのボトル茶は税込みで120円くらい。湯飲みで一回150cc飲むと、一杯9,2円になります。一方、お茶の葉の安物は100gで200円くらいなので、一杯4g使うとして25杯ぶん。一杯あたり8円になります。(200円÷25杯) 肝心の味は? これは好き嫌いがあるから一概に言えないけど、駄目男はボトル茶の味は嫌いです。(烏龍茶は嫌いではない)


もう一つ選べます。お茶のティーバッグです。これは一袋が約9円です。(40袋入りで360円)お茶葉の値段とほぼ同じ、味の悪さも同じくらいです。というわけで、ボトル茶、お茶葉、ティーバッグ、いずれも一杯あたりの値段はあまり変わらないということが分かりました。


手間を考えると、ティーバッグが一番CPが良さそうです。だったら、上に書いた母娘はなぜボトル茶を買うのでせうか。お湯を沸かすのがそんなに面倒くさいのか・・。それはないと思うけどなあ。 自分の場合は、朝食のときに1リットルのお湯を沸かし、200ccをコーヒーに使い、残りを無茶古いマホー瓶に入れておいて、昼食、夕食時のお茶に使います。昼食時はティーバッグを使うことがあります。では、美味しいお茶とまずいお茶の境目はどのへん? 駄目男の経験では100gあたり500円、というのがボーダーラインです。年に三回、お寺さんが来られるときのみ、600~700円のものを買います。100g千円なんてお茶、生まれてこの方一度も買ったことがなかった気がする。美味しいお茶の記憶は、おそらくギフトで頂戴した、タダ酒ならぬタダ茶の味でありませう。


「あなたはお茶をどんな方法で飲んでいますか」こんなアンケート調査をすれば、意外な数字が出るかも知れませんね。(すでにデータがあるかも知れない)

ヤカンをごしごし洗う話が、プチ・ケチの研究報告になってしまいました。

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●おいしい「むかごご飯」

 千葉の弟宅から「むかご」のプレゼントあり、さっそくネットでレシピを探して「むかごご飯」をつくります。こういう機会でないと食べられない。お米二合にむかご100gくらいの混合。塩と酒少々、出汁昆布一枚も入れて普通に炊飯すればOKです。塩の分量が気になったけど、自分のカンが正解でした。ネットのレシピでは、米が二合の場合、小さじ1+3分の1とあるが、これでは多すぎると判断して半分以下にした。豆ご飯よりは野趣があるって感じで、自己満足ながら美味しくいただけました。あと二回はつくれそう。


むかご





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●島原手延べうどん

 Sさんから頂いたこのうどん、細くてそうめんと見間違うくらいですが、茹でるとしっかりコシがあって美味しい。念のためにメーカーのHPをみると「ゆで上がったら、しばらく蒸らす」とあり、その通りにすると、舌触りのツルツル感が増して、なんか、うどんの表面を磨いたような「上等感」がする。こういう食感のうどんは初体験です。


今日はキムチを入れてみた。ツルツルうどんに白菜のシャキシャキ感。なかなかオツなものであります。うどん出汁とキムチ汁が混ざって・・これは好き嫌いありそう。ふつうのうどんなら、この発想はなかったかもしれない。


うどん 




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●ぜんぜん違う理由でした・・駅ホーム椅子の変更

 前回記事は、駅ホームの椅子が取り替えられたのはスマホ利用者からの要望か、などと書きましたが、見当外れでした。良く見るとホームに下の写真のような説明板が貼ってあり、酔っ払いの転落を防ぐための措置でした。椅子から立ち上がってフラフラと直進、転落、という事故がまれにあるらしい。椅子をヨコ向きにすれば防げるというわけです。


地下鉄では順次ホームドアの設置を進めていて、これが全駅に設けられると転落事故は防げます。今回、このような「椅子による対策」がなされたということは、ホームドアの設置工事がまだまだ年月を要するということでせう。動物園前駅が率先して椅子を取り替えたのは、当駅での事故が多いためらしい。しかし、先に写真をのせたJR長居駅は酔っ払い事故など起きそうにないロケーションなので、なんで?という気がします。もしや、ホームの巾が狭いせいかも知れません。


地下鉄動物園前駅の説明板(前回、見落としていました)
駅のベンチ




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●こんなのが流行?・・駅のベンチが椅子に

 駅のプラットホームの椅子といえば2mくらいのベンチが不動のスタンダードでしたが、最近、写真のような個人用椅子を見かけるようになりました。これでもかまわないけど、スペース効率はとても悪い。(一定のスペースに座れる人数が少ない)また、幼児連れの場合、ベンチなら横に座らせることができるが、これでは別の椅子もふさがってしまう。


なんでこんなチェンジがなされたのか。お客の要望なら、ベンチタイプではスマホが使いにくい(隣人に覗かれそう)から一人用に変えてほしいということでせうか。実際、この椅子ならスマホは使いやすい。しかし、車中ではほとんどがロングシート席なので「隣人にのぞかれそう」の不快感は変わらない。

 ベンチでええねんけどなあ・・スマホノータッチのオジンがぼやいても詮無きことでありますが、利用客の多数の要望でこうなったとは思いにくい。もしや、ぜんぜん別の理由でチェンジしたのかもしれません。


地下鉄動物園前駅
駅のベンチ



JR阪和線 長居駅
ベンチ


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●天満音楽祭+森林の市

 天神橋筋商店街で50ページもの立派なパンフを頂いて、半分義理で見物。「天音」は今年17回目、一日で360バンドが参加というメジャーな催事に成長しました。それでも希望のバンドを全部出場させられなかったのは、ボランティアスタッフの確保ができなかったからだという。
 パンフが立派なのは広告スポンサーが順調にあつまったせい?で、大はJRや関テレから小は商店街のお好み焼き屋さんまで100社くらい確保できた。これなら主催者も元気ハツラツで運営できます。


メイン会場の大川端「OAP」は、となりの近畿森林管理局でも「森林の市」というイベントをやっていて、相乗効果で大賑わい。参加テナントの数は初期の数倍に増えた感じです。子供にとっては、金槌で板に釘を打ち込むという、なんでもないことが、ここで初体験らしくて、へたくそぶりに笑ってしまいます。今や、鋸やカンナのある家庭は少数派でせう。日曜大工という言葉も、早晩、死語になりそうです。(10月2日)


お元気バンド
 素人のおばちゃんだけのバンドは演奏のヘタさをごまかすために?ちんどん屋の衣装で登場。演奏はやっぱりドヘタでした。でも、数年後にはドレスアップして粋な演奏を聴かせてくれるかもしれない。期待します。

天音


グリーン・マウンテン・トップス
 生活にくたびれた感じがある、しょぼいオジサンたちがカントリーミュージックを演奏。ところが、こちらは見かけのショボさに反して、ヴォーカルもバンド演奏も一人前で拍手喝采です。大阪市立大OBで結成21年目とか。だったら、少しは舞台での見栄えに気を使ってほしかった。惜しい。

天音



Baranotchki
(読み方不詳)
 ロシア民謡やジプシー音楽を自分たちでアレンジして演奏する、とても珍しいバンド。何がきっかけでこんな音楽をはじめたのか興味があります。プロではないと思うけど、あちこちで場数を踏んでるのか、演奏能力は一流、新ジャンルなので、演奏、ヴォーカルとも新鮮さが魅力です。

天音 

天音


「森林の市」スナップ
天音 

天音



天音 






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●おでんの向こうでジャズライブ・・西成「成田屋」

 巷のジャズシーンにもピンからキリまであるけど、ここは堂々キリでありませう。店は小汚いを通り越して大汚いレベル。店に壁も入り口も無く、客席は大通りの路上にはみ出している。信号待ちの通行人が演奏に耳を傾けている。チャージは投げ銭、千円札入れる人あれば、タダ聴きにに徹する人もあり。企画はドラマーの松田順司さんで、界隈では4軒の飲み屋で演奏している。大変なエネルギーです。


成田屋の店頭で演奏
kokoru-mu 


koko 



●「NO NAME」・・という名の酒がある

 成田屋から南へ200mで「ココルーム」。行くたびに何か新しい酒を紹介してくれるけど、今回は、近ごろ元気のいい三重県の日本酒メーカーが協同でつくった吟醸酒。ラベルに名前がない。で、ノーネーム。後味がフルーティで上品、失礼ながら、この店とはミスマッチの感あり。


ボトルの後に並ぶ本を見たら、この店の雰囲気は察して頂けると思います。客がめいめい勝手に持ち込んだ古本で、漫画から哲学書までグチャグチャ、駄目男持参の本もあります。西成、山王町にぴったりのカオス(混沌)空間であります。タテマエは「クラシック音楽バー」でありますが、残念ながらクラシック音楽ファンは1割くらいしか来ない。


ラベルに名前がない
koko



koko 





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●ひとつ、いかがですか?・・HONDA   NSX

 阪急梅田駅のコンコースにホンダの新型スポーツカーが展示されている。軽自動車で地味に儲けながら、一方で最新技術を駆使したスポーツカーをつくるのはホンダのポリシーらしい。
 取りたてて個性的なデザインというほどでもないけど、これでフェラーリなんかと張り合うそうだ。ボディがオールアルミ製というのがウリらしく、また、ほとんどの工程が手作業だという。だから、年間生産はたったの100台。出力580馬力、最高速度300キロ(日本国内は180キロ)お値段は、2370万円。無利子で毎月10万円払っても20年かかるやんか・・。ま、そんなショボイ客には売らないでせうが。
 


honda 




honda 






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●無念のモニュメント

 長居公園の南西隅の木立に風船をあしらったモニュメントがある。派手なデザインだけど、これはこの場所で落雷に遭い亡くなった20代の女性二人を悼むモニュメント。事故は2012年の8月に起きた。長居スタジアムで催されたEXILEの公演に来て難にあった。


亡くなった二人の一方の両親は、主催者の安全誘導が適切でなかったから事故が起きたと裁判を起こした。その判決が今年5月にあり、訴えは認められなかった。現場からスタジアムまで直線で300mくらいあり、これだけ離れた場所でも主催者は会場の安全管理の責任を負うか、が争点になったみたいだけど、判決は「責任は問えない」だった。


ご両親の無念さは十分わかります。自分が親だったら「運が悪かった」で済ませたくない気持ちになるだろう。交通事故なら「ひき逃げ」されたのと同じくらいの悔しさでせう。交通事故なら犯人が分かれば最低、保険などの反対給付があるけど、落雷ではそれもない。怒りは主催者に向けるしかない。


もし、裁判で「主催者に責任がある」という判決が下りたらどうだろう。同様の野外コンサートは怖くて企画できなくなるのではないか。コンサートに限らず、スポーツイベントや海水浴や釣り大会、ハイキングなどの行事でものすごく主催者のリスクが高まる。そのために高額の保険をかけるとすれば、主催者や参加者の保険料がベラボーに高くなる懸念がある。雷には「空雷」という全く予想不可能な落雷もあるから、対策云々自体が無意味に近い。


本当に残念な事故だけど、人は不運というしかない死に方をすることもある。会社や他人の責任を問うのが困難な事故がある。判決の社会的影響の大きさを考えれば、今回の無慈悲と思える判断は是として良いのではと思う。いっぽう、もし、亡くなった方が80歳の老人だったら、遺族は裁判を起こしただろうかという意地悪な想像もしてしまう。(80歳でEXILEの公演に出かけるかどうかは別として)


モニュメントには、ご両親の「ここに娘の銅像を建てたい」旨のメッセージがある。気持ちは分かるけど、市立公園の敷地に私的な銅像の建立が許されることはあり得ない。というか、この現在のモニュメント自体、敷地の不法占拠だとして、すぐ横に市役所の「撤去しなさい」の看板が置いてある。いつ実行されるか分からない強制撤去に対抗するためか、毎日、見張り番のおじいさんが詰めている。


亡くなった娘さん、悲嘆に暮れるご両親には100%同情しつつ、なんか違和感がぬぐえないモニュメント。慰霊のためというより、他者(興行主催社)を弾劾するためのメッセージが多くを占めて、手を合わす気になれない。


 モニュメント




大阪日暮綴



●天保山がポケモンの聖地になっている

 天保山公園の入り口近くには木造灯台を模した灯明があって、当地は、坂本竜馬、おりょうが日本初の新婚旅行に旅立った地であると案内している・・ということを書こうとしていたのですが、天保山はもっかポケモンファンの聖地になっていて大賑わいであります。竜馬やなんて、オジンの古くさい話題なんかぶっとんでしまいました。


15日のお盆の日に公園に行くと、クソ暑い日中なのに公園は人だらけ、何か催事でもあるのかと思いましたが、たちまちポケモンキャッチに来た連中だとわかりました。群衆なのに、妙に静かなのです。みんなスマホの画面を真剣な目つきでにらんでいる。若いカップルでもだんまりのままです。ちょっと気味悪いような、沈黙の群衆。


実は、公園より西側の豪華客船が着く桟橋一帯のほうがもっと混雑したらしい。下の写真はファンの投稿画像を拝借したものですが、夜でもぎっしり満員御礼状態です。投稿によると、ここは「東のお台場、西の天保山」といわれている聖地?だそうで、ここだけで100以上のポケモンが出現する。レアものといわれる数少ないタイプも現れるとのウワサが広まって、どどっと集まった。おかげで、周辺の民間駐車場は昼夜満タンでホクホクだそう。コンビニなんかも潤ったでせう。ミニながら、経済効果アリ、のポケモンです。


アホクサ、しょーもな、と馬鹿にしながら、この凄い集客力をなんとか経済(消費)エネルギーに転換するアイデアはないものか、と考える駄目男でありました。ま、考える前にブーム終了の予感がしますけど。坂本竜馬、新婚旅行の話は後日書きます。


投稿画像・昼間の桟橋風景
pokemonn


投稿画像・夜の桟橋風景 上が天保山大橋
pokemonn


こんな珍しいタイプが現れるそう
ポケモン