古写真再生 昭和は遠くなりにけり

●昭和の古写真<長居競馬場> 意外なところで再生

 2月8日、創元社の編集部からメールが届いて、長居競馬場の写真を探しているが、文献ではどうしても見つからない。ネットで検索したら、貴方のブログで一点見つかった。ぜひ使わせてほしいという旨の文でした。あれがそんなに珍しい写真なのかと、こちらが驚いたくらいですが、スキャンした写真を送信したところ、即日、お礼とともに、写真は大阪検定関連の本に使うとの返信がありました。

昨日、御礼の印にと贈られた本を見て納得しました。この写真が使われたのは、大阪検定公式出題・解答集「大阪の問題集」の203頁、2級の問題、解説記事です。大阪市内の公園で、過去に競馬場として使われたのは次のうちのどれか、という四択の問題で、①住之江公園 ②大阪城公園 ③長居公園 ④鶴見緑地 ・・正解は③長居公園というわけです。 正答率は66%。

このブログで紹介しているページはこちら (2008年7月14日掲載)
http://oskjk.blog107.fc2.com/blog-entry-379.html

大阪検定本中身 

大阪検定本 

ついでに、次頁204頁のやはり2級の問題は「東淀川区に本社を置く、パンや洋菓子のメーカーはどれか」で①山崎製パン ②神戸屋 ③フジパン ④敷島製パン ・・しょーもない問題やなあ、と思いますが、正解は②神戸屋ですね。阪急京都線の線路際に大きな工場があるので京都線利用者は100%正解でしょうが、他の地域の人は迷うかもしれません。正答率は35%とかなり低い。
■本書は創元社より3月10日発行 価格1000円+税 です。
■創元社のホームページはこちら・・・
http://www.sogensha.co.jp/
 
もう一つ、ついでを言えば、拙著「なにわ快道」商都コースはこの工場前の道を歩きます。ま、同じ問題は二度と出ないけれど。

なお、今年の第二回大阪検定は7月4日(日)に大阪府立大学中百舌鳥キャンパスで行われます。
■大阪検定の情報はこちら・・・
http://www.osaka-kentei.com/

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古写真再生 昭和は遠くなりにけり

●琉球の旅から・・オンボロ宮古空港の思い出

 久しぶりに古写真登場です。旅先の空港の風景で一番印象的だったのは宮古島の宮古空港です。1966年(昭和41年)に訪ねたときは、まだ沖縄返還前でパスポートが必要でした。本土と違い、インフラ整備どころではない時代だったので、離島の空港は滑走路しかなかった。現在からみれば、ちょっと信じられない空港風景です。

下の一枚目の写真が宮古空港の施設の全てです。滑走路は旧日本軍がサトウキビ畑を切り開いてつくった、1200m、舗装なしの素朴型。左の小屋がターミナルビル兼管制塔(笑)。タタミ10帖ぶんくらいでしょうか。雨が多いのでこれでも無いよりはまし、むろん、無人です。

ダイヤは一日4便だったと思います。那覇又は石垣島発の飛行機が近づくと町から管制官(日本人)がバイクでやってきます。小屋にある無線機でパイロットとやりとりしますが、着陸可能かどうかを判断する気象観測装置は、小屋の上にある小さな風力計だけ。冬は強風の日が多いので,欠航はしょっちゅうあるそうです。
 
飛行機が肉眼で見えるようになると、バイクやタクシーが滑走路を走ってやってきます。空港へのアクセス道路なんかないので、滑走路兼アクセス道路です。みんな慣れているから、着陸寸前でも滑走路を飛ばしてくるタクシーがある。

無事着陸すると、これから乗る客や出迎え客がパイプ製のタラップをゴロゴロ押してドアにつけます。つまり、セルフサービス。無人空港だから仕方ない。(離陸するときは、降りた客や管制官がタラップをはずしたのか)

さて、離陸がすごくスリリング。滑走路が1200mと短いだけでなく、舗装してないからデコボコ、スピードが出ないのです。一番端っこから、猛烈にダッシュしても、なんか当時の田舎のバスみたいにゆれまくる。「わ、もう先ないんちゃうか!」とビビルころ、サトウキビをかすめてようやく浮き上がります。ホッ!

機材はAIR-AMERICAという米軍の下請けをして軍人や物資をベトナムの戦地などへ輸送している、多分中小企業の飛行機。ゆえにサービスなどあるはずもないけど、驚いたのは救命用のゴムボートを通路に立てかけてあることで、ただでさえ狭い通路なのに席へ着くのがタイヘンです。離陸後は女性乗務員が例によって救命具の付け方を説明しますが、横にボートがどてんと置いてあると、海上不時着のリアリティ十分です。それに、どう見ても全員乗れるサイズではないし。空港が無人なので、チケットの扱いなどは乗務員の仕事、なんかバスの車掌さんみたい。

あれから半世紀近くたちました。日本中の空港が立派になり、離島のオンボロ空港を覚えてる人もほとんどいないでしょう。下のURLをあけて現在の宮古空港のようすを見れば、あれは幻覚ではなかったかと訝りたくなります。

■宮古空港のホームページ
http://www.miyakoap.co.jp/index.html

1966年12月の宮古空港。小さい小屋とタラップがあるだけ。
中央右手が滑走路を走ってきたタクシー。
宮古空港1 

飛行機はDC-4という双発プロペラ機。
芋に羽をつけたようなずんぐりデザインで愛嬌あり。
宮古空港の思いで 

 

古写真・・昭和は遠くなりにけり

古写真再生・・昭和は遠くなりにけり

●なつかしい山岳逍遥

給料安い、休日少ない、と恵まれない青春時代であっても、無理してあちこちへ出かけたおかげで素敵な思いでができました。
 当時の労働者は「滅私奉公」感覚が主流で、登山や旅行のために「有給休暇」願を出すのは、ものすごい勇気が要りました。で、長旅のチャンスは正月と5月の連休しかなく、遠い所はこの期間をフルに使って出かけました。

下の写真は、昭和34年~42年(1959~67)の登山やハイキングの記録です。誰でも知ってるような山がおおかたなので、見る人それぞれの思い出、懐かしさがよみがえるのでは、と思います。

横長の写真は、前回の蒸気機関車の写真同様、継ぎ目がありますが、ご勘弁下さい。


北海道利尻島の利尻山(1721m) 思い出の山岳風景ナンバーワンがこれ。
紺碧の海からそそり立つ真っ白な山。神々しいまでの風景です。
白黒・山1 



同山を鴛泊港から見上げたところ。
同2 



木曽御岳から中央アルプスを望む
同3 



北八ヶ岳 白駒池
同4 



小海線と甲斐駒ヶ岳
同5 



美ヶ原から北アルプスを望む
同7 



清里から八ヶ岳を望む
同9 



雲海・・伊吹山山頂
同11 



福井県 木ノ芽峠道(38豪雪のとき)
同8 



湖北 賤ヶ岳山頂からびわ湖展望
同10 



里の春 飛騨下島温泉
同13 



岩湧山への道(三日市町コース)
同14 



ランプの宿 広島県三段峡 人物は友人Iさん
同15 



開聞岳 (鹿児島県)
同16終わり 

(完)



郷愁・・蒸気機関車のある風景

古写真再生・・昭和は遠くなりにけり

●郷愁・・蒸気機関車のある風景

 古いアルバムを整理するなかで見つけた蒸気機関車のある風景写真。
といっても、もとより鉄道ファンではなく、あくまで風景写真の題材にしていただけです。型式名などの知識はかいもくありません。
 いつごろ撮影したのかさえ不明ですが、昭和35年~40年が多いのではと思います。そのころは通勤列車も蒸気機関車が客車を引っ張って・・というのが普通でした。SLが姿を消したのは、昭和50年ごろなのでしょうか。
福知山線などに最後まで残っていたような気がします。

写真は小型のアルバムに大きなプリントを見開きで貼ったため、まんなかに切れ目のスジが写っています。見苦しいのはご勘弁下さい。


天王寺駅に到着した列車。
古写真SLー1 


環状線 大正駅前の鉄橋を渡る貨物列車。道路は大正通でまだ舗装がなかった?
市電のレールが写っています。
SL-2 


関西線加美駅から北へ延びる貨物線の機関車
SL-3 



竜華操車場。現在の大和路線久宝寺駅あたり。
当時はこんな危険な場所も出入り自由でした。

SL-4 


同所。一番気に入ってるSLの写真です。
SL-5 



和歌山線 北宇智~吉野口 坂を登る雰囲気が出ています。
SL-6 



同じく、北宇智~吉野口。上の写真の坂を登り切ったあとの風景
SL-7 


関西線 加茂~笠置。これは何かイベント列車かも。重連のサービスつきです。
SL-8 


山陽本線 上河内付近(三原市?)で電車特急とすれ違います。
電車は「はと」か「つばめ」だったかもしれません

SL-9 


北海道 大沼駅での貨物列車の交換風景。
後の山は駒ヶ岳です。

SL-10 

こうして再生してみると、白黒写真もけっこう味わいがあるなあ・・と自画自賛。
40年以上たつのに、さほど変色していないのもオドロキです。
で、昔はよかった、とワンパターンの結論が出るのでした。

(完)

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古写真再生・・昭和は遠くなりにけり

●古写真再生・ 昭和は遠くなりにけり・・・天王寺参り風景

 4年前、旧ホームページで紹介したスナップ写真の再登場です。
昭和30年代、春秋彼岸の四天王寺参詣の様子を撮しています。半世紀前のことですから、若い人が見たら「歴史風俗写真」という印象かもしれません。

四天王寺の彼岸詣では今も続いていて、東寺の弘法市と似た雰囲気もあります。残念ながら、サーカスや見せ物小屋は滅亡しましたが、大阪人でヒマ人でまだ知らない人は、この秋の彼岸にでも一度お運び下さい。地下鉄谷町線「四天王寺前」駅から3分、天王寺駅からは徒歩12分くらいです。

「香具師」や「ジンタ」という言葉を日常感覚で使っていた人には懐かしい光景だと思います。(このブログの読者に何人いるかな)


四天王寺の見せ物でロングセラーNO,1はこの「覗きからくり」・・の割にには
人気が無かった。レパートリーがたしか三つしかなくて、
「貫一お宮」「武男と浪子」「お蔦と主税」だったような・・。

クイズ・・この悲恋ドラマの作者名と作品名分かりますか。答えは一番最後に

彼岸まいり2 


がまの油売りのバージョン、手首を蛇に噛ませて・・特効薬?を売りますが、
実際には噛ませないところがテクニック。
同4 


ニセ山伏が念力で石を揺らす・・ハズですが、前置きだけで終わらせる話術がウリです。
同5 


これはポピュラーな手乗り文鳥を使ったおみくじ売り
同6 


妖怪蛇女・・看板に偽りあり、と分かっていても、つい吸い込まれて・・。
同10 


天下の奇形、一つ目赤ちゃん・・呼び込みのおやじが
「・・親の因果、子に報い、二目と見られぬこの姿・・」とダミ声で名調子。
つい釣られて入ったら、ガラス瓶になんか動物がホルマリン漬けになってるだけ、
というお粗末
同11 


当時の標準的なサーカス小屋。ジンタも生演奏でトランペット、シンバル、ドラムで、
定番曲の「天然の美」♪~空にさえずる 鳥のこえ~というあの曲で客を呼び込みます。
同12 


サーカス小屋の裏で夕食の準備をする女の子。
子供時分、サーカスに出てる女の子はみんなさらわれてきた子やで、と
親に言われていて、かなり信じていたものです。
同12 


子供心に、虚無僧は神秘的でカッコイイ男性でありました。
いま、再興しても、けっこう人気出るとおもうのですが・・。
同8 


これは店であるのか、ゴミ置き場であるのか?
立派な身なりの紳士が真剣に考えています。
同13 


当時の履き物は下駄がメインだったので、こんな商品も
売ってました。自転車の古タイヤをカットして下駄の歯の
「減り止め」にします。効果はあるけど重くなるのが欠点
同16 


この三味線弾きの盲目のおばあさん、今にして思えば「ごぜ」
の系統の人だったかもしれません。ごぜの存在を知ったのは
すいぶん後のことです。      
同3 
(完)

■のぞきからくり クイズの答え
貫一とお宮・・・尾崎紅葉作「金色夜叉」 こんじきやしゃ
武男と浪子・・徳富蘆花作「不如帰」 ほととぎす
お蔦と主税・・泉鏡花作「婦系図」 おんなけいず

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長居に競馬場があった時代

新カテゴリー<古写真再生・昭和は遠くなりにけり>  

 身辺整理をすすめて、旅行やスナップ写真のアルバムの9割はゴミとして捨てました。最後に残ったのは、数十年前の白黒写真です。
 04年に旧ホームページで掲載した「四天王寺参り」風景など、昔の写真を再掲載します。またかいな、とぼやきつつ、ヒマつぶしにごらん下されば幸いです。スキャナーが無いので、コンパクトデジカメ手持ちで複写します。

内容は・・・

①長居に競馬場があった時代(昭和32年)

②四天王寺参り(昭和32年~36年頃)

③蒸気機関車のある風景(昭和35年~40年頃)

④琉球の旅(昭和42年)

⑤その他風景写真など(昭和35年~55年頃)

これらの写真は、カテゴリー<古写真再生・昭和は遠くなりにけり>に保存します。掲載は8月末までに終わる予定です。

●①長居に競馬場があった時代

スミマセン、三度目の登場です。
長居公園を知ってる人がこの写真を見ればビックリするでしょう。
ウソみたいですが、50年前はこんな風景でした。

長居競馬場は昭和23年オープン、しかし、営業不振のため昭和34年閉鎖され、その後、本格的な公園化工事がはじまりました。この写真でも繁盛の雰囲気はありませんね。ほんまに一生懸命走るんかい?って感じ。
長い公園昔1


植樹が進み、木立のあいだをお馬さんが散歩・・ですが、散歩でなく競走馬のトレーニング。馬の右手が今の長居公園通りのような気がします。
同2


あたりは畑が広がる農村的風景でした。この茅葺きの家は農家なのか、臨南寺の庫裏なのか、はっきりしない。現在の臨南寺会館のあたりです。
同3

(完)

■掲示板・閑人帳  
http://kaidou.8.bbs.fc2.com/ に
「田舎に新式刑務所をつくって食料増産を!」を掲載しました。

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