たまには外メシ



●50年もん・・AUCHENTOSHAN

 バー「ゴールウエイ」のマスター、藤田さんの話によると、世界中のウイスキーメーカーはただいま「緊迫状態」にあるという。中国やインドという大消費地で生活水準が上がるにつれ、ウイスキーの需要がぐんぐん伸びてきた。なのに、供給が追いつかない。だったら、各社は設備投資を行って量産体制をとればよいではないか、と考えるのは素人であります。


原料(大麦とか)を増産し、蒸溜装置など生産設備を増やし・・ 大事な「水」は天然だから不足の心配は無い。いえ、もう一つ大事なモノがあります。それは樽です。これが足りない。正しくは樽の材料であるオーク(樫)材が世界中で調達困難になっている。これが「緊迫」の原因です。お酒に興味のない人にとっては全くしょーもない話ではありますが、メーカーにとっては大問題なのであります。


ビールや日本酒と違い、ウイスキーには「樽で仕込む」という工程が必要です。しかも、その期間が10年、20年と長い。ということは、たくさん作ろうと思うと、たくさんの樽が要る。つまり、たくさんの木材が要るのですが、これが世界中で奪い合いという状況です。(注・トリスとかオールドという普及品はほぼ化学製品なので、ここでは問題外)


さらに難儀なことは、仮に材料を潤沢に仕入、樽をたくさんつくったとしても、それが売上げに計上できるのは10年、20年先です。戦争とかで世界情勢がガラリと変わるかもしれないのに。イラチの人はウイスキーメーカーの社長にはなれませんね。なんか、革新的なアイデアはないのか・・。もし、半年、一年で美味しいウイスキーをつくる技術を開発したらノーベル賞をもらえるかもしれない。


それは無理かもしれないが、今ごろになってえらく残念に思うのは、70年まえの終戦直後、復興のために日本中の山で大量の木材が伐採されたのは仕方ないとして、その跡に植えたのが杉や檜ばかりというワンパターン植林でした。そのときに20~30%は樫などの広葉樹を植えておけば、この先は貴重な樽材を自家調達できる国になれたのに・・。森林国日本の大チョンボでした。広葉樹を混ぜることで、山崩れなどの自然災害を減らすこともできたはずです。


標題の AUCHENTOSHAN(オーヘントッシャン)は仕込みが1966年、瓶詰めが1997年、呑んだ今日が2017年だから、飲み手には50年もんのレアな酒になります。藤田さんがこれをどうして仕入れたのか、聞いたはずだけど思い出せない。(廃業したバーに残っていたのかも・不詳)とにかく、一生に一度しか出会えないような珍品です。
これで味がまずかったら単なる珍品ですが、十分に美味しい。たしなみとして、こういう酒はストレートで呑みます。アードベックやタリスカーに比べたらずっとおとなしい味わいでした。


オーヘントッシャン







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●おもしろい客が来るようになった
      
~西成・cocoroom~

ドヤに囲まれた山王町商店街の自称「クラシック音楽バー」ココルームは、まもなく開店一年を迎える。何ほどの営業努力もしなかったように思えるが、どこで情報を仕入れたのか、クラシック音楽ファンがぼちぼち来るようになった。このトンデモ環境(ひどいミスマッチ)を考えたら、一年はおろか、三ヶ月で廃業になってもおかしくないのだけど、めでたく生き残り、客数は少しずつ増えている。まあ、世間には物好きな人がいるもんや、と自分のことを棚にあげて感心するのであります。


お客さんは三つのタイプに分かれている。クラシック音楽なんかぜんぜん興味ない人、「運命」「未完成」「新世界」の作曲者の名前を知ってる人、そして、普通にクラシック音楽が好きな人。現在はこれらが混在していて、数ではクラシックファンが一番少ない。土地柄、仕方ない。オーナーの佐竹さんも千客万来OKにしているので、常にごちゃまぜになっている。今は売上げ優先、カタイこと言ってられない。


ゆうべ、一ヶ月ぶりに訪ねてみると、先客にすごい人がいた。小柄で光頭のおじいさん、身なりから近所の人みたいだけど、マリア・カラスの大ファンだという。来日公演(1974年)を聴きに行き、サインまでもらったというからハンパではない。カラスは惜しくも数年後に亡くなってしまったので、おじいさんにとってカラス経験は生涯の宝物だという。無論、今でもオペラ大好き、ウンチクをしゃべり出したら止まらない。


もう一人、下の写真の後ろ姿のおじいさん、駄目男とほぼ同い年だが、えらい元気で、守口の自宅からここまで自転車でやってくる。ただし、息子さん(写真左の人)と一緒に来て親子仲良く呑んでいる。おじいさんは生涯、長距離トラックの運転手として働いた。仲間にクラシックファンなんか一人もいなかった。しかし、たくさんレコードを買い、作品論や作曲家論をいっぱい読んだ。バッハの作品の魅力がなかなか分からず、どこがええねん、な感じで聴いていたが、ある日、無伴奏ヴァイオィンパルティータを聴いて開眼した(この曲は駄目男も大好き)


それからバッハを聴きまくった。仕事中(運転中)も聴きたくて、カセットテープを持ち込んだ。「マタイ受難曲」なんか演奏に3時間もかかる大曲で、東京を出発して、曲が終わったときは静岡を走っていた。東名高速を疾走する大型トラックの運転席に響くマタイ受難曲・・。こんなトラック野郎もいたのだ。おじいさんの一番の不満は音楽を語り合える友だちがいないことだった。それは定年退職後も変わらなかった。しかし、昨年、この店ができて話し相手ができた。駄目男もその一人だけど、知識量ではとてもかなわない。


店は、来月から二足の草鞋=兼業をやめて酒場経営に専念するそうだ。この環境にふさわしい?いろんなタイプの客が来て、オーナーがそれをどうコントロールするかで店のキャラクターが定まる。数年後には界隈の名物酒場になるかもしれない。コンダクター(指揮者)佐竹さんの棒さばきに期待しませう。

バッハ 無伴奏ヴァイオリン パルティータ第3番<プレリュード>
https://www.youtube.com/watch?v=W2oLUM6UdTo


右が佐竹さん、後ろ姿がクラシックマニアのおじいさんと息子さん
ココ



福岡産の焼酎「千年の眠り」 「百年の孤独」のパクリみたいなネーミングだけど、値段はうんと安い。
ココルーム 



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●バルヴェニー15年

 過去十数年のあいだに、美味しいシングルモルトの銘柄はかなりの数を試してきたと思ってるけど、それは思い上がりで、未だにビギナーというのが本当。マッカランやボウモアを入り口に、勧められるままにあれこれ賞味し、いつぞや、竹鶴17年に出会って「な~んも言うことナシ、100点」と満足したのもつかの間、NHK朝ドラ「マッサン」のせいで、たちまち品薄になり、えらく高値の酒になってしまいました。


万年〇ビの愛好者にとっては全くはた迷惑な番組でした。以後、またさすらいを続け、おかげでいろんなブランドに出会いましたが、シングルモルトの範疇から出ることはなく、ブレンドものは知らん顔です。 ゆうべ飲んだ「バルヴェニー」はグレンフィディックの子会社?みたいですが、中小というより零細企業のレベルらしい。シェリー樽での熟成がウリとあって香りの濃さ満点です。「んんんまい~~」シアワセなひとときでありました。バルヴェニーとはお城の名前だそうで、築数百年の石づくりの建物を貯蔵所?として使ってるらしい。(2月22日)


baruvenyu-   


baruvenyu-




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●今井町のカフェ「さとう」

 元日以来どこへも行かず、ひどい運動不足なので、年末に続けた「太子快道」歩きを再開しました。この日は八木西口駅から今井町の古い町並みを散策。12年ぶりに訪ねると、町並みの修景がまた進んでいました。東側、飛鳥川に面したところは小さな公園になり、民家のリフォームが7割方進んで見栄えが良くなりました。
 昼メシは「古伊」を予定していましたが、まだ休業中。その近くの「さとう」にしました。オンボロの家を大改装した和風の店で、まあ、ものすごい費用がかかったと思われます。住人がオーナーだから家賃の心配はいらないけど、借金の返済がえらいこってすなあ・・。新年早々、また貧乏性が湧いて余計な心配をする駄目男であります。食後、飛鳥川沿いに歩き、途中で端折って畝傍御陵駅から帰宅しました。昼間は13度くらいあり、ウオーキングに最適の穏やかな一日でした。


カフェ「さとう」の玄関
今井



テーブル席と奥の座敷があるが、座敷にします。ピラフとコーヒーのセットで980円。観光地では安いほうかも。
今井

今井




修景が進んだ飛鳥川沿いの民家
今井町 




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●「梅蘭焼きそば」 ~阪急三番街~

 今年最後の忘年会で案内していただいたのは、阪急三番街B2の「梅蘭」という中華料理店。ここの名物が写真のような変わった焼きそばです。そばの中に餡かけの具材が詰め込んであり、そばの表面はわざと焦がしてある。これをピザのように切り分けて食べます。オーナーが苦労して開発したオリジナルメニューだそうです。一人前300円くらい。


ume 


梅 


阪急百貨店9Fの祝祭広場のクリスマス・ディスプレイ
梅 






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●梅田「グランド白楽天」のランチ

 阪急グランドビルの飲食店街がリニューアルされて3~4年たちますが、茶店の「キーフェル」以外の店ははじめて。半分以上の店が改装、またはテナントが入れ替わっています。いずれの店も窓外の展望の良さがウリで、これがなければ全店が生き残れなかったかもしれない。
 白楽天のランチ、場所柄、さすがに千円未満で食するのはムリですが、単品ものは味もボリュウムも不足なしの納得メニューでした。ただし、グラスビールが900円というのはいささか抵抗があります。


店からの眺望は東側のみ
ランチ



午後3時すぎににランチ・・さすがにガラ空き
ランチ



汁かけそば・小鉢サラダつき1400円
ランチ



日没後のトワイライトがきれい(店外・西側の窓から撮影)
ランチ 


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●西成に美味しいカレー屋さんあり

 阪堺線「今池」駅すぐ近くに「薬味堂」というカレー屋があると知ったが、二回行って二回とも休業日という運の悪さで、三回目にようやく食することができました。西成のディープシーンの中でも最深部といえるロケーションにありながら、美味しい、安い、でおすすめしたい店です。といっても、狭さの極限といえる、厨房入れても10㎡もないくらいの店だから、客は5人で満タンであります。


メニューは「どてカリー」「ベジカリー」「あいがけカリー」の三種。今回は「どて」を注文しました。どて、ってなんのこっちゃねん? 答えは「どてやき」のどてでおます。・・ということは、赤味噌が入ってる。カレーの味付けに味噌?。プハ、ようこんなこと考えるなあ。
 しかし、食すれば美味しい。辛さは中辛で頼みましたが、なんというか、ほどよくエッジの効いた辛さで自分の好みにぴったりでした。値段は税込み600円。旨い、安い、これは良い出会いになりました。


ちなみに「あいがけカリー」というのは、皿のまん中にライスを高く盛り、左右に「どて」と「ベジ」のルーを入れたもの、一皿で二種の味を楽しめるというわけです。なるほど。値段は700円。これもおもろいアイデアですなあ。カレー専門店なのに、棚には焼酎の瓶が並んでるので、焼酎&カレーを注文する人もいるのか。ようわからん。


カレーに関しては、もうレシピが出尽くしたのでは、と思うのですが、まだまだ研究をする人がいる。昨日より少しでもええ味を・・なんか、7chの「和風総本家」の職人さんを思い浮かべました。


案内はこちら・・・
http://www.yakumido.com/

休業のお知らせとかはこちらで・・・
https://www.facebook.com/yakumido.curry/



今池駅西側の四つ辻角にあります。
カレー


カレー 



どてカリー
カレー 


あいがけカリー(同店HPより)
西成カレー 






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●スモーブローキッチンのモーニング

 今年の春頃、中之島の府立図書館が一部リニューアルされて、二階にカフェができました。なにしろ重要文化財の建物なので、設計は制約だらけだったと思いますが、ま、スターバックスなんかが入らなくて良かった。スモーブローって、なんのこっちゃねんでありますが、北欧風のオープンサンド?の名称らしい。10時半くらいに入ってモーニングを注文したら、スープ、サラダ、サンド、珈琲のセットで、オジンにはランチ代わりになりました。となりの中央公会堂と東洋陶磁美術館にもカフェ、レストランがあるので、同列の競合を避けるためにこんなメニューにしたのでせうか。ランチなら向かいの市役所の地下食堂が一番安い。


玄関階段上がって右へ、樹木の向こうがカフェ。
スモー 


おなじみの玄関ホール
スモー 


特にお洒落なインテリアでもないけど・・・。カウンター後の黒い箱は恐ろしく年代物の水冷式クーラーだが、現役だという。現状変更は認められないので、非効率でも使わざるをえない。
スモー


スープ、サラダ
スモーブローキッチン


紙のように薄いローストビーフに、なんとかのナントカのタルタルソース(これが美味)パンは隠れて見えない。
スモー


ヘンなデザインのグラスに入ったカフェオレ
スモー




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●食べる日本酒?・・大倉本家の「濁酒」

 連日35度超の猛暑が続きます。ビールメーカーはホクホクでありますが、たまにはキリッと冷たい日本酒も美味しいですよ。 西成の「ココルーム」で賞味したのは、奈良県香芝市の大倉本家がつくる濁り酒。昔は県内の各神社に奉納するためにつくった酒だったという。
写真のようにもろみで真っ白で酒には見えない。これをキンキンに冷やして呑めば、日本酒にサイダーを加えたような口当たりの酒になります。


こういう酒もあったのか。濁り酒といえば、京都の「月の桂」が有名ですが、これより上品でフルーティな感じがします。呑むというより、食べる酒、みたいな気がしますけど。お酒の精製過程のなかでつくられる半製品みたいなものだから、よほど気をつけないと品質が変わってしまう。蔵人さんたちの精進の賜みたいな希少な酒です。(完売・在庫なし)

大倉本家のHP
http://www.kinko-ookura.com/index.html

ココルーム 


開店4ヶ月目のココルームは、早くも、店の中も外もカオス状態。
ココ 






たまには外メシ



梅雨のさなかでも・・・・・・・・・

●レディーたち de で埋められる・・GALWAY

  毎年、梅雨どきはえも言えぬ倦怠感に悩まされるのが常で、気分転換に、久しぶりにGALWAYへ行く。月はじめの水曜日というハンパな日なのに、9時ごろには満席の盛況。ジロリ、カウンターを見渡すと、むむむ、9人中、6人は女性ではありませんか。ワインバーならともかく、オーセンティックなバーでこの風景は尋常ではありませぬ。彼女たち、男性に同伴したのは一人で、他は一人客。


隣席の40代と思しき姐さんの言うことが凄い。「昔からウイスキーが好きだった。理想は、アードベックをデイリーで飲ることだった」「・・・」言うべき言葉が浮かばない。ま、なんでおます、そんな嗜好に合わせてくれる男性はいない、ということは分かりますけど。
 当店が女性に好まれるのは、マスター、藤田さんの人柄によるところが大きい。一言でいえば「安心感」ですね。ビギナー、飲んべえ、分け隔てなく、親身に応じてくれるソフトな対応がモテる。それが口コミで伝わる。「あそこは女一人でも気兼ねなく行けるわよ」。それと、ネオン街ではなく、四天王寺そばの住宅街にあるというロケーションも幸いしている。親しみやすさと安心感、これで繁盛しています。


はじめて飲んだ「マクリモア」 ブランド=地名で、有名な遺跡、ストーンサークルがある地域らしい。こんな土地でつくられてる酒なんだ。


ゴルウエイ 


ゴル 

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●ブラームス de で盛り上がる・・COCOROOM

 いずれ捨てることになる所蔵本をセレクトして、店へ持ち込んでいます。今日が三回目、最終、20冊くらい寄贈するつもりです。当店のウリは音楽バーだけど、クラシック音楽ファンだけで集客するのは難しい。なので、カウンターに古本を並べておけば、読書ファンも来るかもしれない。本は無料で貸し出す。すると、原則、返しに来なければならない。つまり、リピーターになる、という甘い考えによる「古本持ち寄り酒場」であります。今日は、梅原猛「怨霊と縄文」を借りました。


 店には先客が4人、後で二人加わって、計7人に。二人はオヤジさんと息子で、オヤジさんは自分と同年代の戦前生まれ。どこかで情報を仕入れて、息子が音楽好きのオヤジを連れて、守口市からやってきた。オヤジさん、開口一番、愚痴をひとくさり。引退までン十年、トラック運転手一筋だった。仲間にクラシック音楽好きなんか一人もいなかった。その上、女房(故人)も全然、無関心。のみならず、俺を変人扱いにした・・なんたら、かんたら、楽しくないけど、聞いてあげましたよ。


閑話休題。4人組の一人がブラームスの交響曲第4番をリクエストしたことで、ブラームス談義になり、それじゃ、いろんなタイプの4番の第一楽章の聞きくらべをしようということになる。店主、佐竹さんにとって「待ってました!」の場面であります。彼は、こんな客と、こんな雰囲気で「酒と音楽」を共有したいのであります。
 何人かの棒で聴いて、皆さんの評価は「カルロス・クライバーがウイーンフィルを振った」のが一番ええ、でありました。駄目男も異議なし。しかし、西成の場末感満点のボロ酒場でブラームス論議をするなんて・・ミョーな気分ですなあ。


バーボン「ブッカーズ」 サントリーが買収した「ジム・ビーム社」の高級バーボン。62度。ハイボールにしたら、スカみたいな味でアウト。

ゴル





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●んん~~まい~~~、ベン・ネヴィス2001

 「天災と駄目男は 忘れた頃にやってくる」と言われそうなくらい、酒場にご無沙汰しておりますが、久しぶりに「GALWAY」に顔を出して飲んだのが、これも久しぶりのブランド、ベン・ネヴィス。シングルモルトウイスキーと付き合う原点になったブランドであります。


しかし、これが特別旨かったという記憶はなくて、これより美味しいブランドはいくらでもあります。今回、飲んだのは豊中のサトウという卸業者が現地で樽買いして寝かせたもので、当然、少ない量の限定版です。度数は50度と高め。ロックにして飲むと、Hakkeyさんの、んん~~まい~~がピッタリの美味しさ。文学的表現ができない者にはとても有り難い、単純明快な誉め言葉であります。ベン・ネヴィスにはなんとなく「B級」のイメージをもっていたのに覆りました。


最後にマスターがすすめる「ベン・リアック」を飲む。度数53度とさらにハード。ネヴィスとぜんぜん違う味わいだけど美味しい。これもロックで飲んでると、隣で独り呑みしてたオバサンが「あたし、それストレートで頂くわ」やて。クククと呑んで、そそくさとお帰りになったのでありました。


ベン 


イングランドの最高峰、ベン・ネヴィス山 この山の麓でつくられている。
ベンネヴィス 


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●震災復興応援?・・「牛タン弁当」1380円ナリ

 弁当を買って家で食べるのも「外メシ」であります。近鉄百貨店本店の催し場で行われている東北六県の催事に立ち寄って買ったのは、仙台の「利休」というところが作ってる牛タン弁当。本当は隣の店の「ステーキ弁当」が食べたかったけど、値段が2500円もするので、マルビにはきつい。


さて、牛タン弁当、写真のようなボリュウムで、これなら高くはないか、という感じ。焼き肉店で食べるより、やや柔らかい食感なのは、焼き方の違いだと思います。ほかに、山形県の白ワイン「高畠」を購入。


牛タン弁当

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●手巻き寿司でホームパーティ

 Iさん宅で3年ぶりくらいに手巻き寿司のランチ会。海苔とご飯の包容力のおかげで、ネタはなんでもOKみたいなのが手巻き寿司の良さであります。差し入れして頂いた酒は、いつぞや紹介した「風の森」の姉妹品「鷹長」(奈良・油長酒造)。風の森とどう違うねん、と訊かれても答えにくいのですが、ワインテイストのまことに美味な酒で、ふだん日本酒を敬遠する人もつい手が出るのでありました。


海外で人気の日本食、そのうち、この「手巻き寿司」というアイテムも伝わるかもしれない。ご飯とサラダ菜とマヨネーズ、というレシピなんか全然抵抗ないだろうし、寿司の概念にない牛肉もネタになる。むしろ、海苔と寿司めしが美味しさを左右するかもしれません。いや、あちらの人は、そんなデリカシーは気にしないか。


すし 


うなぎの蒲焼きと卵焼き
すし 


甘エビとカイワレダイコン。 まぐろもあり。
すし 


納豆
すし 



牛肉
すし 




すし 



さいごにぜんざいを頂きました。満腹。
すし 



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●450円のオムライス

 府立図書館の帰りに大阪市役所地下の食堂に寄ってオムライスを食べる。本当は隣の公会堂地下のレストランで食べたかったが、中之島倶楽部という老舗は撤退して別の店に変わっている。ランチメニューにオムライスはあるけど、1250円もする・・ので市役所へ。

 地下には二軒の大衆食堂があり、一応、和食、洋食主体のメニューで棲み分けているらしい。洋食は「ナポリ亭」という店になる。200人以上?のキャパがあり、なんだか大会議室のような殺風景さであります。 オムライスが450円というのは安いけど、味も値段相応なのは仕方ないか。食堂は本来職員のための施設なんでせうが、誰でも利用できます。むろん、セルフサービスです。営業は午後3時まで。 


オムライス



オムライス 


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●新世界「横綱」の宴会料理

 いま、新世界の串カツ店で熾烈な争いをしているのが「横綱」と「だるま」の二店。老舗の「八重勝」と「てんぐ」は拡張レースから降りている。商売上手という点では「だるま」の一人勝ちの感があり、「横綱」は必死に追いかけるも、三馬身くらい離されている。


ハコの大きさでは「横綱」がダントツなのに、ハコに見合う客が入らない。ふぐの「づぼらや」がバブル景気のときに建てたでかいビルを横綱がレンタル(又は買収)して写真のように串カツ店に改装したけど、持てあましてるのが正直なところ。
 新世界で個室のある店は少ないので、ここを選びましたが、刺身、鍋物、串カツ、デザート、など、ボリュウムありすぎで4300円。(飲み放題つき)なんとか食べ残しはするまいと、必死に胃袋へ放り込みました。

「横綱」のごあんない
http://www.4527.jp/shop/honkan/#../../common/images/shop/honkan/slide_kusikatu.jpg



横綱 

横綱



横綱 



横綱 


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●「カンパネラ」で晩メシ

 小さなショットバーで手間のかかる料理を望むのはムリですが、カンパネラはそれが叶います。予算を言っておけばテキトーにつくってくれます。バーテンダー兼料理人。タタミ一枚ぶんくらいしかない、超狭い調理場でどうしてこしらえるのか、不思議なくらいです。

今回は下の4品。

①お刺身のサラダ
カンパネラ

②根菜の酒粕煮
カンパ 

③ニラとじゃがいものチジミ(ひどいピンボケ、手ぶれ)
カンパ 

④ほたてと鮭のレモン蒸し
カンパ 

こんなに暗いので、シャッタースピードは2~3秒に。

mカンパ 


北新地「カンパネラ」の案内はこちら・・・
http://bar-navi.suntory.co.jp/shop/0663489520/

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●久しぶりの「梅の花」本町店

 Iさんのお世話で、昼間の忘年会の会場に利用。御堂筋に面したエプソンビルの21階の全フロアを使っています。運良く、一番眺望の優れた北側のスペースを借りることができました。御堂筋が眼下に見下ろせます。


昔の「梅の花」は、高野山の宿坊の料理みたいに、肉、魚、かいもくナシの素っ気ないものでしたが、恐らく、利用者からの批判、要望があり、また、男性客が寄りつかないことをハンセーしたのか、今回はマグロ一切れと黒毛和牛二切れが加わって、常識的なメニューに近づきました。もし、本来の定番メニューにこだわっていたら、確実に客離れが起き、繁盛はなかったと思われます。


毎回、思うことは、この店はお酒を飲めない人にとって、とても快適な店だということです。お酒を注文しなくても気がひけないで食事できます。飲めない人が飲めない人をもてなすには恰好の店と言えます。料理店でありながら、ノンアルコール客を独り占めできる業態にした。これに類似する店がないのが凄い強みです。・・というわけで、本日も客の95%くらいは女性客でした。(12月8日)


「梅の花」本町店の案内
 
http://r.gnavi.co.jp/k021612/ 


展望の良い席でランチ忘年会
梅の花



「風待ち草」3240円のメニュー
梅 


今回、一番美味しかったのは、このシューマイ。
梅 



梅 



梅 



梅 





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●ヘルシーランチの店「NATURA」 ~空堀商店街~

 久しぶりに空堀商店街へ。あいにくの雨天でしたが、通りがひっそり・・というほどではなく、昨今では、元気な商店街といえるでせう。

 Tさんのおすすめで、玄米ごはんが美味しいというこの店で「野菜畑定食」(880円)を注文。名の通り肉類ゼロのベジタリアン向きレシピです。玄米は滋賀県産ということで、味、食感とも普通のご飯と変わらず、美味しい。若い人はお代わりしたくなるかも。
 おかずが野菜サラダだけ、というのは自分の習慣にないので、なんか物足りなさを感じますが、たまには胃の負担が少ないこんなメニューもありか。当然というか、客は女性ばかりでした。


ぐるなびでご案内・・・
http://r.gnavi.co.jp/b6vagys70000/


玄米ご飯、野菜、味噌汁とデザートつきで880円ナリ
野菜ランチ





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●奈良「杉幸園(さんこうえん)」のカレーランチ

 奈良市高畑の「旧志賀直哉邸」の筋向かいにある、民家を改装した店。メニューはカレーランチのみ。(真向かいの家では、予約で和風の食事を供してる)奈良駅から奈良町を通ってここで昼食にし、午後は裏手の原生林を抜けて(通称ささやきの小径)春日大社から奈良公園を抜けて奈良駅へ、というコースは、ウオーキングも食事も楽しめるお勧めコースです。バスもあるので、歩きの省略も可。


客の9割は女性なので、カレーランチといっても写真のような「おばさんウケ」狙いのレシピにならざるを得ないらしい。デザートには「ぜんざい」というチョイスがあって、正直、タマランのであります。カレーのあとにぜんざい・・脳内錯乱しそう。
 しかし、カレー自体はミーハーな外見にしては美味しい。お値段は、サラダ、カレー、デザート、ドリンク、合計で1500円。観光地にしてはリーズナブルな価格です。午後1時を過ぎると、お向かいで食事したオバサン連中がドドドと繰り込み、静かな店が喧噪の場になります。


静かな住宅街の奥にあります。
カレー



玄関
カレー



カレー
カレーランチ



デザート
かれー



帰りに奈良公園を散歩。一部に紅葉も見られます。
カレー






たまには外メシ



●マルモキッチンのハヤシライス

 ン十年ぶり?に京都駅地下街のポルタで昼メシ。カレーを除くご飯ものがウリの店らしい。食べたのは「野菜たっぷりハヤシライス」で、どう見ても洋食でありますが、特大の丼鉢で供されます。ちょっと風景を変えるだけで新メニューみたいに謳えるわけです。


カレーライスとハヤシライス。万年主従関係が決まっていて、ハヤシライスは常にサイドメニューに甘んじています。なぜか、と考えるに、やはりレシピのヴァリエーションが少ないからでせう。ルーの味の個性やグレードの幅広さではカレーのほうが断然勝っています。ゆえに、ハヤシライス専門店はない。(探したらあるかも知れない)


当店ではハヤシライスはあるけどカレーライスはない。キッパリ、カレーを外していることで「ごはんを美味しく頂く店」のコンセプトを守ってるのかもしれない。スープ、サラダ付きで約1000円ナリ。


トレーからはみ出す大きな丼鉢。洗い場さん、重労働ご苦労さまです。
hayasiraisu