閑人帳


●パチンコ業界 前途に暗雲・・・

売上げジリ貧、規制強化で苦境に
 レジャービジネスで売上げ額が断トツのトップを維持しているパチンコ業界がジリ貧に陥っている。依存症が社会問題になり、パチンコファン=アホ、無能、の認識が固定してしまった。喫煙者が白い目で見られるのと同じである。梅田や難波の大型店でもガラ空きの店を見かける。人の心理は妙なもので、満員なら無理にでも席を探して割り込みたいと思うし、空いていたら「負けそう」とネガティブな判断をしてしまう。これではいかんと店は大音響で店内の活気を演出するが、だんだん「無駄な抵抗」になりつつある。


さらに、来年から出玉規制が厳しくなる。おまけにパチンコ台を「封鎖型」に変えよ、という案もあるそうだ。封鎖とは店側が台の調整を出来ない状態、すなわち釘の調整ができないタイプに変えさせられることで、以前には考えられなかったきつい規制であります。10年くらい前までは、政治家と警察とパチンコ業界は岩盤の如くしっかり癒着していたのに、ひび割れができはじめた。業界は警察官僚の天下り先というのは常識だった。それは、内実では今でも大して変わらないかもしれないが、常識は崩れつつある。暴力団の排除が進んで警察が関わる場面がほぼなくなったことが影響している。


東証一部上場の夢、叶わず
 業界のトップ、マルハンの会長、韓昌祐氏の悲願だった「東証一部上場」はついに叶えられなかった。財界の「しょせん、ギャンブルやろ」という認識を変えることができなかった。そして、最高は2兆円を超えた売上げも下降線をたどり、昨年は1兆6000億円台まで落ちた。貧乏人から巻き上げる金には限度があることにようやく気がついたのか。


2016年のフォーブス日本長者番付によると、韓昌祐氏の保有資産額は4,520億円(日本第9位)ちなみに、第1位はユニクロの会長、柳井正氏。この資産形成に協力したのは、安月給取り、職人、主婦、アルバイター、そして生活保護受給者。みんなせっせと貢いだのであります。しかし、韓昌祐氏が彼らの暮らしに思いを馳せることはない。ま、上場出来なかったことくらい、ガマンしてくんなまし。


あの高橋尚子さんがパチンコ中毒に
 パチンコファンは貧乏人ばかり、かと思いきゃ、例外もある。シドニー五輪のマラソン優勝者、高橋尚子さんがなぜかパチンコにはまってしまって依存症状態らしい。昼前から10時間以上、閉店時間になっても台にしがみついてるというから、趣味やヒマつぶしの域を超えている。いまだに結婚しないのはコレが障害か、と下のネタ元情報が書いている。バレないように、店へいくときはカツラで変装していくというから、昨日今日の道楽ではないでせう。しかし、べつに悪いことをしているわけではないから誰も止められない。45歳の分別はどこへ行ってしまったのか。高橋さんは数少ない「国民栄誉賞」受賞者であります。そんな、尊敬とあこがれの眼で見られる立派な人がパチンコ中毒・・・。韓昌祐氏に言わせれば、ほら、「国民的レジャー」ですがな、であります。 

http://news.livedoor.com/article/detail/13618911/
http://dailynewsonline.jp/article/1173411/

パチンコ売上げ







スポンサーサイト

閑人帳



●「バベルの塔」展 鑑賞 ~国立国際美術館~

 ここまで描くか、とバベルの塔の描写の細密ぶりに感心して、館を出たあとで「レオナルド・ダ・ヴィンチならバベルの塔をどう描くか」という妄想が生じました。年齢ではダ・ヴィンチが半世紀くらい先輩ですが、彼は理系の学問をおさめているので、さらに現実的=技術的に凝った絵にしたかもしれない。もっとも、バベルの塔の設計思想が「天に届くタワー」であれば、そんなアホな、と取り合わなかったかも。


今年の2月ごろ、同じ館で「クラーナハ展」を見て、宗教問題でいろいろモメてるさなかに、何気にイチビリやイヤミをまぶした絵を描いてた職業画家がいたことを知りました。しかし、ブリューゲルに比べたら、クラーナハなんてガキの使いレベルであります。口には出さねど「キリストの教え? それがどないしてん」なへそまがりであった。(駄目男の想像です)

神さまのことはあっちに置いといて、ブリューゲルは幻の大建築を徹底したリアリズムで設計、施工した。工事現場のようすをこれほど細かく、かつ、技術的裏付けをもって描いた絵画は他にないのではないか。重い石材を揚げるためのクレーンや四寸丸太を使った足場など、理にかなった描写をしている。寝泊まり出来そうな小屋もある。しかし、だんだん高くなっていって・・最初に困るのは水の確保かもしれませんね。


ところで、塔の内部はどないなってるのか。よせばいいのに気になってしようがなく、想像で内部の設計をバラしてしまった人がいる。漫画家の大友克洋氏であります。ゼニにもならんのに苦労して設計をした。その作品がロビーに展示してあるので、ぜひご覧あれ。
(同展は10月15日まで)


大友克洋氏が勝手に想像したバベルの塔の正面内部
バベル  




バベル 






閑人帳


●Nスペ「本土空襲・全記録」を見て

 8月12日のこの番組、80歳以上で、戦時中の空襲の記憶がある方が見ておられたら「そうだったのか」と70年ぶりに合点したかもしれない。合点といってもいささか腹の立つ合点でありますが。
 戦争末期、米軍は全国66都市でのべ2000回の空襲を行い、民間人に多数の死者を出した。そのことはすでに知られているが、爆撃による殺戮だけでなく、戦闘機による銃撃(機銃掃射)でも多くの民間人が殺された。米軍にとっては戦果とは言いがたい殺人なのに、なぜ執拗に無抵抗な民間人を殺したのか。


米国の資料の一つにその意図が記されている。targets of opportunity 字幕には「臨機目標」と訳された言葉が出たが、普通にいえば「都合のよいように標的を決める」なにを標的にするかはパイロットの自由裁量とするという意味だ。まったくええ加減なことでありますが、こういう指示があり、それを実行したという。ひどい話だ。


1945年も7月になると、日本の防空戦力はガタガタになり、無抵抗状態に陥った。それまではB29などの爆撃機は戦闘機群の護衛によって安全に爆撃をしていたが、日本の迎撃がなくなると戦闘機は護衛という仕事が不要になってしまった。敵を全部やっつけたので、親分は子分のガードがなくても自由にかっ歩できる、という状態だ。これじゃ子分である戦闘機は失業状態だ。 


そこで取った苦肉の策が前記の「臨機目標」である。もうB29の護衛はしなくてよい。君たちは自分で目標を探して仕事をして来なさい。要するに、フリーハンドになった。帰投時間さえ守れば、どこで何を攻撃するかはあんたの自由、であります。しかし、その一方で軍は意地悪もした。機銃の引き金と連動するカメラ「ガンカメラ」を装備したのだ。つまり、誰某はいつ、どんな仕事をしたか記録に残ってしまう。嗚呼、なんとイヤミな仕打ちでありませう。パイロットの技量とやる気が試された。


番組の映像では様々の機銃掃射場面が映された。都市部だけでなく、のどかな田園や海浜で歩行者を狙う場面が出てくる。ローカル線の汽車も襲う。田舎では戦闘機一機の襲撃では空襲警報なんか鳴らないから、住民はびっくり仰天である。都会ではもちろん効率よく殺せた。振り向けば背中の赤ちゃんの首がなかった、というレポートは機銃掃射による殺戮であった。


旭区の「千人塚」のある河川敷では爆撃から避難した市民千数百人が戦闘機の機銃掃射で亡くなった。橋の下に逃げ込んでも、川沿いに超低空で射撃すれば橋はガードにならなかった。爆弾は空から落ちてくるが、機銃の弾丸はほぼ水平で飛んでくるからだ。このように、爆撃機の護衛という本来の任務をはなれて戦闘行動できる余裕があったことになる。


あまりに犠牲者が多すぎて氏名確認もできず、その場に穴を掘って埋め、爆撃で壊れた家財を燃やして荼毘に付した。焼くのに三日かかった。いま、城北公園北側の河川敷には千人以上の人骨が埋まっていることを知る市民がどれほどいるだろうか。(千人塚は堤防の上に移されている)
 空襲による死者のほとんどは爆弾と焼夷弾によるものだが、数千人は機銃掃射で亡くなった可能性がある。爆弾と違い、のどかな農村、漁村でも犠牲者がでている。遺族はその運の悪さをどれほど嘆いたことだろう。


NHKスペシャル 「本土空襲・全記録」から
Nスペ空襲



Nスペ



nスペ 


<臨機目標>海岸で銃撃されて逃げ惑う人。(ガンカメラの撮影)
機銃掃射 



機銃掃射が笑い話のネタになった
 敗戦間際の米軍の機銃掃射にはそんなウラがあったのか。番組の情報が正しければ、一応は納得できます。パイロットの多くがチームワークをせず、単独行動だったこともそれを裏付けることになる。上官の指示をいちいち聞かなくていいだけでもどんなに楽ちんか。


敗戦まで一ヶ月を切った7月下旬、6月の空襲で家を無くした駄目男家族は東住吉区田辺の親類の家に身を寄せていた。ある日の昼頃、母親に連れられて近くの理髪店に行く。店は今の南港通りに面していた。(当時は十三間通りといった)バリカンを入れてしばらくすると爆音が聞こえた。戦闘機が近くを飛んでいる。やがてそのエンジン音が低音から高音に変わる。急降下するときの音だ。店のおばちゃんはバリカンの手を止め、椅子から降ろして店奥へ移った。


直線道路の東から西へ、路上に人影や車があれば銃撃しようとしたのか、急降下して地表すれすれを通過する。一瞬、機体の影が路面を走った。しかし、何事もなく、すぐ静寂が戻る。そのすぐあと、駄目男は店の外へ出た。そのときの光景が頭にこびりついている。真っ青な空、真上からカッと照りつける太陽。銀色に輝く路面。そして全くの無音、人影のない街・・。阿鼻叫喚の大混乱が記憶に残るのではなく、何も起きない、静止画のような街の風景が6歳のアタマに刷り込まれた。


そのまま、店の内外をウロウロしたらしい。頭は虎刈りのままである。その、散髪中を忘れて虎刈りのままうろつく様がよほど可笑しかったらしい。母とおばちゃんがゲラゲラ笑い転げていた。帰宅してそれを祖母に話して、またゲラゲラ笑う。この、本人には全然面白くないことが3~4年は笑い話のネタに使われた。駄目男が思い出せる機銃掃射に関わるシーンはこの「よしもと新喜劇」みたいな一件だけであります。


当時の理髪店が残っていた!
 もう72年も昔のことだ。理髪店は無くなってると思い込んでいた。しかし、気になるので現地へ行って確かめることにした。場所は東住吉区役所の南100m、南港通り交差点の北東側。無いと思っていた店があった。「理容 永橋」しかし、火曜日なのに営業していない。廃業・・?いや、店があっただけで嬉しい。自分の6歳時の記憶が間違ってなかったのだから。(あとで電話帳調べたら名簿に無く、廃業したらしい)


というわけで、大阪の空襲の話は以前にも書いたけど、昭和20年、敗戦間際のばらばらの記憶をせめて時系列だけでも整理して、再度、ボケかけた頭にインプットしておきたい。べつに難儀なことではなく、資料と記憶を照合するだけで済む。空襲とか、戦時中の記憶がある人は、常識では昭和15年生まれ、終戦時で5歳が限界でせう。


無いと思っていた理髪店が残っていた(但し廃業)
理髪店


現在の南港通り。戦闘機が向こう(東)から急降下してきた。
理髪店





閑人帳


●そうだったのか、民進党ヨタヨタ船出の真相

 幹部人事で発足間際に幹事長候補の山尾しおり氏を降ろしたのは前原代表の人を見る目の無さの表われ・・と世間の誰もが思った。ほんと、ふらふらして頼りない。ところが、真相は別だった。山尾氏のスキャンダルが発覚したから幹事長を降ろしたというのが本当の理由だった。


またもや週刊誌の餌食になってしまった。保育園落ちた、日本死ね、のブログの言葉を引用して安倍首相をぎゅうぎゅう追い詰めた山尾センセ。それが不倫ばれて一転地獄行きに。相手の男も分かっていて弁護士だそう。蓮舫元代表は、国会で何をやっても見事ブーメランになって自分にはねかえってきたが、山尾センセも似たようなものだ。今の心境は「不倫バレた。民進党死ね」でありませう。今回は、不運な前原サンにちょびっと同情します。7日発売の週刊誌に載るらしい





閑人帳


●ひどいウソ記事がまかり通る

 北朝鮮発のミサイルを迎撃するために現在保有する手段はSM3とPAC3の二つ、これだけじゃ不十分だから、発射直後のミサイルを撃ち落とすために巡航ミサイル(トマホーク)を加えることを政府は考えている。こういう趣旨の文とその説明イラストが掲載された記事をみて驚いた。8月30日 毎日新聞の署名記事である。何が驚きかといえば、記者さんは巡航ミサイルの何たるかを知らないからである。芸能部の記者ならいざ知らず、政治部記者が知らないなんて・・。


巡航ミサイルはロケットではない。ジェットエンジンで推進し、GPSに誘導されて目標に向かう。よって、時速は飛行機並み、音速以下の900kmくらいで飛行する。このこと、軍事知識に疎い駄目男でも知ってましたよ。こんな鈍足ミサイルでどうして発射直後の相手ミサイルを迎撃できるのか。オイオイ、しっかりしてくれ。


相手がミサイルを発射する前に先制攻撃として巡航ミサイルで基地を破壊する。これならその通りで正しい。だが、発射されたミサイルは迎撃できない。この違いが分かってないのですね。イラストを描いた人もおかしいと思わなかった。それは仕方ないとして、記事をチェックしたデスクは気づかなかったのか。知らんかったでは通りませんよ。


読者からも「ご注進、まちごーてるで!」と指摘があったと思うけど・・。あまりに恥ずかしいミスなので黙殺しているのかもしれない。いや、ネットに掲載されてから三日たつのに削除しないのはもう開き直りか。以下、記事全文とイラストの写真を参考までに。


巡航ミサイルで発射直後のミサイルを撃ち落とすと説明する間違ったイラスト。
トマホーク


以下引用(青色文字)・・・・

「敵基地攻撃能力」保有すべきか 「やられる前に」乱暴すぎない? 「百発百中」なんて無理    毎日新聞2017年8月30日 東京夕刊
https://mainichi.jp/articles/20170830/dde/012/010/011000c


 度重なる北朝鮮の弾道ミサイル発射に「何とかしなくては」と思うのは当然だが、一足飛びに「やられる前に--」という議論は乱暴過ぎないか。他国のミサイル発射基地などを攻撃する「敵基地攻撃能力」を日本は保有すべきなのか。【小林祥晃】
 
 
 「発射前にミサイルを無力化することが最も確実なミサイル防衛だ」。自民党の安全保障調査会などが今年3月、敵基地攻撃能力の保有を政府に求める提言書をまとめた。検討チーム座長として議論をリードした小野寺五典氏が8月の内閣改造で防衛相となり、今後の動向が注目される。

 敵基地攻撃とは何か。簡単に言うと、相手が攻撃の構えを見せた時、先に相手をたたくという考え方だ。初めて国会で議論されたのは、朝鮮戦争勃発から6年後の1956年。当時の鳩山一郎首相が「座して自滅を待つべしというのが憲法の趣旨とは考えられない」とした上で、「他に手段がない」場合に限り、敵基地攻撃は「自衛の範囲内」との政府統一見解を示した。この見解は別表のように政府答弁で言及されてきた。
 イラストのように、日本のミサイル防衛は敵国の弾道ミサイルをイージス艦搭載の「SM3」、地上に配備した「PAC3」の2段構えで迎撃する仕組みだ。これに加え、発射直後の上昇中のミサイルを撃ち落とせるよう「3段構え」にするのが今回の議論の狙いだ。「敵基地攻撃」とはいうものの、打ち上げ前に発射台ごとたたけば国際法が禁じる先制攻撃になる。表の石破茂氏の答弁のように「発射の兆候」をつかめば「自衛のため」と言えるが、近年は数時間かけて液体燃料を注入するミサイルは減り、時間をかけずに発射できる固体燃料ミサイルが増えた。そこで明確に「反撃」と言えるよう上昇中でもたたくことを目指すのが、積極派の主張だ。

 しかし、ジャーナリストの前田哲男さんは「『敵基地攻撃能力を持てば守れる』と考えるのは間違い」と話す。敵基地攻撃能力としてイージス艦に巡航ミサイル「トマホーク」などが導入されると推測した上で「ミサイルの撃墜は、ピストルの弾をピストルで撃ち落とすようなもの。百発百中は期待しがたい」と指摘する。

 「北朝鮮の軍事施設は衛星写真で丸見え」と考えがちだが、それも違うという。「弾道ミサイルの多くは移動式発射台から打ち上げられ、発射直前まで山間部や地下などに隠れることができる。潜水艦から打ち上げられたらお手上げです」。7月28日にはこれまで発射実績のない内陸部から深夜に打ち上げられ「日米の監視警戒システムが即座に対応できなかった」と分析する。地図に示した通り、発射地点は分散しており、事前に把握するのは容易ではない。

 防衛庁(現防衛省)官房長や内閣官房副長官補を歴任した柳沢協二さんも、敵基地攻撃能力の現実性に疑問を呈する。柳沢さんは日本が攻撃すれば、相手は残りのミサイルでさらに攻撃を仕掛けてくるとみる。「そうなれば戦争状態です。当然、何発かは国内に落ちる」

 その1発が核弾頭を搭載していたり、都市部に落ちたりすれば、多数の死傷者が出る。「つまり、敵基地攻撃能力の保有だけでは本当の安心にはなりません。抑止力を持つことで相手の恐怖心を高めたら、相手はそれを上回る力を持とうとするかもしれない。相手の受け止め方次第の、あやふやな『抑止力』に、国の命運を任せていいのか」

 憲法9条との関係はどうか。一橋大名誉教授の浦田一郎さん(憲法学)によると、56年に政府が統一見解を示した当時、自衛隊の海外派兵はできないというのが憲法解釈上の大前提だった。「例外」が他に自衛の手段がない場合の「敵基地攻撃」だ。当時の見解はそのまま妥当なのか。

 浦田さんが問題にするのは、集団的自衛権との関係だ。政府は2015年、安全保障法制を巡る国会論議で「自衛の範囲内」という見解は、集団的自衛権の行使にも当てはまるとした。つまり、米国などが攻撃されるケースでも、敵基地攻撃が可能になる。「これでは『必要最小限度の実力』という専守防衛の理念まで崩れていく恐れがあります」。また、積極派が引き合いに出す「座して自滅を待つのか」という論理について「北朝鮮問題の背景にある核軍縮や核不拡散の課題から、このフレーズが目をそらさせてしまう」と嘆く。

 では、現実的にどう対応すべきか。政治と自衛隊に詳しい山口大名誉教授の纐纈(こうけつ)厚さん(政治学)は「北朝鮮から見れば、圧倒的な軍事力で朝鮮半島の緊張を高めているのは米国です。在韓米軍や在日米軍の戦力を段階的に軽減すれば『脅威』は確実に弱まるのに、その議論が全くない」。

 纐纈さんは理想論を語っているのではない。「私の住む山口県の米軍岩国基地には海兵隊が展開しており、朝鮮半島有事では最初の出撃地となる。だから北朝鮮の最初の攻撃対象でもある。もし戦争となれば、現実的な恐怖です」

 敵基地攻撃能力の保有に向けて突き進めばどうなるのか。纐纈さんは「北朝鮮だけでなく、ロシアや中国、アジア諸国も警戒する。敵を増やし、緊張が高まって喜ぶのは米国の軍需産業です」。

 韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は今月15日、「朝鮮半島での軍事行動は(米国でなく)韓国だけが決めることができる。政府は全てをかけて戦争だけは避ける」と演説した。

 前田さんは「日米安保条約にも事前協議制度があり、米国が日本から軍事行動を行う際は、日本政府の承認を得る必要があります。日本も戦争に歯止めをかけられるのです。安倍晋三首相に望むのは脅威をあおることではなく、こうした仕組みを国民に伝え、冷静な世論を喚起することです」。柳沢さんも「『日本として北朝鮮への先制攻撃はさせない』といったメッセージを出すことはできる」と提案する。

 やられる前に--。政治家がそんな発想から抜け出さない限り、平和はつくり出せない。


敵基地攻撃能力を巡る主な政府答弁

※肩書はいずれも当時

1956年 「誘導弾等による攻撃が行われた場合、座して自滅を待つべしというのが憲法の趣旨とするところだというふうには、どうしても考えられない」(鳩山一郎首相答弁を防衛庁長官が代読)

59年 「他に全然方法がないと認められる限り(中略)基地をたたくということは、法理的には自衛の範囲に含まれており、また可能である」(伊能繁次郎防衛庁長官)

99年 「我が国に現実に被害が発生していない時点にあっても、我が国として自衛権を発動し敵基地を攻撃することは法理的には可能」(野呂田芳成防衛庁長官)

2003年 「(ミサイルに)燃料を注入し始めて準備行為を始めた(中略)ような場合は(攻撃の)着手にあたる。法理上そのようなこと(基地を攻撃できること)になる」(石破茂防衛庁長官)

12年 「自衛隊の装備の在り方としては、敵基地攻撃を目的とした装備体系の保有は考えていない」(野田佳彦首相)


この間違い記事を見つけたきっかけは和田正宗氏の投稿文
http://blogos.com/article/243288/
.

閑人帳


●千年前に驚きのハイテク・・投入堂

 5日のテレ東「美の巨人」は興味津々の内容でした。鳥取県三徳山の国宝「投入堂」の歴史、建築技術を紹介する内容です。私たちはあの超絶技巧の建築を見て「なんの因果でこんな険しいところにお堂をつくったのか」と怪しんでしまいます。実際、国宝に指定されてるのに、建築の目的も技術もよくわからない、困ったお宝です。


それはともかく、番組後半での解説が興味津々です。この投入堂のはるか東方、千葉県に同じ構造のお寺「笠森寺」がある。そして、投入堂の西、島根県には出雲大社がある。実は、この三カ所は位置的に一直線で結ばれているのです。その距離、約700キロ。(写真参照)
 千年も前に立てられた寺院、神社が一直線上にある。日本国の地形の輪郭さえ誰も知らなかった時代にこんなことがあり得るのか。


これだけでも凄いことなのに、さらにビックリするのは、その700キロの直線の精度の高さです。千葉の笠森寺の緯度は北緯35度23分58,6秒。投入堂の位置は北緯35度23分47秒、5秒。そして出雲大社は北緯23度23分55秒。(出雲大社はウイキによる) 笠森寺と出雲大社との緯度上でのズレは3,6秒。1秒を距離に直すと約30mなので、3,6秒は108m。たったの100mですよ!!東西700キロ離れたお寺と神社の位置の水平上でのズレが100m! ドヒャ~~~であります。どどど、どないして測りましてん。


標高900mの岩山の大岸壁をくりぬいて、その中にお堂を建てた。なんの因果でこんな険しいとこに・・という疑問の答えは「精密測量の結果、得られたピンポイント」だったのです。ここしかない、です。 企画、設計、施工に関わったのは修験道の開祖、役小角(えんのおづぬ)と言われてるけど、半分、まぼろしの人物ですから確かめようがない。そうだとしても、建築工事はたぶん普通の人間が行ったはずで、それなら、資材の加工、搬入、足場づくりなど、どうしてやったのか。専門家が研究しても分からないそうです。


あの、法隆寺を建てた世界最古の建築会社、天王寺区の「金剛組」にもオファーがあったのでせうか。「あの、ウチは大工しかいてへんから、岸壁くりぬきはでけまへん」とかいって逃げたのか。それはさておき、千年のあいだには何度か改修工事をやってるはずなので、請負の棟梁、職人の記録は残ってると思うのですが・・。


番組で説明役だった学者は、あれほど正確に位置を測量できたのは、春分の日の太陽の位置を精密に測る技術をもつ人間がいたから、と言ってましたが、本当なら神業です。紫式部や清少納言が活躍した時代に、ものすごい科学者がいた。もしや、陰陽師=科学者だったのか。

投入土居


垂直の岸壁をくりぬくだけでも大難儀なのに・・・
投入 


投入堂を軸に東西の直線を引く
投入 



西に出雲大社、東に笠森寺が一直線上に位置する。南北の誤差、100m。
豆乳 



千葉県の笠森寺 投入堂と同じ構造の建物になっている
投入 



投入 





閑人帳



●なんどす?・・ダイレクトブリアル

 「ブリアル」は葬式のこと。なので、これは「直葬」のことです。(英語にこんな言葉はないかも)チラシに「Dbプラン 8万円」をうたっているのは、直葬なら8万円から承りますと安さを宣伝している。もちろん、いろんなオプションを加えることができます。なんやかんやで、トータル50万円以上かかるケースが多いのではないでせうか。それでも、昭和時代は200万くらいかかるのが常識だったから、ずいぶん安くなったものです。


ところで、8万円で業者は儲かるのでせうか。貧乏性、駄目男は葬儀業者側にたって心配してしまいます。逝去~お迎え~御安置~打ち合わせ~納棺~火葬~お骨上げ。この流れのなかで、御安置から納棺のあいだに、いろんなオプション追加ができます。あれこれのオプションを提案されて「全部断る」場合のみ8万円だと理解できます。しかし、8万円のうち1万円は火葬料金(大阪市の場合)ですから、実質7万円の売上げです。ビジネスライクに見た場合、これはかなり厳しいと思います。


物的コストで高いのは棺桶代。最低でも1万円くらいかかりそう。すると、残り6万円で、人件費、車両費、事務所経費、通信費、などを賄わなければなりません。おまけに、葬儀屋さんは実質24時間営業です。宣伝文句は「8万円より承ります」でも、あれこれオプションをすすめて、なんとか金額のかさ上げを目論むのは当然です。


もっと安くあげる方法もある
 直葬8万円でも高くはないと思いますが、もっと安くしたい人も結構いるらしい。お葬式は遺族の義務ではありません。だったら葬儀業者抜き、即ち、自分で遺体を火葬場へ運び込む。これなら安上がりです。でも、乗用車には載らないからトラックをレンタルする必要があります。棺桶はどうするのか。通販で買えます。エコノミータイプ、Mサイズなら19,800円。(自分で組み立てます)


棺桶代+車レンタル代+火葬料=大阪市の場合、3万5000円くらいで出来そうです。しかし、こんなのお葬式とはいえないでせう。遺体処分作業一式という感じです。だから需要はないのか。本当にないのなら、ネットでわんさと棺桶の広告をするはずがない。・・でも、棺桶(らしきもの)の配達している場面なんて見たことがないし。


知り合いのAさんは、このダイレクトブリアルを利用されました。病院の霊安室から火葬場へ直行したそう。そんなに段取りよく運ぶことができるのか?と思いますが、タイミングがよければ実施可能らしい。Bさんの場合も直葬でしたが、火葬は翌日になりました。棺が一泊したのはセレモニーホールではなく、葬儀業者のオフイスです。(ホールを使うと別料金要)雑然とした事務所に棺が鎮座する光景は何とも切ない。見てはいけないものを見てしまった思いがあります。


ところで、自治体の火葬料金なんて、全国ちょぼちょぼでは、と思っていましたが、そうでもない。大阪市は1万円ですが、神戸市は1,2万円、京都市は2万円、奈良市は1万円、堺市は2万円。市外の者が使う場合、2倍~5倍とものすごく高くなります。「直葬8万円」営業は、堺市や京都市では成り立ちません。


大阪市の葬儀店のチラシ 
葬式 


棺桶の通信販売広告 「事前購入に最適です」なんて、なんとも気ぜわしい。
葬式 




閑人帳



●思わず誉めそうになった・・北ICBM

 ほんの一年前までは「発射に失敗」「発射直後に爆発」が半分近くあった北のミサイルが、今年になって俄然、技術的進歩をとげ、日米も唖然とするくらいであります。特に最新の「火星14号」は米国本土に届く射程の長さを得た。今まで上から目線で「ま、大したことないやろ」と軽く見ていた米国もさすがにあわてはじめた。


駄目男が感心するのは発射装置のシンプルさです。ミサイルを大型トレーラーでのどかな里山風景の一画に運び、トレーラーから下ろすと同時にコンクリートのベースにセットする。ミサイルや大型ロケットの発射には大層な構造の発射台へのセットが普通でしたが、そんなもんナシです。本体を支えるホルダー(支柱)がなくて、ミサイルの底面が地面に接してるように見えるくらいイージーな装置に見えます。この安直な装置で金委員長が「ほな、行くで」と指令すれば、ズズズガーン・・と上昇する。


発射の瞬間、衝撃でわずかでも揺れたり、傾けば安定を失ってコケる、あるいは、静止状態で風速10mくらいの強風が吹いてもコケる・・大事故を想像してしまうのですが、そんな駄目男の心配をよそに見事に宇宙へ飛んでいくのであります。打ち上げ花火でさえ「発射筒」を使って方角を制御するのに1万キロ飛ぶ大陸間弾道弾がこんなにイージーに発射できるなんて、ホンマ、えらいやっちゃ、と思わず誉めてしまいそうになりました。


このようなイージーでシンプルなミサイル発射の技術、アメリカやロシアでももっていないのではと先輩国を疑いたくなります。というのは、米・ロなどは、ICBMの発射装置をつくったのはもう何十年も昔のことで、以後、技術的進歩がなかった。(発射を迫られるような国際情勢がなかった)しかし、北朝鮮は下町ロケットのおじさんたちのように、少ない資金と人材でコツコツ研究を続けた。といっても、技術ベースはロシアなどからのコピーだろうし、あの巨大なトレーラーはシナ製という情報もある。どっちにしても短期間ですごく技術が向上したことは事実であります。ロケット開発といえば、未だに設計段階でもたついてる韓国からみれば、賞賛、羨望、嫉妬、の念、むんむん状態であります。


ミサイルを日本海へ着水させる練習はそろそろ終わりです。次はハワイ近海?・・「撃つぞ」と脅迫すれば、キューバ危機以来の大ピンチ。対するアメリカが最初にやることは、在庫ん十年のミサイルのサビ落としだったりして。



花火を打ち上げるような感じで大陸間ミサイルを打ち上げる
ミサイル 




ミサイル 






閑人帳


●太陽光発電事業の怪しさ・・の見本

 前回は太陽光発電事業は発電能力は小さいのに環境破壊などのリスクは大きいと書きました。念のために「リスク」を検索すると、それ、いわんこっちゃない・・そのまんま、大問題になっている事案があります。静岡県伊東市における「伊豆高原メガソーラーパーク発電所」(仮称)計画です。大室山の近く、観光、保養地に近いエリアで、敷地は104ha(大阪城公園と同じ広さ)のうち、半分の面積で森林を伐採し、12万枚のパネルを設置する。傾斜地なので雨による土砂の流出は避けられず、深刻な環境破壊が予想され、地元で反対運動が起きています。


開発会社は韓国資本の会社、社長は韓国人。これだけでも「?」でありますが、実は親会社が韓国有数のパネルメーカーです。つまり、自社でつくったパネルを自社開発した敷地で使うわけで、大幅なコストダウンが可能です。開発許可についてはすでに法律上でクリアしており、市が着工を阻止するのは難しいらしい。業者は9月に工事をはじめる予定。


開発計画を知って、地元住民は危機感をもち、業者に詳しい説明を求めた。しかし、住民も、行政も開発工事を阻止する術をもたない。土地自体は地主から業者に譲渡済み・・となると、あとは市や住民が「開発をやめて下さい」とお願いするしかない。こんな状況です。
 土地を売り渡した数十人?の地主は今どんなにつらい思いをしているか。無知、不勉強ゆえに業者の巧みな誘導でハンコを押してしまい、結果、近隣住民を裏切ることになってしまった。いたたまれない気持ちでせう。なお腹立たしいことに、こんな怪しげな発電事業にも、住民は(全国民は)再エネ賦課金を強制徴収されて事業を援助することです。


詳しいことは参考情報を読んで下さい。静岡の田舎で起きているトラブルなので全国ニュースにはならず、駄目男も知りませんでした。実は、これと同類の環境破壊発電事業が各地で起きている。太陽光発電はクリーンエネルギーである。どんどん増やすべき、と安易に考えている人がいたら、A級の世間知らずです。


参考情報
https://news.yahoo.co.jp/byline/nakamuratomohiko/20170613-00071994/
http://toriton.blog2.fc2.com/blog-entry-4911.html
http://izu-np.co.jp/ito/news/20170614iz0000000009000c.html

伊豆高原メガソーラー計画
so-ra-

近ごろ、こんな醜悪な風景をあちこちで見かけます
so-ra-





閑人帳



●猛暑の日々、電力は大丈夫?

 例年、大阪の暑さのピークは天神祭から立秋ごろまでの約半月、毎日35度前後の日が続きますが、今年は電力事情がぜんぜん話題になりません。ということは大丈夫なのでせう。そこで関西電力のHPを開けてみると、電力消費グラフが大丈夫を示していました。最低3パーセントが必要な予備供給力が、今年は5~10%あり、余程のトラブルが起きない限り、ピンチの心配はありません。


余裕ができたのは、むろん、原発が再稼働したからです。高浜の2機で約170万kw、年間840億円もの利益が増えます。なので、来月から値下げになります。(家庭用で3%くらい)10月には大飯原発も稼働するのでさらにコストが下がり、再値下げが期待できます。
 一方で、いつか、ここで書いた「再エネ促進賦課金」はじりじり増えて、標準家庭では月間1000円をこえる負担を強いられています。個人住宅の太陽光発電に関しては、どう考えても「貧乏人が金持ちを援助する」システムになっており、早晩、消費者からブーイングが起きるでせう。


関西電力は堺の埋め立て地に大規模太陽光発電施設をもっています。敷地面積は約20㏊、甲子園球場の5倍以上の広大なものですが、発電能力はわずか1万kw。但し、これはカタログ性能で、実際の能力は半分以下です。規模に比べてなんともみみっちい能力ではありませんか。山あいの無人水力発電所のほうがよほど効率がよくて安上がりです。


秋に再稼働が予定されている大飯原発は1基で100万kwの発電能力があります。もし、同じ100万kwを太陽光で発電すれば2000haのフラットな土地が要ります。甲子園球場の500倍、大坂城公園の20倍、万博記念公園の10倍の広さです。これを山間部で開発すれば大規模な自然破壊が、平地に分散しても深刻な景観破壊、公害が起きる。要するに、太陽光発電が原発に代わるほどの規模になれば、国土破壊は避けられない。現に、事業者と住民の争いは各地で起きています。さらに、バックアップ用の火力発電所の建設も必要です。


関西電力が稼働している堺の太陽光発電施設
関電



リアルタイムで表示される「今日の電力事情」
関電 
関電

閑人帳



●「黙秘します」=サイコパス?

 前回、サイコパスのことを書いたばかりなのに、神戸の街はずれでこれに該当するかもしれない大事件が起きた。引きこもりの男が身内や近所の人、5人を殺傷したという。容疑者の男は取り調べが始まると「黙秘します」と言った。黙秘しても死刑は確実で延命には役立たないのに。
 最近になって、逮捕後「黙秘します」で対処している重大事件の容疑者が三人いる。福岡で妻子三人を殺害し、放火の疑いもある現職の警官。1971年の渋谷暴動事件で警官を殺害した容疑で半世紀近くたってようやく逮捕された大坂正明容疑者。そして、今回の事件の容疑者。


彼ら三人に共通していることは「黙秘します」の対応とともに、凄惨な事件を起こしたにしてはえらく落ち着いていることで、普通の人間なら恐怖や後悔の感情で錯乱状態になるのに、平然としている。まして、福岡と神戸の二人は家族を殺しているのだから、平然はあり得ないと思うのが常識でせう。戦場で敵兵を殺しても深いトラウマに苦しむ兵士がいるのに「人を殺しても平然としておれる」という感覚は常人には理解できない。持って生まれた不幸な資質=サイコパスと考えてしまう。


不幸な生い立ちや辛い人生がサイコパスを生むのではない。裕福な家庭で大事に育てられてもサイコパスになる。要するに、人口の一定の比率で存在する。家族の愛情や友人の善意、熱心な教育やしつけなど何の役にも立たない、というところが恐ろしい。2014年、長崎県佐世保市で起きた「佐世保女子高生殺害解剖事件」が典型的な例で、記事を読んでも俄に信じられないくらい酷い事件だった。


サイコパスの研究が進み、その概念が普及すれば、うろたえるばかり、という世間の反応も少しは変わるかもしれない。その上で、とても辛いが、不幸な資質をもった人間が一定の比率で存在することを受容する。「サイコパス」の著者、中野信子氏は、サイコパスの比率は百人に一人くらい、とさらりと書いているが、高額宝くじの当選よりはるかに高い確率で共生していることになる。(注・サイコパス全てが悪人というのではない)できれば、百分の一より、千分の一、万分の一の世間で人生を終えたい。

中野信子著「サイコパス」の紹介
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%91%E3%82%B9-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E4%B8%AD%E9%87%8E-%E4%BF%A1%E5%AD%90/dp/4166610945


閑人帳



●<電通>という名のサイコパス

 社員の過労自殺で訴追された電通が、事務的な手続きで終わる略式起訴ではなく、正式の裁判で裁かれることになった。小さな仕事に明け暮れる東京簡裁が判断した。簡裁のええかっこしいと思えなくもないが、ここは素直に英断と受け止めよう。しかし、電通の社長以下、幹部連中にとっては最高にいやらしい判断であります。略式起訴なら、ハンコ押して罰金払って、ハイ終わりなのに、裁判となれば被告席にすわらされて己の罪状を聞かなければならない。忙しいのに、なんという鬱陶しいことか。


中野信子著「サイコパス」を読んでから、現実にどういう人物がサイコパスなのか興味をもって世間を眺めるようになりました。断っておきますが、サイコパス=悪人ではない。各界の指導者や一流企業の経営者にもサイコパスとみなされる人がいる。中野信子氏はトランプ大統領をサイコパスでは、と疑っている。駄目男が一番わかりやすい例として認識しているのが、青酸カリで夫を次々毒殺したと疑われている筧千佐子被告です。悪意や強欲だけでは理解不可能な人間性を考えるにサイコパスの概念があてはまるような気がします。

サイコパスの重要な要素である
・他者に共感できない(人を殺しても心が傷まない)
・平気でウソをつける才能がある。
彼女の特異性はこの二点でサイコパスと理解できる。
 ビジネス界では、有名なブラック企業の社長W氏が典型です。


電通の不幸は企業風土がサイコパス状態であることです。誰がそんな企業風土をつくったのか。言わずと知れた、四代目社長、吉田秀雄氏です。 有名な「鬼十則」では、やる気を出せ、人を出し抜け、責任を取れ、と勇ましい言葉が並んでいて、昔風ど根性主義丸出しです。こんなしょーもないアジテーションを受容し、励みにした社員が日本一の広告会社に成長させた。ダサイ「鬼十則」が存在すること自体、二流企業の証しみたいに思ってしまいますが、これで、電通というサイコパスが出来上がってしまった。(事件後、鬼十則は社内で削除された)


失礼な想像ながら、先代、現在の社長さんも、生まれつきかどうかはともかく、サイコパス、またはサイコパスもどきでせう。でなければ出世するはずがない。日本一の広告会社、電通が、今は「まつりさん殺しの電通」というマイナスイメージの方が強くなった。裁判が成立すれば、社長が犯罪人というレッテルも貼られる。人間関係が特に大事な仕事ゆえに、このレッテルは辛い。そんなこと、さほど問題では無いと開き直るようでは純粋サイコパスであります。ブラックにしてサイコパス・・「冷血企業」という呼び方はどうでせうか。

閑人帳



●案の定、朝毎はボコボコに・・
     ~YTV「そこまで言って委員会」~

 久しぶりにYTV「そこまで言って委員会」を見た。(7月9日)今回のテーマは大手新聞は国内外の重要な問題をどう伝えているか、で朝日、毎日、読売、産経、日経、東京、の6紙を対象にした。また、読売と産経は論説委員が参加、朝日と毎日は現役の記者や編集者は参加せず(参加を求めても応じないはず)元朝日、元毎日の記者が火だるま覚悟で?参加していました。両人は現在、フリージャーナリスト、大学教授と別の道に進んでいます。


読売テレビの番組だから、読売というポジションで企画、構成されていて、パネリストも読売TVが選んでおり、朝日、毎日がバッシングの対象になるのは自明のこと、ご両人はアルバイトのつもりで参加した、と割り切っていたかもしれません。当然、発言の自由は社員時代より10倍あるはずですが、発言の基本スタンスは現役時代に近いものでした。それは当然で、朝日、毎日を辞めたからといって読売の論調にすり寄るなんて見え見えの変節はあり得ないでせう。


元朝日の高橋氏が言うに「朝日の報道姿勢は一貫していて、安倍内閣を倒せるなら、どんなネタでも使う。記事の公平性なんかどうでもいい。現在なら加計問題や森友問題。実際は小さな問題なのに、目一杯ハデに扱って打倒安倍政権の手段に使う」という趣旨の発言でありました。これが朝日のホンネでありませう。(現役記者ならこんな発言はできない)
 第一次安倍政権ができたとき「安倍の葬式はウチで出す」(某論説委員の発言)とか、「打倒安倍はうちの社是です」と威勢のいいことをぶち上げたのに実現の見込みなく、逆に慰安婦問題や吉田調書問題でドジを重ねて大量の読者離れを起こしてしまった。


元毎日新聞の森氏は安保や沖縄問題での基本的な認識が素人レベル?で、無知や発言の矛盾を突かれ、しどろもどろの場面が多々。パネリストに上から目線で論破され、もう二度とこの番組には出ないでせう。 サヨクやリベラルの人たちの言論は、仲間うちでは勇ましいが、保守的思想の人に対しては論理的な説得力がぜんぜん無い。なぜか。現実をしっかり見ていないからです。


朝日の場合は、朝日の思想に合わせて事実をねじまげる。あるいは、無いものを有ると「捏造」する。福島原発事故の「吉田調書」問題が典型的な例で、過去に遡れば他紙に比べて虚報や捏造の「前科」が圧倒的に多い。自社の思想優先でええ加減な記事を書くのは朝日の「社是」になっている。


北朝鮮のミサイル、核開発問題は日本にとっても深刻な脅威になっている。しかし、これをどう伝えるかは各紙にバラツキがある。読売や産経はふつうに「深刻な脅威」ととらえるが、朝日と毎日が同じように深刻ぶって報道すると自然に「脅威に備えよ」の論調になり、社の基本思想である「護憲」と矛盾が起きてしまう。で、キッパリ北朝鮮を悪者扱いにできない。同じネタでも表現にビミョーな違いが出るのであります。


慰安婦問題謝罪以後、朝日は人材の劣化が著しい。年収の大巾カットなどで社員に嫌気を起こさせ、人員減をはかる。しかし、普通は優秀な人から順に退職してゆく。高橋氏が優秀だったかどうかは知らないが、気骨のある人から去ってゆく。これでは困るのでありますが、もう、そんなこと言ってられないのか。先月も大阪本社の編集委員がツイッターで米国イージス艦事故絡みで非常識な文を発信して顰蹙をかった。(二日後、謝罪、削除した)ほんと、朝日さん、大丈夫かい?と心配してしまう。


先日、元朝日の社員、長谷川煕氏が書いた「崩壊 朝日新聞」という本を読んだけど、数ある朝日批判本の中では一番取り組みが真摯で、戦前のゾルゲ事件まで遡って左傾した事情を論じている。著者によれば、朝日には、未だに社会主義国家への幻想を抱いてる記者や編集幹部がいるという。化石みたいな人間が新聞をつくっている。


左・元朝日の高橋氏と右・元毎日の森氏
そこまで  

そこまで







閑人帳



●めざすは「小池総理大臣」

 自民をボコボコにして圧勝した都民ファーストの会、その代表だった小池氏が勝利の翌日に「都知事職に専念したいから」といって会の代表をやめた。理由は「二元代表になることへの懸念」でしたが、支持者は、小池さんが率いる都民ファーストの会だから一票を投じたのではなかったのか。??・・納得できない人、少なくないでせう。この変わり身の早さ、いつもの小池流です。


二元代表への懸念をいうなら、大阪は松井知事が維新の会の代表も兼ねていて、要するに「二元」問題の当事者というか、前例をつくっている。これに対して府民からブーイングが起きているということはない。 ま、小池流の思惑による代表辞退であります。では、後を託された野田氏は都民ファーストの会をしっかり掌握して円滑に運営できるだろうか。できないと思います。早晩、内輪揉めが起き、結局、小池院政でまとめるしかない。都民ファーストがするりと小池ファーストにチェンジする。選挙前より、小池都政への信頼度が高まることはないというのが普通の見方でせう。


小池氏にとっては、オリンピック問題や豊洲市場問題という大テーマも俗事でありませう。防衛大臣を担い、環境大臣をこなし、東京都知事という晴れ姿を経験しても達成感はない。しょせんは通過地点にすぎない。で、目指すは総理大臣であります。口には出さねど、これが最終目標であります。いや、ま、駄目男が勝手に思ってるだけですけど。
 好きではないけど、こういう女性が登場してほしかった。国家のリーダーを目指すくらいの野心と情熱をもった女性・・はこの人しかいない。ハンパでない嫌われかたも屁のカッパ、我が道を行けるのは小池氏だけです。


ほめられても、けなされても、都知事を二期やることはない。なんとか失脚せずに知事の任期をまっとう出来たとして70歳目前であります。権力者(総理)になるにはワンチャンスしかない。そのとき、都民ファーストの会はどうなっているのか・・躍進、内乱、消滅、身売り、なんとも予想しにくい。会がどうなっても、小池氏はマキャベリの本に書いてあるような権謀術数を駆使してトップを目指すでせう。


小池対小泉の一騎打ちを期待
 そのとき、最大のライバルは誰か。小泉進次郎、というのが駄目男の見立てであります。ミーハーの願望ではありますけどね。70歳対41歳。年齢的にはメルケルとマクロンの争いみたいな老若のバトルでもある。 これ以外にどんなトップ争いの構図が描けるでせうか。シモジモの民から見れば、巌流島の決闘みたいなわかりやすい絵になります。小池武蔵対小泉小次郎。だったら、勝負はついているからおもろない?。ま、シナリオはめいめい考えるとして、キャラクターはなんとなく似ているような気がします。

小池






閑人帳



●時代とはいえ・・地形図の売上げ20分の1に激減

 かつては山男、ハイキングファンの必携資料だった地形図がスマホの普及などで売れ行きが激減しているという。このニュースは地形図大好きの駄目男にはなんとも悲しい。残念だけど、時代の趨勢だから仕方ないと諦めるしかなさそう。わずか十数年前に地形図を使った「湯めぐりマップ」や「快道」シリーズマップをつくったのに、今や紙の地図が化石みたいに思えてしまうから、月日の経つ早さが恨めしい。


ニュースは「地形図の売上げは、2016年度は計47万2951枚と、記録のある1946年度以降の最低を更新、最高だった81年度の約910万枚の約20分の1まで激減したことが20日、販売を担当する日本地図センター(東京・目黒)の調べで分かった」と伝えています。2,5万地形図は全国で4400面あるので、僻地や離島などでは一年に一枚も売れなかった図巾もかなりありそうです。ちなみに、一番良くうれたのは、北アルプス「穂高岳」の1921枚。「京都東北部」1667枚が三番目です。


地形図再利用「地図扇子」がバカ売れ
地図は新しい版に更新されると、古いものは廃棄(古紙リサイクル)されます。地形図はとても上質の紙を使っているのでゴミにするのはいかにも惜しい。そこで、販売店の頭の良い人がなんとか有効に使いたいと扇子に貼ることを思いついた。ほんま、グッドアイデアです。
 これを1000本つくって売り出したら、意外や大好評、早々に売り切れたそうで、まずはメデタシメデタシであります。扇面としてのデザインがユニークだし、なんといっても丈夫、長持ちします。(写真参考)


捨て魔の駄目男は、地形図もパカパカ捨てていますが、それでも100枚以上、購入価格にしたら3万円ぶんくらいは残っている。上記の「扇子」のアイデアに習い、なんとかゴミにしなくて良い方法を考えたい。

地形図を使った扇子 図巾は北海道「増毛」日本地図センター
地図扇子


参考情報
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG20H8O_R20C17A4CR0000/
https://www.tbsradio.jp/159601
 



閑人帳



●ライアン・ガンダー展 鑑賞

 久しぶりに見るコンセプチュアル・アート展。ガンダーはイギリスの作家で、表現は立体、平面、その他なんでもアリといえる多彩さが魅力だそう。たしかに、会場には明るく、楽しく、洒落た作品が多い。ネガティブな発想は苦手なのかもしれない。よって、観覧者のほとんどは若者で、じいさん、ばあさんはいない。どだい似合わないって感じですね。


純粋じいさんである駄目男は、それでも分かったふりして鑑賞するのでありますが、なんだか作品すべてが小粒でチマチマしていてインパクトが無い。楽しい、洒落てる・・それでオシマイの感。それは、たとえば草間弥生の作品展と比べたら明快に分かります。チマチマ対どっか~ん、の違いです。ガンダーはアーティストというより、デザイナーの感じです。


壁面に市販のフィギュアを並べたり、壁の隅っこをボリボリこそげたりすることのどこがゲージツなん?と意地悪じいさんはケチをつけるのでありますが、本当のところ、もう、そんな小細工で喜ぶようなトシではないのですね。小細工といえば、フロアに紙くずが落ちていて、観覧客の多くは、あ、ゴミが落ちてる、と気づき、拾おうと近づいてそれが作品だとわかって、ああ、危うく恥をかくところだったと安堵する。みれば、この紙くず作品を間違って拾わないために、専任の監視係がいます。こんなの、チマチマゲージツの見本でありませう。(同展は7月2日まで 国立国際美術館)


ガンダーの作品の一部 (公開画像より引用)
ライアン



ライアン



ライアン 



ライアン 




ライアン 






閑人帳


●ドローンが大活躍・・Nスペ ドキュメント

 6月24日放送の中国湖南省張家界の石柱が林立する風景は見応えがありました。高さ200mの巨大な石柱と断崖が連なる自然の造形美がすばらしい。観光地として大人気らしいけど、徒歩で観光するには無茶しんどそうな難コースでもあります。


この風景の素晴らしさをあますところなく伝えたのがドローンのカメラです。従来ならヘリを使うところですが、ヘリよりずっと小回りのきくドローンの活躍でスリリングな空撮の楽しさを満喫できました。風景撮影の常識が変わったと思わせる痛快な画面でもあります。見るほうは楽しいけど、実際の撮影では事前の地形調査や天候の変わり方、飛行時間(電池の寿命)など、慎重な計画、準備が必要と思われ、放送時間の何十倍もの撮影が行われたと察します。感心したのは機体の安定ぶりで、見苦しい揺れがぜんぜんありませんでした。


ドローンでの撮影がこんなに素晴らしい結果を生むのなら、劇場映画撮影での屋外シーン、たとえば、関ヶ原の合戦とか、大人数での戦闘場面でCGを使わず、実写で迫力ある映像が撮れそうです。また、人気のある鉄道モノでも新鮮な風景映像がつくれると思います。ただし、ドローンのスピードが遅いのでローカル線向きかもしれません。


 大岸壁に開いた大穴に至る900段の階段
石柱


断崖につけられた遊歩道
石柱  




石柱



珍味の岩茸を採取する人
石柱 




石柱 






閑人帳



●がんばれ、遅咲き岡崎・・・虎・ハム戦

 6月3~4日の阪神対日ハム戦で二日続けてヒーローになった岡崎捕手。野球人生で最良の日になりました。3日の決勝ホームランはプロ入り13年目での初ホームランだというから、どれだけ嬉しかったか。球団職員の努力でレフトスタンドに入ったボールは回収でき、岡崎選手に渡された。自宅に帰ると奥さんは涙を流して喜んだという。


実績や知名度ではイマイチの岡崎選手、奈良県五條市の出身で奈良智辯高校卒、2004年、自由獲得枠で入団するも、実績は下の通り。初年度は1500万円の報酬を得るも、以後は鳴かず飛ばずの日々。在籍13年のうち、7年間は「出場なし」で、2015年には年俸850万円まで落ちた。一般サラリーマンの年収でいえば400万円クラスに相当するのではないか。33歳でこの収入では安定した将来像は描けない。ちなみに、鳥谷は年俸4億円、糸井は4年で18億円。小気味いいほどの格差社会であります。


04年 自由獲得枠 で入団
05年(22) 出場なし       1500万→1500万
06年(23) 出場なし       1500万→1300万
07年(24) 出場なし       1300万→1150万
08年(25) 出場なし       1150万→1050万
09年(26) 16打席 .357 0 1    1050万→1200万
10年(27) 出場なし       1200万→1100万
11年(28) *4打席 .000 0 0    1100万→1050万
12年(29) 13打席 .100 0 0    1050万→1050万
13年(30) 出場なし       1050万→950万
14年(31) 出場なし       950万→900万
15年(32) *1打席 .000 0 0    900万→850万
16年(33) 76打席 .200 0 5    850万→1300万
17年(34)                            1300万

引用元

http://blog.livedoor.jp/nanj_short/archives/1062489261.html



今回の大活躍をバネに打率を2割5分くらいにアップすればレギュラー定着も可能であります。来期の年俸2000万円をめざして頑張ってくだされ。引退後は智辯高校の野球部監督におさまればヨシ、というあんばいで。

おかざき







閑人帳



●Nスペ「祗園・女たちの物語」

 冒頭、中村時蔵の顔がちらりと見えたのはお愛想としても、次の場面では顧客の社長さん連中がそのまんま写る。お茶屋での飲食のあと、拝観時刻が過ぎた高台寺庭園をおかみが借り切って鑑賞してもらうという超贅沢な趣向。東京在の企業のトップが芸者遊びをしている場面をTVで公開するなんて考えられないが、祗園なら許されるのはなぜか。


べつに、くそまじめに考えるほどの問題ではないけど、祗園文化の特異性が分かります。一見さんお断り、のシステムも同じ。いろいろ批判の声はあるにしても、廃止しようという気配はない。露骨な差別待遇を世間のみんなが受け入れてしまっている。
 ・・というようなことがこの番組のテーマではありません。格式高いお茶屋「富美代」の女将の世代交代の話です。お茶屋二百年の伝統を守ることがいかほどしんどいことか、がテーマであります。「富美代」では、代々の女将は結婚せずに女子をもうけ、次代の女将にするという仕来りがあり、これが途絶えるか、つながるか、が大問題。番組では四十代の娘さんが「継ぐ」意志ありでメデタシふうに終わります。


それにしても理不尽な伝統であります。母娘の葛藤、即人権問題をはらんでいる。幸い、娘さんは基本的に合理的な考えを身につけた人のようなので、ベターな解決が出来そうな気がしました。(6月3日)

祗園 


わずか10人ほどの客のために高台寺庭園を借り切り
祗園

77歳の女将さん
祗園

 


左の女性が次代の女将さん
祗園 






閑人帳

 

●有り難み不明なれど・・「フレッツ光」更新工事

 ネットやメールの使い勝手は現状で何の不満もないけど、NTT側の都合で末端ユーザーにおいて配線と機器のグレードアップがすすめられています。現在のフレッツ光「プレミアム」から「ネクスト」へチェンジするそうで、三人の作業員が来て2時間あまりの工事でした。接続機器は三台あったのが一台に減って配線がすっきりしたけど、機器のサイズがえらく大きくなりました。


今回は室内の電話線も取り替えました。単なる銅線にしか見えないけど、古いのは高速、大容量通信ができないらしい。この作業が時間がかかります。(自宅は集合住宅タイプの仕様)さらにパソコンも設定しなおします。自分でできる人もいるらしいけど、駄目男は全く無能なのでプロにおまかせです。(3000円かかります・後払い)


つつがなく作業が終わって「フレッツ・ネクスト」仕様で新スタートしましたが、動作、使い勝手などでの変化はぜんぜん実感できず、従来と同じという印象です。まあ、こんなものか。ひとつ、セキュリティのソフトがだぶってゴチャゴチャしていたので排除してもらいました。それにしても、全国何百万のユーザー、一軒ずつ巡回しての工事です。一チーム、一日に3~4軒しか回れないから、売り物の「高速」通信とは真逆の手仕事のくり返しの日々。ごくろうさまです。そして、ようやく終了する頃には、また次の新性能仕様へ切り替え・・いや、次の切り替え時は、たぶんあの世へ行ってるので、今回でおしまいです。


切り替え工事はネットから申し込めます。
http://flets-w.com/?banner_id=d0843


新しい機器は一つにまとめられたがバカでかい。
5W×17D×27H cm
ひかり配線 


この収納棚のおかげで、すっきりおさまっています。
ひかり


新しい電話線コンセント
「シャッタ内をのぞかないで下さい」というヘンな注意書きがある。
ひかり